ちょこキャリ日記 整理収納アドバイザーの収納術

整理収納 お片づけコーチング  輝けるライフスタイルの提案

収納

プラスティックの収納コンテナはもう使わない!

 海外転勤を終えて帰国するたびに、倉庫に預けていた家財を引き取ります。
数年経過したのち、毎回がっかりするのはプラスティック容器の劣化です。

 
100円ショップで手軽に手に入るいわゆる「プラカゴ」 と呼ばれるもの。丈夫で、スタイリッシュ。
お片づけブームの初期には、牛乳パックを再利用した収納容器に代わって、このプラカゴが大人気。
サイズ感や、白や透明など色も統一感が出しやすい点で、インテリア性も感じたのでしょうね。

 インテリア雑誌や、収納マニュアルには、このプラカゴにラベルで内容を記載したシールが張られて、そこに物が収まっていれば片づいた気分になったものです。

 今回の提案は、もうこういうプラカゴの収納ごっこはやめにしませんか?ということです。

 100円ショップで白メッシュのカゴを買い求めて、無印良品でプラスティックのファイルボックスを買い、イケアで詰め替え用のボトルも買って、統一されて、収納容器がそろっていれば美しく見えるといいう収納もたくさんありましたね。
 これ全くの自己満足ですもの。
収納フェチならどうぞ、モノトーンのコンテナや、シールの印刷もスタイリッシュにして取り組んでみてもいいでしょう。でも、これはまったくのホビーの世界ね。

 さて私、子どもも育ちあがり、夫とシニアな暮らしになりました。
身近に、劣化したプラスティックの容器を置くことに、だんだん違和感を感じています。
静電気で黒ずみ、黄色く変色、劣化もあって、ポロポロ崩れてくるものもあります。
美しくない上、心地よくない。シニアな暮らしには、まったく不似合い。
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 一方、大事にしたいと思うのは、海外の蚤の市で買ったブリキのカン、地方のお土産店でかった柳の小箱、木製の救急箱、いろいろなサイズのリターナブルのガラス瓶、丈夫な和菓子の贈答品が入っていた和紙の紙箱。

そんなものに、懐かしい文字で内容物がかかれていると、その経過年数がどんなにか愛おしいこと。
 手あかがついて赤チンがついた救急箱、ちょっと角がさびたブリキ缶、飴色になった柳の小箱それが、とてもいい感じなのです。
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 保管の年数が、その箱ににじみでていて、なんともわたしの暮らしの潤いを感じずにはいられません。古民家の蔵の箪笥のラベルがなんとも味わい深い。
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 そんなわけで、わたしは、このところ、収納のためのプラスティックコンテナを一掃して処分。
なくてもちっとも困りません。
キッチンの小さなコの字のラックは、夫がカラーボックスを再利用して組み立ててくれました。

 暮らしのなかには、こういう家族の歴史、生きている時間を感じることがとても素敵に思えるのです。

 すっきり暮らす、便利に暮らすのは、美しい収納で暮らす心地よさは、
決して安価で、楽なプラカゴ収納では手に入らないなと、強く感じているこの頃です。

 

こまごま趣味雑貨の整理収納

 大好きな手仕事の趣味。
パッチワーク、編み物、人形つくり、お裁縫、和裁、消しゴムハンコ…。
セカンドライフのわたし時間は、こういうことで楽しみたいけどね。

 でも、どんどん増えるこうした趣味雑貨の材料。
なんどか、仕事でビーズ作家さん、フェルト作家さん、トールペインティングが趣味、パッチワークが趣味のおうちなどのコンサルタントをさせていただいたことがあります。 
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 私は、手仕事趣味の20代の時の材料は、引っ越しに紛れて処分、処分。
一昨年、手仕事趣味を再開したときは、小さなお裁縫箱と、小さなアイロンくらしいか手元にありませんでした。
それでも、どんどん増えていき、いつの間にか、紙袋や布袋に詰めて、クローゼットに一括収納したり、時には、泣く泣く部屋の隅に床おきになっていたんです。
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 思案を重ね、さぁあと老後20年以上、この趣味を楽しむなら、きちんと収納を考えようと思い切って家具を購入しました。


 雑貨や小物、メイク道具や、アクセサリーなどの収納に悩むお宅には、こうした収納のための引き出し家具がほとんどありません。家具を増やすのは嫌だ、部屋が狭くなるということで、プラスティックの引き出し収納をクローゼットに格納してご利用になるお宅もたくさんあります。
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(本当は引き出しの中の箱には蓋は要らないんだけど、この箱をそのまま取り出して使うので、蓋をしたままで収納する)

じつは、わたしもしばらく安価なプラスティックの3段引き出し収納にこれらをしまってクローゼットに収納していました。 でもこれが実にストレス。
 作品つくりの時は、何度も材料を取り出すし、一時広げた作りかけの作品をどこに保管するかというのも、問題です。
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(道具は上段、材料は下段。資料頻度が高くて何度も出し入れするものを優先順位にしたがって上段に)
 
あと、20年は趣味を続けるかな、それならばちゃんと手仕事用の家具を買いましょうって。
チェストは本当に便利。

 今は、赤ちゃんが生まれてもベビーダンスを買わないおうちも多いけど、小さなベビーの洋服ほど、ハンガー収納に向かないもの。
 良いチェストを選べが、その後ずっと子どもの持ち物の整理には便利なのにと思います。
お嬢さんなら将来は、ドレッサーにもなるし、お坊ちゃんなら、それこそ男子好きなコレクション用にもなります。

アクセサリーボックスや、スカーフや手袋、メイク道具や美容グッズも、家中に点在のおうちもチェストを持たないせいだと常々感じています。
ドレッシングコーナーとして、チェストの上には、鏡を置いてもいいし、作りかけの作品を上に置いてもいい。
小さなアトリエ、小さなドレッサーと思うと、暮らしがぐっと楽しくなりますよね。
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 私が買ったこのチェストは、無印良品のウォールナット。オークションでお安くです。
経済するなら、3−4段のチェストは、リサイクルショップの目玉商品でもあるので、ご近所のお店を是非のぞいてみてくださいね。

チェストは、収納家具の最初の一歩。 
わたしは、実は、3つ目なんですよ。桐のベビーダンスと、インドで作ったアンティーク風のものと、これです。


(引き出しの端切れは、あまり神経質にならないで。ざっくりと入れますが、畳んだ和が上だと引き出す時にも崩れません)

 クローゼットだけでは解決しない収納問題の大事な収納家具の一種。
いろいろなタイプがありますが、ぜひお気に入りの一生ものをさがしてください。
ドレッサーに、べビーダンスに、リビングのテレビ台に、趣味のモノ収納のアトリエにと、暮らし方の変化が生まれても対応していける便利で、いい家具です。
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(古着をほどいたものや、厚みやテイストが違う布がバラバラある。こういう時は無理に分類したりしないでざっくりとまとめればOK)

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(セットになった材料は、無理にその分類のカテゴリーを崩さずにしまう)


 持ち物の量もこのチェストで管理です。この引き出しにあふれた材料は、手放すようにと心に決めています。
これ以上は持たないという決まりも自分に課して…。

 購入して3か月目に重さと頻度ですぐに壊れて変形したプラスティックの引き出しコンテナを資源ごみに出しながら、あぁ、最初からちゃんと家具を選べば良かったなと思った12月のお片づけです。

 メイク道具、アクセサリー、ネイルグッズ、美容器具、スカーフやマフラー、手袋などのアイテム整理にも使えるコツです。チェストはお薦めですよ〜。

収納フェチの小箱コレクション整理術

 年に一度の小箱の整理です。
大好きなんですよぉ、私は「箱とかご」が!

 子どものときから、ときめく箱集め。ビーズや紙ナプキン、お手玉や、小さなガラクタをお気に入りの箱に入れては大事にしていました。

 この仕事を初めてから、自分のための箱コレクションは、封印していましたが、 昨年、素敵な箱をいただいてから、また集めたくなってしまって、そうなるとなぜか素敵な箱でのプレゼントや、ギフトをいただくことが増えて、一年でまたずいぶん集まりました。
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紙でできた箱に加えて、ブリキなどの缶もあります。
 集めたものは、手が届かないキッチンの高いところの吊戸棚に入るだけというのを自分に律して集めています。
この空間、ほかに活用すべく目的がなくて、ずっと何もなかった場所です。

 この3倍くらいありましたが、活用できるものをチョイスして、あとは処分。 また素敵なものがたまるからね。
そして今回の活用先は、ハンディクラフトグッズの収納です。
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可愛い箱にはあえて、中身の内容をシールで張ったりはしないんです。
あれぇ〜、この可愛い箱には何だったかなぁって、忘れても開けた時の楽しみを残しておきたいから。
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 私はね。
収納フェチですが、全部がちゃんと把握されていたり、合理性だけを追求することはないと思ているの。
暮らしが楽しくなるほうが大事でしょ。

だから、趣味のモノは特に、あれぇ〜この箱なあに?
おぉ作りかけの刺繍ねとか、編みかけのマフラーかぁなんて、すっかり忘れていた趣味のモノを掘り出す楽しみをあえて作っておきたいと思っているのです。
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 昔からもっている針のストックを今年いったニューヨークのスーパーで買ったミントキャンディの缶にぴったり収まったり、中国のお取引先から戴いた変わった蓋つきのピンクのボックスには、作りかけのキルトと縫い合わせのレジメをはっておいたりとかして、私用にカスタマイズしちゃうのも楽しい。

  素敵な箱は、心がけえて集めてます。吊戸棚に入る量だけね。だって空気しか収納してないから、一年に一度は押し出さないとねと。

 箱が好きな人は多いと思います。箱入りは高級感あるしね。
素敵な箱に出会えますように。 

6月のセミナー残席まだあります!

 びっくりするほど、いいお天気が続いていて、「まるでメキシコシティのようだ!」と思っています。
一年中、こんなさわやかな天気だったんですよねぇ。
 カビに悩むことも、湿気で髪の毛が爆発することもなく、オープンカフェでタコスやピンチョスつまみながら、ミチェラダ(コロナビールにライム絞って!)飲んだり、美味しいチョコラテやフルーツジュースつきのブランチを楽しんでいたのが思い出されます!

 お外モードも楽しいんだけど、実はこういうカラッと乾燥したこの時期の住まいの見直しって一番大事。
掃除も楽だしね。
窓辺のレースのカーテン洗うだけで、おうちにじっとしていても楽しくなりますよね。 

 そしてStudio HAGAのヘッドコーチの上野あゆ美。しばらくの海外転勤から戻ってきました。
さらにバージョンアップしたシンプルな住まいをオープンハウスいたします。

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 人気のあゆ美スタイル。ブログの掲載もしないし、とくに情報発信は何もしてないんですが、過去に雑誌に取り上げられてからというもの、「こんな風に暮らしたい!」というファンがいっぱい。

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お急ぎお申込みくださいね。

 そして、じっくりお片づけを学んでいただきたい。
すぐに満席になってしまって毎回ごめんなさいなんですが、本当に少人数でじっくり知ってもらいたくて、毎回6名が限度です。キャンセルのでた講座もありますので、お急ぎくださいませ!

6月12日 クローゼット収納セミナー (パーソナルスタイリストさんのカラー診断つき)
6月14日 ベジフルランチ (野菜ソムリエの庄内先生の人気講座、キャンセルでました!)
6月16日 インテリアレッスン  (上野あゆ美宅 オープンハウスセミナー)
6月23日 小学生ママのためのホームファイリング (Studio HAGAサロン)

 わたしたち、Studio HAGAのスタッフの家は、どれも再生住宅。
新築物件にはない、自分たちの手作り設計や、こだわりのインテリアで住まいをとことん探求しています。
そんなこだわりの住まいスタイルをぜひ見ていただきたく、今年前半のセミナーは、6月でいったん終了。

 どうぞこの機会をお見逃しなく! 

