クロ・クロ

演劇ユニット「クロ・クロ」の公演情報などをお伝えするブログです。

『ギ・ジギ』役者&登場人物紹介 額田礼子:ゴショウ

役者&登場人物紹介第五弾!
今回はゴショウ役の額田礼子さんをご紹介させていただきます!

額田














クロクロ参加はお久しぶりで、第5回公演「望遠ノート」、第6回公演「絵空ノート」にご出演いただいていました。

今回は人型師であるニイミが師事していた人形師、ゴショウを演じていただきます。
※人型:仮想空間内におけるアバターのようなもの

ゴショウは自身の人形作りにおいて、作り手のエゴを極力排除しようとする、昔気質の職人のような役です。
「わたし」は要らない、が根本にあり、「わたし」に重きを置くニイミと対立しますが、手段が異なるだけで目指すところは一緒なのではないかと思っています。

そんな、一言で表すと滅私の人であるゴショウですが、額田さんが立ち上げてくださったものを見ていると、なぜそういった生き方を選んできたのか、その生き方に対してどう考えているのかが伝わってきます。

額田さんは、過去の公演でご一緒したときも役を通して自身が伝わってくるような芝居をされていて、自分が求める役者像にぴったりはまる方です。
前回ご一緒したときから10年近く経ちましたが、あの頃自分が勉強させていただいた立ち方は健在で、その上で洗練された刃物のような鋭さを持った芝居が加わったように感じています。

ゴショウは、生活においてもなるべく雑念を排除しようとするため、世間から孤立気味な気難しい人物として書いています。
そのまま役の持つ役割だけをこなしてしまうと、味気ない役になりがちなのですが、額田さんの身体を通して役が立ち上がってくると、恐ろしくもあり、それでいてどこか暖かい人間味の溢れる役になっており、演劇の面白さを実感しています。

今回の公演のテーマの一つに、全然違うように見えるあの人がもしかしたら「わたし」と同じなのではないか、という期待があります。
額田さんのゴショウを通して、お客さまの中に何かの発見があったらと願っています。

ご来場、心よりお待ちしております!

『ギ・ジギ』役者&登場人物紹介 アンディ本山:アザラシ(義)

役者&登場人物紹介第四弾、アザラシ(義)役のアンディ本山さんをご紹介させていただきます!

アンディ














クロクロ参加は前作「めぐりきたりとて」を含めて3回目になります。

今回はニイミがアザラシの依頼を受けて作った人型である、アザラシ(義)を演じていただきます。
※人型:仮想空間内におけるアバターのようなもの

アザラシ(義)は脚本家としてずっと書きたかった、悪い役(≒悪役)です。
勧善懲悪物に出てくるような根っからの悪人は自分には書けないと思っていて、アザラシ(義)もただただ悪い奴ではないのですが、関わるキャラクターから見るとしんどい存在になっていると思います。

立ち上がってくるシーンを見ていると、アンディさんの悪い顔がたくさん見れて個人的にも大満足ですし、おそらくきっとそれが見たいお客さまも多いはず。


今回のお話の冒頭でアザラシ(義)は、アザラシが抱いていたある願いを元に作り出されます。

脚本執筆の段階ではその願いが中核になる役だと思っていたのですが、流石アンディさん、脚本家の発想に無かったアイデアを持ち込んでくださいました。
その方が役としても、お話全体としても広がりが出ると思い採用させていただいたのですが、こういった役者さんが提示してくださるアイデアを元に作られていく過程が演劇の面白さの一つだと思っています。

どんな形になったのか、是非劇場や配信でご覧ください。

ご来場、心よりお待ちしております!

『ギ・ジギ』役者&登場人物紹介 キジマチカ:アザラシ

役者&登場人物紹介、第三弾はアザラシ役のキジマチカさんです!

キジマ














クロクロメンバーとして衣装も担当していただいているキジマさん。
初めてご一緒してから、もうすぐ10年になるようです。

今回はニイミに人型作りを依頼するアザラシ役を演じていただきます。

人型は自分の見た目そのものであるため、自分が思う自分に近い姿にする人が多いのではないかと考えています。
※人型:仮想空間内におけるアバターのようなもの

そんな中、アザラシはファッション感覚でコロコロ人型を変えるちょっと変わった人です。
現代日本においても、会う度に見た目がまるっきり違う人がいると思うのですが、アザラシは性別、身長、体重などなど、全く違う人型をその時の気分に合わせて「着て」います。

今回はオーダーメイドで人型を作るニイミに依頼し、アザラシ(義)を作ってもらうところからお話が始まります。

いつもクロクロでキジマさんに当てる役と少し毛色が違って、明るく楽しく元気よくがベースにあり、配役に悩んだ役でもありました。
キジマさんが他の団体に出演されているのを見に行くと、アザラシのような明るいキャラクターを演じていることが多く、今回はその部分を頼ってお願いしました。

そんな、一見すると毎日楽しそうで、悩みなんてなさそうに見えるアザラシの「わたし」が、アザラシ(義)を「着る」ことによってどうなっていくのかが、今回の公演のテーマの一つです。

いろんな面でアザラシはとても難しい役だと思いますが、さすがキジマさん。良い芝居を見せてくれています。
是非多くの方にご覧いただきたいと思っています。

ご来場、心よりお待ちしております!
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