chocoの日記: 翻訳&その他にて我が道を行く・・・

『「その他の外国文学」の翻訳者』、読了。

ヘブライ/チベット/ベンガル/マヤ/ノルウェー/バスク/タイ/ポル/チェコ語の9名の翻訳者さんが各言語と地域の魅力を熱く語り、勉強方法や企画アピール、キャリアパスにも言及。
お勧め文学作品や地域理解の本等の紹介も充実で、読みたい本がまた増えた

「その他の外国文学」の翻訳者

『私たちの進む道』を拝読。
オジブウェ族のジャーナリストである著者が、カナダ、ブラジル、豪、北欧(サーミ)など世界各地の先住民やその支援者を取材したノンフィクション作品。

土地や文化を奪われて依存症や貧困に陥った親世代のもとで、若い人たちが日々感じる絶望感や差別、教育や医療などが不十分なことが追い打ちをかける。それでも打開に向けて先住民の方々や関係者などが地道に活動されているとのこと。

「あなたはどこから来たのですか?」「私たちはずっとここにいた」の問いかけも心に残る。

私たちの進む道

『男と時計の物語』、手に取ることができました!
もう、とにかく素敵な本です。https://pr.kb-p.co.jp/amanandhiswatch
男と時計の物語

装丁も、ほら、表紙の右側に時計のネジの写真が!

著名人が自分のお気に入りの時計をそのエピソードとともに紹介するという内容。写真集や図録を見ているかのような美しさ(人物の写真はありません)。高価で貴重なものも多いですが、かなり使い込んだ形跡も見られて、時計の写真とそれにまつわる本人のエピソードをかわるがわる読んで眺めると、その人の人生と内面の一部を目の前で語られているような気がしてきます。時計愛好家はもちろん、そうでもない人も楽しめるのでは。

そして印象的なのは、自慢やひけらかし感がないこと。訳者の下田さんがあとがきに書かれているように、著者が時計を「気持ちのいい人生を歩むためのパートナー」だと考えているからかもしれません。読んでいて心が豊かになるような本だなと。

スティーブ・マックイーンが映画の中で身に付けていたホイヤー、NASAが月面着陸ミッションに使ったオメガ スピードマスター、シルヴェスター・スタローンが初めて自分で買った時計のゴールドロレックス、「人間が吹き飛ばされてもガラスが割れないように」とのアイデアから弾丸よけがついていている、ウォルサム トレンチウォッチ!などなど。Gショックの健闘も光っています。日本人の方も数名登場します。

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