2005年05月31日

靖国問題

最近の新聞紙上を賑わしている「靖国問題」

小泉総理が靖国に参拝することに中国政府が怒っている

理由は以前にも紹介したが太平洋戦争時の軍事裁判で

A級戦犯になったこの方たちも靖国に祀られているのが原因

 

小泉総理の発言も中国の怒りに拍車をかけた

「罪を憎んで 人を憎まず」全くひどい 

日本の指導者がこの程度です

中国側が言うのなら解る 加害者である日本からのこの発言は

違うように思う

 

小泉さんは総理になる前から靖国に参拝していたのだろうか?
あまり聞いたことがない 総理大臣になってからのパフォーマンスではと疑ってしまう

 

「戦没者の追悼でどのような仕方がいいかは 

日本が考えることであって他の国が干渉すべきでない」

衆議院での野党の質問に総理は答えた

 

参拝に反対する 韓国や中国に不快感を与えた

反日デモで悪化した日中関係が より一層拍車をかけたようだ

 

先日 中国の副首相が日本の総理大臣との会談をドタキャンした

一国の首相との会談を当日キャンセルは異常 外交儀礼に反する

それほどまでにして反発するのもわからない

 

不信と非難の応酬は両国にとって なんのメリットもない

お互いに パートナーとして必要なのはわかっているはず

 

あとは指導者の腕に掛かっている

なにかの本で読んだことがある こじれた関係を修復するには

地道な努力を積み重ねるしかない

この国のトップにそれが出来るかどうか私は疑問に思います

 

  

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2005年05月27日

奥道後

5月の上旬 ゴルフコンペに参加した

四国 松山奥道後ゴルフクラブ 

松山空港から車で40分 生憎の雨で楽しみも半減

 

飛行機もプロペラ機でよく揺れる 先日の列車事故のことも

あるので恐かった

松山は昨年も来た そう初登山 石鎚山に登ったとき以来

松山といえば 道後温泉 坊ちゃんしか浮かんでこない

 

このゴルフ場は作家専用としてスタートした

文豪たちが愛したゴルフクラブ 唯一の会員があの

柴田錬三郎氏だそうです

 

由緒ある数々の銘木があちらこちらに植えられている

その名前を見ると驚きます 佐藤栄作 竹下 登 

あの世界の青木 功更に日本の作家の名前が殆ど綴られていた

 

各ホール毎に花の名前が付けられている

「このホールは百日紅です 次のホールが山茶花に

なっています」

なるほどティーショットに立つとその花々が咲いている

季節もあるので咲いていないホールもある 

 

ラウンドしているとなんとなく優しさや暖かさを

感じさせてくれる

景観も素晴しく是非一度は行ってほしいと思います

 

私たちが宿泊したホテルも最近では珍しいジャングル

温泉があった 高校生の修学旅行のときに入った記憶がある 

 

小さな湯船が 沢山あって 全部浸かってみたくなる

ゆっくり温泉に入り 疲れをとり

二日目のラウンドに向かった 成績はともかく

松山 奥道後温泉 いい思い出ができました

  
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2005年05月24日

私が一番

女性が社長のセレモニー会社

ここには司会者はじめコンパニオンそれに献茶婦がいる

神戸ではなく主に明石 加古川あたりで頑張っているらしい

 

噂を聞きつけ 来社されたそうです

今回は特に無宗教葬「お別れ会」について

勉強したいとのことだった

 

最近特にこの形式が増えて 困っているそうだ

ひとりだけ専門に無宗教葬を得意としている女性がいるそうだ

聞くところによるとかなりの自信家で「お別れ会なら私に任せて」

と威張っているみたい

 

私も少し質問させていただいたのですが いい答えが返ってこない

ご自身で司会とシナリオをつくっているそうですが 

一時間の葬送が出来ない

時間を持て余してしまうそうです トータライフ協会のメンバーは時間が足りないと嘆いているのをみると 随分と開きがある

 

司会者のコメントをみると 仏式の葬儀とほぼ変わらない

なにを学びたいのかもわからない 

ただ公詢社さんは凄いと聞いて来たらしい

 

凄いと言われても 故人らしくまた残されたご遺族に対し

少しでも癒されればとおもい 式を作っています

 

一通りの話も終えたので 取敢えず弊社が施行したビデオを

見ていただいた

私の部屋で約一時間 何の説明もなくただ見ていただいた

 

ビデオを見終えた その顔をみると涙がこぼれていた

私はもう一本見ますか?と尋ねたら 小さな声で「はい」

 

一時間後 頭がうなだれ無言のままだった 

ただハンカチで目頭を押さえていた

「どうでした なにか伝わりましたか」と彼女に聞いてみた

「すみません 恥ずかしい限りです あまりにレベルが

違いすぎました」

 

質問することもなく 一方的に語っていたわたし 

恥ずかしいぐらい熱くなった

彼女と約束をした 近いうちに私が伺うことになった 

  
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2005年05月20日

マドンナ

日本トータライフ協会理事長久世栄三郎氏

大阪高級葬儀株式会社 代表取締役である

この会社の名前が面白い 

「高級」これを聞いて市民はどう反応しているのか

興味がある 興味を持たすだけでも面白いしヒットです

 

