2006年10月

2006年10月26日

長谷川春子装幀『坊つちゃん社員』

楽天フリマで以前「長谷川春子」で検索したら、この本の表紙
画像が出てきたのでもしかして長谷川春子の絵かな? と思っていた。
先日古書展で実物があったので買った。本の中身は読んでない。

長谷川春子の著書『恐妻塚縁起』にも、長谷川春子が挿絵を描いた
源氏鶏太の小説が収録されています。他の作品にも春子挿絵or装幀
がないか探してみるつもり。

長谷川春子装幀『坊ちゃん社員』表紙

坊つちゃん社員(扉)

chiwami403 at 12:48|PermalinkComments(0) 長谷川時雨 | 長谷川時雨

2006年10月25日

『栄養と料理』掲載「日日の中の楽しさ」

以前紹介した、栄養と料理デジタルアーカイブス
は昔の雑誌の誌面がWebで見られて、作者別の索引も
ついているというありがたい存在です。

何気なく検索していて久しぶりに見たら、その後の号も
アーカイブに入ったようで、森茉莉の名前があった。
2006年10月25日現在、森茉莉の書いたものは2つ。

1.  ずいひつ|日日の中の愉しさ
森茉莉 ( 昭和34年(1959年) 第25巻第11号 p138)

2.  よみもの|ずいひつ|Rの季節のはじめ
森茉莉 ( 昭和37年(1962年) 第28巻第9号 p110)


「Rの季節」は全集に入っているけど、もう一つのは未収録?

私は全集を持っていなくて、手元にある全集索引のコピーを見たら
この題名のは収録されていなかった。
単行本発行のときに雑誌掲載時の題名を変えた可能性もあるし、
本文読んだ限りでは初めて読むような気もするけど、後の文章にも
よく出てくる話が多いので、全集未収録作品認定に自信がない。

chiwami403 at 12:27|PermalinkComments(0) 森茉莉 | 森茉莉

2006年10月20日

「ミセス」に金井美恵子が森茉莉の話

今出てる雑誌「ミセス」に金井美恵子が森茉莉のことを書いて
いて、しかも写真も出てるということで、立ち読みした。
ああいう婦人雑誌って重くて高い……

情報源はこちら→ 落穂拾い : 『快適生活研究』前夜

昔の「ミセス」の誌面で、『森茉莉 贅沢貧乏暮らし』
の表紙と同じ服着て八百屋で選んでる森茉莉の写真が載ってる。
本文には、森茉莉に会ったときに金井姉妹の服をすごく褒めて、
担当編集者が着ている化繊ではやりの色柄のスーツをボロクソ
にけなした話。

リンク先の『重箱のすみ』の森茉莉話は知らなかった。
森茉莉と交流のあった若い女性作家って実はあまり興味
ないので(矢川澄子とか富岡多恵子とか)読んでない。

chiwami403 at 12:51|PermalinkComments(0) 森茉莉 | 森茉莉

2006年10月18日

森茉莉の本が出るのかな?

『貧乏サヴァラン』の編者、早川さんのblogより。

森茉莉雑記帖 ─ 森茉莉とその周辺雑記─:マリアのレシピ

の最初の部分。

森茉莉本の原稿を朝からずっと書いていたのだが、

森茉莉本! 森茉莉本! 今度はどんな本かな?

chiwami403 at 22:30|PermalinkComments(0) 森茉莉 | 森茉莉

2006年10月14日

吉野作造日記に森茉莉の翻訳話

神保町系オタオタ日記 の10月14日記事
森茉莉のために一肌脱いだ吉野作造 
によると、吉野の日記に森茉莉のことが出ているとのこと。

リンク先に日記のその部分が引用されているので各自参照どうぞ。
さらに『マリアの気紛れ書き』で「翻訳のことで教へを乞ひに行つた」
ときのことを書いた部分も引用されていてありがたい限り。
貴志讃次は誰のことか私にも分からない。

森類の「鴎外の子供たち」に、山田家を出て実家で
翻訳をしているときの茉莉の話が出ている。
ココアを飲みながら夜中まで翻訳していたと書いてある。

「あたしは文法の基礎を知らないから人に教えることは
できないけれど、すきな作品なら訳せるわ」と言っていた。
離婚をしてからも先生について勉強を続けていたが、ある時期
からぴたりとやめてしまった。理由は、まとまったものを先生
から誤訳だと言われたからであった。