重要書類の整理と保管

 先日、文京区消費生活センターで、フォームファイリングの講座をいたしました。
たくさんのご参加をいただき、「すぐに実践します!」というご反響もいただきありがたいことです。

 新年度を迎えて、家事書類を見直すご家庭もいいのではないでしょうか?
書類の中には、重要書類と呼ばれるものがありますよね。
たとえば、生命保険証書、権利書、登記簿謄本、ゴルフや高額な会員権などの証書、賃貸契約の契約書などです。

 私は、これらの重要書類は、災害時や、非常持ち出しのことも考えて、全部銀行の貸金庫に入れて保管していました。ちょっとばかりの貴金属、宝石類と一緒に。 
都心の銀行の貸金庫って高いんですよ。
地代と一緒に上がるらしく、10年目にして年間26,000円になったので、そこまでしなくていいかなと、メキシコから戻ってからは、これらを自宅で保管することにしました。
わずかですが、宝石や、アクセサリーは、しまわずに使ってこそのものですしね。

 どこにしまったかといえば、箪笥のなか。
必要があってパスポートを出そうと、引き出しを開けたら、我が家の重要書類一式がきれいさっぱりなくなっています。最後に開けたのは昨年の秋。
その間にリフォーム工事もしたし、長く留守にもしていました。いったい何者が!
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 真っ青になって、110番通報し、お巡りさん2名と、鑑識の刑事さん2名がやってきて調べてくれたのですが、窓も割られず、鍵も壊されず、なおかつ別の場所にしまってあった宝石、貴金属、現金はそのままなので、刑事さんには、「外部からの侵入じゃないですよ。利権者による内部の人しか考えられないから。」 と言われました。

「だって、どれも身分証明書がないと換金や手続きの出来るものじゃないからすぐ足がつくでしょ?」って、言われて、こういいうものは窃盗の対象にはなりにくいからと・・・。

「あぁ、重要書類なのですっかり泥棒かと思いました。本当にすみません。」と床に頭がつくほどに謝りました。
その前に、職業を聞かれていて、「整理収納アドバイザー」とも答えていて、「じゃぁ、保管もしっかりですよね?」なんて言われていたのでした。
 「うーん…テレビにも出てるの?」などと聞かれて、慌てたりもして…。

「ご家族や、関係者が持ちさった可能性がたいかいですね。ご主人出張中なの?関係のある人をあたってくださいね。」とご注意をうけ、もしかしたら、刑事さんには、別居中で留守にしている東京の家に久々に戻った妻、離婚を巡ってもめている夫婦の不仲を疑われているかも…なんて思って焦って赤面しそうになったりして。

私の
「見つかったら、ご連絡したほうがいいでしょうか?」という寝ぼけた質問には、
「ご不要です。見つかった、めでたし、めでたしでいいからね。」と取り乱している私をやさしくフォローしてくださって、お忙しい中、本当にごめんなさい。夫には菓子折り持ってすぐにも謝りに行けと言われています。

 どこにあったかといえば、留守宅に置くのは物騒だからと、保険証書は、分厚いファイルを処分して、ほかの重要書類一式を鳩居堂の文書保存箱に入れて、実印と一緒に現在の住まいへ。クローゼットの上段の奥へしっかり夫がしまってくれていました。

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 書類の保管先を確認したくとも、この間、夫は海外出張中で連絡が取れずにいたので、私は本当に一人大騒ぎをしていたのです。

 常日頃、整理や整頓、分類や収納、保管を生業にしているのに、とんだ失敗です。
完全に私が、この重要書類の引っ越し、移設を失念してしまったことと、絶対に東京の留守宅にあるという常日頃の整理整頓の自信からくる強い思い込みと勘違いが引き起こした事件でした。
 長年、保管の場所が決まっていたものを、生前整理や引っ越しで移設すると、大事にしすぎるばかりにその保管場所を忘れるというようなことが起こります。

 とてもびっくりしたけど、今回のことは、すごく勉強になりました。
大事なものだから、人に知られずにと思ったけど、泥棒はそんなものには「見向きもしない」ということも分かったので、家族全員がわかる場所に堂々と重要書類一式と大きく箱書きして、収納することが大事と思います。

その時、現金、貴金属、宝飾類、通帳類、印鑑とは別にしておくことが大事ですね。 

 あぁ、みんなからは、「サルも木から・・・?落ちたか」と言われておりますが、失敗は成功のもと。
私の実例を示して、家庭の重要書類は、家族みんながわかる場所に大きく箱書きしてしまう!を提言したいと思います。 

日本の古い暮らしに学ぶ収納術

  連休を利用して飛騨高山、白川郷へ行って来ました。豪雪の寒村、雪に埋もれた世界遺産の合掌つくりの家屋がどうしても見たくてこの時期にです。
旅のスナップはこちら→ジェット妻ストリーム2
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 土地の古民家や博物館を巡れば、そこに昔から暮らす人々の日常の営みを覗くことができて、「暮らし」を仕事をしている私には、もってこいの研究素材でもあります。
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日本人の暮らしには、晴れと「ケ」があって、「ケ」というのは日常のこと。
モノが豊かではない時も、始末の工夫をしながら、素晴らしい収納をしていたようです。
高山市にある数件の古民家を巡ってみましたが、通常の日本家屋がそうであるように、収納の置き家具は、座敷にはありません。
どこにあるかといえば蔵。
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その蔵に、家具を置き、内容をしたためたこんな覚え書きを引き出しや蔵の張りに見つけました。
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単衣の襦袢、徳利の置き位置など、達筆な文字で書かれて貼られています。
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収納学でいえば、ラベリングと、措定席の確定という要素が組み込まれているんですね。
引き出しのラベルには分類の要素も盛り込まれ、
張りの指定席位置にはモノの数の管理もあったことでしょう。
使用人や、家族もたくさんいて、20-40人が暮らすような家の蔵ですから、こういう工夫は当たり前だったのです。

 実は、私たち日本人には、モノを収めるという技にかけては、類を見ない達者な文化があったんですね。

木の家に暮らしてきた日本人の暮らしの工夫や生活の知恵に、再発見と感動をもらった旅になりました。

 古民家には昭和40ー50年代まで暮らしていた人(多分、明治・大正生まれ)がいて、その後、保存や改修、移築がされていました。これらの家を手放した時に、暮らしの知恵や工夫が、次世代にうまく継承されなくなってしまったのが悔やまれます。

できれば、それらを掘り起こし、私たちの今の暮らしにも生かしていけたらいいのにと、古民家を収納学の目線で見て回りました。

Studio HAGAのFacebookページがオープン

 皆さんから、ご要望が多かったStudio HAGAのFacebookページ。
ようやく、ようやく本日オープンしました。

 こちらからログインできるかな?→
Facebookで、「お片づけコーチング」で検索、Studio HAGAのファンページに「いいね!」してくださいね。

 毎週木曜日に、季節の歳時記として、住まいや暮らしのちょっとしたアドバイスを発信していこうと思います。

さて耳より情報。
いつもリリースが遅れがちなStudio HAGAのオリジナルセミナー。あわわわぁ〜!
ひとえに、わたしの更新が遅い!という理由なんですが、秋のセミナースケジュールもアップいたしました。
秋のスケジュールはこちらから→

 ごめんなさい!9月24日のファイリングセミナーは、もう満席。
家庭の書類整理は主婦の頭の痛いところ。毎回のご好評を受けて、11月5日にも追加開催します。

また、衣替えを前に、クローゼットの大整理をしてしまいましょうという方のためには、
「おしゃれさんのクローゼット収納」が10月8日(火曜日)10:00-12:00に開催しされます。(残席わずかお急ぎください!)

お申込みは、こちらから→

私もこの夏は、自分にあうパーソナルカラーと骨格診断を受けて、自分に似合わないお洋服は一掃しました。
それでも、クローゼットはなかなかスッキリ管理とはいかないのが頭の痛いところですよね。
カサのある秋冬の新しいお洋服を買う前にクローゼットの整理しておきましょうね!

では、Facebookでも、Studio HAGAの暮らしの提案をお楽しみに!
10月22日の合理的なキッチン収納もお席が少なくなってきましたのでお早めにお申込みください!


 

お迎えママの必須アイテム

 世代が違うと、ぜんぜん知らない流行モノっていうのがありますねぇ。

この仕事をしていると、いろーんなおうちへ行って、いろーんな「モノ」を発見して「これなんですか?」とお聞きしないとわからないモノや、世代によって、「うんうん、これ流行ましたよねぇ。まだお持ちだったんですねぇ」っていう、今じゃまったく飽きてしまって意味のない「モノ」を発掘したりしております。

 底が舟形のタッパウエアーとか、昔のバーミックスとか、最近では、あっという間に過去のモノになってしまったMD&MDプレイヤーとか・・・。
 ちょっと意地悪く言うと、ウェッジウッドのワイルドストロベリーのティーカップなんかも、これに入るかもねぇ・・・。

 ウェッジウッド ワイルドストロベリーティーカップ&ソーサー(ピオニー)
ウェッジウッド ワイルドストロベリーティーカップ&ソーサー(ピオニー)
どこの家にもあるけど、もうすっかり「嫌」というくらいに飽きてしまった柄なっている食器、そういうお宅多し!

 ネックストラップ子育て世代のスタッフの亜紀さんが、携帯にちょっと変わったストラップをつけていたので「これ何?」って聞いたら、いまどきの「お迎えママの必須アイテムですよ」というネックストラップ。

 携帯電話のネックストラップは、わかるけど何がママたちにマストかといえば、幼稚園や保育園、塾やスポーツクラブなど子どもの通うセキュリティーの高いところの場合、ネームカードを首から提げるのが最近のお決まりごと。

 両手に子どものお稽古バックと、子どもの手をつなぎ、お迎えママは、携帯電話が鳴っても自分のバックの中まで探れない。ネームカードも一緒につけられるおしゃれなネックストラップが大流行なんですって。

 亜紀さんが選んだのは、リードが収納できる巻上げタイプ。
これにビーズやお花をはってデコレーションしたりするママもいるそうです。

 オフィスのネームカード用にも、ブランドモノから、カスタマイズできる「皮素材のお花」アレンジストラップも人気だそうで、PTAママも、学校行事ではストラップでおしゃれが注目!みたいな感じだそうです。
☆オリジナルネックストラップを作って見ませんか!!●レザーネックストラップ(きらきらスワロフスキーのお花)●ストラップとお花の組み合わせでオリジナルストラップを作りましょう。
☆オリジナルネックストラップを作って見ませんか!!●レザーネックストラップ(きらきらスワロフスキーのお花)●ストラップとお花の組み合わせでオリジナルストラップを作りましょう。


 わかるわ!こういう流行って!

 お受験ママの上履き用セカンドマイバック、お迎えママのネックストラップ。
今の私にはまったく必要ないけど、子育て中なら、即効でクリックしていたわ。
他世代のこういうミニ流行を垣間見るのがかなり好きな私です。
 子育て終わったら、ちゃんと循環させて始末して下さいね!

本日の輝き <お迎えママアイテム>
★★★★

介護ヘルパーさんのための整理収納講座

 昨日は、世田谷の介護事業会社で、「介護ヘルパーさんのための整理収納講座」のご依頼いただき、日曜日にもかかわらず、事業所の半数以上のヘルパーさんがご参加くださり、熱心に耳を傾けてくださいました。
こんなに盛況な研修会は珍しいんだそうです。
主催いただいた、荒井社長のブログにその様子がアップされています。

 介護の現場での整理収納には、どんなことが大事か?
後見人制度の学びの中で、高齢者の尊厳を守りながら、またヘルパーさんにとっては、介護サービス時間の中で効率的に動ける整理の方法、担当と違うヘルパーさんが交代で訪問しても収納場所の情報共有や、すぐ見モノが取り出せるためのシステム、家族とのモノの管理情報共有の方法などを研修させて頂きました。

 私が老親を見ていただいている施設のヘルパーさんにも、訪問のたびに、あれこれと片づけについては、家族の要望として、常に担当セルパーの方にお願いしていることですが、高齢者の身の回りの整理はとても大事。
年寄りの見当認識(あそこに行けばトイレがあるとか、もうじきお昼かな?という見当をつける能力)にあった、収納方法はとても大事です。

 また介護者にとっては、おむつの交換、入浴時の着がえの準備、シーツの交換や、タオルの管理、高齢者のシーズンごとの衣替えのポイント、入院のための日頃の準備の心構えなど、介護現場の整理収納には、効率的な作業のための、たくさんのポイントがあるので、老親の世話(家族の要望)や、介護施設の実情(人手不足の中での効率化)、介護現場の動線合理化などのポイントを研修です。

 また、
「捨てられません、死ぬまでは・・・」
という高齢者と、どう向き合うか?
家族の要望と、高齢者(介護される人)の尊厳と関係を考えながらの収納のあり方なども大事なポイントだと思います。

 こんな課題解決への研修を企画してくださったのは、さくらケアという介護事業会社。
ヘルパーさんにとっても、働きやすく、儲からないといわれる介護事業をきちんと経営するための新しいビジネスプランを打ち立てた荒井信夫社長と、終了後、お話と情熱をお聞きして、「介護の明るい未来」を感じたところでした。
 荒井社長ですが、実は、あの子ども服のブランド「エンジェルブルー」の仕掛け人。
この少子化時代のビジネスの新たな展開の成功例をもとに、介護事業の新しいプランを立ち上げていて、実にお話の端々に「整理」されれた思考をお持ちの方で、敬服。

 荒井社長の仕事の机は、だれよりも綺麗。
朝1番にすることは、仕事のTO DO LISTと、仕事優先順位決めなんだそうです。
だからこんなにピカピカに元気でいらっしゃるんでしょうね。

 いまだ意識不明ですが、父が、ようやく今日、一般病棟に移りました。
あれこれ体から管は外れたけれど、長期療養のために、健康保険型長期療養病院か、介護保険型長期療養病院にするか、今後は、長期間の病院選びをしていかなければなりません。
私たち子どもが通える地域、経済的な負担、病院の体制・・・・さまざまの条件を提示し、比較検討をしていきます。
 またまた、数々の選択と決断を迫られることになりました。
病院のソーシャルワーカーさんと、話し合いながら、次を決めていくことにします。

