チョコ助の懐かしのUFO事件簿シリーズ❗
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1974年、北海道北見市仁頃で起こった事件。
一人の青年が、タコのような宇宙人によってUFOにさらわれた⁉︎
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昭和のUFO本で必ずといって良いほど紹介されていたので、覚えている人も多いだろう。
真夜中に宇宙人が人を連れ去りにやって来る…。
子供にとっては恐怖以外何ものでもない印象的な事件であった。

今となってはUFO事件史からは削除されたような感じになってしまっているが、タコかイカみたいな宇宙人というのも新鮮に感じるから不思議である。
(ー ー;)
いったい、青年は何を見たのか⁉︎




《事件の概要》
北海道北見市仁頃に住むF氏は、母親と共に農業を営む純朴な青年だった。
UFOや宇宙人にも興味はなかったという。

1974年(昭和四十九年)4月6日の午前3時頃、玄関を叩く音に目が覚めたFさんは服を着替えて表に出た。
すると奇妙な小人が立っており、近くの畑の上に直径8m、高さ1.5m程のオレンジ色に輝く円盤が浮かんでいた。
小人は身長約1m、肌は褐色で全身を覆うように黄色や青色の小さな突起があり、ビニールのような透明の服らしきものを身につけていた。宇宙人の周囲には電気や電磁波のようなものが常に流れているため、影響がないようにこの服を着ているのだそうだ。
さらに青い円錐形と上に楕円形のもののついたヘルメットを被っていたという。
F青年が恐ろしさに逃げ出そうとしたところ、突然足元から熱風が吹き上がり、あっという間に円盤に吸い上げられてしまった。
幸い円盤が高高度になかったので慌てて飛び降り、近所の知人宅に助けを求めて飛び込んだ。

その日の夕方、F青年の耳が熱くなり、指先が震えだした。
その指でスプーンに触るとグニャリと曲がってしまう超能力を発揮。その後、テレパシーで宇宙人と交信できるようになったという。



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(F青年が描いた宇宙人)


 
4月8日午後6時半頃、F青年は宇宙人からのテレパシーにより会見場所を指定され、友人2人と現地に向かった。
途中から1人で山中に入り、再び空飛ぶ円盤に吸い上げられた。
今回は2回目ということもあり、精神的な余裕が多少あったので、円盤の内部を観察することができた。



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(F青年の描いたUFOの内部)



この時は月を一周、地球を二周し、午後8時頃に意識不明の昏睡状態で雪の上に投げ出された。

3回目の搭乗は4月13日。
飛行時間は前回よりも長く、暗黒の世界に連れて行かれた。
宇宙人によるとそこは木星で、昔は空気もあり、動物も住んでいたという。
F青年はフワフワしたゴムのような服を着せられ、宇宙人とホースのようなもので結ばれて木星に降り立った。
そして宇宙人に頼んで、証拠として木星の石をもらったという。



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(宇宙人にもらった木星の石⁈)




事件の詳細については、資料によって多少違いがあるが、だいたいこんな感じだ。
連れて行ってもらったのは木星ではなく、木星の衛星タイタンであり、タイタンの石のかけらだとも言われている。
皆さんもご存知のように木星はガスでできた惑星だ。

宇宙人は「サモンコール銀河惑星連合」から来たという。
ガマガエルみたいにヌラヌラした気味の悪い生物だったそうだが、意外と友好的である。人を見た目で判断してはいけない。

本人以外の証言や証拠もある。
①F青年が最初にコンタクトした4月8日のほぼ同じ時刻、近所に住む中学3年生のFさんが月よりも数倍明るい光が窓外にあって目が覚めた。
ただし、怖くて外は見なかったという。
②F青年のスプーン曲げには複数の目撃者がいる。
③2回目のコンタクトの時、1人で山に入ったF青年を捜索した一行が、丘の上の断崖の所でF青年の足跡がバッタリと消えているのを発見している。
④3回目のコンタクト後、雪の上で倒れているF青年をNHK取材班一行が発見したが、その時録音されたテープを聞いても、とても狂言とは思えない迫真性がある。
⑤捜索隊一行がF青年を発見する前、UFOが上昇・ 下降・左右に動くのが目撃され、テープにも収められている。
⑥証拠物件の石はX線で調査の結果、地球上の岩石の組成と変わらない事が判明したが、まだ完全な調査は完了していない。


客観的な証拠としては不十分な物ばかりだ。
⑤のUFOの映像が見てみたいものだが、公開はされていないのだろうか?


昭和の宇宙人は小人タイプ、ロボットタイプ、妖精タイプetc、バラエティーに富んでいてけっこう楽しかったものだ。
しかし、いつの頃からか「宇宙人=グレイタイプ」となってしまい、その他の宇宙人はパッタリ姿を消してしまった…。 
(ー ー;)
彼らは何処へ行ってしまったのだろうか?


F氏の近況についてはよく分からない。
事件後はサモンコール銀河惑星連合のスポークスマンとして活動していたようだ。
「サモンコール星(2億5千万光年の彼方にある)まで6分でテレポートできる」
「自分の役目は、地震や噴火等の天変地異を遅らせたりする事で、地球の内部は空洞になっており、UFOでマグマのそばまで行って、岩を詰めたりして火山を防ぐ」
「自分は活動のためにUFOを3台持っており、普段は日高の山にバリヤーで隠してある」
と言っていたそうだ。
1995年頃、UFOに乗って仲間と共に宇宙に旅立ったという噂もあるが、真偽のほどは不明。