2005年01月

2005年01月30日

三信ビル解体

家でこのblogを見るとトップページに記事が何も
ないんだけど何故なのだろう。試しに投稿してみる。

来週くらいからまた記事を投稿する予定です。
しばらくの間 たらこたっぷり でお待ちください。

◆森茉莉に関係ないネタ◆ 日比谷の三信ビル解体予定
三井不動産のニュースリリース:「三信ビルディング」解体のお知らせ
具体的な時期は不明ですが、見るなら今のうち……

ついでに三井倶楽部のサイトが今時ふうにリニューアルしていた。
コンドル設計の洋館だけど、出雲大社だかどっかの神様を祀ってる部屋が
あって(そこだけ微妙に和風)そこで神主さんが神前式をやるのです
(カルチャースクール主宰の見学会に行ったとき聞いた話)。
住宅じゃないけど「モイラごっこ」が出来そうな場所。

■訂正と追記(2004年2月4日)
三井倶楽部の「出雲大社だかどっかの神様を祀ってる部屋」は思い違いでした。
出雲大社東京分祠から神主さんが来てくれる式場、ということらしい。
出雲大社東京分祠 結婚式のご案内

三信ビルは「重要文化財特別型特定街区制度」による容積率割増制度
(例:三井本館、琴平神社)は適用しようと思えば出来たのではないか、
とも思うけど、立地条件が難しいのだろうか。
文部科学省のようにファサードはそのまま残してほしいな、とか三信ビルだったら
あのエレベーターホールを復元しろ! とか思いは募りますが、移築は新築より金かかるそうで……

chiwami403 at 10:35|PermalinkComments(5)TrackBack(0)脱線 

2005年01月15日

半月ほど更新休みます

風邪をひいたので地下室の古書展には行けそうにありません。残念。

ところで、2月のはじめくらいまで更新を休みます。
記事に対しての質問とか「あの記事は何月にあったっけ」とかの問い合わせは
メールかこの記事のコメント欄に書いていただければ返信します。

写真は、船の科学館の宗谷号に展示されていた
SANTAのロールキャベツ缶詰(かなりぼやけてるけど)。
『森茉莉贅沢貧乏暮らし』にも写真が出てなかったから貴重?

SANTAロールキャベツ缶詰

chiwami403 at 19:25|PermalinkComments(0)TrackBack(0)脱線 

2005年01月12日

山田珠樹の随筆集『小展望』を買った

600円と安かったので、ネット古書店で山田珠樹『小展望』を買った。
六興出版社から昭和17年の発行で、珠樹氏は病気療養中のようだ。
フランスの思い出話や矢田部達郎の話、鎌倉の話など。

山田珠樹は父親に代議士になるよう言われていて、法科に入るものの
その後文科に転籍して心理学を専攻。フランスに留学する前は日本大学で
社会心理学を教えていて、教室が満員になるほど人気があったと回想してます。
フランス留学の話では辰野隆や矢田部達郎の名前も出てくる。

その後フランス文学を教えるまでの経緯や若い頃の思い出話などを
読んでいると、山田珠樹も色々悩んでたんだなあと思った。

それから「鴎外文庫寄贈顛末」によると、鴎外の蔵書がまとまって
東大図書館に所蔵されることになったのは、珠樹の尽力のお陰だった。
遺言では、漢籍は吉田氏に、科学書はオットーに、文学書は珠樹に、
とバラバラだったのを、珠樹の提案で東大に寄贈したのであった。

もちろん森茉莉のことは書いてないけど、森茉莉の『記憶の絵』
を違う角度から見ているようで面白いです。
以前コメントを下さった、山田珠樹が気になるまおさんにも
ぜひ読んでいただきたい。

chiwami403 at 21:30|PermalinkComments(0)TrackBack(0)森茉莉 

2005年01月11日

森茉莉は乙女本なんだってさ

Excite エキサイトブックの「ニュースな本棚」で
乙女のひ・み・つ教えます」という特集やってて
お約束というかなんというか森茉莉の名前。

乙女はこんなこと考えちゃいます――「乙女」な意識

で「快楽こそは乙女の特権」と題して『甘い蜜の部屋』の紹介。
えーあれって快楽だったっけ。けっこう前に1回読んだきりだが。
他のコーナー見たけど、中原淳一と夢二と亜土ちゃん位しか知らん。

乙女のための本[DAISYDAISY ロリータのための映画・小説情報]
ここでも森茉莉は堂々の(?)4冊。贅沢貧乏は入ってないのか。

ブック・イン・ピンク―おしゃれ古本ガイド
の紹介にも森茉莉の名前。あー、はやってんですねえ、乙女。
著者は山崎まどかという乙女カルチャーライターで、
全然違うけど杉浦さやかとごっちゃになりそうな名前だ。