本日の輝き <介護ヘルパーさんのための研修会>
★★★★

郵便引き出し

お片づけコーチングで伺うお宅の最近の傾向なのか?
近頃はタンスや引出し家具を置かないお宅が増えていますね。

チェストなども、置くと狭くなるからを理由に、所持している人はとても少ないです。

私は実は「引き出し」大好きです。
カゴよりもむしろ引き出しが好き。
漢方の薬箪笥とか、お医者さんの薄い検査票書類の入った引出しとか、文机の引き出しとか・・・。博物館でも引き出しが好きで、国際基督教大学のキャンパスにある湯浅八郎記念館や、柳宋理の日本民藝館にある引出しとか、古い民芸タンスにうっとりします。

郵便引き出し引き出し収納は、引き出しそのものが、分類という役を果たしていて、その分類と引出しが一体化された感覚が好きなのかも知れません。
引出しは平並べにモノを収めないとなりませんと私に言ったのは、祖母ですが、平並べという観念は日本人独特なのかもしれませんね。

子どものころに、お隣に住むケイコお姉さんが、きれいな小引き出しにおはじきや、千代紙、ビー玉、ビーズ、消しゴムなどを細かく分類して入れてあったのを一段ずつ引き出して見せてくれたときの記憶は今も鮮やかです。

こひきだし桜の引出しは、父のものですが、このたび私の元へ。

鳩居堂のはがき箱が乗っています。
B5くらいの小さなもので、高さは17センチほど。

これは父愛用の郵便引出し。近頃は、手紙は書かない人も多いけど、はがきと、切手、一筆書きに、祝儀袋やポチ袋。父の引出しには半紙と紅白の水引もはいっていました。

今は、娘がこれをちょっと欲しがって狙っています。


郵便引き出し2駄菓子屋のおばあちゃんが、引き出しから、変わり玉の飴を引き出しごと抜いたり、手芸店のおばちゃんが、大小のボタンが入った引出しを抜いてボタンを数えるのを見るのが大好きでした。これらもみんな平並べで収まっていました。

高校生の時の誕生日に、父にねだって買ってもらった4段の文引出しは、今も健在。子どものときから、私は引出しが好きだったんでしょうねぇ。
誕生日にこんなもの買ってもらうなんて・・・。
プラスティックの引出しよりもずっと愛着を感じる素材ですよね。木のぬくもりと感触。

今も我が家の郵便引出しとなって、長いこと、転勤先へもお供して、今も書斎にまだあります。30年以上のお付き合い。高校生のときから、高校生時代に海外文通していたインドとアメリカの子に書き送ったときのエアメールのスタンプも健在で、もう30年以上です。
封書の重さを量る吊り下げ式の封書の重さを量る郵便用の小さな手秤と、買い置きの記念切手も長いこと同じ場所に保管。
他の引出しには、カード、一筆書き箋、便箋、封筒、筆ペン、万年筆のインクなどが入っています。
ずっとずっと郵便引出しとして使われています。

手紙と郵便小物の整理。大事にしたい、小さな暮らしの営みです。


本日の輝き <郵便引き出し>
★★★

イケテル収納グッズ

 よくお片づけコーチングをご依頼されるお客様が、「私のセンスと同じ感性の人をお願いします」というお問い合わせがあります。
 これには、収納グッズの提案に、「センスないものを提案されちゃ困ります」ってニュアンスが含まれているような感じがします。

大丈夫!Studio HAGAのスタッフは、和風だろうが、北欧だろうが、アジアンテイスト、エレガンス、モダン、ラグジュアリー、ナチュラル、節約、質素、ゴージャスなんでもOKです。

  さて、そうはいっても実際はどうなのか?
 現場では、シンプルもいいけど、そこそこ遊び感もあって、ちょっとイケてる収納グッズなんかも提案しています。
 ご予算ってこともあるので、どーんとゴージャスってのはいかがなもんか?
全部買い替えもありか?
 いえいえ、環境を考えると、いくらデフレとはいえ、良識あるコンシュマーとしては、使い捨て廃棄は、ゴメンこうむりたい。ご提案いたしかねますが・・・。
収納グッズ
 





100円ショップのプラカゴは便利だけど、どうなんでしょうね?
私はもう飽きたよ。
はっきり言って、カラーボックスとか、ダイソーの白の網目のプラカゴや、がんばるDIYとか節約工作収納は、もういいわ。
きっぱり!

 無印良品とか、竹やアジアンチックな藤のバスケットもいいが、他にはないんでしょか?

そうなのだ!
こんなに情報がいっぱいあるから、「イケテル便利収納グッズ」を探すほうが大変だったりして、本末転倒だわねぇ〜。
探すのが好きな人は、それもいいけど、あんまり私はハッピーじゃないんだなぁ。真っ白な100円ショップグッズで、そろえたところでさぁ・・・。
スチールバスケット
 そうは言っても、イケてる収納グッズはリサーチしておきたいところです。
スチールや、ステンレス、アルミ素材のバスケットがこのところお安くなっていますね。300円ショップのアイテムです。
洗面所や、食品パントリーや、コスメなど耐水性が必須なアイテムには使えますが・・・。(←推薦に力はいってないわね)

 clipクリップもステンレス製じゃなくてカラー・コーティングのものも出ています。
こちらも300円ショップで購入。
洗濯ロープがついて8個入り。

 洗濯ものだけでなく、書類の重要度標識マークや、キッチンの開封バックのクリップなどにキッチュですが・・・。

 収納用品は、要するにアイテムそろえることよりも、使える、使いこなすことが大事だよねってことなんですわ。


         *******
 
 私は、至急の重要書類は、未決のファイルボックスのなかで、「赤いクリップ」で挟んで目立たせておきます。
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保管前、決済前の未処理(支払い保留、期日指定の提出書類など)の家庭用の書類は、フランフランのデスクトレイで保管。
待機中のクリップは、箱のフチに留めていてます。

だからではないですが、自分の感性とセンスにかなえば、セレクトは、そこそこでいいんじゃない?ってこと。お試しくださいませ、ませ。

本日の輝き <収納グッズのイケてるもの>
★★★★

大掃除 お片づけタスクを終了させよう!プロジェクト1

 いよいよ、今年もあと半月です!
まさにカウントダウンですよねぇ〜。

 どうしましょうか?今年のお掃除?

 実は私も今年はまだ何も始めていません。
仕事は、やれない理由にならないだろうと自分で自分に突っ込みを入れたくなります。
ぜんぜん、やる気が出ない私のお尻に火をつけます←宣言!!

 1)大掃除
 2)片づけ
 3)買い物

この3つのタスクを終了すべく、TO DO LISTにしてみます。

忙しいときなので、無理してお付き合いの必要はありません。
これ以降↓の記載は、まったく自分に言って聞かせるタスクだもんね。

*********

今日は、3)の買い物から・・・。
1)と2)からはじめるのは、気持ちが落ち込みますものね。

えっ?意外でしょうか?
 お片づけコーチングといえども、集中的な仕事は気が重いですよ。
でもなるべく楽しくモチベーションを上げながらと思います。

3)買い物リスト

 大掃除のモチベーションが上がらない皆さんもよければご一緒に。

書き出してみて、リストを見ながらする確認事項は、在庫がないか?です。
なかったら、買い足してリストから除外する。
 そうなのです。年末買い物リストは実は、在庫の確認も兼ねています。
とくに食材と、日用品雑貨!!

全部出して確認してから買いましょうね。去年の洗剤や、ワックス、使いきれなかった特殊な洗剤、ダブってませんか?
加工食材や、調味料、使いかけの乾物類・・・。
冷蔵庫ポケットあたりから、はじめるのがいいかもね。
しかし、なんで毎年私だけが大掃除するんだとうという疑問が沸々してきたぞ。

私の年末用の買い物リスト

・お菜箸(毎年新年に買い替えます)
・家族のお箸(食器洗い機導入後毎年買い換えています。すぐ塗りがはげる)
・紙ナプキン
・屠蘇散
・年賀状 (→娘)
・寒中見舞い用はがき (→娘)
・お正月のお飾り (28日まで)
・お年玉ぽち袋
・正月用の生花 (28日)
・お雑煮の材料 (30日)
祝い箸
・お餅
・お飾りのお供え餅
・お正月用のお酒類 (→夫)
・家族の下着と靴下 (男たちの半年分→今年から現金を支給で各自まかせ)
・タオル (冬のボーナスで半年分)
・蛍光灯 (取り換え用)
・正月食材 (別途詳細リスト作成)
・お歳暮手配 (←まだです、急がねば)
・お年賀の菓子

・・・・・・などなど。線を引いた分は、本日ゲットしてきました。

買う日付もいれて見えるところに。買えるモノから順番に・・・。
私以外ので家族に買い物を頼むものは、お願いできるようにして担当者も書き出します。

次回は、大掃除のリスト作成ね!今日はリスト作成だけで、お仕事以外に何もしてない。
あぁ・・・・。(涙)

本日の輝き <歳末お家すっきりプロジェクト>
★★★

BOYS収納術 体育会系男子の場合

 よく聞かれます。
「ところで芳賀さんちのお子さんたちは片づけ上手ですか?」
するどい突っ込みです。(苦笑)

 家族と一緒に暮らす上で、家族の片づけ度というのも個人差ありますからねぇ。この折り合いがうまくいかずに離婚までする人もいれば、家族間のコミュニケーション断絶に陥る場合もあるわけで・・・。

2006年1月26日の日記でチマ男とがさ子の話をしました。
 日記の詳細はこちら→(我が家のチマ度と、がさ度について)

このときは、まだ自分がこの片づけの仕事をするとは思っていませんでしたが・・・。
潜在的に、あれこれ感じていた事なのだと思います。

「お片づけコーチング」の子どもは、「お片づけ上手」なのかというと、答えはYesだと思います。二人とも片づけ段取り力はめちゃくちゃ達者です。
ただし、いつも部屋が綺麗(誰の基準で?)かといえば、それは違う。
本人にとって、快適空間であればいいと思っている私は、いろいろな条件下での細かいことは言いません。

 ルームマネジメント能力については、ほどほど二人ともOKだと思います。
娘は留学や、女子寮(高校生の2年間)の経験があるので、思春期に「モノの総数量」は寮の個室の2畳分か、留学用のスーツケースの量までという制限のある暮らしでソートする能力がついたように思います。

 さて、私が整理収納アドバイザーの資格試験で研究対象にした「思春期の男子学生」の整理と収納というテーマ。息子および息子の友人たちのもっとも汚いだろう男子体育会男子たちの密着取材研究の空間と整理思考について、本日はお送りします。

 女性目線で、「収納=美しい」と思っている方。すみません。
リアルな実生活はきれい事だけじゃ、おのおのが共存できませんから・・・。

 しかしぃ〜、ほんとうに汚い。
体育会男子の部屋が、きれいなほうが、おかしいかもしれない。
しかし、彼らは試合に勝って、勉強もほどほどにやり、女子にもモテたいとう日々のテーマの中で、整理と片づけの目的(彼女が来る、試験がある、後輩に部屋を受け渡す、試合の戦略を練るなどの快適な部屋に滞在したい目的)が明確に発生すると、途端に行動的になります。

 数日前まで、ユニフォーム、脱いだ衣類、スナック菓子やペットボトル、試合のためのスカウティング・データ、いちおう学生なので学術研究の資料や書籍、ビデオ、CD,ゲーム、漫画・・・が混在。
 男子の所有物の予想すべきアイテムがすべて混乱した場合。
片づけに、彼らがどんなプロセスを踏むのかというのを興味深く観察しました。(←決して手伝おうとは言わない私)

プロセス1  仕分け
流行りのキーワード「仕分け」です。アイテムごとに分類し始めました。紙類、ペットボトル、菓子袋、ユニホーム、本、漫画、ビデオ・・・。画像は、仕分けが終わった状態ですが、まだ途中。

男子部屋












プロセス2 優先順位
「要るか、要らないか?」
こういうジャッジの能力は、スポーツ系の男子頭脳にはものすごく備わった能力で、瞬時に自己基準により、判断をしていきます。
 ある意味、超・いさぎよい能力といってもいいでしょう。
ゴミは一掃して、床が見えました!(その前は、どうだったのかと突っ込みたいが・・・)

プロセス3 分類
五感で分類します。
とくに衣類。
「臭い、臭くない」で分けて「洗濯か、収納するのか」を決めています。
衣類の臭いををかいで分類しているわ。
分類基準は臭覚でということね。(付き合いきれないわよぉ)
ダウニーが香ればOKだそうです。
近頃の体育会系男子はダウニーが大好きで、部室でもダウニーで柔軟仕上げをする男子が急増中。我が家は、ちなみにダウニーは使用していません。

dannsi-room
書類は、タスクが終了か、継続案件かで潔く2つに分割。超イージー。
試合終了か、教科の単元が終了かだけのジャッジ。




プロセス4 収納
アイテムごとに分類したら、たとえ見栄えが悪くても「目的物」がみつかればよしとするという合理性を追求。

片づけの能力は、このプロセスが自分で構築できるかと、ジャッジの基準を自分自身の中に明確に打ち出し、目的のために整理できるかということ。

 母親的理想像の「きれい」はあり得ないが、合理性と目的があれば、段取りはつけられるわけですね。片づけられる男になっているようですわ。

ちなみに息子の後輩のS君はとても几帳面でいつもすっきりと片付いているお部屋におります。そのせいか、運動部の部室の細かい備品の整理や収納は、断トツのスキル。
御自宅でも、いつもそうだというママ友のお話でした。いつもきれいな男子(チマ男)もおりますねぇ。

体育会系男子の生態にせまる考察といえるか?

