役者&登場人物紹介第四弾、アザラシ(義)役のアンディ本山さんをご紹介させていただきます!

アンディ














クロクロ参加は前作「めぐりきたりとて」を含めて3回目になります。

今回はニイミがアザラシの依頼を受けて作った人型である、アザラシ(義)を演じていただきます。
※人型:仮想空間内におけるアバターのようなもの

アザラシ(義)は脚本家としてずっと書きたかった、悪い役(≒悪役)です。
勧善懲悪物に出てくるような根っからの悪人は自分には書けないと思っていて、アザラシ(義)もただただ悪い奴ではないのですが、関わるキャラクターから見るとしんどい存在になっていると思います。

立ち上がってくるシーンを見ていると、アンディさんの悪い顔がたくさん見れて個人的にも大満足ですし、おそらくきっとそれが見たいお客さまも多いはず。


今回のお話の冒頭でアザラシ(義)は、アザラシが抱いていたある願いを元に作り出されます。

脚本執筆の段階ではその願いが中核になる役だと思っていたのですが、流石アンディさん、脚本家の発想に無かったアイデアを持ち込んでくださいました。
その方が役としても、お話全体としても広がりが出ると思い採用させていただいたのですが、こういった役者さんが提示してくださるアイデアを元に作られていく過程が演劇の面白さの一つだと思っています。

どんな形になったのか、是非劇場や配信でご覧ください。

ご来場、心よりお待ちしております!