2017年06月16日

Primale 20

primale    20
side nino





l_zpKssFihUmtwJ1494954914_1494954936


花束を抱えて車に戻り
再びエンジンを掛けてリーダーの道案内に従って
車を走らせた。

リーダーはとにかくご機嫌で
さっきから鼻唄歌ってニヤニヤしてる。

何時になくテンションが高いのは俺も一緒だけど。


N 「何よ?なんか随分楽しそうですね?」

O 「ええ?そんなの当たり前じゃん。
  ニノとデートだなんて普通考えられないもん」

N 「そうですよ。わたしとデート出来るなんて  
  大野さん、本当に幸せ者ですからね(笑)
  ・・・ってか、これ何処向かってんの?」

O 「あっ、次の信号左に入って」

N 「えっ・・・次?あそこ曲がるのね?」

O 「曲がったらさ、真っ直ぐ・・・
  コインパーキングの看板が見えたらその正面だから」

N 「ふうん・・・了解・・・」

俺は言われるままに
その道を進んだ。

前方に確かにコインパーキングの看板が見えてきた。
フッとその正面に目をやる・・・

すると、そこには普通のっていうか
結構立派な塀で囲まれためちゃくちゃ広そうな
お屋敷が立っていた。

だ、誰んちだ?
ま、まさか大野さんの実家?引っ越したとか?
あ・・・
きっとそうだ。
親にとうとう家買ってあげたんだ。
すげーな・・・


N 「これって・・・あなたの家?」

O 「んふふっ・・・ガレージ開けるからちょっと待って」

N 「ま、マジなの?あなた、やるね・・・」

O 「ほら、車さっさと入れて」

N 「う、うん・・・」


俺、手土産も用意してないけど
いきなり親に合わせるって反則じゃない?

とりあえず、ガレージに車を停めて
トランクに入れてる、さっき買い物した袋を
取り出してリーダーに渡す。

O 「よしっ、ほんじゃ行くか・・・」

N 「ねえ?俺手土産何も準備してないよ?」

O 「そんなのいらねえよ」

N 「だって、そうはいかないだろ?」

O 「誰に手土産渡すんだ?」

N 「はぁっ?ご両親に決まってるでしょ?」

O 「んふふっ・・・何言ってるの?」

N 「え・・・だってここはあなたの実家でしょ?」

O 「おいら、何時そんなこと言った?」

N 「えっ?ち、違うのかよ?それじゃここって
  誰の家なの?」

O 「おいらとニノだよ・・・」

N 「え・・・?」

O 「ほら、さっさと入るよ」


リーダーがそう言いながら玄関の鍵を開けた。
悪い冗談だよね?
何でこれがリーダーと俺の家なの?
頭が完全にクラッシュしてる・・・

とにかく靴を脱いで中に入る事にした。
もの凄い広いリビングには
かなり大型のテレビやセンスのいいソファーにカーテン・・・
家具から飾り物から全て整ってるけど
それらは確かにまだ使い古されてる感じが無くて
どれも真新しい感じがした。

俺は呆然と入り口に立ってると
リーダーがさっき買ってくれた薔薇の花束を
俺に差し出して・・・

O 「少し早いけど・・・誕生日おめでとう。
  おいらからのプレゼント、気に入った?」

もう・・・
それはサプライズ過ぎて
俺、そのままあの世に逝っちゃうんじゃないかって
そのくらい、幸せな瞬間だった。






つづく










・・・っちゅう話でした(; ̄Д ̄)
さっきアップした記事の意味・・・
分かって頂けましたかな?



こちらのアンケート絶賛受付中です
まだ参加されてない方、
是非ともご協力をお願いします。
明日の0時で終了します

人気ブログランキング

chobisuke777 at 23:00│Comments(0)Primale 

コメントする

名前
URL
 
  絵文字