本日の輝き <体育会系男子の片づけ段取り力>
★★★★


 

家計簿の季節

 家計簿更新の季節です。
あぁ〜苦手という人も多いと思います。
どんぶり勘定ですぅと言う人も・・・。

 先日お仕事をご一緒した主婦雑誌の編集者さんが、「家計簿代行」というアルバイトをしている主婦がいますよといっていました。レシート&使った金額をメモした紙を一緒に郵送すると家計簿にして家計診断をしてくれるんだとか・・・。
エクセルが上手なら、こんなアルバイトもありよね。なんていいいアイディアでしょう!
 FPさんなら、診断コメントなんかもつけちゃうのかしら・・・。そういうのがあるんだぁ!

 家計管理難しいですよね。
もう節約をどれだけしたらいいんでしょ?

 ちょっと前なら、夫の収入を、節約奥さんがやりくりして・・・という家庭管理を家計簿でするが主流でしたが、最近は、夫婦の収入は、互いに未公開という生活者としての共同家庭経営というのも多いですね。
 家計も、「予算の管理=節約」じゃなくて、お金の運用や投資という選択もあるので、一概に節約だけの管理ではないです。

 男女機会雇用均等法以来、落合恵子さんなどは、家計でなくて、個人の所得管理という目線で世帯収入や生活者としての自立などのお話されていたので、なるほどと・・・。

 DINKSカップルは、結婚しても家計を合体しないとか、パラサイトシングルのいる世帯の家計状況などでは、どこまで個人で自立したお金の管理をするか?どこまでを世帯の家計としてみていくのか?
 一緒に暮らしても、一本の家計簿では管理ができない場合もあるようです。

 私は、専業主婦時代は、夫の収入しかなかったから、おおよその予算を立てての家計管理も家計簿のざっくり記帳での運用で大丈夫でした。

 でも、私が仕事をはじめてからは、いままでの家計簿の予算から、
私個人にかかわる、支出の費目を減らしました。
 自宅オフィスの時のオフィス家賃や、自分の医療費、衣服費、交際費、教養娯楽費、交通費、理容美容費、保険料、年金などの費目はさしひかれて、私自身が負担。もちろん仕事の事業は財務として家計とは別です。
 娘が社会人になって、教育費が半減し、彼女も、私同様の費目は家庭の予選からひかれています。さらに彼女からは、家計へ食費の補てんがあります。
その分、夫から渡される家計予算は少なくなり、我が家の財務大臣は、どのように余剰金を管理するかが腕の見せ所?となんて言ったらラッキーですが・・・。
実際は、教育費負担が一番重かったこの時期に、私が少し働くことで、わずかに預金の取り崩しをしなくても済み、少々の家計の赤字が減った程度のことです。

 DINKSの方には、住宅ローンと公共料金は夫が払い、食費と日用品は妻という分け方だったり、お互いが20万円づつ出しあって、共同で支出を一緒に管理するとか、実に方法が様々ですよね。
 
 ・・・ですが、こんな風に違っていても、日常生活のなかで、家計簿的な費目で管理運営できるものがあります。
フローとストックとよばれる日用品と食材、衣類、書籍費などです。
予算費目とあわせもって会計とモノの持ち方買い方の試算ができる費目。

 費目収納という管理もあるほどで、これは、1世帯のモノが、家計と密接にかかわるから、適量を家計から算出していく方法で、ストック量を決めていきます。

 町田貞子さんの「暮らしの整理の基本構想」は、実はこの羽仁式家計簿(羽仁もと子考案)
家計簿 2010
家計簿 2010

家計費目からの、モノの整理と、費目収納が基礎になっていましたね。
ご存知の方も多いと思うけど「暮し上手の家事ノート (知的生きかた文庫)の「まえがき」にそのようにあります。

 時代の変化で、今は、主婦だけがお金の管理を一本化しているわけではありませんが、金銭管理と収納、実に密接です。

 来年はこの家計簿管理と費目収納について自治体の教育委員会主催講習会で講演をすることになっています。
 家計簿を続けるのは、ハードルが高いけど、費目で管理するのは意外に簡単。
ご希望が多ければ、Studio HAGAのセミナーでも開催したいと思います。

本日の輝き <家庭経営管理と費目収納>
★★★★




ハンガーの矛盾

 nakatahunger先日、ご贔屓にさせていただている中田工芸株式会社中田ハンガーさんとハンガー談義の講演会でパネラーなどをしたときに、ハンガーの矛盾というお話がでたので、ちょとご紹介しますね。

 ハンガーにセットでかけたジャケットとズボン。
もしくは、ジャケット&スカート。
このスーツを身につけるときは、どうしますか?



ハンガーレッスン

Step1
クローゼットからハンガーごとジャケット&ズボン(スカート)のセットを取りだす。
(←はい、いいですねぇ〜!収納アクションの合理性がはかられています)

Step2
ズボンをはく。
(ジャケットをハンガーから最初に取り除かないとズボンがハンガーからはずせません←矛盾しますねぇその間にジャケットはどこへ置くか?)

Step3
ジャケットを着る。

次に帰宅した時です。

Step1
ジャケットを脱ぐ。
(←クローゼットから出しておいた指定のハンガーへ戻す。収納アクションの合理化です)

Step2
ズボンを脱ぐ。
(ジャケットをめくらないと、ハンガーにズボンがかかりません矛盾しますね。めんどくさいわね。)

Step3
セットしたジャケット&ズボンのハンガーをクローゼットにしまう。
(ちょっと、イラっとするでしょうか?)

モノをだしたり、しまったりするときは、いつもの生活の習いや、収納ツール、収納する場所に、こうした小さな矛盾や問題が生じます。

解決するには?

 私の夫は、ズボンとジャケットを別々のハンガーに掛けています
だからクローゼットの収納スペースは、ジャケットとズボンハンガーが並列なので、私の倍の幅があります。

ちなみに、帰宅したら、ズボンは、速攻で
Corby ズボンプレッサー ブラック 3300JABK
Corby ズボンプレッサー ブラック 3300JABK
のズボンプレッサーへ。ビジネスマンの身だしなみの基本、ズボンのセンターライン・キープ!は、どうぞご自身で・・・・!(←妻の仕事とは思っていない)

 setup私は、このちょこっとめんどくさいアクションのもつれは、あまり気にならないので、収納手順や方法は、ジャケット&スカート、ジャケット&パンツでもOK、だからスペースは夫の分です。

 どうぞお好きなほうでお試しくださいませ。

さて、乾燥機付きの洗濯機をお持ちの方。
すべての衣類を洗濯→乾燥までしているのなら、ハンガーにかけて、収納するよりも、たたむほうが楽かもね。

 洗濯ものを「干す行為」が苦にならない人ならば、皺を伸ばして干して、そのまま取り込むか、ハンガーからはずして畳むか。もしくは畳まないで、アイテムか個人所有衣類の分別までにするか?ですね。

 ここで大事なのが、収納までの生活動線の見直しです
すべての人が「洗濯する→収納する」まで、生活の条件が同じではありませんから・・・。

 ちなみに私の場合、家族みんなの分を洗って干しますが、取り込んだのち、家族ごとに個人所有の分類だけして各部屋のベッドへ配達。
自分の分だけ畳みます。洗濯ハンガー(洗濯にはクリーニング用の針がねハンガーを使用)はそのままクローゼットには入れないの。
クローゼットハンガーは、あくまでも木製のもので、形状保管必要な衣類に限定しています。

 こうした生活に伴う家事の得意不得意に応じて、個々にお片づけコーチングでは、洗濯ものの収納と、クローゼットの有効利用までを細かくアドバイスしています。生活の矛盾ともつれの解決です。

ご相談は、こちらから→

本日の輝き <ハンガーの矛盾とどう付き合うか?>
★★★

オーダーメイド住宅の収納の怪!

 本日は、千葉県の新興分譲住宅地での「お片づけセミナー」でございました。
セミナー開催後に、個別相談もというご依頼で、図面持参の方々のご相談に・・・。

 すでに注文住宅に暮らしはじめた相談の方も何件かいらして、そのご相談ごとには、

ケース1 
リビングと、キッチンにある間口半間、奥行き80センチの棚板のない収納庫の使い方についてというご相談

ケース2
奥行き40センチのクローゼットにご主人の衣類をかけると斜めになってしまうというご相談

 通常私のお伺いするサービス圏内(東京都内)での、注文新築住宅というのは、とってもレアなケースです。土地柄、お客様のご相談のほとんどが、建売住宅、分譲マンション、賃貸アパートや社宅という改築不能の既製品住宅でご相談というのが多いです。

 だから、困った収納庫、わけあり収納スペースというのに遭遇することは大変多いから、このような問題は、ちょくちょく起こる。
奥行きがありすぎる収納は、奥のものが出しにくいという難点があります。
衣類収納では、女性用ハンガーが36センチ、男性用は42センチが標準ですから、クローゼットにするには、40センチの奥行きでは無理があります。

 問題を解決するのは、収めるモノとのバランスで何とでも提案できるのですが・・・。
ということで短時間でしたが、提案とご相談は無事終了。

しかし・・・。
私がちょっと疑問だなぁと思ったのが、どちらも「注文新築住宅」だったことなのね。

 建売とか分譲マンションならいざしらず、「オーダーメイド」住宅なのになぜこんなことが起きるのだろうか!

 お洋服で言えば、ハンカチが入るポケットをつけて欲しいと注文したら、ハンカチのサイズ以上の深いポケットがついていて、洗った手でつまみ出せない状態。もしくはハンカチがはみ出てしまう状態です。
 オーダーメイドのジャケットなら、ハンカチが入らない、もしくは不便だといって付け替えも出来るでしょうが、住宅となれば、裁断ミスというどころか、設計ミスに近いのではないだろうか?

・・・・っていうよりも、作り手(プロ)は、いったいこの収納庫に何を収納することを前提にお客さまに提案したのかということでしょうねぇ・・・。お客様は住宅のプロじゃないから、住まいの寸法には詳しくないんだよね。収納たっぷりであれば、とにかくOKみたいな感じの設計だったら、困るわね。

 その一方で、オーダーメイドすると言うことは、それゆえの「こだわり」もあるわけだねぇ。
住まい方のコンセプトを造り手に、十分に伝える必要もあるのだと思う。プロが聞き出さなかったのが悪いというだけではなく、日本人はオーダーメイドの交渉や方法に慣れていないんだと思うの。
なんたって、ほぼ生活用品の95%くらいが大量生産のなかでうまれた既製品生活ですから・・・。

 私は、欧米の大量生産的な「標準寸法」や「既製品」が住環境においてまったくない、インドネシアとインドという国に暮していた時に、家具や、キッチン用品、カーテン、ソファー、洋服などなど、全部細かく注文しないと思うとうりのモノが、手に入らなかったの。
 デザイン画や写真をみせて、とうぜん椅子の背もたれにはカーブをつけてつくるだろうと思ってダイニングテェアーが、出来上がったら、学校の椅子のように、背もたれが90度だったことがある。すわりごこちは最悪。(ナマステムンバイには、こうしたカルチャーギャップの記事多し)

 ベッドも、マットレスの厚さサイズまで考えないと、自分の希望する高さのベッドが出来上がらない。この「標準サイズ」という日本人の普段なら意識もしない「サイズ」との戦いが、ものすごく煩わしかった。ドアノブのパーツ、鍵穴の位置、カーテンのひだの数まで指定しないと、とんでもないことになる。心底、疲れたもんだ。

 間違っていたら、自己責任。
「だってマダムは何も言わなかったじゃないか!注文なんだから、細部にわたって注文つけてくれよ。」
の一言で済まされてしまうのだ。プロが最初に聞いてくれなかったじゃ済まされないわけね。
 「お客様、ドアの取っ手の高さは標準ではこのあたりですが・・・」、なんていうことは、ありえませんでした。だって背の高い人も、低い人もいるのが世の中で、せっかっく注文するのに何も言わないのか?って感じ・・・。もちろん私にプロ知識がないものをオーダーするのだから、変な注文をいえば、「それはこういう理由でやめたほうがいい」という提案をしてくれる職人さんはいっぱいいるけどね。

 だから日本に帰ってきた時には、そこそこよく考えられた既製品が手に入るから、ほっとしたのと同時に、オーダーメイドというのは、「こだわりと」、「理想を手に入れるまでの徹底的なディスカッションと検証」が必要だと思ったのだ。

 日本はサービス過剰だから、「顧客満足度をあげる」ために、お客様の身になって、必要以上の気配りをしているかのように見えるけど、本当のところ、どうなんだろうかねぇ・・・。的確なアドバイスていうのは、いかがなものだろうか?

