めぐりきたりとて出演者&配役紹介。

いよいよ最終回の第六弾。

ダダ・センプチータ サトモリサトルさん。

サトモリ_稽古サトモリ













































今回は他の登場人物にとっての唯一神、イデキタ役を演じていただきます。

イデキタは神様ですが、自分が作り出したものに対して一喜一憂して、面白がったり落ち込んだりする、ただの人でもあります。
が。やはり神様なので、どこか先の見えない空虚さを抱えている、畏れ、という言葉が良く当てはまるキャラクターだと思います。

サトモリさんとご一緒するのは2回目で、クロクロに出ていただくのは初めてになります。
千頭和のよくわからん演出は経験があるので、ある程度は慣れてくださっているとは思うのですが、今回はさらに千頭和のよくわからん台本なので、きっと苦労されていると思っています。
でも、台本ができてからすぐにセリフを入れてくださって、すごいなーとただただ感心してしまいました。

サトモリさんは優しく柔らかい印象を持っている方だと思うのですが、時折見せる空虚さがとても好きで、イデキタ役ではそれを遺憾無く発揮していただこうと思っています。

コメディを主体とする劇団、ダダ・センプチータさんにご所属されているのもあってか、やはりユーモラスな表現もとても幅が広く、ともすると神様という役割だけに終わってしまうイデキタを、魅力的な人間にしてくださっていると思っています。

サトモリさんの空虚、がらんどうがどこからやってきているのか、ちょっとした会話の中で探っていくのがこの稽古期間の楽しみの一つでもあります。