さてその高級葬儀に素晴しいマドンナがいる

協会では彼女のことを「ミス ホスピタリティ」と呼ばれている

前の職業が看護婦だったのでこの愛称になったのかもしれない

 

何度か彼女に仕事でお世話になったことがある

大切な方を亡くされたご遺族を 親身になってお世話を

している姿を何度も拝見した「癒し」と言う言葉は彼女のため

に作られたのかと思う

 

私は 理事長が羨ましかった ヘッドハンティングができるならと思ったこともある

流石 久世栄三郎が育て上げただけのことがある 素晴しい

 

先日神戸に来ていただいたとき 彼女も同行してくれた

久しぶりに会って話ができた 

その時 うれしい報告をしてくれた 公表したいのだが

また次の機会に

 

この日は気分が良かった 理事長と会えたことも輪をかけた

神戸に泊まっていただき 朝まで語り合いたかった

そして一緒に祝杯を挙げたかった 

仕方がないので 弊社のスタッフを伴って主役がいない中 

勝手に祝杯を挙げた

 

自分の娘でもないが なにか本当にうれしい

この業界がやっと動き出す そんな予感がしてならない

「久世丸 出発進行」と大きな声で叫べるときが来た

 

マドンナ どこの世界でも存在している

しかし 悲しみのどん底にいるかたがたに「光」を見せれるのが

真のマドンナだと思っています

  
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2005年05月17日

言の葉コンサート

弊社の女性司会者の「先生」

この方がコンサートを開催した もちろん「朗読」で

場所は大阪のレストランの一室で約50人ぐらい集まっていた

 

私と生徒である二名の女子司会者も参加した

前編と後編に分けて太宰 治の「きりぎりす」を朗読

会場の照明が暗転になり先生が入場 大きな拍手で迎えられ着席

先生にスポットライトがあたる バックに二胡の生演奏

 

25分間の朗読 その間ひとつも咬まず すべらず見事に読み上げた

聞きやすい 表現力が豊かで聞く側も気持ちがいい

流石に「プロ」だけのことがある

 

後編が始まる前に 二胡とピアノのミニコンサート

この二胡という楽器は今から1000年以上前から

中国にあったそうです

音色は神秘的でなんともいえないぐらいうっとりし癒される

 

後編の朗読が終わって ティータイムになった

それぞれの人が感想を述べていた「素晴しいわ 

この語り口が私には出来ない」

ほとんどが女性で男性は私を含めて5名だった

 

その後驚いたことに あの新井 満の「千の風になって」の

朗読だった

物語は少年ウパシと少女レイラの究極の愛を通して世界中の平和を願うと共に愛する者を亡くした人の悲しみを癒してくれるようにと 作者が絵本にしている

 

葬儀でも使用している「千の風になって」 

朗読のBGMに使用された曲が センスの「風のように」だった

弊社もこの曲はよく使っている 本当に美しい旋律です

 

ふと名古屋の石坂社長が目に浮かんだ 

この詩を翻訳し曲をつけてCDデビューをした 

とても爽やかで優しく仕上がっている

タイトルが「野を翔る千の風」私はじめ弊社では大好評です

是非一度聞いてみてください 売れすぎてショップには在庫が切れているかもしれません

よろしければ 弊社で手配ができますので申し込んでください

  
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2005年05月13日

表葬儀

私が敬愛しております住職の弟さんが 交通事故で亡くなった

運転中に意識が無くなり 対向車のトラックに正面衝突した

トラックと軽自動車 小さいほうが壊れる

 

病院に運ばれたときはもう意識がなかったそうです

奥様も入院中でその看病で疲れていたとのことです

お嬢さんがひとり この子がお父さんのために走り回っていた

 

なんとか助けたい その思いが強く 

檀家さんのお医者さんはじめ

あらゆる情報を耳にしては直ぐに行動に移した

 

10日ほど前に 担当医から宣告されたそうです

「脳死」医者から臓器提供の相談を受けた

彼女はすごく頭の回転が速い 直ぐにその話に興味を持ち

親戚に相談を持ちかけた 

そこでの結論が腎臓を提供することになった

 

臓器を提供することで二名の命が救われる

親戚の中で一人でも反対があれば 提供することができない

住職が「生きている私でも提供したいぐらい 

最後に弟はいいことをした」

 

密葬を行って改めて本葬をする予定だった

急遽 葬儀を一度で済ますこととなった

 

看板 礼状など 準備していたものが ほとんど使えなくなった

寺院葬は通常とは異なることが多い 基本的には一緒ですが

その道の専門家ですので こだわりがある

 

葬儀式を表葬儀と表現する 最初聞いていると

「ヒョウソウ???」

なんのことかわからなかった 文字で書いてはじめて理解できた

 