 収納の使い勝手や施主の暮らしのモノの傾向と量や趣向を知らないで家を作るプロなんていないだろうと、安易に思っていてはいけないのだ。
オーダーメイドするには、暮らしのビジョンを最初に考えて、うるさいほどに意向を伝えるべきだろうなと思ったのでした。
 しかし。
 建築家やインテリアコーディネーターは、こういう風に、自分の提案に疑問や改良を希望してくるしつこいお客に何度も親身に出向いて相談に乗っていたら、仕事の割が合わなくなる?施主は途中で投げ出したくなっちゃうだろうなぁ・・・。
 新築後、晴れてお引越しの日に、おまかせ引越し業者に、「えー、このサイズになんかとても収納できませんよ。」なんていわれて、寝込んでしまった人もいた。

 ちなみに、帰国後の我が家。
ドアの取っ手やスイッチプレート、カーテンフックの位置まで、確認しすぎてリフォーム会社を混乱させたものすごく嫌なお客だったに違いない。でも高い買い物だから、そこはそれ。

 住まいも、お洋服も慎重に、納得がいくまで粘るのも大事だよねぇ。

 ちなみにジャカルタやインドは、お洋服は、平面裁断の国なので、へんな位置にポケットやダーツ、切り替えをつけられて、ことごとくサンドレスを失敗したの。服飾知識がちょこっとあっても、お洋服のオーダーメイドは、ぜんぜん自信がない私です。

本日の輝き <オーダーメイドという怪!>
★?★?






冷蔵庫の写真集

 本日は、横浜市青葉区役所で、「子育てママのRefresh カレッジ」という未来へつなぐ市民講座「2・3歳児を持つ親の学級 はじめの一歩2009」という企画で、「子育てママのお片づけコーチング」のお話をしてきました。
 区役所と子育てママの運営委員会が企画してくれた手作り講座。
かわいいちびっ子たちは、託児中で、ぞろぞろと半ベソでママから離れていましたが、その、様子のかわいいことと言ったら!

 午後からは、3歳と5歳児のいるお宅の転勤引越向けのお片づけコーチングということで、東京を縦横無尽に動いていました。

 そんな帰り道に予約の図書が図書館にようやく届きました。
実は、ユニークな写真集を発見。
潮田登久子さんの「冷蔵庫―潮田登久子・写真集 (BeeBooks)」という写真集です。

1980年代からずっと日本の家庭、おうちの奥の奥の冷蔵庫を写真でとり続けていらっしゃいます。写真集は、購入したかったが、高価であったので、都立図書館から協力貸し出しで貸してもらってきました。

 WEBでもちょこっと公開されています。こちら→

 写真集は、左ページがドアを閉じたところ、右ページが開けたことろ。同じ家の数年後の写真もあったりします。
面白かったのは、冷蔵庫の中身もそうだけど、冷蔵庫がキッチン以外にも、いろいろなところに置かれていること。
すぐ隣が、学習机だったり、古新聞や、シャンプーに囲まれていたりしていて、冷蔵庫ドアに掲示板みたいに、たくさんのプリントが張られていたり、お子様のシールが一面に張られていたりして・・・。

 途中に評論家さんの分析コラムもあるのだけど、冷蔵庫は家庭とコンビニをつなぐもの・・・みたいなことが書かれていて、さらにはよーく見ると、意外とどこの家も、同じものが入っているのね。

 多様な暮らしの風景に、結構均一化した内容物。
これも面白かったのでした。

ちなみに、これ(↓)はメキシコでみたメキシコ人の冷蔵庫です。
家族構成 夫婦+幼児 共働き、お手伝いさん(通い)ありの中産階級。

メキシコの冷蔵庫1

 

 

←幼稚園のお知らせプリントは、どこの国でも冷蔵庫


メキシコの冷蔵庫2

 

 

 

←あまり日本と違わないが、食べかけの食材にラップはしないみたい。

 





 この写真集にも、撮影した家庭の構成や、年代、職業などのデータも最終ページにあって、ふーんそうなんだぁ・・・とじっくりと「家庭の奥の奥」を拝見させいただきました。

本日の輝き <写真集 冷蔵庫>
★★★★
 

趣味オジサンとの優しい関係

 あなたは趣味が多いですか?

私の提言する「My Styleを決めよう」という暮らしの提案は、

自分の暮らしで、自分が大切にするモノや事柄を優先させて、暮らしの再構築をする

ということです。
これがStudio HAGAの「お片づけコーチング」の特徴です。

 多趣味な人は、人生が豊かで、輝いていますよねぇ。仕事や家事とのバランスをとりながらも、「自分の時間」を大切にしていますものね。
 週末の趣味のために働くという感じで、仕事が好きで働くよりも、もっと気持ちに余裕があって、素敵です。
このごろ仕事だけに生きないで、ゆるりと力が抜けている私。アジュール(時間管理に長けてきた気がする・・・)我ながら、いい感じです。ココロの余裕感じちゃいます。

 さて、男子と呼ばれる25〜35才(1970年代以降に生まれた団塊ジュニア)の男子から絶大な支持を受けているのが「テキトーおじさん」と呼ばれる趣味人たちだそう。
先日ブログに書いた、ちょこキャリ日記「家事男の出現」(2009年9月26日)の、深澤真紀さんが、以下のように考察しています。

「テキトーおじさん」の代表が、所ジョージ、関根勉、高田順次。
テキトー男子たちは、「テキトー」にものすごくあこがれているらしい。

テキトー(適当)には、ふたつの意味があります。
1.ある状態や、目的のためにほどよく当てはまる事。「−な人物」、「「−な広さ」
2.その場に会わせて要領よくやること。いい加減。「−にあしらう」
(広辞苑より)

テキトー男子が目指すのは、1の「いい加減」ではなくて、2の「ほどよく」のほう。
(中略)

所ジョージ(1955年生まれ)は、「理想の上司」に2001年から5年連続で選ばれています。
(中略)

彼がテキトー男子に指示されるのは、その趣味の広さにあります。
アメ車、バイクのカスタマイズ、ラジコン、フィギュア、スニーカー、ライター、スカジャンなどのコレクションは趣味を域をこえています・・・(中略) 遊ぶために沖縄に家を建てたり、とにかく楽しむための努力はおしみません。

深澤真紀 草食男子世代―平成男子図鑑 (光文社知恵の森文庫)より

この本は、ジェネレーション・ギャップで、部下を扱うのに苦労している上司に向けて書かれているような本です。

たしかに、仕事よりも趣味にもに生きるオジサンは、「テキトー」に力が抜けているので、理不尽な圧力もかけないし、融通がきかないなんてこともないですね。
 古い方はぞご存知かもしれませんが、昭和の「無責任男」の植木等なんかもこの部類でしょかね。
この時代も先が読めなくて、将来の保障が確約されていたわけじゃないから、(それでも、当時は右肩上がりの高度成長期を迎えて、みんな一生懸命が時代のキーワードでした)
「サラリーマンは気楽な商売ときたもんだ」なんていっていました。←今は、ありえないわ・・・。

 長くなるけど、テキトーおじさんのイメージはこんならしい

・ひょうひょうとしている
・必死にならない
・いつまでも若々しい
・いばらない、押し付けない
・人の悪口をいわない
・文句を言わない
・仕事を楽しくやっている
・専門外のジャンルでも評価される
・仕事と遊びの区別がついている
・仕事で大物(上司)からも若手(新人)からも信頼されている
・むやみにつるまない
・家族を大事にしている
・友達が多い
・趣味が多い
・1人でいられる
・無理をしない

・・・・・・って、つまりは、うちのBRIOなB型夫に相当、当てはまるわけだ。
ちなみに、夫の趣味の持ち物。

・そば打ち道具一式
・バイクおよびその関連
・ジャズのコントラバス←収納などできないから、だしっぱなし。
・ジャズの古いレコード(300枚くらい)と、それを聞くためのレコードプレヤー←わざわざ買った。
・トライアスロンの自転車2台←いちおうご近所用の普通自転車もあるので合計3台
・ホームシアター&オーディオ関連
・スポーツカーおよびそれ関連
・日曜大工道具一式←チェーンソー、カンナはじめかなり本格的にある。
・ダッチオーブン2個
・パスタマシーン(過去10年間での使用回数2回)

趣味人です。かなりの・・・。

コントラバス自転車












↑ 台風が接近中の本日、ベランダのこの自転車はリビングに現在収納中。
というか、どーんと置かれています。トホホ!

 一時期ゴルフ道具もあったが、ゴルフは「付き合い」に降格して、今は趣味ではなくなっている様子。
書き出すとあきれるほどに、お道具も多いです。
収納問題はかなり深刻ですよ!我が家も・・・。

でもさぁ、人生や暮らしが楽しいなら、いいんじゃない?
それこそ「テキトー」に目くじら立てず、寛容して一緒に楽しみたいくらいのほうがいいかなぁ・・・。

 かく言う私も、子育て時代の30代には押入れの下段全部に端切れを押し込み、10年間に12枚のベッドカバー、大物だけを作成していたパッチワーク・キルターでございました。
手元の残るベッドカバーは4枚。今は興味が離れて、端切れも、作品も全部手放しましたが・・・。
この時代、夫は何も文句を言わず、私の趣味生活に理解をしめし、見ていてくれたわけだし、キルト展にでかけたいときは、遠くまで運転して連れて行ってくれて、子守もしていてくれていた訳だし・・・。

 趣味人との暮らしは、「趣味のもの」を「お困り」と捉えるかどうか?
お片づけに「テキトー」は許せないという人もいるでしょうけど、この「テキトー=ほどよく」がもっとも大事じゃないでしょうか?
「テキトー」にゆるゆると楽しんで、My Styleとするのかが大事かな。
趣味人との優しい関係。
テキトーに構築してみてね!

ちなみに、仕事=趣味になっちゃった場合のモノの持ち方は、もうあきらめて、一緒にそれをトコトン愉しむしかないと思います。だって、仕事が趣味だんだし・・。

本日の輝き <趣味人夫や、趣味奥さんとの優しい関係>
★★★★


 

シーツのお洗濯頻度

 スタッフたちと、ずっと話していたことですが、皆さんの「シーツの洗濯・交換頻度」ってどのくらいでしょうか?
 今日の話題は、かなり小姑っぽいお話なのだ。

 シーツの交換、ホテルなら毎日だろうし、病院でも5〜7日に1度くらい、老親が入居している介護施設は1週間に1度です。

 私はマンションや、お家の軒先のお洗濯ものが干してあるのを見上げるのが好きです。

 昔(20年位前のこと)は、オムツが干してると、「あぁ、赤ちゃんがいるのね」と思いましたが、今はわからないねぇ〜。
 私の子育て時代、娘(23歳)のときは、まだ紙おむつが、ものすごーく高かった。ようやく花王からオムツカバーの必要ないメリーズが発売された年でした。紙オムツの初期は、サニタリーパッドみたいな紙オムツにウールのオシメカバーで使用していたのだ。だからものすごい漏れ方だった。紙で使い捨てコストが高くて漏れるから、まだ布オムツが主流だったのね。
 息子(21歳)は最初の1年が布オムツ、2年目が、ようやく庶民でも手が届く価格になってきてシールつきの紙オムツになったの。それでもパンツ式なんてなかったし、ギャザーもなかったから、横モレ、脇モレで、おねしょ布団に泣きましたわ。

 子育て同年代の松田聖子だって、マタニティー雑誌のインタビューで、サヤカちゃんの「布オムツを縫いました」って言っていた時代だよ。

 本当に泣きたいほどオムツの洗濯は大変だった!何とか給付金なんてないからさぁ・・・。当時の子育ての負担は重すぎぃ。3歳児未満の医療費補助もなかったし、児童手当は、我が家を見事にスルーしてくれたんだわ。
(こんなこと今さらボヤイテどうする?)

 話題がそれたわ。

本題へ。
 物干し場に、シーツやタオルケットが干してあるお宅を見かけるのはとても少なくなりました。みんな乾燥機なのかなぁ〜と思うけど腑に落ちない。
4人に1人が高齢者という時代に、お年寄りはどうしているんだろう?

 ヘルパーさんの経験があるスタッフは、「明治・大正生まれの人は、毛布の襟替えも頼まれたし、シーツや枕カバーを安全ピンで留めて交換する人もいたけど、昭和生まれのお年寄りが増えてからは、シーツ交換は、汚したときだけしか交換を頼まれないケースが多いよ」と言っていました。
「シーツの上の尿モレパッドの交換だけでOKって感じかな」って。ふーん??
 でもそれってさぁ、汚ギャルがパンツを替えないことで話題になって、外泊続きでサニタリー・ナプキン交換でやり過ごしているのと似てなくない?

 若い人の1人暮しのケース。
ネットでの調査を調べたら、交換の頻度は、月に1度が27%、それ以上が41%で、あわせるとなんと68%の人が、シーツの交換は1月に一度以上であったので、びっくりしたわ。
 家庭の場合でも1週間に1度の洗濯交換頻度は、2割程度なんですね。
8割が、病院の衛生基準以下の洗濯頻度ということになる。

 シーツの干してある風景、見なくなったものねぇ・・・。
正直、私、これはかなり気持ち悪いですわ。

 お布団の中って、下着を着ているようなもんだと思っていたけど、1月以上、下着を替えない状態ってどうなのですか?

