2007年12月10日
千葉の激旨パティスリーの名品をお取り寄せ@ル・パティシェ・ヨコヤマ(谷津本店)
数々のブームを生み出してきたテレビチャンピオンのパティシエ選手権で3回連続優勝(1998、1999、2000年)した経験がある、横山知之シェフのパティスリー、ル・パティシェ・ヨコヤマです。
宣伝になる材料として、テレビチャンピオンに出場することも重要なのですが、問題は出場した後です。露出しただけの知名度と味を保てるかどうか...そして更なる展開が必要となります。

2001年に独立してからも更に大人気で、2005年には支店もオープン。こちらの名物と言えば、開店前から行列になっている“岩シュー”なんですけども、他にも美味しいものが沢山あります。
モンブラン、谷津の卵、そして...谷津ロール。2種類あります。白と茶。これも大人気で予約必須です。ということで、ロールケーキが大好きなので今回は以前から課題となっておりました、ロールケーキの食べ比べを行うべく、2種類を取り寄せてみました。
あ、もちろん、お気に入りの焼き菓子もガッツリと買っております。本当はお店まで行きたいのですが、なかなか遠くて、それに年末なので...。
●谷津ロール“白”@830:地鶏の卵を使用したフワフワのロールケーキ。間にはシャンティイが巻かれています。
“白”なのですが、黄色って感じかなと思っていたら、やはり“茶”と比べると明らかに“白”ですね。
丁寧に湯煎焼きして焼き上げたジェノワーズは非常にきめ細かい気泡が入っていて全体的に薄っすらしっとりと湿気を帯びています。焼き目がついた部分は剥ぎ取られていると思われます。甘さも極控えめで、シャンティイの乳製品の風味と生地の儚い口溶けるを楽しむように作られています。口の中に入れるとシュワーっと溶けていく淡雪のようです。なんとも繊細。
また、シャンティイが生地全体に広がっているので生地とシャンティイを同量ずつ食べられるように巻かれていました。
●谷津ロール“茶”@830:こちらもやはりジェノワーズ生地の焼き目を表面にして、シャンティイを内側に塗って巻いてあります。関東ではちょっと珍しい焼き面を外側にしている香ばしいタイプ。表面には粉砂糖がかかっていました。
表面の焼き色がオレンジ色がかっていて、とても綺麗です。触ってみると、プワプワっとしていてなんとも言えない感触。
そして、中心部に向かって多めにシャンティイが塗られていて、生地が全体的にしっかりした甘さ。気泡もちょっとバラつきあり、黄色味も強めです。食感はジェワーズというよりもスフレに近く、しっとり感も白より強め。焼き面を残してある分こちらの方が香ばしく、カステラっぽい味わいが特徴的でした。どちらかというと“茶”は生地の食感と香ばしさを楽しむロールケーキだと思いました。
●谷津干潟のたまご@140:ネーミングからして地元愛溢れる一品。干潟で卵が採れるの?って思いますが、そういう意味ではないみたいです。
契約養鶏園から毎朝届けられる新鮮な卵をふんだんに使った焼き菓子。バターは発酵バター使用。小さくてもパンチが効いた一品。可愛い卵の形が目印。2つ入りで1パック。
噛むとホワっとした食感なのですがどこかムッチりとしていて、存在感があります。しっとりしており、ジュワっと内側から溢れてくる発酵バター。フィナンシエでもないしマドレーヌでもないし、まさに“谷津干潟のたまご”味なんです。唯一無二の個性派で地元愛に溢れる焼き菓子。
久々にル・パティシェ・ヨコヤマのお菓子を食べましたけども、相変わらず分かり易くて、可愛らしいお菓子ばかりで感動しました。小さい頃にお菓子をわくわくした気持ちで食べていた感覚を思い出すんですね。大ぶりでちょっとメルヘンチックなのですが、味も素材もよいものを使っているのに安価。これは人気があるのは納得できます。3年連続チャンピオンの名に恥じない味を保っているパティスリーです。
他の焼き菓子の感想に関しては、後日別エントリーにて書きたいと思います。
ル・パティシェ・ヨコヤマ ←(詳細レヴューはこちら)
最寄駅:谷津
料理:ケーキ / チョコレート / タルト・パイ
採点:★★★★★
一人当たりの支払額(税込み):1,000円〜3,000円
用途:おやつ











