2011年05月

2011年05月09日

NEW GENERATION


弟「あ、この前ニーちゃんが見せてくれたエルシャダイとアゲハ蝶の動画さ、クラスの女子で知っとる人おったよw」


ヒモ「え、そうなん?なんでそんなん分かったん?女子の会話が聞こえてきた?」


弟「なんかニコニコ動画よく見とる人がおってさ、普通に話題になったんよ」


ヒモ「へ・・・へぇ〜」




ヒモ「あ、じゃあさ!その人『バトルドームっていいな』は知っとった!?」


弟「何だっけそれ・・・(苦笑)」


ヒモ「え・・・(´・ェ・`)」





この前見せてやったのにな・・・
近頃のキッズはバトルドームとか興味ないか・・・
なんと恐ろしきジェネレーションギャップよ・・・(´・ω・`)



参考動画




chohimo at 01:14|PermalinkComments(4)TrackBack(0) 日記 

2011年05月08日

引き出し作りと、引き出し選択(実戦譜A)

ここまで5回に分けて、東1局の0本場の打牌解説をした。
いずれもそれなりに長文である。
「実際打ってる時に、ああいうことをダラダラと考えてんの?」
という疑問が湧くかもしれない。

そう聞かれると、実際、あんなふうに短時間で考えてるはずがない。

だけど、その打牌を選ぶことにしてる理由を『あえて詳しく』記述するなら、ああいう感じになる。

それは今までの麻雀経験の中で、勝つために、自ら試行錯誤をしながら構築してきた打牌システムの内わけである。
実践ではその打牌システムから1秒以内、遅くても3秒前後で選択を引き出すだけであって、
システムそのものの成り立ちに思いをはせる時間などない。
だけど、そうして選ばれた打牌には、前の解説記事で述べた裏打ちがすでにあるということになる。

「引き出しを作る」のと、
「引き出しを開ける」のは、別プロセスなのだ。

実戦では「引き出しを開ける」時間しか要さないが、その打牌には長年頭をひねって作った引き出しの中身が詰まっている。あるいは載っかっているという感じだろうか。

だから、「打牌中にあんなに考えてるの?」と言われたら・・・?
実際は、いちいち考えずに体に染み付いた打牌をただ無意識に実践してるようなもんでもある。
だが、じっくり考えてから切るのと同じ打牌は高確率で実践している。
つまり、実質的には考えて打ってるのと同じようなものである。

先の5つの解説記事では、「引き出しを作る」時の解説に近くなっているであろう。
「引き出しの内わけ」の解説かもしれない。

先の記述法とは逆に、
表面的な思考とか意識だけを追ってみれば、割りとスマートになるだろう。
ここから下に記してみる。牌譜

1巡目
t1-0-1
「ピンフ手だ!発切り。」引き出し解説

2巡目
t1-0-2
「南の重なりが減った!南切り 」
≪引き出しの開け間違いである。≫引き出し解説

3巡目
t1-0-3
「3m引いたぜ!いぇい!
ん、一応イーペー残すか、西切り。」

4巡目
t1-0-4
「メンツ出来たら9m要らんくなった。9m切り。」

5巡目
t1-0-5
「一通含みキター!8sと2sどっち切る?7s切れてるから8s切り!」
3・4・5巡目の引き出し解説

6巡目
t1-0-6
「9sいらね。」

7巡目
t1-0-7
「7m引いてリーチボタン出た。
テンパイ取るか・・・?いや、9m切っちまってるからなあ
東1局なのに6m引きで安いアガりするのもつまらんし、7m切ってみよう。。。早そうな人も居るからややギャンブルだが。」
6・7巡目の引き出し解説

8巡目
t1-0-8
「要らん。」

9巡目
t1-0-9
「3sキター!5m切ってリーチ!」

7700放銃
t1-0-9rrk
「ふゥん、間に合わんかったか。次は親やな。OKポチッ」
8・9巡目・放銃の引き出し解説

表面的には、こんぐらいしか考えていないものである。
特に今回は、1箇所ぐらいしか迷わない局だし、あんまり他家の河のことをケアしてない局だし、
いたってシンプルになってしまっている。
けど、なんでその打牌を自信を持って選択しているのかと問われれば、
それぞれの引き出し解説のところをクリックしたら分かるようになっている。
頭の中もそんな感じだ。

熟練の打ち手というのは、考えなくても、体がおおよそ正しい選択を打てるようになっている。
それはほとんど考えて打ってないわけだが、じっくり考えて打っているのと同じなのだ。
だから、解説をうかがってみても、シンプルな回答で分かりやすく済ますこともできるし、気が向けばその成り立ちを長々と語る人もいる。
手牌の効率も、押し引きに関しても、鳴き判断に関しても、同じようなことが言える。