 敷きっぱなしのお布団も多いんですね。うーーん。
ベッドじゃない場合、お布団は毎日たたむのが前提でしょう?と言うのは、もう時代錯誤?

 畳に敷きっ放しもNGだけど、フローリングに万年床。
だってウチは全部洋室で、押し入れが「ない」からお布団がしまえないもん!と言う場合は、ならば、しまえないモノを持つと言うことか?
だしっぱなし、ひきっぱなしのお布団は、ストレスにならないだろうか?
逆に洗濯しないからなのか、シーツや枕カバーのストック数は1、もしくは0の家庭も多い。

 こういう暮らしがスタンダートになると「お片づけ」以前に、「お布団は押入れにしまうもの」という観念や習慣が、日本からなくなるのかしら?

 平成の暮らしのスタイル変化に正直かなり戸惑います。

本日の輝き <お布団収納問題>
★★★

Studio HAGAの吉祥寺My Style空席のご案内

10月以降のStudio HAGA主催のセミナー空席情報です。
毎回のたくさんの参加ありがとうございます。
応募多数の講座を新規増設いたしましたので、下記の空席状況からお申込み下さいませ。

10月8日(木)  シンプルスタイル(上野宅) 満席
10月20日(火) おしゃれさんのクローゼット収納 満席
10月22日(木) 吉祥寺My Style(芳賀宅)満席
10月25日(日) 
整理収納アドバイザー2級認定講座 若干有
10月27日(火) 子育てママのお片づけコーチング 
満席
11月5日 (木) おしゃれさんのクローゼット収納 
満席
11月10日(火) 子育てママのお片づけコーチング 受付中
11月12日(木) シンプルスタイル(上野宅) 受付中
11月17日(火) 
合理的なキッチン収納 若干有
11月19日(木) NEW! おうちすきりホームファイリング 
受付中
11月24日(火) おもてなしお部屋作り 
満席
11月26日(木) 吉祥寺My Style(芳賀宅) 受付中
11月29日(日) 整理収納アドバイザー2級認定講座 受付中
12月8日 (火) NEW! 合理的なキッチン収納 受付中
12月15日(火) NEW! パーティーのためのお部屋作り 受付中
1月19日 (火) NEW! すまいリセットセミナー 受付中
2月16日 (火) NEW! インテリア・レッスン 受付中

おもてなしセミナー、クローゼットセミナー、ホームファイリングセミナーのお申込み多数により、新規に日程を追加しました。
カリキュラムの詳細は、こちらから→

お申込みは、こちらから→

整理収納コンサルタント 高原真由美さん

 今日の朝のNHKテレビ総合「経済ワイドビジョンe」に、大阪でご活躍の整理収納コンサルタント高原真由美さんがご出演されていました。

 大手百貨店に勤務中に週末起業として、私と同じように、この整理収納業界でお仕事をスタート。今年は退職されて、一念発起で起業されたがんばりやの女性です。整理学の権威であり、経済学者の野口悠紀雄先生がコメンテーターで一緒に並んでおられました。

 今日、高原さんは、生出演でだったのに、実は、私と昨夜は吉祥寺井の頭公園そばの居酒屋で、焼き鳥の煙を浴びながら、二人で、夜更けまで語らっておりました。
「あした生出演なんでしょう?いいのぉ・・・。」と気になったけど、全然OKでいらして、あの焼き鳥の煙を浴びたお洋服のまま出演していらしたわよぉ。
 思わずテレビを見て、「きゃ〜!」って、彼女を居酒屋に誘ったを後悔した私。
ごめんよぉ〜。NHKまで「いせや焼き鳥の煙」をくっつけていらしたのではないかと思うと、ヒヤヒヤしてしまいました。

 高原さんは、私のように「ポツっとでの主婦起業」とは違い、サラリーマン生活が基盤にあるので、しっかりとした、ビジネス・プランをお持ちです。
そこは最大に強みとしてこれからもガンガンご活躍して欲しいものです。
応援したいと思います。
 互いに、整理収納コンサルタントでの、ビジネスプランコンテストで受賞歴を持つものとしては、世の中にのニーズに、どうこたえていけるかを課題に、切磋琢磨していきたいと思うの。がんばろうね!

 まだまだ多くの人に、整理収納のコンサルタントのよさを知ってもらう、こういうサービスがあるということ自体を知っていただくには、なかなか大変ですけど、暮らしのお手伝いは、皆さんの身近にあることを、ぜひとも知っていただきたいわ。

 「ブログにYUKKEさんとのツーショッでのせるから、一緒に写真とって」と言われて、スタバの店員さんに
「これ、押してください。押す前に一声かけてね」とカウンター内からでてきてもらって、強引に頼み込み、撮影後に「ちょっと、ホンマこれ美人にとってくれはった?一声かけなかったから、わからへんわぁ、ちょっとみせてみぃ〜」と、コテコテの大阪弁で店員さん詰め寄るあたりに、思わず、関西パワー爆裂。
 この持ち前のあっけらかんとした明るさと、押しの強さは、週末起業への意気込みだよなぁと、私なんかとは全然違うなぁ〜と、呆気にとられてポカーンとした私と店員さん。

 これれからも、がんばってね!
高原さんのブログ「楽カジ.Com」に美人に撮れたわたしたちのツーショット写真がアップされるのをたのしみにしているよぉ〜。

本日の輝き <週末起業の高原真由美さん>
★★★★

整理収納コンサルティングのご用命は、お片づけコーチングStudio HAGAへ

 

お片づけバランスをとる

 「26時間もかかったよぉ。無事到着。」と赴任地に戻った夫からのメール。
その先に「お母さん、仕事をがんばるのもいいけど、たまには、ちゃんとご馳走をつくってやってください。」という文面が・・・・。

 夫の帰国中に、我が家はかなり「ちゃんとご飯」だったんです。なんたって、夫は、和食に飢えているだろうし、久々に家族が揃ったことだし・・・。
 ご馳走じゃないけど、いわゆる時間をちゃんとかけて、手間隙かけた料理を並べたわけね。仕込みや、下味、じっくり煮込む、下準備が必要なお料理ってことです。
 この献立に敏感に反応した子どもたち。「お父さんがいると、ずいぶん献立が違うねぇ」と夫に愚痴ったらしいのだ。

 仕事をはじめてからは、ぱぱっとご飯に重点を置いていたので、ラーパーツァイとか、スペアリブとか、炒めなますとか、子どもたちの大好物だけと、時間がないと出来ない我が家の十八番の料理から遠ざかっていたわけだ。痛いところを指摘されたのよね。

 今朝のNHKの生活ホットモーニング「この人にトキメキっ!」に辰巳芳子さんが出演していらしいて、40歳からの料理研究家の道、80歳になって今なお現役。拝見するだけで、おもわず背筋が伸びますね。(見逃した人はNHKのオンデマンドでどうぞ)

23時帰宅でつくる健康ごはん
図書館で、23時帰宅でつくる健康ごはんという前から気になっていた本を借りてきて読んでいる。いったいこんな深夜に帰って、食事を作り、深夜、寝る前に食べて健康なんてどういうことだ?!とタイトルにひかれたのです。

 書いた人は、鍼灸師さんで、食養生の視点から身体の声を聞くことを食生活で提言している。
 その中に、「バランスは一人ひとり違う」というくだりで、「バランスをとる」とは、どういうことかを詳しく書いているのが印象的だった。
 私は外食が続くと、へたるタイプ。濃い味付けにまずうんざりしてくる。さらにこれが続くと、そのうちに食べることそのものに、食指が動かなくなる。あぁまた外食なら食べないほうが楽って感じ。だから長旅は、自炊がないと続かない。

 食へのこだわりは少ないから、結構いろいろなモノを満遍なくいただくほうだと思う。こだわりが強いと、どうしても傾く。
 モノの所有量のバランスを欠いた「お片づけコーチング」に伺うお宅の食生活についてインタビューすると、家庭の食材の傾向や、食事の時間や、食材の買い物頻度もかなりバランスを欠いている、もしくは大きく偏る家が多い。

 この本のレシピは、冷蔵庫の「ありもの」でつくるから、決してご馳走でないけど、ありものの「ふだんめし」といういい感じのバランス感覚がある。
 ごく普通の味つけで、たとえベーシックなお味噌汁と、野菜炒めが、毎日であっても、家庭のご飯は飽きない。おうちのご飯ってなぜ飽きないんでしょう?
 それはご馳走じゃないからですね。きっと身体が、こういう万遍な食材を、知らず知らず求めているからじゃないかなと思ったのでした。
 冷蔵庫のありもので、自然にバランスが取れているわけだ。

 じゃぁ、どういうときに、このバランスが、崩れるかというと、ストレス!
イライラして、思わずジャンクフードに手が伸びたり、甘いものバカ食いしたりすることないですか?
 悲しみが強いと、モノがのどを通らなくなるし、疲れすぎても食べられない。食が傾くときって、ストレス一杯のせいだよね?ちゃんと食べられなくなるのは、こういうことも原因だよねって・・・。

 これは、住まいのバランスが、崩れる時とも、とても似ています。
強烈な悲しみ、仕事のストレス、子育てのストレス、介護のストレス、夫婦喧嘩のストレス・・・。そんなことで暮らしのバランスを欠いたときも、片付けられなくなりますねぇ。

 それを紛らわすように、栄養の不足をサプリメントで補うのは、片付けられないからと、アイディア収納グッズを買いに走るのに似ている気もする。こころのバランスって、食にも、住にも同じことが言えますね。適切な食事は、適切な片づけにもにている気がします。

 採れたて野菜北海道に暮す子どもたちの恩師から、採れたてのお野菜が届きました。試合に負けて落ち込む息子への応援です。ちゃんと食べて気持ちを切り替えなさいという校長先生の御計らい。
 採れたてで、美味しい食材は手をかけなくても美味しい。
ご馳走じゃないけど、食べることも、ちょっと大事にしなくちゃって反省中です。

本日の輝き <お片づけバランス>
★★★★

整理収納コンサルティングのご用命は、お片づけコーチングStudio HAGAへ

武蔵野市けやきコミュニティーセンター

 私が暮らす武蔵野市の北西部にある「けやきコミュニティーセンター」。
その名の通り、おおきな「けやき」がシンボルです。美味しいコーヒーと、リサイクルの木肌のぬくもりある家具が配置されたサロンはとても素敵。うちのこどもが幼稚園のころから、子どもを遊ばせながらママたちとのおしゃべりや、茶話会でよく利用していた施設です。

 近くを流れる千川上水にホタルを飛ばすプロジェクトや、この周辺地の緑化運動にコミュニティーが積極的に参加しているモデル地域で、5月のこの時期、このコミュニティーセンター周辺は、もう花盛りになります。隣接する公園、成蹊学園、千川上水、長谷川工務店の家族寮などの周辺のちょっとした隙間の緑地がお花で埋まるんです。

 我が家も15年ほど前、子どもたちと、自然観察会を兼ねて、この千川上水の木々に「木の名前の名札」をつけるというプロジェクトに参加したりしました。その頃の小さな木がどれほどに大きくなったことか!

 けやきコミセン空き地だった小さな公園は、コミセンそ主体とした運営ボランティアさんの手でこんな見事なイングリッシュガーデンになりました。北町にはハーブガーデンもあります。

 コミュティー活動を続けてきたメンバーさんたちもすっかりご高齢になりましたが、いまでも地域に根付いた活動は継続されています。50+世代からの生前整理を地域の環境教育NPO、コミュニティーセンター、武蔵野市と企画し、7月に実現が決定しました。今日は久々にけやきコミセンをたずねました。見事なガーデンに驚きです。成蹊学園の裏手、千川上水あたりはただいまウォーキングやお散歩にもってこいですよ!!

本日の輝き <地域の緑化活動を御紹介>
★★★★

女性セブンに収納ワザを紹介いたしました!

 小学館の「女性セブン」3月5日号に、洗濯王子さまとの競演にて、「場所をとりがちな冬物衣類の収納ワザ」を御紹介させていただきました。

 しまう前には、お洗濯もお手入れも大事ですね。

収納や保管のコツやルールも一緒に是非ともお勉強しちゃってくださいね!
お楽しみに!!

本日の輝き <女性セブン 3月5日発売です>
★★★★

子ども部屋、どうする?

