2007年11月29日
パリ16区ヴィクトル・ユーゴー通りから鳴り物入りで上陸【イートイン編】@サロン・ド・カフェ・ボワシエ
パリ16区のヴィクトル・ユーゴー通りの端っこにある、サロン・ド・テ&パティスリー&ショコラトゥリーである、Maison Boissier(メゾン・ボワシエ)がUCC上島珈琲の運営により大丸東京店のリニューアルオープンと共に日本初出店しました。創業は1827年。一時期低迷していましたが2000年にSalon du Chocolat(サロン・ド・ショコラ)創始者でああるシルヴィ・ドィース氏とフランソワ・ジャンテ氏がオーナーとなり、新たな時代を築こうとしています。

今までMaison Boissier(メゾン・ボワシエ)といえばヴァレンタインの時期だけに輸入販売されていた、“ペタル”という花びら型のショコラが有名ですね。
それから、以前にシェフ・パティシエを務めていた、クリスチャン・ヴォティエ氏のクリエイションが日本で話題になり、人気を博していたのは数年前。現在クリスチャン・ヴォティエ氏は独立してしまいまい、その後やや停滞しているように思いました。
私はパリで住んでいた地元Passyから近い為、また以前に通っていた学校がこちらのお店と同じ通りにあった為、よく知っていました。

でもあまり味が好みではなかったので、数回しかケーキは頂いたことがありません。(実はMaison Boissier(メゾン・ボワシエ)の手前にあるパティスリーのミルフイユがすごく魅力的でした)
ところで、東京ではなんとロールケーキも販売されています(笑)。
サロンがある3階では夕方でもプチガトーが種類豊富に取り揃えてあり、1階のショップで売り切れの場合でもこちらにあるので安心して頂くことができます。しかしこれは平日のみで休日などはきっとなくなっている場合が多いので注意が必要です。

サロン・ド・テのはずのMaison Boissier(メゾン・ボワシエ)なのですが東京では何故か、“サロン・ド・カフェ”になっているのは、UCC上島珈琲の運営になっているからだと思われます。
イートインができる3階のサロン店内は非常に天井が高く、白とイメージカラーであるロイヤル・ブルーが基調となっています。一瓶¥3,000以上のジャムや蜂蜜なども販売されていました。この家具や壁の絵は天使の絵柄を超ドアップにしたもので、趣味がちょっと変わっているなと思いました。80年代後半〜90年代前半の何とも言えない雰囲気を思い出します。
ちなみにパリ16区ヴィクトル・ユーゴー通りにある店内は落ち着いたウッディ調で、サロンはふかふかした椅子でとても高級感があるんですけどね。奥では16区のマダムが優雅にお茶を楽しんでいたりするのです。
●クラブハウス・サンドイッチのショコラ&プーレ@1,100:イートインで塩っぱいものは全部で6種類あり、そのうち2つはガレット(塩味でそば粉のクレープ)、あとはクラブハウスサンドイッチです。
本店のイートインの塩っぱいものはサンドイッチ他に日替わりランチセットなどもあり、私が伺ったときにはもっと本格的なお料理っぽいものがありました。例えば帆立とほうれん草のリゾットとか。
こちらはショコラトゥリーであるボワシエたる個性を主張するが如く、トーストしてたっぷりとバターを塗ったパンドミの内側にはたっぷりとショコラアメールが塗られており、間には塩味の鶏肉がサンドされていました。
塩味とショコラ・アメールの感じがなかなかマッチしていて、パッサリとした鶏肉が淡白なので、コントラストがいいです。ジュワっとバターでしっとりとした内側と焼いてある外側のパンがカリっとしてました。
その他にヴィネグレットが和えてある、スティック野菜、ムスクランサラダと胡瓜とトマト、人参ムースとカリフラワーなどがグラスに入った野菜のお料理も添えられていました。味は見たままという感じです。
●紅茶:店内ではケーキと飲み物のセットもオーダーすることが出来ます。
飲み物はアールグレイを注文してみました。この他、同行した友人はUCCお得意のフィルターコーヒー。こちらは苦めでサラっとしておりプチガトーやボンボン・ショコラに合うようにフレンチローストにしているようです。
アールグレイは鉄瓶に入っており、このサーヴの仕方がパリでは結構昔から人気なのです。
飲んでみると...まあ、濃い目で、そこそこという感じ。後から粉々になった茶葉がドバっと出てきてびっくりしましたが、茶葉の管理はあまりよくないようです。まあ、サロン・ド・カフェだから仕方ないのかもしれませんが、ちょっと閉口。

●ダックワーズ生地&グレープフルーツ:こちらは土台がダックワーズ生地でその上にピスターシュのクレーム、生のオレンジとピンク・グレープフルーツをカットしたものがのっています。表面にはゼラチンがで光沢を出し、ピスターシュと粉砂糖でデコレートしてあります。
複雑性はあまり無いプチガトーですが組み合わせはなかなか良いと思いました。土台のダックワーズがクレーム・オ・ピスターシュの水分を吸って柔らかくなっていて食べやすく、ジュワッと弾ける柑橘。まったりとしたピスターシュの風味。★3.0
●タルト・オ・ザナナ:パイナップルのタルトです。普通だったらきっと、“タルト・オ・アナナ”とかになっているだろうけど、こちらはちゃんとリエゾンしてありますね。
土台はパートブリゼとフイユテの間のような生地でパイっぽい甘さ控えめのものアパレイユはクレームダマンド、その上に細切りにしたパイナップルをのせて焼いてあります。上にはナパージュヌートルとグロゼイユ、粉砂糖をかけてデコレート。
サックリ&ホロっとした生地。そこに甘さ控えめクレームダマンドとパイナップルがそのままのっているので、かなりナチュラルな印象。あまりヒネリがありませんが、甘さ控えめが好きな日本人には食べやすいかもしれませんが、あともう一息という感じは否めません。★3.0
これらを2名で頂いて〆て¥3,780。高いと見るか安いと見るか...サーヴィス面については高いと思いました。
プチガトーはどうも直球過ぎてあともうちょっとだけ工夫があれば嬉しいかなと思いました。おまけのボンボン・ショコラは苦めのものでガナッシュの口溶けも良かったです。また、パフェっぽいものもあるらしいのですが、人気で売り切れでした。またこちらの店員さんたちはまだ研修中ではないかと思われる程ぎこちなくてミスが多すぎますし、忘れ物が酷い方も居ました。紅茶は...かなり厳しいものがありました。もうちょっとオペレーションが落ち着いてからの訪問をオススメします。
サロン・ド・カフェ ボワシエ ←(詳細レヴューはこちら)
最寄駅:日比谷 / 東京 / 宝町 / 大手町 / 京橋
料理:カフェ / ケーキ / サンドイッチ / アイスクリーム / クレープ
採点:★★★☆☆
一人当たりの支払額(税込み):1,000円〜3,000円
用途:おやつ