(だから、東風戦とか東南戦とか秋刀魚とかを混ぜこぜに打って全部勝つとか
天鳳と雀荘を毎日打って両方勝つとかは、相当器用な人じゃないと、難しいと思う。)

こういう風に、考えた打牌を早く済ますような思考経路が体内に設置できておれば、
悩んだ場面ではたっぷりと考えることができる。効率的に時間を使うことが出来る。
引き出しも選び放題だ。
選び放題になればなるほど、的確な引き出しを選ぶ難易度も上がってくるけどね。。。><
それも、経験値を積めば積むほど、上手くなってくる。

あるいは、頭の回転が速かったら、
その場面でだけ、その一瞬でだけキラメく、オリジナルな打牌を見つけられる人もいる。
それはなかなか珍しいことだが、そういうところに麻雀の面白さが凝縮されてたりする。
別に速く考えるのが苦手でも、引き出しの開け閉めの練習をひたすらやれば余裕は生まれるし、たまには冴えた打牌が飛び出すこともある。

凡人が天才と対等以上に戦うには、ひたすら練習を積むしかないってことですな。。。(´ω`)

そんなようなことを、麻雀のセンスがほとんどない僕は、ひたすら考えて過ごして来た・・・
僕みたいなもんでも、雀荘でバカ勝ちするにはどうすれば・・・
僕みたいなもんでも、天鳳で九段になるにはどうすれば・・・?

その結果として今現在持っている引き出しを、
こんな感じで少しずつでもブログに記していきたいと思う。

まだまだ発展途上な麻雀だから、1ヶ月後にはガラっと基本戦術が変わっていたりする。
けど、ところどころでこうしてログみたいのを残しておけば、迷ったときの手がかりになるかもしれんけえね!

こんぐらいの情熱を勉強に向けろよ・・・とか言う人はクリック!
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うるせえわ!



chohimo at 00:05|PermalinkComments(5)TrackBack(0) 何切る | 麻雀

2011年05月07日

【心・技・体】実戦譜A 東1局0本場(8巡目〜9巡目)【そして・・・運?】

8巡目 8sツモった・・・牌譜
t1-0-8
要らねぇ・・・ツモ切り!
(対面が6m切ってる・・・カン6mでリーチしときゃ良かったって?
んなこたない
こっちがリーチなら切ってくれんかった可能性は十分ある)

9巡目
t1-0-9
ズキュッと3sツモ!
2s残したかいがあった!3メンチャン!(*`ω´*)

3メンチャンは広い。
広いと打点期待値はやや上がる(一発やツモが付きやすい)
東パツだから出来るだけ手を広く高く伸ばしていこうという主旨にツモが沿ってくれた。

本当は4mか6mが引きたかったけどまあええやろ・・・

5m曲げてリー・・・!t1-0-9rr
ロン

ん?

t1-0-9rrk
ふむ・・・

ダマテンの7700か・・・

痛・・・ くない!(*´ω`*)

放銃によって受けるダメージは、それまでのゲーム展開とか、その時の心理状態によって、さまざまに分かれる。

この放銃も、2連ラスとかの直後なら、そうとうピキピキ来てしまうかもしれないし、
あるいはこれがダマ倍満とかだったらグラッと来るかもしれない。
もしくは放銃の瞬間に「手順を間違えたか!?」という後悔が走った場合のダメージは、最も深刻だ。

メンタルが受けたダメージは、この後のゲーム展開に多大なる影響を与える。
麻雀は、「目に見えるか見えないかの小さなミス」の減らしあいのゲームである。
心や体に乱れや疲労があったら絶対に勝てないのだ。

そのメンタルへのダメージをどう軽減するか、
また、大きなダメージを受けてしまったらどう凌ぐか。
そういうことこそが、麻雀で長く太く勝つために絶対に重要なことだと僕は考える。

僕は元々そういうことがすごく苦手であり、
手順ミスとかで放銃したことに気づいたら2,3日は引きずっていたし
そのクヨクヨした状態でひたすら打ち続けて負け続けたりしていた。
けどそれでは絶対に大きな勝ちは築けない。

ミスに気づいたら真摯な態度で反省することは必要だが、
ミスを長く引きずるのはロスが大きいのである。


それで僕は、そういうダメージから回復する手立てとか
ダメージを受けた時の凌ぎを自分なりに考え、色々と実践している。

その工夫なしに、超ヒモリロIDの2回の九段達成は絶対になかったと言える。
もちろんこの工夫というのは各人によって全く違うものになるだろうし、
そんなこと考えなくても勝ちまくれるって人もいるだろう。
だから僕の工夫の内容など知ってもほとんど参考にはならないと思うけど、
気が向いた時に少しずつ紹介していきたい。

