2007年05月10日

白山の予約で一杯な隠れ家イタリア料理店@ヴォーロ・コズィ3

お店構え@ヴォーロ・コズィ入り口@ヴォーロ・コズィ

イタリア料理つながりで。

以前フランス料理で有名なラ・ベル・ドゥ・ジュールがあった場所にできた北イタリア料理のヴォーロ・コズィです。

西口シェフは以前にも代々木でBUONA VITAというレストランをやっていたそうですが、一度閉めてイタリアに渡り、ロンバルディーアで修行を直してから帰国、こちらをオープン。現在では休日ランチ予約待ちは1ヶ月半〜位のものすごい人気店だそうで、地元の人でも近づけないほどだとか。場所は白山駅から徒歩5分もしないくらい、白山通りからちょっとだけ入った住宅街のマンションの1階にあります。

ランチメニュー@ヴォーロ・コズィお皿@ヴォーロ・コズィ

ランチコースは¥2,500と¥3,800の2つのみ。夜は¥6,500やおまかせコース¥8,500などがあるそうです。

今回は¥3,800のコースを2名で頂きました。

入ってみたら、入り口近くの窓が近い席に案内されました。奥の席は割と席と席が近いので、ちょっと嫌だな、と思っていたら好都合でした。ここだと、入り口に植えられている植物の緑が綺麗で、なかなか心地よい雰囲気。

席に着くと、大きな厚い花柄のお皿がありました。イタリアのどこかの地方の焼き物っぽい雰囲気。

アミューズ@ヴォーロ・コズィチーズのチュイルなど@ヴォーロ・コズィ

すぐにこれらが運ばれてきました。

フロマージュたっぷりのグリッシーニ、これは自家製でしょうね。フロマージュのチュイル、プチパンのようなものの上にトマトソース&フロマージュがのったもの、一番右の楊枝がささっているのは、鰻。

グリッシーニはカリっとした食感で、フロマージュの旨みがしっかり、そして香ばしい焼き上がり。フォロマージュのチュイルはものすごい旨みで適度に水分を残してあり、ザクザクっとしてました。ピッツァっぽいものは見たままの味で、鰻は塩味で、ちょっと脂の匂いと骨が気になりました。

フェッラーリのペルレ@ヴォーロ・コズィ

フィンガーフードは全体的になかなか良い出来なのですがどれもフロマージュを使っていて、味わいとしてはやや単調でした。

まずは、FerrariのPerle 2000のミレズィメで乾杯。こちらはグラスで一杯¥1,200。安価ですがなかなか美味。杏やアーモンド、トースト等の甘酸っぱく香ばしいのですが落ち着いた香り。色合いも心なしかちょっとオレンジのニュアンスが入っているような麦わら色。フリュートもFerrariのものでした。

さすが瓶内2次発酵、スプマンテやるな...と思わず言葉が出てしまいました。Perle 2000のミレズィメを飲むことが出来てとても勉強になりました。思わず後日購入してみようかと思ったりして。



アミューズ、フロマージュとブリオッシュ@ヴォーロ・コズィイタリアンパセリ添え@ヴォーロ・コズィ

●アミューズ:最初にあったお皿、なんとも鮮やかな色合いのアネモネでしょうか。素敵なお皿です。

アミューズはレーズン入りブリオッシュに蜂蜜をかけたゴルゴンゾーラのムース。イタリアンパセリが添えてあります。

きめ細かくちょっと甘いブリオッシュにちょっと塩気のあるゴルゴンゾーラをつけて頂くと軽い食感&甘塩っぱい味。軽い甘塩っぽさがいいですね。キツイ味のイメージがあるゴルゴンゾーラなのですが、どちらも口溶けのサラっと感が統一されていました。

ブリオッシュにレーズン@ヴォーロ・コズィ前菜盛り合わせ@ヴォーロ・コズィ

ブリオッシュはかなり小さいので、私の方にはレーズンが入っていませんでした。

●前菜盛り合わせ:こちらのスペシャリテで女性からの人気が高い前菜。色々ありすぎて忘れてしまいましたが...じゃが芋入りのイタリア風オムレツ、卵の白身を固めたもの、牛肉のローストに林檎、オマール、小さい薄焼きオムレツにトマトソース、帆立のマリネ、蛸を足の部分を結束させたマリネ(名前不明なので勝手に)など。

