役者&登場人物紹介第五弾!
今回はゴショウ役の額田礼子さんをご紹介させていただきます!
クロクロ参加はお久しぶりで、第5回公演「望遠ノート」、第6回公演「絵空ノート」にご出演いただいていました。
今回は人型師であるニイミが師事していた人形師、ゴショウを演じていただきます。
※人型:仮想空間内におけるアバターのようなもの
ゴショウは自身の人形作りにおいて、作り手のエゴを極力排除しようとする、昔気質の職人のような役です。
「わたし」は要らない、が根本にあり、「わたし」に重きを置くニイミと対立しますが、手段が異なるだけで目指すところは一緒なのではないかと思っています。
そんな、一言で表すと滅私の人であるゴショウですが、額田さんが立ち上げてくださったものを見ていると、なぜそういった生き方を選んできたのか、その生き方に対してどう考えているのかが伝わってきます。
額田さんは、過去の公演でご一緒したときも役を通して自身が伝わってくるような芝居をされていて、自分が求める役者像にぴったりはまる方です。
前回ご一緒したときから10年近く経ちましたが、あの頃自分が勉強させていただいた立ち方は健在で、その上で洗練された刃物のような鋭さを持った芝居が加わったように感じています。
ゴショウは、生活においてもなるべく雑念を排除しようとするため、世間から孤立気味な気難しい人物として書いています。
そのまま役の持つ役割だけをこなしてしまうと、味気ない役になりがちなのですが、額田さんの身体を通して役が立ち上がってくると、恐ろしくもあり、それでいてどこか暖かい人間味の溢れる役になっており、演劇の面白さを実感しています。
今回の公演のテーマの一つに、全然違うように見えるあの人がもしかしたら「わたし」と同じなのではないか、という期待があります。
額田さんのゴショウを通して、お客さまの中に何かの発見があったらと願っています。
ご来場、心よりお待ちしております!
今回はゴショウ役の額田礼子さんをご紹介させていただきます!
クロクロ参加はお久しぶりで、第5回公演「望遠ノート」、第6回公演「絵空ノート」にご出演いただいていました。
今回は人型師であるニイミが師事していた人形師、ゴショウを演じていただきます。
※人型:仮想空間内におけるアバターのようなもの
ゴショウは自身の人形作りにおいて、作り手のエゴを極力排除しようとする、昔気質の職人のような役です。
「わたし」は要らない、が根本にあり、「わたし」に重きを置くニイミと対立しますが、手段が異なるだけで目指すところは一緒なのではないかと思っています。
そんな、一言で表すと滅私の人であるゴショウですが、額田さんが立ち上げてくださったものを見ていると、なぜそういった生き方を選んできたのか、その生き方に対してどう考えているのかが伝わってきます。
額田さんは、過去の公演でご一緒したときも役を通して自身が伝わってくるような芝居をされていて、自分が求める役者像にぴったりはまる方です。
前回ご一緒したときから10年近く経ちましたが、あの頃自分が勉強させていただいた立ち方は健在で、その上で洗練された刃物のような鋭さを持った芝居が加わったように感じています。
ゴショウは、生活においてもなるべく雑念を排除しようとするため、世間から孤立気味な気難しい人物として書いています。
そのまま役の持つ役割だけをこなしてしまうと、味気ない役になりがちなのですが、額田さんの身体を通して役が立ち上がってくると、恐ろしくもあり、それでいてどこか暖かい人間味の溢れる役になっており、演劇の面白さを実感しています。
今回の公演のテーマの一つに、全然違うように見えるあの人がもしかしたら「わたし」と同じなのではないか、という期待があります。
額田さんのゴショウを通して、お客さまの中に何かの発見があったらと願っています。
ご来場、心よりお待ちしております!