以上引用。劇評をしたいという望みを邪魔されたからというのも
理由ではないかと類は推測している。

このまとまったものを「貴志讃次」に見せたのかな?

chiwami403 at 22:57|PermalinkComments(2) 森茉莉 | 森茉莉

2006年10月11日

ヤフオクに森茉莉サイン(15日まで)

時々思い出したときにヤフーオークションで「森茉莉」と
検索してみるのですが、森茉莉×沢田研二のサインが出ている。
1982年お正月の対談のときに書いたものらしい。
私はオークションやらないので買わないけど、買い手つくかな?

終了時間は15日11時48分で、色紙画像も出ているので
気になる人は検索どうぞ。

オークション終了したころにこっそり写真出すつもり。



chiwami403 at 12:23|PermalinkComments(0) 森茉莉 | 森茉莉

『南の處女地』の長谷川春子写真

長谷川春子のベトナム紀行『南の處女地』続き。

扉の女の子の絵がかわいい。
それから著者の写真が出ている。明治28年生まれだから
けっこういいお年なのだが、一人インドシナに乗り込む
とは当時としては相当勇敢な女性と思われたことだろう。
本文によると、長谷川春子はかなり小柄だったようだ。

長谷川春子「南の処女地」表紙

『南の処女地』長谷川春子写真

chiwami403 at 12:05|PermalinkComments(0) 長谷川時雨 | 長谷川時雨

2006年10月10日

長谷川春子『南の處女地』

長谷川春子の『南の處女地』を購入。昭和15年の沸印紀行本です。
他に戦前の本で『東亜あちらこちら』というのがあるようだが
私が買える値段のが見つかるまで待つ予定。

表紙や扉の女の子の絵がかわいい。

長谷川春子はフランスに留学していたことがあるから
言葉はあまり困らなかったようだ。日本が侵攻したばかりで、
現地でフランス人と話すことはあまりなかったと書いてるけれど。
一応旅行記にはなっているけれど、戦時中のことなので
伏せ字もあるし、これから沸印へ来る人向けの案内・注意
的な要素のほうが強い感じがする。

ベトナムの他に海南島など中国へ従軍したときの文章も掲載。

長谷川春子『南の処女地』表紙

chiwami403 at 12:50|PermalinkComments(0) 長谷川時雨 | 長谷川時雨

2006年10月04日

戦時中の空想部落

古書展で安かったので長谷川春子装幀の『空想部落』を買った。
一番最初に出た『空想部落』はハードカバーで挿絵も多いが
こちらはソフトカバーで挿絵の点数が少ない。

このソフトカバー版は初版が昭和14年。
以前見た同じ本は青っぽい表紙だったのだが
私が買ったのは青の部分が緑色になっていた。

色褪せたのかな? と思ったが奥付を見ると戦争まっただ中の
昭和20年2月発行。元は新潮社から出ていたが、これは配給品である。
もしかしたら印刷用のインクが足りなくて元からこういう色
だったのかもしれない、などと勝手に想像してみる。

物資が相当不足していたと思われる昭和20年に
こんな本が発行されていた(重版だけど)のは意外。

奥付見ると、配給会社の名前が入ってて定価の所は×××になっている。

長谷川春子装幀『空想部落』

戦時中の『空想部落』奥付

chiwami403 at 12:10|PermalinkComments(3) 長谷川時雨 | 長谷川時雨

2006年10月02日

さらに別の森茉莉目撃談

前の記事にコメントくださったkadoorie-ave さんのお友達
が見た森茉莉の印象をそのまま転載。最初に見たのが本人か
文章かではだいぶ評価が変わるのではないだろうか。

以下転載。

友人が池ノ上に住んでいたので「森茉莉さんを見かけたことがある?」
と尋ねたら、茉莉さんのことを名前と外見でしか知らない彼女は

「ああ。あの下北沢界隈をフラフラ歩いているお婆さん?
あの人さ、どこ見てるかわかんないボンヤリした目つきで、
時たま立ち止まっては何かつぶやいたりしてるけど。
白髪の変な頭だし、素敵な人なんかじゃないよぉ。
ちょっと頭のおかしな人ってことになってるみたいだよ」と。


chiwami403 at 21:17|PermalinkComments(0) 森茉莉 | 森茉莉