2006年10月21日

立地最高、料理まずまず、サービス…@ラ・カンパーナ3

お店入り口@ラ・カンパーナ

パンとオリーブオイル@ラ・カンパーナ

以前から行って見たかった、播磨坂の新店に行ってみました。

播磨坂は文京区(いや都内でも)では有名な桜の名所で、この辺りはとても素敵な住宅街です。そして、ポツポツと美味しいお店が点在する小石川界隈。以前このお店が出来る前はちょっと冴えない怪しい中華料理店がありました。そこが潰れて、ラ・カンパーナが出来たというわけです。ここは立地もいいし、お店も入り口は普通なのですが、奥行きがあり、席数も多いです。週末の夜にはスペインギター&歌の流しのおじさん達(もっとちゃんとした人かもしれませんが…)が来て、歌とお料理が楽しめるそうです。

休日のランチのパエリア付きコースを2名で頂きました。一人¥1,800(位)です。

タパス盛り合わせ@ラ・カンパーナタパス盛り合わせのアップ@ラ・カンパーナ

まずはちょっと白っぽいバゲットのようなパンとオリーブオイルがサーヴされました。

このパンがなとも言えない旨みがあります。一見ボソっとしてそうなのですが、クラッカーのようなパリっとしたキレのよいクラスト、クラムはネッチリしてて、良く噛むと旨みが広がります。色が白いので、粉っぽそうな感じがしますが、ちょっとだけ残った粉っぽさがかえってポイントになっていたりします。なんとも言えない、美味しさ。オリーブオイルはかなりフルーティでさらっとした感じ。パンに付けて頂くと、また香りがあって美味しく食べられます。

ワンプレートランチにはこのパンにたっぷりのハモンセラーノを挟んだサンドイッチがあるらしいです。これも必食です。

さて、前菜はタパス盛り合わせ。
左から、蟹肉とパプリカのマリネっぽいもの、真ん中はじゃが芋が入ったスパニュッシュ・オムレツに自家製マヨネーズがかかったもの。右はじゃが芋をマヨネーズで和えたようなものでした。スペイン風オムレツは焼き色がしっかり付いていて、香ばしくガッツリ感があります。どれも野菜の美味しさとオリーブオイルが効いていて、ちょっと優しいスペイン味。もうちょっとパンチがほしいところですが、日本人には合う味かもしれません。

小さいスープ@ラ・カンパーナスープのアップ@ラ・カンパーナ

そして、小さいスープが付きます。かぼちゃとガスパチョ、あともう一種類選択肢があります。

オレンジ色のはガスパチョです。「飲むサラダ」と言われるもので、酸味と野菜の味わいが前面に出ているスープですが、こちらは優しい味。かなり円やかで酸味は控えめ。トマトベースになっています。

かぼちゃは割とサラリとしていて、黄色が薄く、乳製品の味がよく立っていました。ぽくぽくし過ぎたかぼちゃスープが苦手な方にはサラリとしてて、飲みやすいと思います。

どちらも量少なめで、ちょっと物足りない感じですが、味はなかなかです。

イカ墨パエリア@ラ・カンパーナイカ墨パリエリアをとりわける@ラ・カンパーナ

パエリアは3種類くらい選ぶことができます。ミックスパエリアだけコース料金にプラス数百円にで頂くことができます。

今回はイカ墨パエリアを選択。

うわ〜真っ黒(笑)見た目からすごくて、どこから鍋でどこからパエリアだか分かりません。表面には自家製マヨネーズとパセリがかかっていて、ちょっとお好み焼きのようです。ご飯はしっかりアルデンテ。イカ墨を入れてたっぷりの魚介スープで炊いたご飯が薄っぺらく詰まっています。具は烏賊や小海老、隠元、パプリカなど。

一見真っ黒で単調そうな味のような気がしますが、食べてびっくり。ちょっと硬めのご飯に、噛み締めるとジュワっとあふれ出るような魚介味が滲みまくっております。烏賊墨も烏賊の風味を全体に行き渡らせていて、とても見た目だけではく効果的に使われています。魚介の火入れ具合もよく、野菜はクタっとなっていて、食べやすいです。おこげもたっぷりと付いていて、ガリガリと鍋と格闘しました。

食べると歯に墨がくっついてしまい、さらに口の周りがへヴィメタバンドのお化粧のような黒い唇になってしまいますが、なかなか美味しいです。

シトロンとショコラのムース@ラ・カンパーナシトロンとショコラのムース違う角度@ラ・カンパーナ

デザートは日替わりで色々な味のムースのプチガトーらしいです。この日は一番下からビスキュイ、ショコラのムース、レモン&オレンジ風味のムースで、コンフィになった皮も見えます。表面はレモン風味のジュレが薄くコーティング。ソースはフランボワーズのピュレ。

小さいのですが、ショコラと柑橘系の黄金の組み合わせをカジュアルに表現しております。デザートもしっかり自家製であることに心意気を感じました。

食後のカフェ@ラ・カンパーナ

最後はフィルターのカフェで〆ます。お代わりもくれました。割と濃い目の色合いですが、苦さは控えめで万人受けしそうな味。ここまでお料理も本格的だったら、エスプレッソかな、と思ったのでちょっと期待からは外れてしまいました。

夜の様子は分からないのでなんとも言えませんが、ランチから大盛況で地元の方々からの信頼は既に獲得しているように感じました。また、席があってもなかなか席まで案内さらずにかなり待たされたり、サービスの方々はちょっとぎこちない感じが気になりました。入ってすぐ右手の席は桜の季節には最高ですし、左手にはバーカウンターもあって、目の前にある生ハムを切ってもらって、ワインだけサクッとなんて使い方も出来そうです。
わざわざ遠くから食べに行く程ではありませんが、たまたま散歩してて通りかかってとか、地元で家族とランチなんて方には向いていると思います。タパスにもパエリアにもマヨネーズがかかっていたのがちょっと残念ではありますが、自家製っぽくて、とても鮮度がよくて美味しかったから、まあ、いいかなと。ワンプレートランチのサンドイッチがとても気になるのと、パエリアはかなり美味しかったのでまた食べに行ってみたいと思っています。

・カンパーナ ←(詳細レビューはこちら)
最寄駅:茗荷谷
料理:スペイン料理
採点:★★★☆☆
一人当たりの支払額(税込み):1,000円〜3,000円
用途:昼食



chiyogoro at 20:39│TrackBack(0)この記事をクリップ!洋食・その他各国料理 

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