2010年07月25日

『わが愛と性』と黒柳徹子『小さいころに置いてきたもの』

タイトルの最初にある本については後でふれます。
これも例によってLe passe-tempsさんのところで知った。

小さいころに置いてきたもの〔黒柳徹子〕 Le passe-temps/ウェブリブログ
森茉莉との出会い、そして晩年の森茉莉の部屋の詳細。
森茉莉の部屋については小島千加子『作家の風景』が詳しいけど
晩年の部屋は更にすごかったんだなあ……

と森茉莉の部屋話が印象に残った文章でしたが、ふと読み返したら
『わが愛と性』に出てる写真って森茉莉と黒柳徹子の初対面のときの
ものではないか? と思い当たった。

(ご参考)
2004年10月23日 荒木経惟が撮った森茉莉
2004年10月24日 荒木経惟が撮った森茉莉写真の詳細

『わが愛と性』は荒木経惟と田辺聖子夫妻の対談本で
対談後に田辺聖子が出席した「話の特集」のパーティーに
荒木経惟も一緒に行ってスナップを撮影したものと思われます。

『小さい頃においてきたもの』には森茉莉と会ったのは『話の特集』の
女性ばかりが発起人のパーティーで、場所は赤坂プリンスホテルの旧館と
あるが、『わが愛と性』では田辺聖子が取材で中座するのだが、取材後
6時半に赤坂プリンスホテルで、と待ち合わせを決めている。

「小さいころに置いてきたもの」からの引用を太字、
このブログの過去ログの写真解説転載を斜体で

仕事があり『話の特集』のパーティーに遅れてきた黒柳徹子、

そのとき、部屋の隅にあいさつとかをやったらしい金屏風と小さい
ステージが目に入った。ステージ上に、椅子が三つ四つ並べてあり、
そこに、チョコンと女の人がすわっているのが見えた。


このくだりが2枚目の写真↓の状況?
ギターの演奏者が熱唱する写真ですが、マイクスタンドの奥の
窓際に森茉莉だけ1人座ってます(森茉莉だけ移動しなかったのか?)。
本当にちいさく写ってるだけ。


『話の特集』の矢崎氏の母親かと最初思ったが、発起人に森茉莉の名前が
あったことを思い出し、矢崎氏に確認してその人が森茉莉であることを知る。
森茉莉の服装は「頭にグレーの花もようの地味なネッカチーフをかぶり、
黒っぽいスーツにハンドバッグを膝に乗せた」とあり、写真(白黒だけど)と合致。

「大変!」私は、走っていって、椅子の前に行き、「私、黒柳徹子でございます」
とあいさつした。そして、いつも、テレビで見て頂いて書いて下さってること、
感謝しているとも伝えた。


これが3枚目↓に相当するのではないか?
黒柳徹子と森茉莉2人の写真。森茉莉は右側。
森茉莉が座っているのは2枚目と同じ場所。
服装は全身黒っぽくて、スカートはひざ丈少し下くらい。
両足を少し投げ出す感じで、足首のあたりで組んでます。(後略)


パーティーの後、青山の洋食屋での二次会に黒柳徹子と森茉莉も行く。
二人で次々と料理をたいらげたそうだが、1枚目の写真は洋食屋で
撮影したものかもしれない。本文によると二人はお酒を飲んでない、とある。

1枚目:左手前から右奥に、カモカのおっちゃん、田辺聖子、
森茉莉、黒柳徹子、岸田今日子が椅子にかけて談笑中。
ワイングラスを手にした黒柳徹子と話している森茉莉(横向きで写ってます)。
指を折り曲げて両手を胸の前で合わせています。頭にはスカーフ巻いてます。


以上、本当にそうなのかは分からず、写真をブログに出せないのも残念ですが
もしそうだったら興味深いなーってことで。
気になる人はネット古書店などで『わが愛と性』買ってみてください。


chiwami403 at 10:50│Comments(0) 森茉莉 

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