むかし少女趣味やってたので、そういうのは密かに好きだけど、
今の乙女流行は分からん。全然乙女じゃないししな、自分。
私が森茉莉で関心あるのは乙女の面でなく「昔の東京ネタ」
「昔のパリの日本人」「他の作家とのつながり」とかです。


ブック・イン・ピンク―おしゃれ古本ガイド

chiwami403 at 22:43|PermalinkComments(0)TrackBack(0)森茉莉 

2005年01月07日

歌川国芳の浮世絵と長谷川時雨の絵葉書

東京ステーションギャラリーの「国芳 暁斎」展を見てきた。
展示は1月23日まで。歴史の教科書に出てた浮世絵っぽくない国芳、
ニコライ堂設計のコンドルが弟子入りしていた暁斎。

国芳の、浮世絵なのに落書きっぽい「荷宝蔵壁のむだ書」とか
東海道の宿場名のシャレで猫づくしの
「其まま地口猫飼好五十三疋(そのままぢぐちミャうかいこうごじゅうさんびき)」
(例:大磯→ねこが巨大ないかをくわえて「おもいぞ」とか)など見て満足した。

国芳の浮世絵は月刊日本橋の表紙になってて下記で一部見られます。
    (画像をクリックすると拡大、解説付)

長谷川時雨の父親、深造は天保十三年の生まれで
幼いころ国芳と豊国合作の絵を書いてもらったことがある、と
『旧聞日本橋』に書いてあります。国芳は人形町の玄冶店
(地下鉄人形町駅付近)に住んでいて、長谷川時雨の家のあった所に近い。
【ご参考】青空文庫 大門通り界隈一束

ここまでは森茉莉に関係ない話。
長谷川時雨から絵葉書をもらったことがある、と森茉莉は
『私の美の世界』の「与謝野晶子」で書いています。

同時代に出た、やはり偉物だった長谷川時雨や、岡田八千代からは
貰った。平安調の女の絵のあるのや、子供のころの私によく似ている
ので選んだらしい西洋の子供の絵がある絵葉書で(たしか平安調の女の
方は長谷川時雨で、女の子の絵の方は岡田八千代だった)墨で書いた字は
流麗というような美しさで、(後略)。


「偉物」と書いて「えらもの」とルビ。
長谷川時雨については青空文庫の「人物について」参照。
永井荷風と同じ明治12年生まれ。岡田八千代は小山内薫の妹。

『評伝長谷川時雨』によると大正2年(1913)年に六代目菊五郎と
「狂言座」を設立していて、その顧問の一人がパッパ鴎外だった
ので、長谷川時雨が森茉莉に絵葉書を送ったのはその関係かもしれない。

鴎外は、訪ねてきた菊五郎と時雨に対してくだけた座談をして、
「坪内逍遥が自作上演を許すなら史劇「曽我」を書いてあげよう」
と大乗り気だったと『評伝長谷川時雨』に書いてあります。


評伝 長谷川時雨

chiwami403 at 22:04|PermalinkComments(0)TrackBack(1)森茉莉 

2005年01月05日

森茉莉のイメージも現実も

blogはしばらく更新休むと、再開するのが面倒だと思った。
今年は年末前にネタが切れるんじゃないかと思います。
切れたらそのとき考えよう。
あと12月の検索キーワード2位は「ごはんがススム君」だった。

更新しててもしなくても、毎日のように森茉莉モリマリと
キーワードをあれこれ変えて検索して見ています。
日記サイトとかblogに森茉莉のことを書く人はいっぱいいる。

「ほんの棚 - 企画間違いだった本かもしれない」には

感性の贅沢を生きた森茉莉を、無理やり、現実のなかに
引きずり出す必要があるの?


と、群ようこの『贅沢貧乏のマリア』についての感想。
その間違いな企画でblogやっております、すみません。

本やネットや街中であれこれ調べる過程が楽しいのと、森茉莉の
現実見てもあんまりゲンメツしないというか、むしろ面白いと
思ったりもするので、森茉莉好きの道も色々ってことで。

他にどっかで(引用ではない)

森茉莉の自画像はパナウェーブの千野なんとかさんの似顔絵にそっくりで、
文章のイメージを壊すような絵を文庫に掲載したのは編集者の悪意だ


みたいのもあって笑った。私は絵が下手なのでああいう風に描けるのって
いいなーと思ってたんですが。確か画家の長原孝太郎に習っていた。

【ご参考】文化遺産オンラインから、長原孝太郎の作品 →こちら


chiwami403 at 22:14|PermalinkComments(0)TrackBack(0)森茉莉