2005年07月02日

カリスマパティシエ発祥の地@ら・利す帆ん

こちら、ら・利す帆んはあの、モンサンクレールの辻口シェフやロートンヌの神田シェフが一時期修行なさっていたパティスリーです。今は経歴から外されてしまっていますが。こういう方々が修行されたお店を食べ歩き、彼らの源流を辿ることもなかなか面白いです。先日訪問したシャンドンではしっかりと青木シェフの源流を感じることができました。

さて、今回は…その源流を感じることができたのか…

ら・利す帆ん  ←(詳細はこちら、レビュー未投稿)
最寄り駅:石神井公園
料理:ケーキ
採点:★★☆☆☆
一人当たりの支払額(税込み):1,000円〜3,000円
用途:おやつ

プチガトー@ら利す帆ん石神井公園の樹@ら利す帆ん石神井公園の樹を切ったところ@ら利す帆ん

今回は近くに用事があった友人に買ってきていただきました。せっかく買って来て頂いたのですが…

それぞれの値段はわかりませんが、全部で¥1900円台でした。
写真左
【ショコラのケーキ】写真手前 ☆2
正式名称は不明。
家には胡桃に砂糖衣をつけたものとプラックショコラがデコレートされています。またコーティングは固めのショコラ。ショコラ風味のビスュイの間にガナッシュをサンドしています。ビスキュイがそのままでシロップも打たれていない為、かなり食感がゴソゴソしていて、ガナッシュと一緒になったときにあまりも食感が浮いてきていました。

【シュークリーム】写真左奥 ☆3.5
やや浅めの焼加減のパータシューにシャンティイとクレームパティシエールが混ざったクレームが入っているだけです。かなりシンプルな作り。
しかし!そのシンプルなところがかなり良いと思いました。どれも突出した個性がないものの、クレームもシューも基本をしっかりおさえた作りで、ソツがありません。特にクレームの口どけがクレームオブールみたいで、リッチな感じがしました。風味はそれほどでもありませんが。だめかなぁと食べる前から密かに思っていましたが、意外に美味でした。

【モンブラン】写真右奥 ☆2
台はかなりきめ細かいビスキュイ、その上にはシャンティイとマロングラッセ、マロンクリームとなっています。上にも皮付きマロンがデコレートされています。
これがどうも…きめ細かすぎるビスキュイがどうもアダになっているような気がしました。こちらのビスキュイはきめ細かいのですが、どうも口当たりがボッソリしています。全体のハーモニーでもどうもかみ合っていないような気が…。そしてマロンクリームはこちらも絹引き状態でかなり練り込まれているのですが、どうもこの細かいザラ付きと渋みが口に残ってすっきりしませんでした。

【石神井公園の樹】写真中央と右 ☆2
地元の名物となっているロールケーキです。ロールですが、冷蔵保存ではなく常温保存です。生地はビスキュイ、間には少量のクレームオブールが入っています。ノワゼットの風味が付いているらしいのですが、どうも薄すぎてあまり感じません。
う〜ん、こちらもいかんせん、ビスキュイがボロボロ状態です。断面を見るとかなりぼっそりしてて、切り口がごわついていました。(結構切れが良いケーキ専用の包丁で切りましたが…)生地の食感とクレームが全くかみ合っていませんでした。

今回はシュークリーム以外はかなり残念な味でした。かなりオールドファッションな味と見た目ですが、昔はきっと最先端のお菓子だったのだと思います。今の日本のスイーツ界をリードする方々の源流は見えたかというと…どうも見えてこなかったというのが本音です。決してオススメできるようなお味ではありませんが、日本のパティスリー史の一旦を垣間見たような気がしました。

chiyogoro at 22:40│TrackBack(0)この記事をクリップ!パティスリー 

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