この前、会社の飲み会がありました。みんな盛り上がってとても楽しかったです。日本人とロシア人が一緒になってしゃべっているときもあれば、「国別」に分かれてしゃべるときもありました。さて、「国別」で会話をしているときのことです。

日本人たちが座っているところへ行くと「残業・・・」という言葉が聞こえきたので、「え?また仕事の話???」とタチアナは思わず日本人たちを叱って(うん?)しまいました。みなさんがしゃべっていたのはかたいことではなく、残業時のハプニングか何か楽しい話だったみたいです。しかし、会社に関係している話題だったことには変わりはありません。そして、私の観察では、今回に限らず会社の飲み会で日本人たちがしゃべっている話題は、会社がらみがほとんどなのです。


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 一方、ロシア人の飲み会では会社関係の話題はまず聞こえてきません。今回は人数が多かったということもあって、ロシア人たちはいくつかのグループに分かれてしゃべっていました。そして、会話の中身はというと、実に様々です。

ほろ酔い気分で「愛とは何か」について真剣に語り合っている三人組みや、お気に入りの推理小説の話で盛り上がっているグループ、最近見たビデオの話、子供の話・・・、休暇の話・・・。話題は様々ですが、ロシア人の口から会社に関係している言葉が出たとしたら、会話に日本人が加わったときにのみ、という感じでした。

私が思うには、ロシア人の飲み会で仕事の話題をふるのは、「マナー違反」と言ってもいいぐらいだと思います。実は、日本人のパパもそのことを注意されたことがあります。「ここでは仕事の話はやめようね」とパパを止めた人が、ロシア人ワーカーの中でも仕事熱心な人でした。そういうこともあってパパはとてもびっくりしたようです。


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言うまでもなく、日本人同士でも仕事に関係のない話が出ることもありますし、ロシア人だって仕事について話すこともあります。しかし、「会社がらみ」と「会社とは関係ない」というそれぞれの話題の比率を比べたら違いはとてもはっきりしていると思います。

何となくですけど、日本人は飲み会に行っても「社員同士」の関係のままですけれども、ロシア人たちは「たまたま会社で知り合った個人同士」という雰囲気に変わるようです。

以前、「ロシア人の社長は平社員と一緒に飲まない」というエントリーを書いたのですが、そのときの内容は今回のテーマと関係していると思います。要するに、日本では飲み会が会社にいるときの延長線だからこそ社長が部下と一緒に飲んでも違和感はないのだと思います。


 …このエントリーで私はずっと「飲み会」という言葉を使っていますが、考えてみたらロシア人にとって「飲み会」というものはなく、あるのは「パーティー」だけです。日本人でも誕生日会で仕事の話をされたら不快感をいだくと思いますが、ロシア人にとってもお酒の席で仕事の話というのはあり得ないことです。 にほんブログ村 ロシア情報 にほんブログ村 海外生活ブログ ロシア情報へ
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