先日、「たかが雑巾、されど雑巾」とSNSを通じてつぶやいたら、たくさんのご意見や、ご指南、アイディア、みんなが考える雑巾考が、どしどしやってきました。
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 私は、ゴワゴワになったバスタオルで雑巾作りをしたのですが、
究極の使いやすく、目的を達しやすい雑巾というのでみんなの意見が一致したのは、温泉タオルのような薄手のフェイスタオル(てぬぐいサイズ)が一番便利という結論になりました。

 まず、布地がほどよく薄いと、絞りやすく、乾きやすい。
次に雑巾本来の目的である、保水力を持って濡れ拭きをする場合は、保水量が大事。
そのためには、ミシンで縫うと布がペタンコになるので、ふっくらするためには、手縫いのザクザクが一番適している。ミシンで縫うなら、うーんと縫い目を荒くするか、ジグザグ縫いだと固くなりにくいということ。

 そして効率的な縫い方としては、まず
1)手ぬぐいサイズのタオルを二つに切る。

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2)両端の縫い目をほどく。
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 この「ほどく」でぐっとハードルが高くなった気がしたのだけど、使い古しの古タオルはミシン糸もいい加減にゆるくなっていて、リッパーや小バサミをいれるとさらっとほどけるのね。

 3)ほどいた三つ折りの部分に、二つに切った切りたちの反対側の端を挟む。
   こうすれば、切った裁ち目がほどけてボロボロしません。

 4)三つ折りをぐしぐしっと縫う。
 5)そのまま、一周。
 6)糸を切りたくない人は、そのまま対角線斜めにNを描くように縫う。
   90度回転させて、またNを縫うと、一筆書きで真ん中が×の雑巾のできあがり。
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 薄手で、絞りやすく、乾きやすく、保水力もある「正しい雑巾」が縫えました。

ちょっと刺し子の糸で遊ん縫ってみる。
ぐるぐる縫いや富士山縫いも。
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昨今、学校や幼稚園の雑巾は「新しいタオルで!」という指定のある場合もあるそうです。
今回の雑巾考で、いただいたご意見には、給食の時、配膳台を拭いたりもするので、清潔にという配慮からだそうです。確かに体や手をよく拭いて使ったタオルを食卓用にはちょっとね。

 キッチン用、玄関用、車用、トイレ用など、使用の用途別にわかるように、ループをつけると便利ね。

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これは、使い捨て雑巾にもなる、バスタオルを8つに正方形に切って、まわりをジグザグミシンでほつれないように始末しました。重ねて縫わなくても十分に厚地なので、バスタオルの始末はこれだね。

 本当に「たかが雑巾だけど、されど雑巾」だわと思いました。
正しい雑巾の縫いかた、ぜひ試してみてね!

 使い古しの布の始末で、木綿の着物→布団かわ→おしめ→雑巾というリサイクル、リユースの衣文化が生み出した雑巾。
ジャカルタには、ありませんでしたよ雑巾。インドは吉兆の黄金色のネルの雑巾が主流で不浄を清める色つきでした。メキシコにも雑巾はみあたらず。

 いまでも靴を脱いで生活する日本の暮らしには、拭き掃除用の雑巾が、やっぱり必要。
100円ショップで買えるけどね。まぁ、始末のある暮らしの一端ってことで、覚えておくのもいいかしらね。