しょうこ先生の日々。

埼玉県草加市のピアノ教師です。内容は「ピアノレッスン」の他、「家族」その日その日の心を動かした数々を、思ったままに書きつづっていきます。 「ますこぴあの教室ホームページ」はこちら⇒http://chocorinn-pianoschool.jimdo.com/

正直言って「教材」が全てではないということ。

私の教室では、導入の時に使っているのは、ほとんどの生徒が「ピアノランド」シリーズです。

もちろん、「プレピアノランド」「ピアノランド楽しいテクニック」も素晴らしくて、
また、「ピアノランド」は、子供たちの心をがっちりと掴むだけでなく、
1曲1曲の中に、多くの音楽的な要素を含んでいます。

私は教室を立ち上げた時から使っているので、かれこれ18年以上。
その間に数え切れないほど、「ピアノランドシリーズ」の勉強もしてきた。


それは、私にとって、「音楽」というものがどんなものか?を教えてくれた原点であり、自分自身、心から「すばらしい教材」と納得しているから。

しかし、この18年、「ピアノランド」の関係で学んではいるけれど、それは、子供たちに「音楽」を伝えるために、「ピアノランド」を使っているのであって、「ピアノランド」を教えるために、使っているのではないのです。

子供たちは、千差万別。
様々な個性や、得意とすることの違い、感性の違い、また、環境の違い、経験値の違いがある中で、私たち指導者は、「同じやり方」で、同じように伝わるわけではない。

私たちは、いつも引き出しを多く持って、1番に考えなくてはいけないことは、「教材」に生徒を合わせるのではなく、その子が、本当に健やかに伸びるための方法なのです。

たとえば今使っている教材が、今のその子にとってストレートに入っていかないときや、心を動かさない時には、ほかの教材だってもちろん使います。
それは、「お茶を濁す」のではなく、私はほかの教材を使っても、音楽の本当の目的に導いていく自信があるからです。

「自信過剰」のように聞こえるかもしれないけれど、教える立場の人が、迷っていてはダメなんです。
心の隅っこで、100%の自信は、本当はなくても、「お母さん、私に任せてください。きっとこの子を音楽で幸せにするように、導いていきますから」って、私たちが言わなきゃ。
そう言いながら、私自身「覚悟」を決めて、胃がキリキリ痛くたって、胸張って指導している。


しかし・・・
教材を変えていくことは、簡単なことではない。

お母さんの中には、「ほかの子と違う教材を使っている」ことによる不安感。という問題も出てきたりする。
まして、同じ学年だったりすると、「あの子はこれを使っている」とか「この子は、もう次の本に行った」とか・・・
気になるのも当然で。

私の保護者の方は、そんな時に、きちんと声に出して相談してくださるのでありがたい。

「うちの子だけ、違う教材・・・あとから、また戻ったら追いつかないのではないでしょうか?」



先日、そんな相談を受けた。


たとえば、メインテキストのピアノランドでさえ、(あらゆる指導例もできると自負していても)その子にとって、違う教材がその子を伸ばすと判断したときは、方向を変える時もある。
それは、いつもその子の表情を見ていれば分かること。
子供だから、なにも言わなくても「今・・この曲が大好きなの」という表情をしていれば、その曲を使って、多くの音楽を伝えることが出来る。
親ではなく、その子自身が納得する音楽を伝えていくことができるの。


今、クリスマスコンサートの「連弾」の練習に入った。

それぞれ、使っている教材が違う者同士。


初めて、一緒に合わせる。


「まず、先生、なにも言わないから、連弾してみてごらん」


そう言って、生徒たちに託した。


・・・・♪~♪~♪~♪・・・



お母様たちから、感嘆のため息が漏れた。


「1回で・・・・こんなに綺麗に合うんですね・・・・。びっくりしました」って。




そうです。

音楽の素晴らしさを伝えること。
感動を共有すること。
自分の音と、相手の音を聴き、バランスを取りながら音で会話をすること・・



これは・・・
「楽譜の進度」や「教材の種類」ではないんです。


この教室で目指しているものに、変わりがないので、
どの生徒の心にも、きちんと種を植えているからです。



堂々と、演奏を終えた子供たちが、1番保護者の方を説得させることだった。



そのあとにメールが来て
「いつも暖かく見守って下さり、ありがとうございました。
今日の連弾で、初合せであれだけできるとはびっくりでした。
~中略~
これからもどうぞよろしくお願い致します」





これからも、お任せ下さいね(^_-)-☆



いろいろな教材を使うことについて、私の考え。

先生方も千差万別なので、「この教材がいい」と決め付けることはできない。
でも、まずは、1つのメソッドを、最初から最後まで、しっかり勉強しなくてはいけないと思っています。
偉い先生方が書かれたメソッドは、最後まで取り組んでみてこそ、「音楽」の本質が伝わるようになっているからです。

その1本の柱を持った上で、ほかの教材を使っていかないと、同じ場所を放浪しているだけで、貴重な子供時代のピアノ教育期間が終わってしまうのです。
あっという間ですよ!