前菜盛り合わせのアップ@ヴォーロ・コズィ蛸が集結@ヴォーロ・コズィ

こんな感じで色とりどり、見た目にも楽しいですね。

この蛸の足を結束させたものは蛸の皮のゼラチン部分で固まったのだと思われます。すごい大きいです。他の方々のを見たのですが、私のは特に大きいかった。プルンとした食感と歯ごたえで、軽い塩味。蛸の旨みが生かされています。ちょっと生臭さがあったのが気になりましたが、アイデアが面白いですね。

オマール@ヴォーロ・コズィ牛肉に林檎添え@ヴォーロ・コズィ

(左)こちらはオマールに野菜を細かく切ったものとイタリアンパセリを添えてあります。オマールは少量でしたが、グッキリした食感で、ジュがたっぷりでした。

(左)あまりサシが入っていない、赤身牛肉のローストにちょっとキャラメリゼしたような林檎のコンフィが添えてあります。林檎が甘すぎてちょっとバランスを欠いておりましたが、牛肉の火入れ加減はとても理想的でした。小さくても食べ応えがります。

パン2種@ヴォーロ・コズィ自家製全粒粉のパスタ、魚介ソース@ヴォーロ・コズィ

●パン:きめ細かいパン、左が全粒粉入りで右が普通の白っぽい感じです。クラストがパリっと、しっかりした焼き色で薄く、クラムはふんわり&サラっとしていました。

●パスタ:自家製全粒粉のパスタ、魚介類ソース。トマトがほんのり効いた、色々な魚介類(帆立&海老&オマールかな)が入ったもの。パセリがかかっています。オマールの爪の部分のようなものも入っていて、かなり豪華な具でした。

魚介がたっぷりですが@ヴォーロ・コズィプチプチ切れる全粒粉パスタ@ヴォーロ・コズィ

持ち上げてみると、かなりパスタがブチブチと途中で切れてしまいました。全粒粉で作ったせいだと思います。魚介の旨みをギュっと凝縮したような味わいを想像していたのですが、全粒粉パスタの雑味のせいか、それがどうもパスタに絡まっていない印象。魚介&ソースと麺を別々に食べているかのような感覚がしました。温かさも足りないような気がしました。

パスタでぐるぐる巻き@ヴォーロ・コズィ上には白アスパラ@ヴォーロ・コズィ

●パスタ:薄っぺらいパスタでボロネーゼのような肉入りソースを巻いて、フロマージュをかけて焼いてあります。上には細めの白アスパラガスとパセリがかかっていました。

こちらはオーブンで焼いてあるので熱々でした。ペラっとしたパスタにボロネーゼのようなひき肉入りのソースを巻いてフロマージュをかけて焼いてあります。

パスタぐるぐる巻きの断面@ヴォーロ・コズィ

周りのパスタはパリっと、中はツルっとしてて面白い食感。パスタには卵も入っているのかな、ちょっと黄色いです。ラザニヤよりはパスタが薄めで、縦にしたような感じで味は似ています。ボロネーゼっぽいもソースの中に刻んだ白アスパラが入っていました。これはちょっと水っぽかった。見た目通りの味でした。

 

バルベーラの特別ラベル@ヴォーロ・コズィブルゴーニュタイプのグラス@ヴォーロ・コズィ

●グラスワイン(赤)@1,000(位):ピエモンテのDOCのBarbera d'Arba 03、こちらはワールドカップ用特別エチケットで豪華ヴァージョンだそうですが、中身はいつもと同じだそうです。

ボトルを見たらいかにもボルドータイプかなと思ったらブルゴーニュのグラスに入れてもらったので「?」と思ったら、ネッビオーロよりも軽いものらしいので、ブルゴーニュグラスでもOKらしいです。

香りが以外に青っぽさがあって葡萄の葉やカシスの芽のような香りとまだ硬い黒系果実やソルダム。割りと寒いところの黒葡萄というイメージ。ちょっと冷たさがある味わいでした。酸がいい感じです。お料理もワインも北イタリア系みたいですね。

子牛のTボーンステーキ@ヴォーロ・コズィ

子牛の骨@ヴォーロ・コズィ

●メイン:子牛のTボーンステーキ。縞々模様にグリル色が付いたテリテリの子牛。2種類の子牛の部分を一度に楽しめるものです。左側はしっかりした肉の繊維があり、右側はホロホロっと柔らかく崩れる食感。味付けは塩のみで、お好みでレモンをかけます。添えられているのはじゃが芋と人参の温野菜、イタリアンパセリ。

