2009年01月06日

エルメのガレット・デ・ロワは南仏スタイルのブリオッシュで、サティネ風味@ピエール・エルメ・パリ(ニューオータニ)5

nyu-o-taniお正月

真っ暗でよく見えませんけども、一応こちらはホテル・ニュータニ

玄関ホールに大きな樽酒と生花でお正月らしい設えでした。

今回は、ピエール・エルメでも、少々ラインが違う商品を取り揃えている、ホテル・ニューオータニのピエール・エルメでガレット・デ・ロワを予約してみました。

お店構え看板

ガレット・デ・ロワ というと、パイ生地とその中にアーモンド・クリームが定番ですが、ホテル・ニューオータニのピエール・エルメ では珍しいブリオッシュのガレット・デ・ロワがあるので期待が膨らみます。

2008年のピエール・エルメのテーマは「equilibre」=均衡・調和でした。

均衡があることによって生まれる美と、不調和なものにも見出せる魅力を両立させるということ。今年、2009年はまだ発表されていませんが、どんなテーマになるのでしょうか。

箱フェーヴとガレット

ピエール・エルメ氏の経歴は...アルザス生まれのアルザス育ち、4代続くブーランジュリー&パティスリーの実家。14歳でガストン・ルノートルのもとに弟子入りして、20歳の若さでフォションのシェフ・パティシエに就任し、後にラデュレ、1998年にピエール・エルメを東京のホテルニューオータニに初出店。パリよりも先に東京にお店を出し、話題騒然となったそうです。

ちなみに、今日、1月6日が公現節なので、ガレット・デ・ロワを食べる日なのです。

<参考>
Wikipedia ガレット・デ・ロワ
クラブ ガレット・デ・ロワ

<ガレット・デ・ロワの過去ログ>
2006年ピエール・エルメ パリ@青山店
2006年エコール・クリオロ本店
2006年ジャンポール・エヴァン伊勢丹新宿店
2007年オーボンヴュータン@本店
分厚いフイユタージュと餡子入りクレームダマンド@モンサンクレール
ウッフ・ブイエが進化して登場、赤松式ガレット・デ・ロワ@ビストロ・ラ・シブレット
今年初ガレットは京都からお取り寄せして食べました@オ・グルニエ・ドール
トップ・ショコラティエのガレット・デ・ロワは王冠がスタイリッシュ(過ぎ?)@ジャンポール・エヴァン(伊勢丹店
老舗パティスリーのガレット・デ・ロワはザックリ浮き気味のパートフイユテ@ラデュレ(日本橋三越店)

<過去の食歴>
この時期の色合いと味がぴったりな、“モンテベッロ”シリーズと特別なマカロン@ピエール・エルメ・パリ(青山)
シャンパーニュを飲みすぎてついつい甘い物を欲してパクッと一口@ピエール・エルメ・パリ(伊勢丹店)
晩秋で寒くなってくるとヴァニラの心温まる香りが恋しくなります@ピエール・エルメ・パリ(伊勢丹新宿店)
エルメのコレクションを凝縮した、期間限定販売のプチ・フール@ピエール・エルメ・パリ(伊勢丹新宿店)一番好きなフランス菓子は、やはりエルメのマカロン@ピエール・エルメ・パリ(青山)
梅雨の時期には“モザイク”で爽やか&まったりなコンビを楽しむ@ピエール・エルメ・パリ(青山)
“イスパハン”タワー?あまりにも可愛いので、思わずパチリ@ピエール・エルメ・パリ(青山)
今年のハートは真っ白なヴァニラ味でした@ピエール・エルメ(ホテル・ニューオータニ)
ヴァニラ好きによるヴァニラ好きの為のヴァニラのお菓子@ピエール・エルメ パリ
ハートを真っ二つに割る@ピエール・エルメ・パリ(ホテル・ニューオータニ)
フェティッシュ・パーティーのお土産を食べてみました@ピエール・エルメ・パリ(青山)
初参加のフェティッシュ・パーティでエルメの世界にどっぷり浸かる@ピエール・エルメ(青山店)
2007年のマカロン祭りは去年より段取りが良かった@ピエール・エルメ パリ(青山店)
アントルメの旨さを再認識する(ミルフイユだけど…)@ピエール・エルメ・パリ(青山店)
ついに実現マカロン大人買い@ピエール・エルメ・パリ
今日はマカロン・デイ!@ピエール・エルメ・パリ
マカロンはやっぱりここが一番かな…@ピエール・エルメ・パリ
新年はギャレット・デ・ロワが必須@ピエール・エルメ・パリ
エルメのクープは侮れない@ピエールエルメ パリ

PIERRE HERME PARIS ピエール・エルメ コレクション 1.ニューイヤー

ピエール・エルメ フロランタン

[ ピエール・エルメ ]イクスピアリ限定セレクト 1月のマカロン 6個セットBoite de 6 Macarons ...

