今までたくさんのお宅に伺て、片づけの相談をお聞きしてきました。
創業当時の10年前は、今ほど「発達障害と片づけ脳」のこと周知されていませんでしたから、この混乱ぶりはどうしたものかとお客さまと一緒に悩みながら、相談にのることもしばしばでした。

 障害というと、びっくりしますが、実は天才的な頭脳の持ち主だったり、芸術的な才能をお持ちの方も多く、その反対側の才能である片づけ脳とのバランスなのだと、すぐに気がついて、いいところを十分に発揮できるサポートを提案してきました。

 時には、お客様ご自身から、「発達障害」があることを打ち明けられたり、
またある時は、アドバイスをもらいながら「私は発達障害だったんだ」と気付いて診断を受け、その後「見えない目にメガネをつけたように、今までの混乱の霧が晴れました。」という報告をいただいたり。

 でも多くは、ご家族との関係も悪くなり、離婚にいたったり、仕事を辞めざるを得なくなってのご相談が多いのです。
 スタッフとは、お客あまにあきらかに発達障害があってうまく片づけられないという場合も、わたしたちからは、そうお伝えして診断を進めることはありません。
 なぜなら、医療現場での治療や、投薬、カウンセリングだけでは、現状の生活の改善があるわけではなく、片づけられないならその手段である方法、支援が大事だと思っているからです。

 人は多かれ少なかれバランスよくモノと向かい合っているわけではありませんからね。
そんな脳の癖を知ることも大事と思うだけです。

 整理収納アドバイザーの資格を取得し、この業界の先駆者として、今まで活動してきましたが、その当初から、京都に暮らす森下真紀さんと親交をいただき、時には「発達障害」についての勉強会にも伺わせていただきました。森下さんは、ご家族に発達障害の人を抱え、その支援の大切さを実感。素晴らしい志で、支援していくためのNPOを設立。
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 このたび、素晴らしいテキストになる、「発達障害と環境デザイン」という本を上梓されました。

kannkyo




わたしにも送っていただき、読みながら「うん。うん」とうなずいています。
まだ、発達障害を片づけをめぐる研究やサポートは、はじまったばかり。
知恵を絞り、霧が晴れて、暮らしが楽しくなるように、みなで支えていけたらと思います。

 暮らしデザイン研究所は、そのほかにも、高齢者の片づけのサポートの事業もあります。
よろしかったら、ぜひ、関心を寄せていただけたらと思います。
 
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