2009年02月12日

期間限定発売のマカロン味のボンボン・ショコラとショコラ味のマカロン(?)@ピエール・エルメ・パリ5

ディスプレイ間歌論

なんだか毎月、いや、毎週かな・・・ピエール・エルメのお菓子です。

当然のことながら、サロン・デュ・ショコラ2009@伊勢丹新宿店でも期間限定品があり、店内イートインでもなかなか食べられないようなものが用意されていました。ブースにはフランス人のパティシエさんが居て、カットしたマカロン・オリジーヌ・シリーズを試食として配っていました。

箱箱の中

ここまで大判振る舞いで、試食させてくれるのはこの時期だけですね。

しかし、あまりに胃袋に余裕がなかったので、イートインは断念に期間限定発売のアイテムだけ購入してみました。特に、ボンボンショコラは伊勢丹だけで販売されていたようです。

<過去の食歴>
「ピエール・エルメが考える、究極のチョコレートケーキ」を予約し食べる@ピエール・エルメ・パリ(ホテル・ニューオータニ店)
エルメのガレット・デ・ロワは南仏スタイルのブリオッシュで、サティネ風味@ピエール・エルメ・パリ(ニューオータニ)
この時期の色合いと味がぴったりな、“モンテベッロ”シリーズと特別なマカロン@ピエール・エルメ・パリ(青山)
シャンパーニュを飲みすぎてついつい甘い物を欲してパクッと一口@ピエール・エルメ・パリ(伊勢丹店)
晩秋で寒くなってくるとヴァニラの心温まる香りが恋しくなります@ピエール・エルメ・パリ(伊勢丹新宿店)
エルメのコレクションを凝縮した、期間限定販売のプチ・フール@ピエール・エルメ・パリ(伊勢丹新宿店)一番好きなフランス菓子は、やはりエルメのマカロン@ピエール・エルメ・パリ(青山)
梅雨の時期には“モザイク”で爽やか&まったりなコンビを楽しむ@ピエール・エルメ・パリ(青山)
“イスパハン”タワー?あまりにも可愛いので、思わずパチリ@ピエール・エルメ・パリ(青山)
今年のハートは真っ白なヴァニラ味でした@ピエール・エルメ(ホテル・ニューオータニ)
ヴァニラ好きによるヴァニラ好きの為のヴァニラのお菓子@ピエール・エルメ パリ
ハートを真っ二つに割る@ピエール・エルメ・パリ(ホテル・ニューオータニ)
フェティッシュ・パーティーのお土産を食べてみました@ピエール・エルメ・パリ(青山)
初参加のフェティッシュ・パーティでエルメの世界にどっぷり浸かる@ピエール・エルメ(青山店)
2007年のマカロン祭りは去年より段取りが良かった@ピエール・エルメ パリ(青山店)
アントルメの旨さを再認識する(ミルフイユだけど…)@ピエール・エルメ・パリ(青山店)
ついに実現マカロン大人買い@ピエール・エルメ・パリ
今日はマカロン・デイ!@ピエール・エルメ・パリ
マカロンはやっぱりここが一番かな…@ピエール・エルメ・パリ
新年はギャレット・デ・ロワが必須@ピエール・エルメ・パリ
エルメのクープは侮れない@ピエールエルメ パリ

[ ピエール・エルメ ]イクスピアリ限定セレクト 2月のマカロン 6個セットBoite de 6 Macarons ...

ピエール・エルメ サブレヴァニーユ

[ ピエール・エルメ ] ショコラ GIANDUJA ジャンドゥジャ 2個セット

 



上の断面

●マカロン・オリジーヌ@1,575:ピエール・エルメ氏が独自に開発したカカオ、ヴェネズエラ産のカカオを使ったアントルメでしたが、それをスペシャリテであるマカロンでも表現したもの。

どれがどれだかわからなくなってしまいましたが、簡単な説明と感想です。

ヴェネズエラ産ボルセラナ70%カカオ入りガナッシュのマカロン。

赤茶赤茶断面n

こちらは以前にアントルメ・オリジーヌを食べたときもそうでしたが、かなりしっかりとしたボディで、酸味・苦味、とミルク感を上手に取り込んで、重めの味わい。乳製品との愛称も良いです。マカロン生地にも全く負けない味。

メキシコ産カカオ入りガナッシュのマカロン。

ガツンと濃い目の苦味と酸味がしっかりときて、木苺が入っているのかな?と思ってしまいました。後味もさっぱりでキレのあるカカオ感が印象的でした。これはマカロンではなく、ショコラでそのまま食べたいかもしれません。

PH断面ヴェネズエラ産オクマレカカオ入りガナッシュのマカロン。

酸味と苦味があって、これぞカカオというボディ強めの味わいでした。私は個人的にヴェネズエラのカカオってちょっと上級なメルロー使用ワインっぽい濡れ土とかトリュフの風味を感じてしまいますが、こちらはあまりそれが顕著に感じられずに、全体的に上品な仕上がりました。もちろん、後味もキレがありました。

PHアップ3つ

同じ茶色のマカロンが3つもあって、味がわからなくなりそう・・・と思っていましたが、一つずつ食べると味が明らかに違うので、驚きました。更に、マカロンに不向きなカカオもあるんだなと思いました。

産地別カカオのマカロンというのはなかなかありませんので、貴重な体験をしました。

箱ショコラ・オ・間歌論

●ボンボンショコラ“ショコラ・オ・マカロン”@3,150(6個入り):ショコラ風味のマカロンの反対・・・マカロン風味のショコラという、面白い名前のボンボンです。

ショコラ風味のマカロン、というと普通ですが、逆ってどうなんでしょうか。

中身中身1

ボンボンはひとつぶが大きめで、薫り高いショコラ・アメールが薄くコーティングされていて、表面にはなんと、カカオパウダーがかかった超小型マカロンが張り付いています。内部は下の層にねっとりとした、やや水分多目で、薫り高い杏仁香が強いマジパン、上の厚いガナッシュの層には砕いたマカロンが入っていました。

アップ断面

値段も6個で3,150円と少々高めですが、手間隙かかっていますし、かなり大降りです。マカロン味のショコラ・・・というのはあまり想像できなかったのですが、食べて納得しました。表面にある、極小マカロンのカリッとした食感とガナッシュに入ったシャリシャリの砕いたマカロン、下の層のねっちりとしたマジパンとそれぞれ違った食感のマカロンがしっかりと表現されています。マカロンの表面部分のカリッと感、間のふわっと、クレーム近くのねっちり感がそれぞれショコラにも感じられます。それがさらにガナッシュと合わさると、ショコラの大きなくくりの中からマカロンが浮かんでくるようでした。結構複雑な構成で、食べていて、関心しまくりでした。

ピエール・エルメのショコラはどんどんマニアックな方向とポップな方向に広がっていっているようで、とても面白いと思いました。ここまでショコラを突き詰めてもまだまだ・・・なご本人なんでしょうね。フェティッシュ・シリーズをボンボンにしたものを買いそびれてしまったのがちょっと残念です。今後ともどんなショコラが食べられるのか、とても楽しみなパティスリーです。

最寄り駅:新宿三丁目 / 新宿 / 新宿西口
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