一般財団法人 千葉県薬剤師会検査センターのブログ

一般財団法人 千葉県薬剤師会検査センターのブログです。 当センターでは水道水、環境一般をはじめ医薬品・化粧品・食品・放射能等の検査を行っています。 詳しくは検査センターのHP(http://www.chiba-kensacenter.or.jp/index.htm)をご覧ください。

飲料水検査技術研修会に参加しました

9月の末に長野県で行われた、全国給水衛生検査協会主催の飲料水検査技術研修会での発表を無事に行うことが出来ました。

研修会では、アドバイス多々いただきました。今後の課題として取り組みたいと思います。

11月に行われる全国飲料水検査研究発表会でも「ICP-MSによる水銀を含む金属類の一斉分析法の検討」について発表する予定ですのでよろしくお願いします。

naganohappyo

















塩素酸の話

まだまだ暑い日がつづきますが、朝晩は多少過ごし易くなり秋を感じられる時期になりました。

しかし、季節の変わり目は体調を崩す方も多く見られますが、皆様は大丈夫でしょうか?

 
さて前回は、消毒用塩素のお話をしましたが、その消毒用塩素に関連する「塩素酸」のお話をしたいと思います。

塩素酸(水道水質基準:0.6mg/L)は消毒用塩素の次亜塩素酸ナトリウムに含まれる不純物に由来するものが多いと考えられています。

次亜塩素酸ナトリウムを長期間貯蔵すると、その分解により有効(消毒)塩素濃度が減少すると共に塩素酸が生成し、塩素酸濃度の上昇が起こることがあります。

消毒用塩素の次亜塩素酸ナトリウムに含まれる不純物に由来するものとして塩素酸のほか臭素酸(水道水質基準:0.01mg/L)も挙げられます。

特に夏場など高温下での貯蔵はその上昇が顕著であるため、温度管理下での貯蔵を行うなどの配慮が必要です。

除去方法は活性炭が有効ですが、消毒用次亜塩素酸ナトリウムの入替をお奨めします。

詳しくは下記ウェブアドレス「水道用次亜塩素酸ナトリウムの取扱い等の手引き(Q&A)」をご覧ください。

http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/kenkou/suido/hourei/jimuren/dl/080328-3.pdf

井戸水に消毒用塩素をお使いになられている方は、一度水質検査をお勧めします。



消毒用塩素の話

 今年の夏も局所での豪雨や猛暑で心配されている方もおられるかと思います。水道も水源地の水不足で取水制限をしているニュースも聞きますので、節水節電を心がけたいものです。水道水質もこのような異常気象で、心配されることから今回は『水道水に含まれる消毒用塩素のお話をしたいと思います。

 水道水には、水道法で病原菌やウィルスに汚染されないように消毒用塩素を添加することを義務づけています。(給水栓水で遊離残留塩素が0.1mg/L以上(結合残留塩素が0.4mg/L以上)で管理。)消毒用塩素で使用される薬品は、次亜塩素酸ナトリウムが一般的に使われ、例えば千葉県水道局では水道水中の塩素濃度を年平均0.6mg/L※で給水しています。世界保健機関(WHO)の塩素濃度ガイドラインでは、健康に影響が生じない濃度として5mg/L以下としています。また、塩素は時間とともに減っていきますので、水道水中の塩素は人への健康影響がほとんどないと考えられます。

 しかし、夏場など暑い時期は、細菌や微生物の活動も活発になることから塩素添加量も増える傾向になり、しばしば「塩素くさい」との声も聞かれます。そのような場合は、冷蔵庫で冷やすと臭いが気にならなくなります。

 井戸水を利用されている方で、一般細菌や大腸菌が検出された場合は、塩素剤による滅菌器の設置の他、応急的に煮沸が有効ですのでご検討をお勧めします。
(一般細菌や大腸菌の説明は2016年5月、6月のブログをご覧ください)

※千葉県水道局HPより引用


ギャラリー
  • 飲料水検査技術研修会に参加しました
  • ダイオキシン類測定用の分析装置を更新しました。
  • 水道水質検査優良試験所(水道GLP)に認定されました。
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  • 分析装置を更新しました。
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  • 水道研究発表会へ参加しました。
  • 水道水質検査項目の話(硝酸態窒素及び亜硝酸態窒素)
  • 給衛協関東甲信越支部の研修会発表