ピエール・エルメのお菓子の世界

マトファーフランス製【ガレット・デ・ロワ】王冠金色

 



全体像真上から

ガレット・ブリオッシュ・サティーヌ@3,675:1月1日〜15日までの期間限定・予約販売となっています。

人気がある夏のサティネシリーズの味をガレット・デ・ロワにして、更に南仏に多い、ブリオッシュに仕立てました。タルト・トロペジエンヌのようなガレット・デ・ロワです。どうやら、このブリオッシュのガレット・デ・ロワは南仏やパン屋さんでは認知度が高いようです。

ガレットアップ

側面

平たく焼いた、円形のブリオッシュを2段にカットし、表面には黄色くて大きい、サクサクのアーモンドシュトゥルーゼルがたっぷりとかけて焼かれています。間にはオレンジとパッションフルーツ風味の軽いクレームオブールがたっぷり、更に角切り酸味がガッツリと効いたオレンジとパッション風味のジュレとオレンジ皮のコンフィが挟まっています。仕上げに粉砂糖がたっぷりと表面にかかっていました。

真上から王冠無し表面アップ

周りが割りとしっかりと火入れされていて、カリっとした食感のブリオッシュ、内部はふんわりとしていて、極軽いクレームオブールと食べると非常にリッチな味わい。間に入っているサティネ風味のジュレが凄い酸味のパンチ力があるにもかかわらず、若干モッサリとした食感ではありますが、クレームとブリオッシュと食べると良いバランス感。爽やかな後味で、どんどん食べ進められます。上に載っているカリカリしたシュトゥルーゼルもカリカリしていて、見た目と食感のアクセントになっていました。コレはクセになりそうなガレットですね。

断面

フェーヴちなみに、フェーヴはガラス製のもので、選ぶことは出来ませんでした。色は黄、ピンク、赤、青があります。ガレットの中にはフェーヴの代わりにアーモンドが一粒入っていました。

まさか、ブリオッシュのガレット・デ・ロワがあるなんて・・・びっくりなのです。いや、色々食べてたり、調べてみるものですね。ピエール・エルメの今回のガレット・デ・ロワは青山店や各店は普通のアーモンドのものとアナナス&ココナッツという、南国っぽい風味、そして、ホテル・ニューオータニのピエール・エルメではブリオッシュと、真冬にトロピカルな雰囲気が楽しめるものとなっています。個人的にはこのブリオッシュ仕立てのものを一番美味しく頂くことができました。さすが、ピエール・エルメ、また来年にも期待しています。

ガレット・デ・ロワは青山店や各店は普通のアーモンドのものとアナナス&ココナッツが販売されています。これらも頂きましたが、こちらは果実感たっぷりで、ヴァニラビーンズも入っていて、トロピカルな風味かつ、かなり濃い味わいです。私はアーモンドクリームのガレット・デ・ロワばかり食べていると飽きてしまったので、お口直しとインパクト系という意味では組み合わせが良いものだなと思いました。でも、ちょっとだけ奇をてらった感があり、好みが分かれるところだと思います。あ、やっぱり、プレーンのものはパートフイユテがかなり薄くて、ハラハラ〜っと儚い食感で、杏仁香が強いクレームダマンドとのコンビネーションは一番美味しいと思います。感想はこちら(2006年)です。

さて、あと何個食べられるのでしょうか…なんだか今年はショコラよりもガレット・デ・ロワに燃えています。パリに居るときには父があまりガレット・デ・ロワが好きではなかったので、食べていませんでしたが、東京では周りの人々で大好きな方が多く、食べる機会に恵まれているようです。

採点:★★★★★


chiyogoro at 15:02│TrackBack(0)この記事をクリップ!パティスリー 

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