2007年10月30日

新丸ビル出店で大きな賭けに出たパティスリーは焼き菓子がオススメ@キャトーズ・ジュイエTokyo3

お店構え@14 juilletシェフさん@14 juillet

新丸ビルは大分落ち着いてきたみたいです。そこでやっと一軒ずつ攻略することができました。

今回は埼玉県から出店をしたキャトーズ・ジュイエ Tokyoです。

あまり聴いたことがないパティスリーの名前だなと思っていました。ちなみにキャトーズジュイエの意味は14 Juillet=7月14日=フランス革命記念日です。

箱@14 juilletケーキ一覧@14 juilletもともとは先代の白鳥滋氏が開店した「パティスリー」ではなく、“白鳥洋菓子店”だったお店を現・オーナーパティシエの白鳥裕一氏が平成14年に移転・リニューアルオープンしたパティスリーです。テレビチャンピオンのパティスリー選手権では2度準優勝をしています。



チーズケーキ@14 juilletチーズ断面@14 juillet

●フロマージュ・フレ@350:土台は軽いジェノワーズのような生地でその上にこちらも軽いクリームチーズのムース。表面にはセルフイユの葉とローストしたスライスアーモンド、木苺、シャンティイでデコレート。

見たまま、説明のままの味で素直な軽いフロマージュ・フレのプチガトーです。かなり柔らかいのがフレッシュ感を醸し出しています。どこにでもありそうな、安心できる味わい。★3.0

ピスターシュのクレームブリュレ@14 juilletブリュレ@14 juillet

●クレームブリュレ・ピスターシュ:ピスターシュのペーストを入れた、ヴァニラビーンズたっぷりのクレーム・ブリュレの上にシャンティイやグリオット、アーモンド・シュトロイゼルでデコレートしてあります。

入れ物がアルミのものなので、金属的な匂いがクレームブリュレや匂いを吸着してしまう性質の乳製品に染み込んでいて、非常に残念でした。味はブリュレよりもちょっとプリンに近いサッパリ感があるもので、ピスターシュの風味は弱め。グリオットもちょっと突拍子も無い組み合わせでした。シュトロイゼルが湿気をすっていて、本来のサックリ&ホロっとした食感が完全に損なわれていました。★1.0

モンブラン@14 juilletモンブランの断面@14 juillet

●モンブラン@450:土台はよくキャラメリゼした焼いたムラング、その上に少量のヴァニラビーンズ入りクレームパティシエール、シャンティイ、渋皮ごと煮たマロン、周りは生クリームを多めに混ぜ、フランス産栗を使用したクレーム・ド・マロン。表面には粉砂糖がかかっていました。

かなりオーソドックスな作りで、よくキャラメリゼしたムラングが非常に印象的です。ムラングがギリギリの柔らかさで、既に「泣き」まくってしまっている上、キャラメリゼし過ぎていて、風味が突出しがちでした。全体的には生クリーム多目で穏やかな味わい。もっと栗っぽい方がモンブランらしいかなと思います。★3.0

プリン@14 juilletシール@14 juillet

●ジャージープリン@250:ジャージー乳を使用したシンプルなプリン。下部には少量のキャラメルソース、上部には軽い舌触りの6分立てのジャージー乳生クリームシャンティイ、表面には粉砂糖がかかっていました。

食べてみると、そんなにジャージーっぽさは強くなく、全体的に「あ、乳製品っぽさがちょっと濃いかな」位で、手作り感溢れるパティシエのプリンという印象です。

プリンもちあげる@14 juilletダックワーズ@14 juillet

プリン生地部分はプルンとしていて、割と卵っぽさもしっかり有り、ジャージーの香りはほんのりという感じでした。★3.0

 

 

 

ダックワーズ出す@14 juilletダックワーズ断面@14 juillet

●ダックワーズ:薄い色合いですが、生地はきめ細かく、目が詰ったダックワーズ。間にはプラリネ入りクレームオブールが少量挟まっています。

生地は逆にキメ細か過ぎてダックワーズのざっくり感が少なく、らしさがちょっと足りないような、クレームの少量過ぎでした。粉砂糖のジャリっとした表面は健在です。★2.8

フィナンシエ@14 juilletフィナンシエの断面@14 juillet

●フィナンシエ:かなりしっかりした焼き色で角のエッジが立っています。断面から見ると、かなり目が詰っていて、カッチリした生地のようです。

全体的にかなり色合いが濃く、焼き色もしっかりで香ばしい仕上がり。そして何よりも印象的なのはフレッシュなアーモンド粉の香り。非常にフラワリーで杏仁のようです。★3.8

味噌味噌風味

●味噌フロランタン:サブレ生地の上にキャラメルと赤味噌、スライスアーモンド、白ゴマを混ぜたものをのせてあります。

これは!素晴らしいです。味噌がキャラメルの味わいに複雑味を持たせていて、味噌がふわっと香り、塩キャラメルの濃いヴァージョンのようです。下のサックリとしたサブレも薫り高く、しっかりと上の味噌&キャラメルを支えていました。美味しいのですが、かなり濃い味わいなので、連続して食べない方がよろしいかと思いました。★4.0

プチガトーはオーソドックスなものが多く、種類も豊富。でも個性的なところはちょっと見当たらない様子だったのですが、焼き菓子がヴァリエーション豊かでアーモンドの香りがビシっと立っていてフレッシュです。特に味噌フロランタンは面白いしパンチが効いた一品。他にショコラも多数取り揃えてありました。店員さんはまだ慣れていない方が多いようで、お菓子のことを聴いても答えられないことが多々ありました。競合がひしめく新丸ビル内で勝ち残っていくのか、今後も見守って行きたいと思います。

キャトーズ・ジュイエTokyo
最寄駅:東京 / 大手町 / 二重橋前
料理:カフェ / ケーキ / チョコレート
採点:★★★☆☆
一人当たりの支払額(税込み):1,000円〜3,000円
用途:おやつ



chiyogoro at 17:21│TrackBack(0)この記事をクリップ!パティスリー 

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