今年は、麻子が忙しいらしくて、山荘に預け入れてある娘の7段飾りのお雛様は、お蔵に眠ったままです。

 自作17年目のお雛様変わりに飾ったのが、17年前に私がフェルトで手作りしたお雛様です。当時麻子が3歳。ジャカルタで若いニョニャ(奥様)の暇つぶしにと、仲良しの友人と現地の材料を工面して作ったお雛様です。(各画像をクリックすると大きくしてご覧になれます)

つくり方は、少女のころに大ヒットした大高輝美の大高輝美のコロコロ人形―てるみの宝ものというフェルトの人形の作り方の本を参考にして、ビーズ、リリアン、台座はインドネシアの大工さんに、造花や花瓶はインドネシアのバザールで探し、雪洞(ぼんぼり)だけ日本の木目込み人形用の小物を買い足しました。

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 手作りの御道具類実は、お雛様のお道具も全部手作りです。工作用紙に色紙や、赤糸で鼓や太鼓を作り、アルミホイルを貼った厚紙で扇を、金紙を張った厚紙で三人官女の道具を作っています。
まぁ、本当に若かったのね。
よくもまぁ、こんな根のいる仕事をしたものだと、毎年、あっちこっち糸が緩んでぶらぶらになった手足や、烏帽子、冠を修理しながらも17年。さすがにフェルトのあちこちには茶色のシミが出ていますが、当時、お道具を持たせたりしてお飾りするのが楽しかった小さな娘。高校時代は女子寮のラウンジにも飾られて、たくさんのお嬢さんに囲まれたお雛様です。

烏帽子と冠本物よりも、娘には愛着があるらしく、昨日は桜もちと、道明寺を買ってお供えしていましたが、紙の切れ端に「麻子の道明寺、食べるな!」の張り紙があって、今年二十歳の娘は、未だ食い気の方が旺盛です。

祖父母が買ってくれた7段飾りも来年こそ出してあげなくてはいけませんね。
明日は、娘を誘って「お雛さま」巡りでもしようかと思います。桃の花も飾りましょうね。

本日の輝き <手作りの17年目のお雛様>