 同様のタイトルで朝日新聞の2月7日朝刊生活欄の「子ども」というシリーズに記事がありました。

 リビングと個室の併用使用で学習する小学生の低学年の場合や、発達段階による、子どもコーナーと個室への移行について述べられていますが、戦後の欧米式住宅のLDKに寝室という住宅の食・寝室分離が行われても、日本の場合、アジア的な「親子で川の字」の就寝スタイルには変革は起きなかったみたいですね。

 先に述べたリビングでの学習と勉強部屋のことは、教育とかかわるので、様々な教育方針があると思うのだけど、いつまで子どもと寝るのか、というのも、気になるところです。子ども部屋を寝室として捉えたときのこと。

 その記事の中で、特に目をひいたのが、京都女子大学のインテリア計画の片山教授と積水ハウスの研究所が共同調査した住まい調査です。

 日本の子どもたちが、親との添い寝から別れて、個室で寝るようになる年齢が、とても個人差が大きいとした上で、平均で10歳だそうです。

 うーん!!?
 これ、昔よりかなり遅くないですか?
絵本や児童書の読み聞かせのなどの見守りの中での就寝は、子どものとっての至福の時間だけれども、ちょっと遅すぎる気もする私です。
 私が伺うお宅でも、高校生になっても親と一緒に寝るというご家庭もあり、この場合は、母と子(男女ともにおります)が同室、夫は別室。別に夫婦同室にこだわるわけじゃないけど、子離れのタイミングがどんどん遅くなっている気がしています。

 欧米人は、添い寝を嫌うというか、夫婦の関係も大事にしているので、子どもは早く寝かせて、夜は大人の時間を満喫したいと思うようです。欧米人の夫を持つ友人たちが、一様に添い寝問題が、「最大のカルチャーショックな夫婦問題の悩み」とぼやいたことがあったけど、添い寝はアジアでは、当たり前だから・・・。
 我が家は、長女が5歳、長男が3歳で、子どもだけで寝るようになり、夫婦の寝室をこの段階で分けました。普通と思っていたけど、平均を聞くとかなり早いかも。

 別室の何が便利って、子どもと大人の寝室を分けると、子どもが先に早く寝る習慣をつけやすく、夜は親がゆっくり大人の生活を楽しめる。子どもに大人の時間に立ち入らせないという習慣もできてきます。これは空間管理だけじゃなくて、時間管理でも大事と思うの・・・。
 夜のパパとママの時間には、リビングから、おもちゃが消えてなくなっていて欲しい。8時に子どもはGo to bed!・・・理想ではね!そうありたいけど・・・。
 そうするには、お風呂や夕食の時間が早くなり、ちょと準備をするお母さんは大変だけどね。

 ライフスタイルの時間が、子どもも夜型に、夕食の時間も遅くなったので、仕方ないけど、住まいのレイアウトだけじゃ、暮らしの快適空間の構築が難しいよなぁと思います。

 実は、こういう細かいニーズへの対応も私たちのサービスです。

 お片づけコーチングで伺う時、各々のお宅のこうした暮らしの大事にしたいこと、改革したいこと、家事の効率をアップすること、布団のひき方を変えることにより生まれる快適さとか、調理作業の流れの見直しの変更でおきた家事効率、買い物の仕方(ストック品の保管)のシステム変更の提案、洗面所で行う家族の習慣の見直しなど、収納レイアウトだけじゃなく、ライフスタイルの再構築のご相談にもお受けしているのが、Studio HAGAのお片づけコーチングなんです。

 Studio HAGA提案書暮らし上手がアドバイスする、合意的で、シンプル、快適な家事や、暮らしのご提案、私たち家事達者のスタッフが、研究し尽くしている日々の家事課題。
新しい家事改革や、伝統的な生活習慣との折衷方法を、家事達者ならではの目線で、ご提案するがStudio HAGAのお片づけコーチングです!
2時間のカウンセリングを、「聞き逃してしまいそう!」とご心配いただかなくても、お片づけのレイアウト計画、作業ステップの確認、ライフスタイル再構築の個別の細かい情報満載の「ご提案書」を、ご相談後、1週間以内に、ご郵送させていただいております。
 ご用命はこちらまで。

本日の輝き <本日の輝き>子ども部屋を寝室として考える場合のこと
★★★★

お片づけが止まらない!

 毎日、毎日、このところ、新しいお客様のところへ伺うワクワク感の日々です。   現場主義ですから、私!
世間は、ニッパチ(2月・8月の景気の冷え込みを指す)で、消費が落ち込み、販売やサービスの低迷期だそうですが、お片づけについては、あまり関係ないようです。

 ・・・というよりも、3月末を控えて、お片づけモードになる方の方が多い気がするんですが。4月の新生活への期待も膨らむ時期だしね。
 今、大きく消費は落ち込んでいるからこそ、自己基盤の見直しや、新規購入よりも、今の自分の暮らしを再検討したほうがいいなと思う方も多いように思います。

 しまっておいただけのモノを、新たに棚卸しして、押し出してやるだけで、暮らしはずっと快適に。
昨日うかがったお宅から、朝一番で、わざわさお礼のお電話をいただきました。

 もう旅館で寝たような快適さ!
お布団も寝室の空間も、おうちの空気さえも浄化されたような気分です。ありがとうございます。次回のキッチン、書斎の整理も期待しています。

ということでした。

 お子様の成長に合わせて、子ども部屋を主寝室から独立させ、レイアウトの変更にともない、衣類収納の再構築。収納の計画と分別、作業の組み立てのコーチング後、提案書の提示。ご同意いただけたので、昨日から作業です。

 新規購入は、クローゼット下のプラスティックケース(引き出し式)が4つのみ。

 寝室の箪笥とクローゼットをご主人、奥様で個別に構築。さらに、客間をなくし主寝室にしたので、20年間のとってあるだけの客布団を普段使いにおろして、いまでのお布団を処分。
 お布団の入れ替えやカバーの架け替え、全部の寝具の見直し、タオル類の判別と使用目的別の区別。
 主寝室から子ども部屋へのモノの移動と、お子様ご自身がモノの管理できる子ども部屋の空間の確定が、昨日の作業でした。

 これって、どのくらい時間がかかるのかと思うでしょ?
実は、私一人が伺って、これだけの作業(主寝室、衣類収納、寝具の再構築、お子様部屋の衣類収納、お子さま部屋のベッド収納・寝具収納)に、
 収納代行サービスは、たった5時間です。
(@¥5000×5時間+消費税=26,250円) 
初回のコーチング代金は別途
ほとんどの作業を私一人が担当し、奥様はゴミのまとめ役のみです。

 すごい!まるで魔法の手ですねぇ〜。ミラクルだわぁ〜!
どうしてそんなに早くブティックのように洗濯物が畳めて、分類ができるんですか?えっ、ニットと木綿のしまい方ってこんなに、違うんですね!
 なるほど、そういう理由からこの引き出しには、ソックスがはいるですね。寝具の替えの収納って、こうすればいいのかぁ・・・。タオルは箪笥には入れない理由があったんですね!
毎日使うお布団の収納って、こんなにきれいに誰でもしまえるコツがあったんですかぁ!信じられなーい!

 
 なんて、ものすごく驚かれて・・・。
だって、このあたりのスキルは、プロですものぉ、人並み以上に作業は効率よく早いです。

 ハウスキーピングの方に、さんざん、モノが多いからしまえませんとか、片付けてから掃除をしますので、片付けて置いてからでないと、掃除が請け負えませんといわれて断られてきたそうです。(←こういうお客さま多いです。ハウスキーピングさんは専門的に整理収納できる人はごくわずかですからね。実はあの掃除のD社さんからも、お掃除前にコーチングして欲しい家があるとご用命をいただいたことあります。)

 このお客様も過去に、何度か単発のクリーニングのお掃除のお手伝いを、呼ばれたことがあるそうです。一見きれいになってもまたすぐに散らかる。ものが床やテーブルの上に、あふれる。特に洋服類や書類。寝具については押入れは詰め込まれるだけ・・・。

 暮らしの再構築って、こんなに便利で、暮らしが快適になるですねぇ。
  (お客様の最後の感嘆された声)


 それが、Studio HAGAのオリジナル・メソード「お片づけコーチング」です。
 私が伺っても、スタッフが伺っても、まったく同様なコーチングが受けられます。私も、セミナーの予定がない限り、お片づけの現場で、今日も華麗な(?)お片づけパフォーマンス!現場主義のYUKKEです。

お片づけコーチングのご用命はこちらから

本日の輝き <お片づけコーチングのお客さまの声>
★★★★★

 

新入学!学習机と収納について

 新入学を前に、量販店などの学習机の宣伝、今が盛りですねぇ〜。

 お片づけコーチングのご依頼で多いのが子ども部屋のご相談。
入学を前に、何とか机を置くスペースをこじりだしたい!という熱いご希望のもと、子ども部屋の再構築などもこの時期のご依頼には多いです。

 子ども部屋論(これ、前年度の受講した家族論の講義のサブテーマでしたが、ここで語りつくせないので、今日はなし)や、学習机論については、親御さんたちの見解によって様々ですので、私のとやかく言うことじゃありませんが、おおむね、小学校4年生くらいまでは、どちらのご家庭も学習机は、学習用品をまとめて収納する場所というくらいにしかこの学習机を活用しないですねぇ〜。

 みーんな、小さいときは、リビングのダイニングテーブルで宿題するからね。
当分、買わないなら、それまで学習用品はどうする?いつのタイミングで、どの年齢向けのものを買う?そんなことも考えながらのご予算と、家庭の事情と、お子様のタイプや、他の兄妹たちの人数などなど・・・。に応じて収納のご相談しています。

 机3低学年の暫定的なリビング学習を、ずっと大学受験までするように仕向ける教育学者もいるし、(中学生でもリビングで学習すると有名校に入れるという指導方法もあるんだよね
○○大学医学部教授監修 脳を育てる学習机なんていうキャチコピーを見ると、脚をブラブラしない高さの椅子を選びをしないとウチの子集中できないかも?とか(子どもの集中力の問題はそこじゃないだろうと思いつつも、)年齢にあわせて高さを調節していくのがいいのか?・・・なんていう、本棚を付け替えられるカラクリ学習机、組み換えセットなるものまで登場だものぉ。親はそうすりゃいいのかしら?て焦るわよねぇ。

 学習机のちらしには、
長く使える、
置く場所をえらばない、
個性に合わせた選択ができる、
安全安心、照明も優しく、集中力がでる・・・。

 とか、書かれちゃうと、「もうこの条件を全部満たしてやりたい!」という親心がウズウズと。たぶん、このころの家族のステップアップは、、ライフステージが上がる人生最高の良い時代かもなぁ。赤ちゃんだったわが子が、元気に学校へいくのよぉ〜と、親なら、「家族の幸せ」をもっとも実感するころだと思う。

 ついでに、天子のはねつきランドセル売り場ものぞき、数年後には天使の机の引き出しが、「プリクラ」や「ポケモンカード」、さらに、「マスカラやリップ」、「スナック菓子」、「あやしい雑誌」で埋められる正常な成長過程への想像は、このタイミングでは、予期しませんねぇ〜。 

 先日、Studio HAGAのスタッフミーティングでも、こういうお子様天下的な家具選択や、家具の設置のレイアウトの構築ほど、収納や整理、暮らしををややこしくすることはないねぇ〜ということで、みんなの意見は一致。

 机は、なくても良いし、あっても良い。
机上の空論という言葉があるけど、「現実をみていない、役に立たない、実利的ではない」ということですね。
学習机がそいういう風にならないように、本来の目的に使用されるにはということが大事かなと・・・。

 机ちなみに我が家は、小中9年間使用した普通の学習机を、思い切って高校進学時に買い換えました。小学生のときは、祖父母のプレゼントゆえ、購入時から、そのつもりで机の耐久年数を9年に設定していましたので。

 奥行き、幅が小学生の90センチの幅では、体の成長で対応が無理になり・・・。資料の広げ方も、高校生以降は、机の奥行きでスペースを使用するのでなく、PCを並べて横に広げることが増えてきたからです。奥行きはないけど幅を広げるものへ。さらに息子は、椅子は固定からキャスター付に変更。

 もしも、一生と思うなら、将来はドレッサーやダイニングテーブルにもなるような、袖机の引き出しもないテーブルのような机の方が長ーく使えると思います。我が家のように実家からお祝いに贈られちゃう時もあるでしょうし。要は、机が机として使用されること、そのことが大事かなと・・。学習環境の条件は揃っても、子どもが勉強をするかどうかは、別の問題ですからぁ〜!!

