2007年01月30日

キャラメル職人が作るタルト&マカロン@Henri Le Roux(アンリ・ルルー)3

タルトQBC@サロンドショコラ2007タルトQBCの断面@サロンドショコラ2007

日本では特に大人気のキャラメル職人、Henri Le Roux(アンリ・ルルー)さんですが、いよいよ、日本にお店ができるんじゃないか?なんて期待が高まります。って本当に今年、伊勢丹にお店ができるみたいです。

2006年のサロン・ド・ショコラ@伊勢丹で販売されていた、ヨックモックとコラボしたクッキーでもお分かりの通り、Henri Le Roux(アンリ・ルルー)の国内生産分のお菓子はヨックモックが担当していました。私は実際見ていませんが、焼きたてのマカロンにセンターを詰めたり・・・という実演販売もしていたそうです。

ルルーのシール@サロンドショコラ2007マカロンの箱@サロンドショコラ2007

●タルトCBS@350位:セットとバラ売りがあり、私はバラで購入しました。土台は薄くてサックリしたパートシュクレ、アパレイユはCBS(=Caramel au Buerre Sale=塩バター風味のキャラメル)とナッツが入っています。

う〜ん・・・薄い、薄すぎます、味も大きさも。あえてこのように作っているのかもしれませんが、だとしてもバターの風味も薄くて、あのルルーさんのCBSの風味と名乗っていいものなのか、かなり疑問です。こういうバランスもありかと思いますが、これだとサブレを食べているみたいですね。やはり日本の素材でルルーさんのCBSを表現するのは無理があるような気がします。★2

ルルーのマカロンは日本製@サロンドショコラ2007マカロンの裏書@サロンドショコラ2007

マカロンのセットは5つで¥1155でした。他、8つ入りもありました。

表面に塩がかかっているのが、サレ。カカオパウダーがかかっているのがパッション。ナッツが見えるのはプラリネ。赤い紐みたいなのが見えるのはタタンです。サレは2つ入っていました。全体的にかなりプックリ&コロンとした作りでヴォリューム感があります。一つ¥230くらいですので日本で販売されているマカロンとしては海外ブランドの平均的価格かな。マカロンのフレーヴァーはルルーさんのキャラメルからインスパイアされたものだと思われます。

マカロン【プラリネ】@サロンドショコラ2007マカロン【サレ】@サロンドショコラ2007

●プラリネ:プラリネとミルクチョコレートを合わせたガナッシュをサンド。

かなりセンターが多目で満足感が高い一品。プラリネという割にはナッツがキャラメリゼされていないような気がしますし、ローストが弱いですね。されていても薄いので、サンドされてからガナッシュに溶け出してしまったのでしょうか。ショコラオレのガナッシュは芳醇でした。マカロン生地がふわっ&サクッとしてて、食べやすいです。★2.5

●サレ:ブルターニュ名産の塩を加えたガナッシュをサンド。

マカロンタタン@サロンドショコラ2007マカロンタタンの断面@サロンドショコラ2007

たっぷりのガナッシュでコロコロっとした形になっています。でも中央に集めすぎのようで、もうちょっと全体にガナッシュを絞ったら食べやすいような気がします。ミネラリーな塩が入っているので、甘さにキレがあり、後口がいいです。塩がショコラと一体化していました。★3.5

●タタン:オードヴィー(りんごの蒸留酒)とキャラメルタタンをサンド。

こちらのマカロンのドライ感とタタンの水分が合わないような・・・。マカロンが崩壊しかかっていたのですぐに頂きました。クレームオブールで挟むかなんかしないと、タタンだけだと形状の安定感が難しいようです。それに味わいもマカロンにタタン直球は強すぎるような気がしました。更に、シナモンがガッツリ効いているので、ショコラとオードヴィ風味が消し去られてしまいました。説明書きにはオードヴィと書かれていますが、使っているのはカルヴァドスじゃないかな・・・。★2

マカロン【パッション】@サロンドショコラ2007

●パッション:パッションフルーツのガナッシュをサンド。

カカオバターにパッションを入れて作ったと思われるガナッシュ。室温に戻すとやや柔らかくなって、生地とのマッチングがよくなりました。ショコラにパッションが入ると華やかな香りと味になっていますが、やや単調な味わい。もっとショコラの香りがしっかりしている方が、好みでした。★3

ショコラのマカロンは一見簡単そうですが一番難しいと思います。ただ組み合わせるだけじゃなくて、組み合わせたものとショコラとのバランス感が重要であるように感じました。

ルルーのリボンを狙う猫@サロンドショコラ2007

ルルーのリボン@サロンドショコラ2007

こちらのマカロンはルルーさんのキャラメルを連想させる味わいを目指していると思いますが、やはりあのキャラメルの味わいには到達しきっていないのではないかと思います。無難な路線に着地しようとするヨックモックの意思がちょっと見えてくるような・・・。

しかし、このマカロン生地のフンワリ&ドライ感、ネッチリ感無しは好きな食感でした。

こちらは(↑躍動感があり過ぎ)ルルーさんのリボンを狙う三毛猫2号(1号は様子を見ている)・・・真剣な表情が怖いです・・・。飼い主はお菓子を楽しみ、猫達は残ったリボンで遊ぶのがうちの定番です。



chiyogoro at 12:01│TrackBack(0)この記事をクリップ!パティスリー 

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