しょうこ先生の日々。

埼玉県草加市のピアノ教師です。内容はその日その日の心を動かした数々を、思ったままに書きつづっていきます。

2018年11月

本気で「楽譜」に頬ずりしたくなった。<出版についてのあれこれセミナー>

本当に、深くてためになるお話でした!


今日は、全音楽譜出版社様が来てくださって
「出版についてのあれこれセミナー」でした。
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以前、継続ホームセミナー中級編で来ていただき、
「これは、音楽に携わるすべての人に聴いてほしい!」と思い、2回目の開催でした。



今回は、ピアノの先生だけでなく愛好家の方も数人。
また、実際に楽譜の浄書をお仕事にされている方も、楽譜が出版されるまでの経緯がよくわかり、自分の仕事がどのような人の手で企画され、形になっていくのかがわかり、本当によかったというご意見も頂きました。
また設計のお仕事されている方も、手作業の浄書作業が設計の仕事とリンクして、とても興味深かったと仰られていました。


今はコンピューターでの浄書作業ですが、
以前は1つ1つ手作業で、音符のハンコを押して楽譜を作っていたこと。
その楽譜は、20年前くらい前まではその方法で作られていたので、
現在も出版されている楽譜であっても、作られたのがそれ以前だったら・・・
その手作業というわけです。
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貴重な資料を実際に手に取って見せていただきました。
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どうか・・じっくりと楽譜を手に取って、見て見てください。
浄書やさんが、使う方が使いやすいように・・・
また、楽譜から音楽を感じられるように・・・
本当に、細かい作業の繰り返して、何人もの手と目と・・・そして「愛」が加わり、楽譜が出来上がるのです。

作曲家の方が、どんな思い出曲を作っていったのか?
それを演奏者にしっかり伝わる楽譜づくり・・・


プロとして、
職人としてのプライド。

全ての言葉に説得力があり、本当に・・もっと聞いていたいお話でした。


お話してくださったのは、
全音楽譜出版の新居さん。

どんな質問にも、的確にこたえて下さる。
本当に楽譜界の辞書のような方なのではないか?と思いました。

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私たちが何気なく使っている「楽譜」

その使いやすさは、偶然ではない事も教えて頂きました。


色・・・
紙質・・
表紙のこと・・
校訂のこと・・
タイトルの事・・
その他、いっぱい・・・・・



本当に貴重なお話・・なかなか聞けません。






楽譜って・・・・
幸せを運ぶものです。


小説を読むように、夢が広がるものです。



だから・・・・



コピーや(これは違反です)
1曲だけの購入ではなく、


絶対に「楽譜」がいい!



これから、時々、おススメ楽譜の紹介もしようかな?


では早速・・・・!
おススメ楽譜。

少し前の楽譜ですが、私が特に気に入って、笑夢(M)ホールにもレクチャーコンサートで来ていただいた
轟千尋さんの
「星降る町の小さな風景」
ピアノ曲集 星降る町の小さな風景 -ピアノのための28の小品-
ピアノ曲集 星降る町の小さな風景 -ピアノのための28の小品- [楽譜]



楽譜って・・・・
1曲でも素敵だけど・・・
曲集の全曲で、芸術が出来上がると思うんですよ。



私は楽譜が大好きです。


1曲の為に買っても、すべて音にしてみると、
作曲家の気持ちに近づくことができる気持ちになる。

嬉しくなる。




だから、生徒さんたちにも、その幸せを教えてあげたいな!って思います。




みなさん・・・


今、自分が手にしている楽譜の裏側に、
どれだけ多くの人の気持ちが入っているのか?
時々、思い出してくださいね!





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「基礎からやり直し!」・・『基礎』ってなんだろう?

私は子供の時から転校ばかり。

当然、ピアノの先生もいろいろ変わった。


あまり強い記憶はないけれど、
先生が変わるたびに、教本が変わったり、
結構進んでいる教本を「初めから・・」という事もあったような気がする。

まぁ・・・
あまり深く考えないタイプ、ということと、
戻されたとたんに「なにくそっ!」って思う人で、
早く元の位置に行きたいから、頑張って練習した(ような記憶が・・)



