1968年2月2日、ニュージーランドのオークランドで起こった事件。

UFOからの怪光線で、羊牧場を経営するエイモス・ミラー氏が殺害された。
ミラー氏の遺体には他の痕跡がないのに、頭部が焼け焦げて皮膚や頭髪だけが失われていた。
また骨からはリンの成分が失われていたという。

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UFOが人間を殺害したという衝撃的な事件だ。
昭和の子供向けUFO本にも、ミラー氏の遺体だと思われる写真と共に必ず掲載されていたので覚えている方も多いはずである。
子供向けの本に死体の写真が載っているのもどうかと思うが、それ以上にUFOや宇宙人が必ずしも友好的でないことに恐怖を感じた人も多かったであろう。
本気で宇宙人が攻めてきたら、地球が侵略されるんじゃないかと…。
👽

しかし、衝撃的な事件の割には続報もなく、似たような事件も他にはないようだ。
(ー ー;)
一体アレは何だったのか⁉︎
とりあえず事件のあらましについてご紹介する。



《事件の概要》
1968年2月2日の早朝、ニュージーランドのオークランド郊外で羊牧場を経営するエイモス・ミラー(当時39歳)と息子のビル(当時17歳)が、畑の柵の修理をしていた時。
どこからともなくピーっという耳触りな音が聞こえてきた。
2人が音のする方向に目をやると、約200m先にある林の上空に円盤形の物体が浮かんでいた。

その上部は円錐形の塔のようなものが付いていた。
周囲には丸窓が連なり、機体全体が光っていたという。
やがて円盤は3本の脚を伸ばし、ゆっくりと降下して、小川の向こうに着陸した。

これを見たミラーは、ビルの制止を振り切って円盤に接近していった。
ビルは恐怖に包まれて、その様子をただじっと見守っていた。




 
ミラーが小川の対岸に差し掛かったときだ。
突然円盤からまばゆいばかりの光線が発射されて、ミラーの体を包んだ。
彼は弾かれたようにもんどりうって地面に倒れた。
すると円盤はブーンという音をたてて猛スピードで飛び去っていった。
これを見て我に返ったビルが駆け寄っていくと、父ミラーは既に死んでいた。
額から後頭部にかけて、頭皮が溶けたように消失し、頭蓋骨が露出していたという。

その後、ビルの通報を受けて警官が現場に到着。
ビルを殺人事件の重要参考人として拘束した。
ビルの話は、単なる空想か妄想でしかないと判断されてしまったのだ。

その後、ジョン・ウィッテイ博士率いるチームが検視にあたると、ミラー氏の遺体には頭皮以外の外傷がひとつもなく、全ての骨からリンの成分だけが消失していることが判明した。
その死に謎が深まり、殺人事件だとしたら、その殺害方法が全く特定できなかったのだ。

ビルの証言で警察は現場検証を実施。
すると証言通り、現場には直径18mの円盤の着陸痕らしきものが発見された。
結局、逮捕から5日後にビルは釈放され、無罪放免となった。
真相は不明のまま、事件は迷宮入りとなった…。





この事件を最初にスッパ抜いたのがカナダの「ミッドナイト」誌。
日本では知名度の高い事件である。

さて、この事件であるが現在はデッチ上げという見方が強いようだ。
海外でもはじめの頃はそれなりに注目を集めたようだが、早々にUFO事件のリストから外されている。
「ミッドナイト」誌の記事について、独立した複数の裏付け調査が行われたが、検視したウィッテイ博士の存在すら怪しいという。
全く裏が取れないことから事件がタブロイド的捏造であると結論付けられている。


事件が捏造だとして、我々が見ていたあの写真はいったい何だったのか?
遺体の写真なのかどうかも怪しくなってきた。
ただ人が寝てるだけの写真⁉︎
(ー ー;)