If You Want to be Understood...Listen

バベルの塔はバビロン(今のイラク)に建設されたと云う。。。天に届くバベルの塔を建設しようとした人間は、神の怒りに触れ、別々の言葉を話すように仕向けられ、世界に散った。

友情の証しにもらったモノさえ、手放さなければ生きていけない貧困。

不法労働を知りつつ、頼らざるえない、偽善が支える豊かさ。 そして、持て余された豊かさの中で失われるモラルと薄れる家族の絆。

銃を手にすれば、試したくなる。 追い詰められれば、逃げだしたくなる。 そして、孤独から逃れるすべはない。

精一杯、懸命に生きてる人々が、ちょっとした拍子で罠に嵌まり、傷は深く深く広がっていく。

神は決して「救い」を与えない。

幼い兄妹が就寝前のメキシコ人家政婦と交わす会話(英語にスペイン語で答える)や、聾唖のチエコと刑事の交流は希望の灯火?

敢えて、見る人に感じ、考えてもらえば良いというのが、この作品の監督の意思でしょうか? 日本では来年GW公開のスケジュールの「バベル」。 

Crash」同様、エンタメだけでないハリウッドの顔を多くの人に観てもらえると良いのでは?

彼女、実は26才ってのも驚きですっその意味で、ゴールデン・グローブ賞ノミネートにふさわしい熱演だった菊地凛子さんが最優秀助演女優賞を受賞し、オスカー・ノミネートとなることを期待してます。

それにしても、チエコが刑事(渡部篤郎似の彼の演技も良かったですなぁ)に渡したあのメモに何と書いてあったのか、気になるなぁ。。。