いずれにしても・・・

先生が変わるということによって、
やり方が変わるのは当然の事。



よく聞く話で
「前の先生は、いったい何を教えていたの?全然基礎がなっていない!
もう1度、基礎から教えて行かなくちゃ!」という話。


うんうん。よくわかる。
よく、聞くもの。



でも・・・・


ちょっと違う・・・って最近思うようになった。



前の先生が、何も教えていないわけがない。


大切に思って指導しているポイントが、自分とは違う。
そう言う事だと思う。



ここ数日考えてきたこと、
ブログで書きながら気が付いたことがある。

たとえば、昨日も書いた
「ドレミを振ってある楽譜」を持ってきた生徒がいたとしても、
初めから、前の先生が
「音符は書いてあげるから、読めなくてもいいよ」なんて言うはずがない。

きっと読譜指導されても、うまく行かなかったり、
読譜に時間をかけるより、今は弾く楽しさを優先して、あとからじっくりと読譜指導をしようと思っていたけど、そのバランスがうまく取れないで時間が過ぎた・・・とか。



それぞれのピアノの先生が「基礎」と思っている事も、
大きなバラつきがある・・・・・という事に気が付いたのです。


ピアノ講師を仕事としている以上、
誰でも「いい先生」になりたいと思っている訳です。
でも、迷っている。
私も迷っています。ずっと・・・

実際に、私の手元を離れて
コンクールや音大を目指そうと、その道の先生に着いた生徒も、
やっぱり「基礎からやり直し!」という状態になったと聞くので、

その『基礎』が・・・・1番難しい問題のわけです。


ツェルニーが、指定テンポ通りに弾きこなせることが基礎なのか?
取り組んできた曲数が多い事が良い事なのか?
ポピュラーの曲では基礎力は付かないのか?


何が、その指導者にとって『基礎』と考えているのか?


私は、自分の中の基準の『基礎』を自覚して指導しているけれど、
そのように育てても、他の先生にとっては「基礎が出来ていない」と言われてしまう。

という事は、
よそから移ってきた生徒を見て、「出来ていないと感じる基礎」よりも、
この子は「何を積み上げてきたのか?」「何を教えて頂いてきたのか?」と受け止めて行きたいと思う。


自分が感じている「基礎」が、もっと付けてあげた方がいいと思った時には、
今までの頑張りの上に、教えて行きたいと思う。


「基礎が出来ていないわね。やりなおしね」と言われた生徒はいったいどんな気持ちになるのだろう?

今までの先生を恨むかな?
という事は、今までの自分が取り組んできたピアノとの時間を否定する事になるのだから、
それはとっても悲しい事。


きっと今までの先生も頑張ってきた。
他に移る生徒の背中を見て、辛い思いもしている。


取り組んできたことに、無駄な事はない。

さぁ!今日からかた1つ1つ・・・
音楽の楽しさを積み上げて行こう!




「基礎」についての、大きな課題をいただいた気がします。

もう1度、考えてみようと思います。






ところで・・・・


最近の「みかん」は甘えん坊~。
寒くなってきたからかな?



癒されています。


私のカーディガンにくっついて寝るみかん
「ん~~~~ママの匂いだぁ~」
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なんですか~?この流し目は・・・
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いつでもどこでも、ママをみているみかん
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今日は、いよいよ「出版についてのあれこれ」セミナー 2回目です。

初めてお会いする方も沢山です。

少々、曇りだけど、雨も上がって良かった!!




今日も笑顔で行きましょう!



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「ピアノを教える立場として」part2!

昨日のブログを書いてから、いろいろな方からご連絡をいただきました。

実際の保護者の声。
よその教室から移ってきた生徒の状況。



・・・あ・・・やっぱり・・・そうなんだ。




「コピー譜しか持っていなくて移ってきた生徒さん」や
「忙しい中学生は、おしゃべりのために先生に会いに行っている状況に対する、保護者の不満の声」や
「音符を書いたこともない(楽譜通りに弾くだけ)。音楽の決まり事も、なにも教えてもらっていない生徒さん」や
「コンクール曲はバリバリ弾くけど、楽譜が読めない」生徒さんや
「ショパンの曲を持って来ても、ドレミが書いてある楽譜」や・・・



うそ・・・・うそ・・・・!


