2006年06月02日
平日限定飲茶ランチに潜入成功@赤坂璃宮(銀座店)
ふとしたきっかけで行くようになり、とても食べやすくて大好きになってしまった赤坂璃宮@銀座です。
あり得ないくらいムシャクシャすることがあったので、思いっきり任務をサボって銀座へ逃走(爆)。
今回はラッキーなことに平日限定の飲茶ランチ@3500を頂くことができました。ちょっとスッキリしたい気分だったので、タップリ入れて頂けるルイ・ロドレールをグラス@1600(位)で頂きました。このちょっと重めのブリュット、どのお料理にも合います。中華でも、しっかりした味わいなので、引けをとりません。そしてこちらはリーデルのグラスにたっぷりと注いで頂けるので、とてもおトクです。この日は開けたてだったのか、泡が元気で酸化したような味がしません。というか、他に飲んでいる人がいないので、こちらが注文したのが最初だったようです。ラッキーでした。
●前菜焼き物盛り合わせ:醤油風味の中華風大根の漬物、叉焼、鶏肉のスポイシー蒸し。
いつも少量ですが、噛み締めると味がジュワーっと広がる焼き物。甘過ぎず、しっかりとした豚肉の味がする叉焼。赤いのもあまりドギツクなくていいです。鶏肉のスパイシー蒸しはスパイスが入っているわけではなく、蒸し鶏葱がたっぷりの油をかけてあります。ホロっと柔らかく解けるお肉がふんわりとした歯ごたえ。ご飯ください(笑)。
これにホクホクしていると、ギャルソンさんが、「本日はトンポーローもありますよ、後半におなかの具合を伺いますので、それまでお考えください♪」と嬉しそうに仰います。困ったもんです。それもいいですな〜。
●点心(蒸し物):翡翠餃子に蟹卵のせ海老シュウマイ、ニラぽいのが入った透き通った皮の餃子です。
前回もその前も同じだったと思いますが、どれも美味しいです。特に翡翠餃子は緑色が爽やかで優しそうな感じがするのですが、以外にパンチ力のある海老の味。皮もプリっとしてて食感がいいです。シュウマイは海老をあまり叩いていないので、食感が強く残っています。蟹の卵がプチっとしたアクセント。透き通った皮の餃子はちょっとネバっとした餡がちょっと臭みのある香りと大粒の具。ちょっとクセがありますが良い味です。
もっと食べたい…とついつい思いますが、結構素材もしっかり詰まっていて、味わいもしっかりしているので、これくらいで充分だと思います。
今日は少人数なので、ラッチャウ醤と辛子はこんなに小さな入れ物でした。でもおたまとフライ返しはしっかりいつものミニチュアになっていました。かわいいなぁ…、これほしいなぁと見るたびに思ってしまいます。
●点心(焼き&揚げ):いつもの大根餅と春巻きです。いつものって思うけど旨いんです。平日でお客さんも少ないランチ時、石造りの床のメインダイニングにこの春巻きを頬張る方々から幸せな「音」が響き渡ります。「パリパリパリィィィィィィ!!!」と。グラマラスな社長マダムも上品ですが、音を思いっきり立てて召し上がっていました。
ここの春巻きの餡はすごく上品で白葱がたっぷり入っていて、かなりシンプルな作り。でもなんだかわからないけど旨みをたっぷり感じます。そして適度に空気感を持っていて、強く巻きてないんです。大根餅は海老の香りが、バリバリしてて、外側カリッ!内側ボヨンッ!て食感のコントラスト。こちらも旨みをたたえています。
●水餃子:かなりでっかいです。皮は割りと薄めですが、しっかりと中身を包んでいます。中身は海老を中心に海鮮系の味わい。スープもそれに合わせて、貝柱たっぷりの黄金色をシテいます。皮は大きめでフニュフニュっとさせているところがまたニクイ!