どうか、先生方・・・しっかり勉強してください。
そして、素敵な「音楽」の種を、子供たちに責任を持って植えていってください。



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セミナー準備

何度も行っている『生徒がやめない!ピアノ教室』のセミナーについて、
また頭を抱えて考えている。

明後日の佐久市のセミナーです。



そもそも・・・・・・・・

『生徒がやめなきゃいいのか??』って話。
・・・そうではなく・・・



『いろいろなことをやらないと、生徒は離れていくのか?』って話。
・・・そんなこともなく・・・


『離れていっても、音楽で幸せになっていればいいでしょ?』って話。
・・・・そうだそうだ!・・・・・









でもね、時々、自分の「原点」を見つめたり、
ちょっと角度変えてトライしてみたり、
自分の進みたい方向に行っているのか?振り返ってみたり・・


そんな時間も大切なんだよ。って・・・そこを伝えたいの。





私の経験が、なにか1つでもピン!ときたら、お役に立てたらいいな・・って思うと・・・
その数が半端なくて・・・
自分で自分の情報量の多さに、溺れてしまいそうになっているのです。
アップアップアップ・・・

パワポでご用意した画像や動画も、130枚を超えている~~~
20161207_140346 (550x309)

20161207_140404 (550x309)




佐久市でお会いする先生方~~

溺れそうな私を暖かく見守って、時々、気を失いそうになったら蘇生術で助けてください(笑)


一緒に、学び合うことが、素敵なことだと思っています。
よろしくお願い致します。




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「先生~丸くなったよね~」

昨日のレッスン・・・
胸が熱くなった。


4歳の時から仲良し3人で通ってきてくれた生徒。
みんな中学生の時に受験や部活で、この教室を離れた。


「元気でね・・・」
「がんばってね・・・」


自分のことでいっぱいいっぱいになっている中学生の心の中から
ピアノの居場所がだんだん少なくなってくのがわかった。

そ・・だよね。当然だ。

「ピアノだいすき!」とニコニコ通ってきた幼稚園生時代。
いろいろな曲が弾けるようになって、胸を張っていた小学校時代
そして、中学校に入って「こんなはずじゃなかった・・」と、体も心もへとへとになっていって
せめて、ピアノで心が潤えばいいのだけど・・と、私もデリケートな心に寄り添おうと思っていたけれど、

3人とも、この場所を離れた。


5年たち・・・
20歳になった彼女たち。
その中の1人から、連絡来たのが1年ほど前。

「先生・・・もう1回ピアノやりたい」って。


すっかりお姉さんになり、話も対等に話せるようになって
彼女は自分が好きな曲をどんどん弾くようになった。

5年のブランクを感じさせない。
それよりも、もっとストレートに会話が通じる。

就活や、アルバイトで相変わらず忙しいのに、
中学校の時のようにいっぱいいっぱいになることがないのは、
これが大人になる、ってことなんだな・・と、当たり前のことだけど、感じる。


もうすぐ、クリスマスコンサート。
「どうする?」って聞くと
「久しぶりに出てみようかな・・・」

「何、弾く?」って聞くと
「・・・ん~~・・〇ちゃんに声かけてみる!」


その〇ちゃんは子供の時に3人で一緒に習いに来ていた子の中の1人で、
音楽大好き!と一緒に吹奏楽部に入り、そのまま、音楽の道に行った。
今ではサックスで、ライブハウスなどで演奏活動もしている。


「いいねぇ~


私はウキウキした。

「小さな子が喜ぶように・・・〇ちゃんとディズニーの曲、演奏するね」



ずっと、この教室で育ってきて、
小さな子から大きな生徒までが、共に育ってきていることを知っている彼女は、
コンサートは、みんなが笑顔になるためのもの・・・・ということを知っているんだ。


素敵なお姉さんになったね。



ピアノパートはレッスンで何回か取り組んで、
いよいよ・・・・
昨日、本当に久しぶりに、〇ちゃんが教室にやってきた。


「すごい!!!広くなったね~レッスン室!!」
キョロキョロしながら、昔話に花が咲く。


続いて、今 高2の生徒もレッスン室に入ってきた。
その子も10年、レッスンに通って来ている。
そろそろ受験体制に入るということで、来年からはしばらくお休み予定。


そこでの話・・・・

「しょうこ先生~~~丸くなったよね!!」
ぎゃはははは~~~!!


えっっっ!!!!!が~~ん!!


「・・そ・・・そうだけど・・・・。ふん!どうせ、太ったよ~~~だ!」と、ぷんぷんしている私。
(実際、5キロくらい太ったし~・・バレてる!)


「あっはっは~~ちがうよ!
昔は、もっとトゲトゲしていた感じ~ってこと~~~」

ぎゃははは~



って言われた。




そうかもね。

自分でもそう思っているんだ。



ちょうど反抗期真っ最中の君たちに、今のようにまん丸くお付き合いできなかった未熟な私だったなぁ~と、あらためて振り返るのでした。

バンバン体当りし合った時もあったし、
泣きべそかいた時もあったよね。




それなのに、
こうやって、ここに集まってくれて、



ありがとう!





2人が演奏してくれた、ディズニーのラプンツェル『輝く未来』

20161205_204958 (550x309)


この子達の未来が、もっと輝きますように・・・・


胸がいっぱいになった、昨日の夜のレッスンでした。


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