本当に、それは、ほんの・・ほんの・・・珍しい例・・・・(だと思いたい)



世の中のピアノ教室の、0.001%だったとしても、
その状況がたしかにあることは現実で、
その教室に通われている生徒さんがいる事が、現実だという事に、驚きと、大きな問題だと感じるのです。



きっと・・・・
先生方も迷っているのだと思います。
方法を知らないのだと思います。

バランスよく育てる指導法が分からないのかもしれません。

指が達者に動くことだけ伸ばして、並行して読譜力を育てる事ができないと「ドレミを書く」という現象が起きるのかもしれない。

コピー譜については、本当にもったいないと思います。
たしかに、1冊1000円以上の楽譜を、たった1曲の為に買っていただくことについては、
言いにくい部分もあるかもしれないなぁと、わかる気はします。


でも、、、思い出してください。
私たちが子供の時にはコピー譜なんてなかった。
もちろん、今のように、気楽に弾きたくなるような楽しい楽譜もなかったけれど・・・

でも、たった1曲の為でも楽譜を買って手にした時・・・
あの時の幸せな気持ちって、忘れられない。


私は、先生から勧められた1曲の事よりも、
その他のページに何が、どんな曲が隠れているのかが、楽しみでたまらなかった。

すぐには弾けない曲ばかりでも、
「わぁ!いつか弾いてみたい!」と思いながら、習っていない曲をポロポロと音にしたことで、
きっと読譜力もついて行ったのではないかと思うんだ。



今は、ぷりんと楽譜などで1曲だけ、手に入れる事も出来るので、
私の生徒さんもそれを利用して、プリントされた楽譜を持ってくる子もいる。

でも、ドラマの曲であっても、たった1曲主題歌が弾きたくても、楽譜を買ってくる子は、やっぱり「次、これも弾きたい!」と、自分から言ってくる。


また、楽譜の魅力って、「前書き」だったり、「説明書き」だったり・・
私はそんな部分を読むのも好きで、
どんな思い出作られたのかなぁ~なんて考えていくのも大好きで。


そんなことも教えて行きたいな、って思います。



私自身、全くコピー譜を使わないか?といえば、嘘になります。(正直に告白します)
譜めくりが大変な時。(練習用として)
今、その楽譜を持っても、目の前の生徒は使いこなすことができないけれど、その部分だけ使いたいとき。

ども、それは基礎力を積み上げる教本ではなく、「おかず」のような場合です。





一言で解決できる問題ではないのですが・・・・

大切なことは、早い時期に、バランスの良いレッスンをして
「読譜力」「テクニック」「楽典の知識」「音楽への興味」「感じ方表現方法」などを育てていく事。

忙しくなる前に、しっかりとした基礎力を付けていく事。


一生かけて音楽の楽しみを伝えて、豊かな心を育てていくのだから、
その大切な時期に、質の高い指導を心がけていく事だなぁ~と思います。

そのためには、指導者も勉強です!
私ももっともっと勉強しなくてはいけないと思います。



自分で書いて、
いっぱい反省して、

更に「がんばるぞ!」と思った私です。




今日も大股で、病院に行ってきます~~~~!



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自分の健康って、実は自分の為じゃないんだ。

今週は、なんと4日も病院通い。
(おばあちゃんみたい~(笑))


病院にいると、なんだか安心感。。。
温度も、湿度も、いい感じで・・・
少々時間がかかっても、読書したり、うとうとしたり・・

けっこう嫌いじゃないのかも。


いつもバタバタ、外に向かって動いているから、
時には、自分を可愛がってあげているみたいな気持ちになって、いい感じです。



ちょっと転移部分が広がった(かな?)
それを調べるために、昨日、今日で「なんとか?」という注射を打ち、
明日放射性ヨウ素検査のカプセルを飲み
1日空いて、金曜日に、もろもろの検査。


まぁ~まな板の鯉状態で・・
「はい注射ね~」と言われたら
「痛いのヤダーーーー!」と、ごねています。
「そうね~~痛いの嫌だよね~~。すぐ終わるから・・・が・ま・ん・・・!チクッ!
は~~いおしまいですよ~~~」

・・・あはは~子どもか!!!

看護師さんたちは優しいし、目いっぱい甘えて見たりします。
強がったりなんて・・・シマセン!!




なかなか出口の見えない病気で、
プチ落ち込んでみたり、
気にしない!気にしない!と忘れようとしてみたり・・

ちょっぴり痛いと、大騒ぎしてみたり。




でも・・・諦めたりしませんから。



なぜか・・・・・・???





今、家族や、友人がいっぱい心配してくれて、応援してくれて、励ましてくれて・・・

みんな・・・私が笑顔で元気にいることを望んでくれている。




だから・・・・

みんなのために・・・・・・・



頑張るからね!