通夜 葬儀も滞りなく終えることができた

色紙に書いていた 故人が好きだった法然上人の言葉が

印象深かった

  
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2005年05月09日

マスコミ

昨年 長崎で起きた事件 小学生が校内でカッターナイフで

切りつけ殺害するという惨劇はまだ記憶に新しく残っている

当時のマスコミ報道が過熱し連日大きく取り上げていた

まもなく一年がきます

 

日本のマスコミは異常ともいえるぐらい エスカレートする

尼崎の列車事故 事故後 JR西日本の社員がボーリング大会

海外旅行 ゴルフと遊行していたと取り上げた

 

会社自体の体質がなっていないとか 

人が亡くなっているのによくそんな気分になれる気が知れない 

人間として恥ずかしくないのか

記者会見の席でも罵声に近い言葉が飛び交った

もちろんご遺族の気持ちを代弁しているのだと思う

 

葬儀業界に身を置くものにとって 本当にこれでいいのか

ご遺族のことを思うと このような話を耳にいれたいの

だろうか?疑問におもう 今最愛なる人を亡くして

悲嘆にくれているご遺族のことを考えるとしばらくは

そっとしてあげてほしいと願います

 

昨年の年末に父を亡くしたとき しばらくは自分の中の魂が

宙に浮いているような状態であったように記憶している

その間はなんとなく父との思い出に浸っていたと思う

 

今回のJRの不手際は許せることではないだろう

しかし今 実際に悲嘆にくれているご遺族のことを

少しでも思うならもっともっと悲しみを共有しようという

気持ちになってください

 

同じ人間として恥ずかしくないのか その言葉をそのまま

マスコミ関係の人にも贈りたい

  
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2005年05月06日

究極のサービス

東京の研修会に行けなかったことを悔やんでいます

楽しみにしていたレストラン カシータでの「究極のサービス」

メンバーの書き込みを見てみると 残念でならない

 

この日は霊柩会社とのトラブルで 組合の理事が

仲介に入っての協議 考えてみればおかしな話です

弊社は霊柩会社にとって得意先なのに受注を断られる

なんて変ですよ

 

開き直って「ならいいよ 自社でもう一台購入するから」

と言ったら「まあまあ公詢社さん 怒らずに落ち着いて

話し合いましょう」と組合が間に入る

しかも私は怒ってなんかいない 

受けないのがおかしいので手法として言った

 

大体 この会社も組合も間違っている 

ご遺族の気持ちを考えると断るなんて出来ない 

葬儀会社から受注しているがお金の出所はご遺族です 

そのことを考えずにあなたの会社は 霊柩車をもっているので

受けれません バカとしか言えない 

こんな話に何時間も引っ張られることがあほらしい

 

さっさと帰りたかった 間に合うなら東京に行きたかった

協会のメンバーといたい 心の中はそのことでいっぱいだった

 

研修のテーマ「究極のサービス」私ひとり取り残された

気がしてならない

こちらのテーマを敢えて言うなら「最低最悪のわがまま会」

 

以前にも書いたがこの方たちには「敬意のこころ」が見えない

自分の身を守ることだけしか考えていない

 

その反対にトータライフ協会は常に「ご遺族の悲しみを少しでも癒すことができないか」

と真剣にメンバー全員が考えそれに向けて取り組んでいる

だから最初から仕事に対する姿勢が違う

 

霊柩会社も組合の理事さん 一日も早く気がついて

貰いたいものです

お互いに社員を預かっているのだから 

葬儀に対する意識を高めてほしい

  
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2005年05月03日

憤慨

4月8日この日は「花祭り」 お釈迦様の誕生日です

各地で様々なイベントが開催されていた

そんなお目出度い日に 私は怒りを爆発させていた

 

ここ10年ぐらい街では 宮型の霊柩車が減り 

洋型の霊柩車が増え続けている

弊社もこの流れに沿って 洋画の霊柩車を購入した

理由は霊柩会社に受注しても 断れることが多くなってきた

 

何度も霊柩会社の役員さんと協議し 

6年前にやっと承諾を得て購入した

時の流れの中 英国のダイアナ妃が亡くなったときから

急激に増えだした

それに 自治会の取り決めなどで宮型の霊柩車の通行を

禁止などがあり拍車をかけた 

しかしまだどうしても宮型でと言われる方もいる

 

このたびの施主さんも「おばあちゃんと一緒の車で最後は

送ってあげたい」との要請があった 

早速 霊柩会社に連絡する返ってきた言葉に唖然とした

「行けません 今後公詢社の受注は難しくなりました」

 

50数年にわたっての付き合いがこの一言で終わる

私は直ぐに 霊柩会社の社長を呼び理由を聞いた

 

なんとばかげた話だ 要約すると

洋型霊柩車を持っている業者の受注は受けない

この社長は自分が霊柩車組合の兵庫支部長の立場にあるので 

一存では決めれない

 

近く弊社加盟の組合との協議がもたれる

弊社もあまりこの問題を大きくするつもりはない

だってそこで生活をしている社員はじめその家族のことを

考えるとできない

 

なにはともあれ この仕事に携わる以上 亡くなられたご遺族の

気持ちを最優先するのが当たり前 どうかよく考えてみて

「敬意の心」をもつようになっていただきたい

  
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