お客様にお断りしてご紹介です。

 とっても素敵な暮らし、それも屋敷森(栃の木や、椎の木)がある古民家を購入して再生して暮らしたいというお客様からのご依頼で、収納プランのご相談を受けました。

 詳細は、THE 日本人の家というサイトで、ぜひご確認くださいね。ご相談の内容も紹介されています。

 私も、住宅の選択肢を広げて、古民家を購入したいという思いを抱いたこともあります。インドのニューデリー時代が、まさしくそうだったのですけど、あれは、日本家屋ではなくて、英国のコロニアルスタイルだからねぇ・・・。
 八ヶ岳に暮らす友人(ぽれぽれ工房)が、古民家(農家)を買って再生して、田畑を耕し、お蚕も飼い、藍を育てて、染めもの瓶で藍染もして、柚子の季節には柚子巻を、梅の季節には梅干をと、楽しい四季の暮らしを、不便を承知でしているのを心底うらやんだものです。彼女の場合はご主人も仕事をやめて、山梨に移住してしまったので実現したスローライフです。

 住まいを選ぶときは、暮らしを選ぶことでもあり、同様に私が暮らすのも築40年の古いマンションの再生住宅だから、いつもあちこちを、慈しむようにいたわりながら住まいの修繕や、手入れをしています。
 先日もサッシが開かなくなって夫が半日がかりでサッシのすべりを良くするように、歯車の調整をしていました。工務店に頼んでいられない、こうした小さな手入れや修繕をする覚悟がないと中古、それも再生した住宅には住めません。それさえも楽しまないとね!

 収納のプランを知りたいと思ってのご依頼でしたが、いつものように、収納の前にすべきこと、そう!暮らしのビジョンを決めること。そんな話をしながら、これから再生していこうとされている古民家を拝見してアドバイスさせていただきました。

 昨年からのテーマで勉強してきた、日本の住宅変遷史が、日本家屋の基礎知識として、こんな形で役に立つとは思いませんでしたが、まさしく伝統的な「ハレとケ」のある日本の住まいのあり様をみて、日本人の本髄に触れた気持ちになりました。「ダイニングテーブルの代わりに、箱膳で食事をしています。」という奥様の素敵な発想。これも奥様ご自信が在外生活が長かったので、「大理石にテーブル」じゃない暮らしにこだわったせいでしょうか?

 古民家の再生については、こんなサイトもあります。民家(日本民家再生リサイクル協会) 
 新築でも古民家の廃材を施すという手法もあって面白いですね。
 大好きな白洲次郎が暮らした鶴川の家も、古民家再生住宅。これを昭和初期にやってのけた白洲次郎と、正子の暮らしは本当に脱帽としかいえないわね。もういちど武相荘に行きたくなっちゃったね!と同行したあゆ美さんと話しました。

 古民家再生住宅の収納プランのお手伝い、私もとてもワクワクしたご相談でした。

本日の輝き <古民家再生の収納プラン>
★★★★