2007年10月03日
日清製粉が経営する本格的ナポリ・ピッツァのお店@パルテノペ(恵比寿)
恵比寿駅から徒歩5分ほどでしょうか。Zest など食べ物屋さん激戦区であるレストランストリート沿いにあります。
日清製粉が運営する、真のナポリ・ピッツァ認定店、パルテノペ恵比寿店に行きました。
私はパサージュで3回トライしたことがありますが、2回撃沈、1回だけ以前にランチでは入ることができました。人気店なので予約は必須ですね。
この爽やかなイタリア風の陶器の看板が目印。店内は割と広くて、奥も結構広いです。入ってすぐ向かえのところに大きな釜があり、そこでピッツァが焼かれています。釜があるピッツェリアって夏場は暑いところが多いですが、やはりこちらもちょっと暑いです。
まずは泡で乾杯。今回は激しい酒飲みさんが居るので、覚悟して臨みます。
●プロセッコ(Prosecco) “Les Contesse”@600位/グラス:イタリア北部アドリア海側にある、州都がヴェネツィアのヴェネト州のDOC発泡ワイン。本当はプロセッコ・ディなんとかかんとかって名前のはずなのですが、品種名だけが書かれていました。
さすがイタリアのCP抜群な泡代表選手だけあり、結構ハービィで、青々としたフルーティな香りでも辛口。アルコール度数がしっかりある感じで飲み応えがあります。泡もしっかり。
ああ〜最初からこんな吸収が良いものを飲んだらもう正体が無くなりそうです(笑)。なので半分でリタイアし、後は同行者に譲りました。さらに友人はカンパーア州の黒々とした濃厚な赤ワインを追加し、ピッツァへと進みました。
●前菜盛り合わせ:サラミと蛸マリネ、サラダ、ロースト鶏等が盛り合わせになっています。
どれもハズさない味わいで無難です。特に個性的というわけではありませんが、ハーブもしっかり聴いていて、オリーブオイルも程ほど。食べやすいものばかりです。★3.0
●蛸のまるごと田舎風煮込み:蛸を丸ごとトマトとオリーブ油で煮込んだだけのシンプルなもの。丸ごと蛸を煮ているので、ナイフで切り分けて頂きます。周りにスープのようにあるのはトマト&オリーブオイルの煮汁、最後にラスクと刻んだイタリアンパセリを添えてあります。
なんか日本の猟師町で出てくる荒々しい蛸料理的な、なんとも言えない田舎感があって男っぽい味わい。パンじゃなくてご飯にも合いそうです。蛸の内臓もスープに染み出していて、上手に混ざっていて、ちょっと苦味があってミネラリーな風味で大人の味なのです。これはイイ!お酒に合いますな。★4.0
●ピッツァ・パルテノペ:パルテノペを代表するピッツァ。ナポリ風ピッツァ独特のもっちり感のある耳がたっぷりです。トッピングはトマトソース、水牛のモッツァレラ、プチトマト、バジルというシンプルなものです。
やはり水牛のモッツァレラはいいですね。香りが濃厚でミルキィでいいですね。少量でもパンチ力があるようです。瑞々しいプチトマトと凝縮したトマトソースのトマト味のコントラストもよく、さすがお店を代表するピッツァだと思える味でした。軽い食感でペロリといけます。★4.0
●田舎風ピッツァ:ちょっと塩っぱいものが食べたくてこちらをチョイス。もちもち生地の上にはペコリーノ・ロマーノとソーセージをちぎったもの、ブロッコリーがのっていました。
ソーセージとペコリーノが合う合う。塩味とちょっと甘い小麦粉生地の味のコンビネーションがたまりません。噛み締めると旨みがジュワジュワ出てきて、これは濃い目なので後から食べた方が良いピッツァですね。ブロッコリーが丁度箸休め的存在で和めます。★4.0
一緒に行ったメンバーもよかったせいか、とても楽しく食事をすることができました。プロセッコ、前菜2皿、ピッツァ2枚、+赤ワイン(グラス)で一人¥3,000位でした。気の置けない仲間と気軽に飲んだり食べたりするには絶好のお店だと思います。もちろんピッツァも素晴らしいので、ランチで一人よりは夜にワイワイと食事する方が楽しいお店です。
そして更に、下戸な私は二件目へと続きます...。一応胃袋に食べ物が入ったことでなんとかアルコールを弱体化させました。しかし、この時点でプロセッコ半杯でヘロヘロなんですけどね(笑)。
パルテノペ ←(詳細レヴューはこちら)
最寄駅:恵比寿
料理:ピザ / パスタ / イタリア料理
採点:★★★★☆
一人当たりの支払額(税込み):3,000円〜5,000円
用途:夕食