なんかあまり多く語ると、かえってこのお料理を壊してしまいそうなので、この貝柱たっぷり写真をご覧ください。これでお分かり頂けることと思います。ああ〜このスープ、滋味あふれる味です。
●炒め物:海老のチリソース炒めです。私そんなに海老フリークではないので、有難がりません。しかしこのような名店のチリソースはきっと美味しいんだろうなぁと思って頂きました。
揚げワンタンが入っていて、パリパリ、ムチッと食感がまた鮮やか。チリソースも辛いものが弱い私でも美味しく味を楽しめるくらいでした。なかなか上品です。
この辺りでギャルソンさんに「トンポーローは召し上がりますか?」とメニューを手渡しながら確認されました。う〜ん…既に一杯一杯なのですが、友人から聴いたことのある焼き餃子が食べたい…それか、あのモミジか豚軟骨の鼓豆ソース蒸しも!
う〜ん…と迷った揚句、焼き餃子にしました。トンポーローよ、次回また会おうじゃないか。
別注文●焼き餃子:これが噂の焼き餃子。いでたちが違います。焼き加減のこの色合いったら、もうたまりませんね。香りも何か、神々しいまでの香ばしくジューシィな何かを感じます。皮はもちろん手作りで、モチモチとかじゃないんです。そういう言葉では表現できません。この弾力とコシはなんなんでしょうか。そんで中身も豚肉と葱、それに上湯を10%だけ加えてゆっくりゆっくり混ぜて作るらしいです。豚の脂も細かい角切りになって入っていますね。中にはスープがたっぷり。
具材は豚肉だけでこの味って一体…これ作った人はきっと、「クロスロードで悪魔に魂売り渡した」としか思えないです。本当。それは言いすぎかな(笑)。とにかく美味しいです。
で、これに付けるタレもタダモノではありません。ちょっと甘みがあって、ただの醤油じゃありません。このままでも充分美味しい香ばしい餃子なんですけど、タレをつけると旨さが倍増、いやそれ以上になります。最初は付けないで、後半はたっぷり付けて召し上がって頂きたいです。
●蓮の葉で包んだもち米:こういうガッチリなコースにもち米ってあんまり得意じゃないんですけど、きっと美味しいに違いないと思って信じてみました。タイ料理だとプレーンな蒸したもち米を手でちぎってネバネバして炒めもののタレとかに付けて食べるのは好きなんですけどね。
こちらは、中に甘辛醤油味が付いたハムとか叉焼、鶏肉がたっぷり詰まっているではありませんか!中なら出てくるわ出てくるわ。その具材を煮たタレらしきものも微妙に餅米に滲みていて、良い感じに全体的に香ばしく仕上がっております。もち米に味が滲みているってこんなに幸せなことなんですね。それに蓮の葉のなんとも言えない緩〜い感じの香りが付いていて、ほわほわ〜ンと香りが食べた後に鼻腔に広がってきます。
私が住んでいた当時、パリでよく父と行っていた中華料理店(ジャルダン・ドゥ・サンスーチって名前でした。)のスペシャリテが炒飯を蓮の葉で包んで蒸したものでした。それと味わいは違いますが、ふとそのときにことを思い出しました。
ああ〜ここで焼き餃子を頼んだことを後悔しました。もち米でもう、お腹一杯。このままこちらの床で眠りたいくらいの眠気が私を襲ってきます。
●デザート・杏仁豆腐:ふるふるの杏仁豆腐。杏仁の粉をしっかり使っていて、とても上品ですが、ちゃんと甘さがあっていいですね。控えすぎもよくありません。でも、もうちょっと柔らかくてもいいなかと思います。
●デザート・フルーツ&カスタードソース:これがこちらのデザートで一番好きかもしれません。かなりシンプルなカスタードのさらっとした冷たいスープに八朔をばらしたものと角切りマンゴー少々、タピオカが入っています。八朔の軽い苦さと酸味とカスタードがとても合います。この苦さがとてもいい!。夏にはぴったりの味です。
今回はとても心が病んでいたのですが、こちらのお料理でかなり我に帰ることができました。本当に美味しい食べものは人の心を豊かにします。(と、いいますか、私の場合は食い意地が張っているだけかもしれませんが…笑)。
次回はモミジ&豚肉の鼓豆蒸しを必ず頂きたいと思います。
赤坂璃宮 ←(詳細レビューはこちら)
最寄駅:銀座 / 有楽町 / 新橋 / 東銀座 / 銀座一丁目
料理:広東料理
採点:★★★★☆
一人当たりの支払額(税込み):3,000円〜5,000円
用途:昼食