「も~~~~~~~~いやっ!やめてーーーーーー」

絶叫とともに
怒りをこぶしにこめて、
宙で大腕をふり、
両のふとももに力をこめて大地に両足をすえて

サタンの化身をかき消そうとする。

いたたまれない気持ちと焦りとともに、
今朝、突然、飛び起きるようにして、目を覚ました

あんまりだ、悪夢だ。。。。

直後、6時30分のアラームが鳴って、
むくりと布団から起き上った……。

そして、「ハッ」と、大変大事な感覚に触れたことに気がつく。

今回、夢に現れた姿かたちは違うけど、
これは「サタン」だ!!!!

私は子供のころによく「蛇に追いかけられる夢」を見た。

大蛇が猛然と私に襲いかかろうして、
私は逃げて、逃げて、逃げて、逃げまくるのだが、
ついに、「もう逃げ切れないっ」という、
その瞬間がくると、
私は獅子のように荒々しく変身をし、
その恐ろしい大蛇に襲いかかり、大ナタをふりまわして、
バラバラに切りさく。
ときには、とんちと知恵をきかせて、
逃げ方に一工夫することで、大蛇をちょうちょ結びにしてやっつけてしまうこともあった(゚∀゚)アヒャヒャ(このあたりはお笑い?)
そして、その無残にも果てた大蛇の姿を
いつまでも見ているのも、しんどくなり、
次に私は、鳥に変身できる自分であることを思い出す。
「ああ、そうだ!私は飛べるんだった。それっ」

今朝、あの幾度もくりかえし観た夢の
恐怖と同じ感覚だったことに、気がついた。


「立ち去れーーーー、サタンよ!!!」


こころのなかで叫びなおす。

私は私と闘い、打ち負かし続けることを、決意する。


これは極めて個人的な話なので、
ここに書くことに少しためらいがありました。

ですが、

とても大事な魂のテーマであること、
夢の符号をひもとくヒントになること、そして
誰ものこころに潜む天使と悪魔の物語であるため、

もしかすると、この話が誰かの胸の中で
役に立つのではないかと思ったので
みなさんと共有させていただきたいと考えました。

きょうの夢の中の、サタンの化身は、男だった。

私には性のコンプレックスがあるのか、
いろいろな意味がそこにはふくまれるのだが
異性の形として、夢に現れることが多い。

それもフツーに考えれば(一般的な夢辞典などにいわせると)
「あたしゃ、単なる欲求不満か?」と言いたくなるぐらい、

夢の中で男性と親しくし、
ときにはセックスをすることも
少なくない。(すべてではないけど)

1週間半前に「錬金術」の実践がはじまってから
(これについてはまた後日レポートします)

魂が激しく揺れているのを感じています。

(そんなもん、感じるのか? と驚かれるかもしれないが、
否応ないシグナルが現象界から化学反応となって
バンバンやってくるので、おのずとそれが
魂のゆさぶりめがけて飛んできていると
いうのがわかってしまうくらいなのです)

とりわけ、夢に変な不思議なビジョンが浮かぶことしきり!!

そしてこの数日間、ずーーっと「男性といちゃつく」夢が続いているのです。

はじめは、「ああ、私ったらまだアノ人に未練あるのかしら」などと
過去に好きだった映像に、ぼんやりとのんきにかまえていました。

ところが「サタンのそそのかし」は
(夢をみているときはサタンとはまだ気づいていない)
「どう考えても、なんでこのひとと?????」
という男性の姿になって、やってきた。

10年以上も昔の、
恋愛関係にコンプレックスを抱いていた私であれば
きっと気づくことはなかったかもしれない。
(実際に、今までこういう夢をみても、フンとしか思ってきていなかった。
心理や魂の世界にも興味なかったしね)

今回の「サタン」の落ち度はここにあったと思う。

私は「あまりにもおかしすぎる!!」とその滑稽さに、
かえっていたたまれない想いを強めてしまったのだ。

「いい加減、夢に、男、男、男、でてくるなんて勘弁してほしい!!
合意的現実と違いすぎる夢をつきつけて、
(私には再婚願望があるが、そのご縁をまだ得ていない。
だがそれに対して、焦るつもりもないし、今がまだ時期じゃないだけだと
大きな気持ちでかまえている)
私をまた恋愛に溺れさせたいかっっ!!!
今、私はそれどころじゃないのに、
(自我と闘い、おのれの弱さを克服し、
自分の相談室をクライアントのために死守することに必死で、
運営しながら執筆をせにゃならんというハードルも目の前にはある。
夢に向かって進んでいるという充実感はあるものの、
苦手なこと、嫌いなことにも、果敢にとりいれていかなくてはいけない
毎日に、ヒーヒー。もちろん、同時に楽しんでいる自分もいるからこそ、
乗り越える覚悟をもっているわけだけど)

(だから……)
そんなことで、もうこれ以上、責め立てられるのは、こりごり!!!


あったまきた!!!(自我に、サタンに、ね)


これまでの私は、
「いやーん、どうして、こんなにいろんなことがうまくまわらないのぉ?」
恋愛、結婚、人間関係、お金、仕事、自分自身、
どこに本当の落ち着きどころを見出すことができるのか
わからないままに、
しっちゃかめっちゃかのなかを、逃げ回るようにして、疾走してきた。


そう、子供のころ、大蛇から逃げて、逃げて、逃げ回っていたのと同じ感覚だ。



そして、ついに追い込まれるところまで、追い込まれた。

年齢は来年37になる。
まわりは、結婚もし、なかには子供も2人目のひともいて、
家を買い、財をなし、出世もし……。

私はその何一つも手にしていない。

挙句の果て、自分の夢にまで、不愉快な思いをされ続けて、
(大事な安らぎの時間まで邪魔されて)

こんなにむかつくことはないっっっっ。


私は、いままで逃げるようにして生きるというパターンをくりかえしていたのだと、反省する。
離婚だって、逃げるようだった。
会社をやめるときも、いつも逃げるようだった。
駄目だ、そんな、私、ダメだ。

いつも
「なんでだかわからないけど、この仕事をしてる」
といっていた。

だからだ。だからダメなんだ、私は。


立ち上がらなくちゃ!!

勇気と愛と知恵の剣をもって、大蛇に立ち向かったように。


おのれのサタンを退治するのだ。
サタンに立ち向かい、「出ていけ」と叫ぶのだ。
私の道は、サタンに追いかけられて現われるものとも違う。
私の道は、私が創るのだ。



そして、子供のころの夢には続きがある。

私は鳥となって、空に向かう。

そして、死を迎え、

やがて地上に降りてくる。


天と地をつなぐ、人となるために。


これを描いて、表現して生きること。

これが私の魂のテーマであり、カルマのテーマだ。


さあ、どうしようか。


私のこころの目には、

大きな白い鳥の背中が見える。


空への旅をはじめた。
これからだ。


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というわけで、千変万化してまいります、
引き続きみなさま、どうぞよろしくお願いします。