2007年04月

2007年04月21日

4月29日の一箱古本市に出店します

4月29日の一箱古本市(不忍ブックストリート)に出店します。
今年は、乱歩°という喫茶店です。千駄木駅と根津駅の中間地点あたり。
終日出店場所にいるつもりです。夕方の打ち上げイベントはたぶん不参加。

去年は百冊以上の本を持参しましたが、今回は50冊前後で文庫が中心です。
値札はものすごく安くはないけど、購入冊数や交渉次第で値引きします。
店主が自分の箱の会計を担当する「フリマ方式」のため、お釣りがないように
小銭持ってきていただけると大変助かります。あと本を入れる袋も。
店主が席をはずすときは「無人野菜販売所」的に貯金箱用意をする予定。

森茉莉関係は、新潮文庫の『贅沢貧乏』、筑摩書房の単行本『記憶の絵』、
小堀杏奴の新書各1冊。いずれも状態はあまり良くありません。

店主の目印は「菊正宗の酒屋前掛け」です。余計近寄り難いか……
それから、旅猫雑貨店の「スカーフ手ぬぐい(疋田)」を巻いてます
ので、実物見たことないけど気になる人はじっくりご覧下さいませ。

今年で3回目の参加ですが、去年一昨年にも本を買ってくれた人はどうぞ
声かけてください。第1回に今日出海の旺文社文庫、第2回に長谷川伸自伝
をお買い上げくださった方、今年もよろしかったらお寄り下さいませ。

一箱古本市ではスタンプラリーを実施しています。地図兼スタンプラリー帳
が2部余分にありますので、遠方だけど事前に入手したいという人には
住所教えていただければ郵送しますのでメール下さい。


chiwami403 at 21:43|PermalinkComments(7)一箱古本市 | 一箱古本市

2007年04月05日

鴎外の遺産掘,凌合莉書簡

先日鴎外記念館に行ったとき資料室で「鴎外の遺産掘廚魃寨した。
昭和15年のハガキ他、昭和20年代後半〜30年代後半の森茉莉書簡が
掲載されていた。ので大急ぎで目を通す。

その前に出た「鴎外の遺産供廚砲六嚇勅郤と結婚後〜二度目の
離婚後くらいまでの森茉莉の手紙が載ってるので思い切って買った
のですが、靴砲盞悩椶箸蓮

作家デビュー後仕事が順調になったと思われる昭和30年代半ば
以降になると手紙が減るのですが、それ以前の手紙が面白い。

・ジャックが訪ねてきて大喜び
・暮らしの手帖で働いていた頃
・作家デビュー前後の様子
・類の作品を巡って、茉莉と杏奴の対応(巻末に別途解説)

など、森茉莉が作品で書いた事と重なったり微妙に違ったりしている。

他に、昭和初期に千駄木の家へジャックが訪ねて来たとき
のことを書いた杏奴のメモ。
それから昭和30年頃の茉莉と杏奴の写真。画面中央にストーブ
があり右側に森茉莉、左側に杏奴がいて二人とも和服。
初めて見た写真だけど、姉妹だから似てるなあと(当たり前)。

デビュー前後の手紙で、気になった件いくつか↓

暮しの手帖社で働き始めた頃の手紙で(以下太線部引用)

「暮しの手帖」にまだ一つも役に立たないのが拷問のやうに苦しい。

と書いてあったこと。随筆ではあっけらかんとしてたように書いてた
気がするが。それでは何か企画を出そう、と森茉莉が考えたのが↓

円地文子に源氏物語の中の食事のことを面白おかしく書いてもらう

ちょうどその時、円地文子訳の源氏物語を読んでいたこともありメモした。
その後の手紙では、文章を花森氏に褒められたと報告している。

他に『父の帽子』を出すときに、編集者から鴎外のことをもっと
書いてほしいと頼まれていたのは意外だった。それから前後の文脈は
忘れたけど気になって書き留めた部分↓

マリ姉さんは人間と人間のことはだめで、ガラスや花のことしかだめなので困る

自分はたぶん『鴎外の遺産掘戮惑磴錣覆い隼廚Δ韻鼻聞發い圭鼎い掘法
また読みに行きたい。私と同じく閲覧派の方や、購入を検討中だけど実物
見てみたい、という人は鴎外記念室へどうぞ。あのように気軽に閲覧
させてもらえるのは大変ありがたいです。

chiwami403 at 21:47|PermalinkComments(0)森茉莉 | 森茉莉