主宰の千頭和です。


まだ情報公開前なので、ちょっと変な形のお知らせになるのですが、今年の9月に池袋で公演を予定しておりました。

9月で池袋といえば、池袋演劇祭。
前回参加させていただき、手ごたえを感じたと同時に、「演劇をはじめとする、表現活動を観たい」という方々がどのような動機を持っているのかを考えさせられました。
今までのスタンスは変えずに、現在の主流である表現活動を求める方々になんとかして興味を持っていただきたいと思い、再度池袋演劇祭へ参加しようと考えていました。

劇場も契約し、次回公演に向けての実験的な試みも何度か重ねてきたのですが、新型コロナウィルスの感染拡大を受け、劇団員と相談の上、公演中止の判断に至りました。


昨今様々な団体が公演中止を決断している中、9月公演のこのタイミングでの中止はかなり早いと思います。
しかし、感染拡大が早期に収まったとしても、関係者も含めた社会全体の経済的なダメージを考えると、クロクロでは公演を行うことは難しいと判断しました。

そのため、年内は公演活動を休止する予定です。
ただし、公演形態を取らないなんらかの形で活動は行いたいと考えています。
ラジオドラマは過去に作った実績があるため、それと近い形でやりたいことを模索していきます。


今回の感染拡大の影響は、演劇界隈だけでなく、ほぼ全てといっていい業種に及ぶと思います。
現在は影響がなかった業種でも、来年、再来年と時間がたつにつれ影響は出てくると思います。
そうなったときに、ご覧いただいた方の心がなるべく楽になるような活動を今後も模索していきたいと考えています。

演劇界隈ですと劇団や劇場さんもダメージを受けていますが、特にスタッフさんは影響が甚大で、廃業を検討される方もいると耳にしています。
そういった方々にお仕事を用意するという意味でも、来年は良い公演を行いたいと思います。


流行が収まるまで待つ、という判断に至った訳ですが、この「待つ」ということが非常に難しいことだと思っています。
待つ機会を得られたと思って、楽な気持ちで日々過ごせるよう、頑張らないを頑張ろうと思います。


直接対面するということがどれほどありがたいか痛感させられる昨今ですが、
またお会いできることを楽しみにしております。