2008年12月

2008年12月28日

小島千加子『作家の風景』目次

今年の更新はこれで終わりです。目次の前に。

東京荏原都市物語資料館:下北沢X物語(1222)〜書き出しからのぞき見る娘と父の世界4〜 - livedoor Blog(ブログ)
に、東條由布子さんが録音した森茉莉のインタビューのテープの
内容について言及している。それから、喫茶店邪宗門の店主宛の
手紙の文章も一部引用してあります。

駅の記憶│第19話 下北沢駅 駅の証人に聴く
森茉莉とは直接関係ある話じゃないんですが、
下北沢駅前食品市場の乾物店の人の聞き書き。
先代が昭和23年に創業したとあるので、森茉莉もこの
乾物店で買い物してたかもしれません。

さて目次。

小島千加子『作家の風景』目次
毎日新聞社 1990年6月30日発行

室生犀星 5
川端康成 25
三好達治 43
佐藤春夫 63
檀一雄 81
三島由紀夫 101
坪田譲治 125
北畠八穂 135
福永武彦 153
島尾敏雄 163
野上弥生子 177
森茉莉 193
保田與重郎 207
田中美知太郎 213
吉川幸次郎 219
草野心平 225
円地文子 239


chiwami403 at 21:40|PermalinkComments(0)森茉莉 

2008年12月11日

小説現代か群像に森茉莉の座談会?

大村彦次郎『文壇うたかた物語』から引用。

座談会には、女流作家によく登場してもらった。
女流という言葉は、最近はさしさわりがあるようになったが、
誌面に華やかな彩りを加えるという点では、当時も今も変わり
はない。剃髪前の瀬戸内晴美、森茉莉、富岡多恵子、詩人の
白石かずこ、あるいは大庭みな子、吉田知子といったひとに
声をかけた。(中略)
司会はいずれも野坂昭如さんに頼んだ。野坂さんは決して
上手な司会者ではなかったが、あれこれいなされながらも、
女性側のほんねをきわどいところまで引き出すことにかけては、
孤軍奮闘、よくその任を果たしてくれた。


著者は小説現代と群像の編集長を務めた人で、このくだりは
第十章の中の「女流作家の座談会」という項。
小説現代なのか群像なのか、いつ頃のことなのかは不明だけど
森茉莉も座談会に出たようだ。
河出のムックや『私の美男子論』に出ている対談を見直したら
小説現代や群像が初出誌のものはないので、バックナンバーを
探せば、単行本や森茉莉関連本には出ていない座談会が見つかるかも。

この本は有難いことに巻末に作家名索引がついています。
森茉莉が出てくるのはこの部分だけなのですが、他の作家の
話も興味深いものが多いです。

そしてこの本に名前と写真が出ている、同じ講談社に勤めていた
編集者の松本道子のことが気になり、著作『風の道』『きのうの空』
を読んでみた。森茉莉を担当していた小島さんよりも少し年上。
『風の道』は講談社に入ってから関わった作家の回想本です。
森茉莉の話は出てこないけれど、新潮社が森茉莉の引越しの
手伝いをしたように生活のあれこれをお世話した話は出てこなかった、
という点で興味深かったです。

『風の道』の目次はこちらに。
2006-01-29 - 目次録


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chiwami403 at 20:04|PermalinkComments(4)森茉莉