例えば今回のケースならどうかと言うと、
t1-0-9rro
僕クラスだとそもそもこの放銃ではダメージを受けない。

東パツでは高めの手を目指していくことこそが勝利につながると思ってるし、
それをキチンと実践できているからである。その結果の放銃は痛いと思わない。

また、マイナス7700のビハインド・・・これの軽さを知っている。
点数状況に合わせた丁寧な攻めと守りを途切れることなく実行しつづければ、
東パツの7700のへこみ程度はいくらでも挽回できる。
・・・ということをよく知っている。だから痛くはない。

つまり、防御力がついてるから、このぐらいへッチャラなんだよね(*´Д`*)

このぐらいの放銃でも痛いと感じてしまえば、
丁寧な攻めと守りをミスなく実行しつづけられる可能性は、グンと下がってしまう。
そうなると、めちゃくちゃツイてない限り挽回はきかない。

「麻雀は、心を折るゲームです。」
と、天牌という漫画の主人公が言っていた。
このセリフは、語弊がいっぱい起こりやすそうであんまり好きじゃない。
けど、実際かなり的を得ているよな。。。
心が折れた奴は確実に餌食にされるのが麻雀である。
長く打ってるプレイヤーなら、これを実感してる人は多いんじゃないでしょうか。

麻雀はメンタルと体力と技術の、総合勝負なんじゃないかなあと思う。
昔風に言うと、心・技・体が揃わないと常勝はありえないのである。

すごくあれだよな・・・
放銃した場面を取り上げてこんなに長々と「痛くないお><」を論述するのは、
痛がってる証拠みたいに見えるかも?w
実際、傷口をいじってるわけだから、あんまり僕自身の流れがよくなったりしない。

意にも介さずにさらっと次局に入るのがスマートで強いんだが、
まあ今回は牌譜解説の場だからね、サービスだぞ(*´ω`*)

誰得なんだよ?って人はクリック!→banner_12

わたしです(^∀^)


chohimo at 01:35|PermalinkComments(7)TrackBack(0) 何切る | 麻雀

2011年05月04日

【不変不屈の】実戦譜A 東1局0本場(6巡目・7巡目)【セオリー?】

6巡目
t1-0-6
牌譜
9sツモった(´・ω・`)
いらねぇ。。。

8s残してたら最速のペン7sテンパイではあったけれど、
ドラ無しでそんな待ちは嬉しくない・・・・

しかもピンフや一通の手役が狙える手なんだから、
役無しペン7sテンパイとかこちらから願い下げまである。

ソーズの上が少し安いかも?
ということなのに8sを切ってしまったわけだから、
こういう裏目はよくある・・・
が、覚悟の上である(というか裏目というほど痛いものではない)
ええい言い訳する手間も時間ももったいねえ!
しらっと9sツモ切り。



7巡目
t1-0-7

うっ・・・
7mツモでテンパイ入っちまった・・・

役無し・ドラ無し・いたって愚形のカン6mテンパイ・・・ いらん!w

こんなテンパイ一番乗りでも、こんなリーチは打ちたくねぇ・・・

ここでリーチを打たないとすると、選択は、
7mツモ切ってテンパイを崩すか?
2sを切ってカン6mの黙テンにするか?
でしょうか。

僕は大体・・・7mツモ切ります。




次に4mをツモるというマックス変化は、7m切りだろうと2s切りだろうと拾えます。

比較すべきは、違うところ。
具体的に言えば、
t1-0-7
2s切りの6mツモ・・・ツモのみ300・500の和了である。嬉しい?
2s切りの8mツモ・・・6−9m待ちのピンフになるが・・・フリテンである。待ちもカンチャンから1枚しか増えねぇ・・・嬉しくない。
2s切りの9mツモ・・・これはまあ嬉しいよ・・・悪くないリーチ手だ。だが、肝心の9m引きが薄いよ・・・。