結構薄いのですが、ジューシィで、子牛って味わい深いんだなと思いました。普通の牛肉よりも脂が少ないせいか軽いです。

子牛の断面@ヴォーロ・コズィ白身魚のポワレ?@ヴォーロ・コズィ

焼き具合も中がちょっとロゼ色でいい感じです。素材直球勝負ってことですね。

●メイン:鯛のパン粉付け焼き、ほうれん草添え。こちら打って変わって極少量。ハーブ入りパン粉をかけてやいた皮無し鯛。下にはドライトマトとクタクタに茹でたほうれん草。

白身魚のパン粉付け焼き?@ヴォーロ・コズィセミフレッド&パンナコッタ&ソルベ@ヴォーロ・コズィ

う〜ん、厳しいです。鯛は皮取っちゃいけないような。パッサリとした鯛。下に敷いてあるほうれん草は緑色がやや茶色がかっていました。茹で過ぎの上に、温め直したのでしょうか。

●デセール:盛り合わせ。手前から、セミフレッド(ヌガーグラッセみたいなもんでしょうか)、ヴァニラ風味のパンナコッタ、フランボワーズソース添え、シトロンのソルベです。

セミフレッドはカリカリ@ヴォーロ・コズィパンナコッタ@ヴォーロ・コズィ

セミフレッドはヌガーグラッセのような感じで、カリカリしたキャラメリゼした細かいアーモンドが印象的で冷たい口溶け。シンプルですが、しっかり手がかかっているのではないでしょうか。パンナコッタはヴァニラビーンズたっぷりで、やや硬めでした。シトロンのソルベは酸味と風味がやや弱く、もうちょっとしっかりした味わいの方が好みでした。

カプチーノ@ヴォーロ・コズィエスプレッソ@ヴォーロ・コズィ

●カプチーノとエスプレッソ:可愛いカップ&ソーサーで、イタリアンな雰囲気。カプチーノはミルクたっぷりで円やかな味わい。

エスプレッソは甘さをしっかり引き出した苦味。この量が少ないのがいいですね。クイッっと飲んで〆るにはちょうどの良い量と苦味。

シュガーポット@ヴォーロ・コズィミニャルディーズ@ヴォーロ・コズィ

カフェ用のシュガーポットが可愛くて写真を撮ってしまいました。珈琲豆が書いてありました。

●カフェ用の小菓子:赤葡萄のジュレとアーモンドチュイル。

最初、カシスのジュレかなと思ったのですが赤葡萄のジュレでした。かなりタニッシュで濃厚な味わい。ちょっと柔らかめなので、手で持つと体温で溶け出しそうになっていました。

極小&極薄のアーモンドチュイルはカリっと儚い食感。よくここまで小さく薄く出来たなぁと関心しちゃいました。

チュイルとカシスのジュレ@ヴォーロ・コズィトイレの鏡

おトイレに入ってびっくり。

真っ赤な壁にレトロな鏡。

なにもかもフランスの雰囲気で、手洗いはFroid とChaud とフランス語で書いてありました。

なんだか全体的にイタリア料理店という雰囲気じゃなくて、アールヌーヴォーっぽいフランスの雰囲気が色濃くて、なんだか料理と雰囲気が一致していないような感じがしてしまいました。

思いっきりフランス語の手洗い

素敵な電灯

女性に人気の前菜盛り合わせは目にも楽しく、味も多彩でした。パスタ&メインは素材直球勝負な部分がありました。全粒粉のパスタはちょっとどうなのかなと思ってしまいました。前半は良かったのですが後半がどうも...。量も程ほどなので、女性同士のランチなどには向いているかもしれません。

これで2名で〆て¥10,780(サービス料10%込み)です。

また、メニューが変わった頃&予約が取り易くなったら行ってみたいと思います。

ガラスもアンティーク

デセール近くの時間になったら、店内にはイタリア語の歌でやたらサビに「ヴォーロコズィ〜〜♪ ヴォーロコズィ〜〜〜♪」がある歌が流れてきました。こちらの店名は歌から取ったのでしょうか。聴きそびれてしまいましたけど、そんな気がしました。

ヴォーロ・コズィ ←(詳細レヴューはこちら)
最寄駅:白山 / 千石
料理:イタリア料理
採点:★★★☆☆
一人当たりの支払額(税込み):5,000円〜10,000円
用途:昼食



chiyogoro at 10:20│TrackBack(0)この記事をクリップ!イタリア料理 

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