病気の部分は、お医者様にお任せして、
まだ元気な細胞は、自分で大切にする。


ということで・・・

いろいろな健康法を思い出しては、実践です。




最近の通院の時にはまっているのが(マイブーム)
<横断歩道 白線大股渡り健康法!>(笑)
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チマチマ歩かない。
歩幅を、横断歩道の白線から落っこちないように歩くの。

大股で、グィ~ングィ~ンって。


昔、歩幅を大きく歩いたほうが健康にいい!って聞いたもん。



するとね、
いい感じで汗、かくし・・・
呼吸もいっぱい吸うし・・・
歩くスピードも上がるから、その辺のサラリーマンも、どんどん追い越していきます。


風を切って歩くだけで、健康になる気になります。





命を大切にするという事は、

周りの人に感謝するってこと。



へこたれずに、がんばるからね!




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ピアノを教える立場として

ちょっちょっと待って???


今・・・・なんて・??



驚くようなピアノ教育の現実を、聞いてしまってから、
私の心の中は、悶々としています。



今日は、世の中のピアノ教室(ピアノ教師)の現状について、考えてみたいと思います。






私は、かなりの数のピアノの先生方とのお付き合いがある方だと思います。

私自身も、学びに出かけるし、
セミナーに来てくださる方も、向上心が高く素晴らしい先生ばかりです。

個人のピアノの先生が、ネットワークを広げて、
1人で解決できないピアノ教育についてシェアし合い
より「質の高いピアノ教育」を目指そうとしている先生方が、本当にたくさんいます。

そのような先生方の中にいると、すべての「ピアノ教育」に携わる方が、みなさん、
多かれ少なかれ、より良いピアノ教育について考えて取り組んでいると信じて疑わない毎日でした。

私自身、まだまだ勉強しなくてはいけない事が山のようにある事も知っているので、現状に甘んじてはいけないと、いつも肝に銘じています。


「これでいいや」は、絶対にないからです。




でも、


私には見えていない「ピアノ教室」の現実がある事を聞いてしまった。。。。。




*調律のされていない、気持ちの悪い音のピアノでのレッスン
*足台も用意されていなく、足はブラブラでも気にしない
*教本を持たせないで、好きな曲のコピーだけでレッスン
*楽典なども全く教えてもらっていない(子供向けのドリルもあるのに・・)
*先生自身、ピアノを弾かない(弾いて聴かせない)
*指導法や教本など、新しい勉強はしない。
*上手にならないのは、生徒や保護者のせいだと言い切ってしまう。
*その他・・・



いろいろな教室があるのは、うすうす気が付いていたけれど・・・
私の周りに直接存在していなかったから、気が付かなかった。



「ピアノ教室」の看板は、
実際には、誰でも出せる。



どんな先生が、
どんな意識で行おうと、自由。


それが現実。


でも・・・・
それが・・・問題。




習いに来る側にはわからない分けで、

「ピアノ教室に通えば、いずれショパンが弾けるようになる」と思う人も
「好きな曲が弾けるようになれればいい」と思う人も
「いずれ専門家になりたい」と思う人も・・・・・

すべて『ピアノ教室』の看板を信じて、
自分の理想に近づける!と思って通い始めるわけです。




私が今、ムジカノーヴァで連載している
『プロ意識を持ったピアノ指導者になろう』という考えは、変わらない。



仕事として・・・
プロとして・・・
質の高いピアノ教育をしていこう。




そんなに難しく考えなくていいから、

*きちんと調律した素敵な音のピアノで・・・
*足台も用意して、良い音が鳴る姿勢で・・・
*宝物になる楽譜を買っていただき・・・
*ただ、好きな曲(知っている曲)を教えるのではなく、知らない曲の魅力も教えてあげて・・
*「譜読み」の先生にならず、楽典も音楽史もテクニックも・・・満遍なく教えていく事で、もっともっとピアノが大好きになるように・・・
*先生自身も、勉強し続けると、今よりももっと楽しくなる。
*生徒も輝く。



そんな教室と、そんな先生が増えてほしいし、
そうあるべきだと思います。




習う側には見えない部分が、どれだけ充実しているのか?

それが・・・・私たちの「誇り」なんじゃないかな?






まだまだ私に出来る事がある。
やることがある、と思っています。



「何を?」「どう?」教えて行ったらいいのか?
ピアノ教室は、一体何を行うところなのか?

私自身、迷ってここまで来たように、
もっとわかりやすく、
習う人たちをきちんと導いて行けるピアノ教育を形にしていきたい。


ずっと考えて取り組んでいる事ですが、
もう少し、頑張ってみたいと思います。



生意気なようだけど・・・・


私は、本気でそう思っています。



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