7m切りの6mツモ・・・ピンフ一通のテンパイだが、フリテンである・・・嬉しい?僕は、嬉しい!
7m切りの3sツモ・・・ソーズのサンメンチャン完成・・・嬉しい。



こういう書き方だと7m切りがかなり有利に見えるかもしれない。
けど実はそーでもない・・・
カン6mツモ和了で300・500
これがバカにならないからだ・・・


いいテンパイへの変化!
と比べると
安くてしょーもないけど、とにかく和了り!
の価値の方が圧倒的に高い。
という状況はかなり多い。


どんなに凶悪なドラ暗刻の手も、どんなに強靭な多メンチャンの手も、
誰か他人のアガりが成立した瞬間に、綺麗に土に還ってしまう。

どんなにみっともなくでも、どんなにしょーもなくても
アガってしまえば他家3人の手が完全に封殺されるのが麻雀の特徴である。



だから、「かわし手」というのはそのアガり点以上に、付属的な価値が高い
と、そう言われるわけですな。





「テンパイとイーシャンテンは天地の差」
という格言はこのあたりから生まれているのだろうし、
多くの場面で的を射ているのである。


これを分かっていれば、カン6mのテンパイ取りダマも、悪くなく見えてくる。
いやむしろいい。
普通にそれが正着かもしれない。




だけど麻雀には最も大切なセオリーが1つある・・・
それは
「どんな場況に置かれても不変不屈のセオリーなど存在しない」
ということだ。


「テンパイとイーシャンテンは天地の差」
はかなり重要な格言だが、
これですら、場況次第では裏切ってもいいし、また、裏切らなきゃダメな場面も多々ある。





今思いつくのだけを大雑把に書くと、
・テンパイを崩したところで、有効な変化が少ない時
・多めの点棒を持っている時
・他家の手が高そうな時(親リーチやドラポン)
・巡目が終盤に差し掛かっている時
こういう時は、テンパイ取りダマが有利になることが多いだろう。
「かわし手」の価値が高い状況だからだ。
(また、終盤ならノーテン罰符の期待値が重要になってくるだろう。)


だからその真逆・・・
・テンパイを崩しておけば、美味しい変化が多々残る時
・点棒が少ない時
・他家の手が安そうあるいは遅そうな時
・序盤
こういう時は、テンパイ取らずで理想的なテンパイを追っても良くなってくる。



じゃあ結局、この場面だとどうなんだ
t1-0-7
・テンパイを崩すと美味しい変化が残りますか?
 →4mツモと3sツモ(と6mツモ?)が残ります・・・枚数は少ないが、どれも期待点数が高いので楽しみである。一応マルか・・・

・点棒は少ないのですか?
 →開局直後だから、平場です・・・△だが。。。個人的に開局平場はマル寄りの設定。
(平場では割と打点を伸ばしに行ってるよと言うこと)

・他家の手が安そうあるいは遅そうですか?
 →誰も仕掛けてはいないが・・・対面と上家はまあまあ速いかもしれん・・・ドラも見えてなくて怖い・・・△寄りだがバツ

・序盤ですか?
 →7巡目です・・・中盤です・・・



マル、
マル寄りの△、
△寄りのバツ、

か・・・実際微妙なんだよなあこれ


分かりづらいから点数にすると、
7点
6点
3点
5点
ってところか?
平均5.25点だから、ややテンパイ取らず有利か?
てか今さらだけど、それぞれの条件は等価値じゃないからなあw

まあ、「テンパイ取らずもありかもな・・・」って思ってもらいたくてやってみただけであって

もうこのいい加減な点数化方式は、かなり実戦的な感覚とはかけ離れているやなw
定量的なように見せて完全に適当である。


やっぱ素直に場を見て考えるほうがいいだろうt1-0-7

まぁ・・・

僕は7m切りが好みですね。

別にオススメはしないけど、僕は大体7mを切る・・・。


何度も言うけど、
麻雀は、ハネ満ツモれば途端に簡単になるゲームですから。
ハネツモのチャンスを追うなら、
小さなアガりの回数がいささか犠牲になってもかまいません。
(巷で言われるラス回避の発想とは、ちょっと違うかもしれんけど・・・むしろ逆かもしれんけど・・・)


だから僕は、成績の中で和了率だけがアンバランスに低いっていうか・・・
勝てりゃなんでもいいっていう麻雀ですけえね。
アガりが少なくても、振込みまくりでも、結果的に勝てれば良し。
天鳳でいえば、ptが順調にたまれば良し。
雀荘で言えば、お金が順調に増えれば良し。
っていう発想で打っています。


まあたぶん・・・チップがでかい雀荘麻雀だと
特に、鳴き祝儀マージャンだと・・・
「和了率とかどうでもいい」とか言ってると、
カモられるんですよねぇ・・・
鳴き祝儀ではカモられたことしかねえ(´;ω;`)


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なんか・・・自分で書いてて思うけど、文体が安定しねえな(*´ω`*)
「ですます調」と「である調」を混在させるのはそろそろ卒業したほうがいいのかしら・・・
卒業とか言うのやめろ

chohimo at 00:00|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 何切る | 麻雀