2009年04月30日

「豆はお好きですか?」と聴かれれば、美味しく調理されたものは大好きですと答える@ラ・マニ ビーンズ4

お店構え看板

友人に案内されて、浅草に降り立ちました。ちょっと体調を崩していた方だったので、胃袋にも優しいお料理がいいね、と話していたところでした。

気軽なビストロで美味しい豆料理が食べられるところがある、とのこです。

カウンターのみ

それがこちら。ラ・マニ ビーンズ

店名は英語とフランス語が混ざっていますが、フランス料理の気軽なビストロです。名前は豆マニアという意味で、2008年10月にオープン。内出シェフが切り盛りしています。銀座線の浅草駅から出て2〜3分くらいで、駅からも近く、小さなお店です。

テーブル豆はお好きですか?

出挙さんからの情報によると、内出シェフは銀座KANSEIビストロ・アンドラ で研鑽を積み、カウンターたけの小さなお店、ラ・マニ ビーンズに至っています。

席に着くと早速、カウンターがあって、そこに可愛い置物が点々とおかれています。

メニューには、「豆はお好きですか?」と書かれていて、まじまじと読んで、思わず「はい」と答えてしまいました。シェフに話しかけられたわけではなかったのですが、思わず、言ってしまいました。

好きは好きなんですけど、最近やっと食べられるようになったんです。あの、中身がパッサパサで、粉爆弾みたなものは全く受け付けませんが、やはり美味しく調理された豆って、また格別な旨さがありますよね。そんな豆を求めています。

今回は2名でランチコース@3,500円(前菜盛り合わせ、メイン、パスタ、デセールのセット)をいただきました。この他にもワンプレートランチなど気軽なものからお任せコースまであります。

★5/3 9:59までポイント10倍★緑レンズ豆 120g

ポクポクとした食感でクセがないガルバンゾー(ひよこ豆)

ヴァン・ムスー・ブラン・ド・ブラン・シャルドネ・ ブリュットルイ・ピカメロ(白・スパークリ...

 



前菜森泡sパテとレンズ豆

●前菜盛り合わせ:大きな白いお皿に7種類もの前菜とサラダが盛り合わせになっています。カボチャや、ひじきとヒヨコ豆、パテとレンズマメ、じゃが芋と大納言、ラタトゥイユと白いんげん豆、スペイン風オムレツにも白いんげん豆が入っていて、全てに豆が入っています。真ん中のサラダはハーブもたっぷりでフレッシュな風味。

ポテトひじきとヒヨコマメ

一つ一つしっかり味が違い、それぞれの素材の風味が引き出されています。どちらも割りとシンプルなのですが、それぞれ、ちょっとずつでも満足感があります。特に美味しいなと思ったのは、大き目のヒジキとヒヨコ豆の合えたもの。ヒジキって和風の煮物ってイメージばかりですが、こうやって洋風に味付けして、豆と食べてもとても香りがよく、優しい味わいでした。

ラタトゥイユパン

また、ラタトゥイユも野菜だけではなく、豆が入ることでヴォリューム感が増し、野菜の旨みが沁みていて、良い塩梅です。

●パン:こちらは自家製ではありませんが、素朴な見た目で中はもっちりキメ細かくて、お料理のトーンと合っていました。ついついパンが進みます。

メインアップメインカサゴ

●メイン:魚か肉を選ぶことが出来ます。今回は魚でカサゴを選択しました。他にも金目鯛などあり、好きなものを選ぶことが出来ます。

そのままポワレにして、周りに豆や野菜も添えて出来上がり。

カサゴアップ

また、青味がかった大豆がちょっと焼かれていて、プチッと弾けるような食感。クルジェットや鞘インゲン、じゃが芋などちょっと焦げ目がついていて、それぞれギリギリの火入れ具合で、シンプルな味付け。素材そのものの味がよく引き出されていてました。

ローズマリートマト粉

カサゴは皮目がパリっと、中の身はホクホクっとしていて、とても鮮度がよいようです。噛むと身がプルっとしていました。白い身も透き通るようです。

盛り付けもなかなか面白く、魚に枝のままのローズマリーと月桂樹の葉、タイムを括ったものが添えられていました。とても香りがよく、全体に行き渡っていました。また、煮詰めたバルサミコがサーっとかかっており、また赤い粉もありました。なんだろう?と思って伺ったら、赤い粉はトマトを乾燥させたもので、甘ずっぱい味わいがありました。

デセールデセール1

本来ならばこの後パスタが出てきますが、友人が食べきれないとのことで、デセールへ突入。その分をデセールへつぎ込んで頂くことにしました。

●デセール盛り合わせ:自家製のパンプディングとアイスクリーム、アナナスのタルトの盛り合わせ。

パンプディング

ヒョロヒョロっと縦に伸びているものはラングドゥシャですね。立体感のある盛り付けです。

パンブディングはかなりブyブヨっとした食感で、レーズンも入っていて、硬めでしたが、滋味深い味わい。もうちょっと柔らかめが好みでした。

パイナップルラングドゥシャ

ソルベも自家製で、ショコラと杏が添えられていました。

この盛り合わせのメインはやはり、ちょっと隠れ気味ですが、アナナスのタルトです。上に薄切りにした、焦げ目がついたアナナスがのっています。サクサクっとしたパートシュクレとまったりの濃厚なクレームダマンド、それに上にあるフレッシュさを保ったアナナスのジューシーさがもう夏ですね。とても繊細なバランスのタルトでした。これもっと大きく切ったのを食べたかったな。

カフェ飲み物

最後にフィルターのカフェが出て終わりです。やや苦めで薄めの味わいで後味がさっぱりとしました。

ワインはかなり気軽なものがグラスで500円位〜あります。なかなかカジュアルで美味しいものを揃えているなと思いました。

メニュー1メニュー2

お店はとても可愛らしい、小さいところで、カウンター席のみ。トイレや机も綺麗なので、女性でも安心して入ることが出来ます。カウンターだけの楽しいところは、シェフがとても近くでお料理しているところを見られるのと、会話も気軽にできますから、お料理のことや感想をその場で伝えられるのも楽しいですね。とても家庭的な雰囲気なのですが、お料理はしっかりフランス料理です。地元の方々が多いようで、和んでいる雰囲気が感じられました。野菜たっぷり、もちろん豆がたっぷりで、色々なものが使われていて、これなんだろう?あれこの豆の名前ってなんだったっけ?!とか言いながら食べるのも楽しいですね。豆たっぷりなせいか、量が程ほどなのに、食後にはとても満腹になっていました。

いやー、豆って奥深いし、お腹一杯になりますね。また行って見たいビストロです。次回は夜にアラカルトで魚のカルパッチョなど食べてみたいですね。

豆料理で美味しかったなって、思い出すのはアラジンのフォワグラとレンズ豆のテリーヌかな。これは忘れられません。

採点:★★★★


chiyogoro at 17:35│TrackBack(0)この記事をクリップ!フランス料理 

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