本日の輝き <学習机についての私の私的見解>
★★★★

 

お片づけコーチング ミーティングです

 今日は、現場で、バリバリと働くお片づけコーチングスタッフと、自宅でランチを兼ねてのミーティングでした。風邪で欠席2名ありですが・・・。流行っていますねぇ。先輩スタッフからの後輩へのアドバイス、ペアを組む新人さんたちの不安や疑問などの意見交換も兼ねています。

 今月のお客さま先での検証や、実例研究、今後のスキルや、さらに有効な提案方法についての研修と、保険やお客さまへの対応についてのマニュアル確認も含めての研修&ミーティングです。例会はオフィスですが、今日は年始もあって我が家でアットホームに。気兼ねなく意見交換です。

 ミーティングいつもの私のアジアンご飯のランチに、かおりさんの手作りお豆腐、差し入れのお菓子おやつもシェアしながら、女手、それも強力主婦力のスタッフだから、ランチはサクサクっと準備です。いつもながら、気が回る人ばかりで仕事が速いねぇ〜。

 学年末、学期末、転勤や転居のお客様を控えて、これから3〜4月に向けて、お片づけコーチングは、猛烈に忙しくなるので、みんなしっかりの準備です。
 ただいま、2月、3月のご予約を承っております。平日、休日ともに、まだご予約に余裕がありますので、どうぞお気軽にサービスについてもお問い合わせください。

・お片づけが苦手
・収納方法がわからない
・整理整頓が下手
・捨てられない
・収納家具のアドバイスが欲しい
・組み立て家具を買ってみたけど、一人じゃお手上げ
・賃貸だから、リフォームができない
・低予算、次の住み替えまで、今の「まに合わせの家具」で、なんとか対応してほしい
・片づけられる私になりたい
・ADDや鬱、ちょっとブルーで、一人じゃできないから助けて欲しい

・・・・・そんな方、是非ご相談くださいませ。
電話 0422−56−9721 (平日 10-17時対応)

 サービス圏外でも対応ができる場合もあります。
おおむね関東圏のお客さままで、ご相談くださいませ。

 受験や、卒業とあわただしいこの時期ですが、一年で一番暮らしの見直しのしやすい時期でもあります。ご予約、お待ちしております!

お片づけコーチングのサービス概要はこちらから。お申込みはこちらから。

本日の輝き <お片づけコーチングのお申し込みについて>
★★★★

吉祥寺マイスタイルセミナー 2009のお知らせ

ブログネタ
家づくり に参加中!

 お待ちどうさまでした!

 Studio HAGAの2009年の年間セミナーのお知らせです。
自宅でのセミナーに加えて、武蔵野パートナーズのご支援で、吉祥寺サンロードにあるワミューズ(吉祥寺駅徒歩3分)という素敵な会場にて、Studio HAGA主催の定期セミナーを開催いたします。

 詳細は、こちら

 マイスタイル毎回、即日満席の芳賀裕子自宅での基礎講座(第4木曜日)、マイスタイルをはじめようの上野あゆ美宅のインテリアレッスン(第2木曜日)の受付がはじまりました。お席に限りがございますので、どうぞお早めにお申し込みください。

 

 また、経験豊富な新講師陣によるセミナーも各種開催いたします。
 「新築・リフォーム」は、カラーコーディネート専門家・榊原かづ子、
 「新生活スタート」の結婚、一人暮らしのセミナーは、畑農靖子が担当いたします。

 講師プロフィールは、こちら (Studio HAGAの講師はすべて駐妻です)

 また、芳賀裕子オリジナルの「ホームファイリング講座」、「子育てママのお片づけコーチング」、「おしゃれさんのクローゼット収納術」、「合理的なキッチン収納」とさらに深く学びたい人のためのポイント・セミナーも開催したします。

 どの講座も受講料は4000円。吉祥寺ランチ感覚で、あなたの収納、整理、インテリア、暮らし方アラカルトを学べます。
 お帰りには、講師スタッフが、あなただけに、こっそり教えちゃうおしゃれな雑貨店めぐりもできる吉祥寺で、My Styleレッスンをはじましょう!
お友達をお誘いで参加の方はお早めにどうぞ。お席に限りがございます。
 ご予約・お問い合わせは、こちらから

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本日の輝き <Studio HAGA2009 セミナーのご案内>
★★★

 

和紙のお弁当仕切り

 引き出しの中を仕切るというテクを収納ではよく使いますが、お弁当の中のレイアウトにちょと似ていませんかね。仕切るってこと。

 お弁当の中の仕切りは、味の混在を仕切る、彩(いろどり)で仕切る、汁気の回りを防ぐために仕切るというような目的をもって入れていると思います。引き出しの中の仕切りも同じですね。要するに目的を明確にして使い勝手を考えていただくといいと思います。

 今日は週刊誌の記者さんと、ライターさんのご自宅の収納のお話について取材いただきました。取材テーマは「年末の大掃除であれだけがんばったのに、もう散らかってしまったのは何故?」という特集でございます。

 先にいただいた質問状が、あまりに今の状況を実況中継してあり、私が、「ならば、そこは○○のような感じで、××に困っていませんか?」と聞くたびに、「えぇ〜、どうして見ていないのにわかるんですかぁ?」というライターさんと編集者さんのリアクションに、私は一人でニヤニヤとしてしまいましたわ。

 私の新しい本、いつでもすっきり&amp;きれい収納のきほん―お片づけコーチング (にちぶんMOOK)でもお話していますが、足元ばかりに目がいって、暮らしの全容のイメージが見えないからなんですね。

 お弁当のように、昨夜の晩御飯の残りモノの寄せ集めでも、カロリーや、彩りのバランスを全体的に考えると、たとえ残り物や間に合わせでも、たとえお弁当の入れ物がいつも同じでも、豊かさを感じるお弁当になるでしょ?

 お家もそうじゃないかなって思います。

 お弁当仕切り最近はまっている「おいしいキッチン」という、いかしたプロジェクト。今年、こだわりたいモノは、特に生活道具の「用の美」ということ。
おいしいキッチンの、和紙のお弁当仕切りに感動してしまった。いままでホイルやカラーペーパーが嫌いな私は、グラシンペーパーのおかず仕切りカップを使っていましたが、和紙もあるんですね。早速買い求めて、まげわっぱのお弁当箱で使用したいと思います。おいしいキッチンでは、自立する木のまな板もゲットしてしまいました。

 道具の機能性、デザイン、さらにその素材、暮らしのセンスもあるけど、こういう小さなところにもグッと視線をフォーカスしたいです。

 無印良品がフランス進出をするにあたり、柳宋理さんが、「無印良品は規格のサイズへのこだわりと生活デザインの用の美では、まさしく日本の民芸だ。」というようなことをどこかでおっしゃていました。24日から東京都美術館ではじまる「アーツ&クラフト展 ウイリアム・モリスから民芸まで」を、いまか今かと楽しみにしています。

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本日の輝き <生活用品の用の美について>
★★★★

泣くな!駐妻たち

ブログネタ
ひとりごと に参加中!

 年始から、海外転妻の皆さまのコメント多数ありがとうございます!! 

アナカン私、本日記録更新14回目の転勤用の船便の発送をしました。船荷が19箱、アナカン(航空別送品)が2箱で荷造り全部。

 まぁ、家族総量でも40箱の我が家ですから、人ひとり暮らしていく荷物の荷造りなどは、たいしたことがありません。日ごろに分類・整理があれば、何のことはありません。と、思ったら・・・。面白かったのよねぇ〜引越し屋さんのオジサンたちのぼやきが。商売柄、聞き入ってしまいました。
(長文なのでお暇な人だけ今日のブログはどうぞ)

 引越し屋の親父さんが、
「本当に毎日の作業が、こんな風ならいいんだけど、僕たち、海外引越しのお手伝いばかりしてるとねぇ・・・。日本人の奥さんたちって海外赴任に、どんなモチベーションでついていくか知ってますか?」
 と、作業をしながら、おじさんたちの引越し作業の愚痴を聞くことになってしまいました。

 国内のお引越しと違って、海外赴任には、モノの優先順位への決断と、着任先の国での暮らしのイメージを持って荷物や暮らしのスタイルを選択するという大仕事があります。さらには船便、アナカン、残地家財(トランクルーム)、手荷物の4つに分類して優先順位を決めます。

 「煩雑さだよねぇ〜。ご実家からご主人のお姑さんがお手伝いにきたりして、日ごろの掃除してないのがばれちゃうしさぁ。奥さんは、できないなりにあれこれ、やってはいたんだろうけど、気を使うし・・・。梱包作業中、夫婦喧嘩なんかどこの家も、たいがいしてるし。ひどいとさ、奥さん泣いちゃってトイレに引きこもって出てこないから説得して、荷造りに必要なモノ決めてもらうんだよ。朝ごはん食べっぱなしで、炊飯器洗ってから梱包したりして、深夜までの作業のうちなんか年中よ。去年は引越し後、奥さんダウンしちゃって、2人も病院へ連れて行ったんだよぉ。」とのことです。
 たしかに・・・。社宅にいた頃は、海外引越しの梱包が2日かかるお宅(要するに前準備なく分別・分類が梱包作業当日になってしまうため)とか、深夜までのお宅がかなりありましたものねぇ・・・。

 「うぁ〜。コスモスとか会社の海外赴任婦人研修で梱包手順とか、習わないんですかぁ??」って聞いたら、
 「赴任先とかの問題もあってね、荷造り当日まで、まだ迷っている奥さんかなりいるの。決まっても行きたくないからって、ごねてるしねぇ・・・。言葉には出さなくても、気持ちは僕たちに向けられちゃうんだよね。気持ちの揺れは・・・。婦人研修は最近参加しない人が多いよぉ。人間関係もめんどくさいって、赴任先の先輩の奥さんに聞きたくない人もたくさんいるし、現地情報を先に取得しようって人、昔より少ないなぁ。日本人婦人社会ヒエラルキーは、行く前からアレルギー症状だね」

 「ふむ、ふむ。それって途上国だけじゃなくて赴任先が欧米でも?」と聞けば、「そうだよぉ。帰国後も引き取りの荷解きを手伝うじゃない。先進国帰りは、鬱になっちゃって海外不適応っていうやつ?あれがものすごい多いんだよね」と・・・。

 そこで出た、おじさんたちの先の質問が、
「奥さんみたいに、明るく元気に、海外赴任に前向きになれるモチベーションってどこから来るの?行った先の国がどこでも、そんな風に楽しくやるにはどうするのかねぇ?」と聞かれたわけです。

 「うーん?!仕事のある奥さんなら、仕事辞めていくなら決心がいるよね?」といえば「違う、違う。専業主婦でも行かないんだよねぇ。あれこれ理由つけてさぁ」

 「だって、赴任先の国って、夫が仕事してお金稼がせてもらう国でしょ?どうして一緒に行ってサポートするとかしないの?夫が食わせてもらう国を嫌っていて、それで、自分だけで逃げられないでしょう?」って言ったら、「今時、皆無だよぉ、そんな奥さん」って言われました。

 海外生活は、言葉が問題じゃないですよ。
 赴任先の国情が問題じゃないですよ。
なんだかなぁ・・・家族の、夫婦のありようが問われているような気がしませんか?
様々な困難を一緒に乗り越えるから家族なのになぁ〜!!
日本人の国力、低迷してしまいそうです。国際競争力がますます低くなる気がする。
 「赴任先で必要なものの新規購入だけでも大変だけど?」と聞けば、「その日までの暮らしでいっぱいいっぱいだから、準備の買い物もほとんどないよ、最近は。足りなければ、今は、モノは実家から何でも現地へ送ってやれる時代だし」

 自分が選ぶ選択ではなくて、与えられた環境やハードに対してどんな暮らしを自分がするのかというのが大事と思います。

 今日の朝日新聞の「アラフォー世代 飽くなき欲求」(←この記事かなり面白かったけど)という記事を読みながら、「もっと、もっと、ずっとキャリアアップして欲望の海を泳ぐ・・・。寿命まで女磨きする・・・。」とありましたが、望まない選択肢やモノが与えられたとき、レールから降りるよりも、一か八か乗ってみるのも人生は楽しいと思いますが・・・。
 つらつらと、40代最後の私は、そんなことを考えていました。

 アラフォーの次なるキーワードは社会貢献。自分自身の培ったリソースを発信する側へ・・・。ちょっと怖い気もするなぁ・・・。

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本日の輝き <駐妻たちよ!赴任の作業に泣かないで!>
★★★★
 

 

お片づけ事始め

 今年は、4日までお休みで嬉しいですね。

 お片づけが好きな私は、さっそく、その「お片づけの虫」がうずきます。
SOHOスタイルのStudio HAGA、我が家の書斎が、オフィスです。
ついに研究資料と財務書類、年末に整理したお客様カルテの収納のために、鍵つきファイル用のキャビネットを購入することになりました。

 スペースに限りがあれば、当然、現状のものを処分しないと循環していかないから、8日にキャビネットが到着するまでに、書斎の使用頻度の低い書類の押し出しの検証をしなければなりません。

 夫は、インドから帰国して3年で会社の「インド資料」はずべて破棄したという昨年末の報告に、「やられたぁ〜」とちょっと悔しくなりました。
 昨年は、ムンベイのテロもありましたが、インドの取材や、コラム、エッセイのご依頼も数少なくなり、私は帰国後5年経過。
もうインド執筆にかかわる仕事のご依頼は、すっぱり辞めてしまおうと資料を全部処分することにしました。

 インド資料ダンボールに4つ分くらい。10年分のインドに関する書籍、スクラップ、現地購入の洋書、写真集、DVDなどです。ジャンル別に分類して、インド好きの集まるSNSコミュニティーで、「差し上げます」のトピックを立てました。分類10ジャンル!一夜にしてご予約希望で、すべて引き取り手が決まってくれて、ホッとしています。

 コアな資料だけに、どうかなぁ〜と思ったけど、捨てるものあれば・・・。というか。もう一度お役に立てるなら・・・。せっせと10セットのインド資料の梱包と、宅配発送を朝からしています。

 さぁ、午後からは、夫の荷造りのお手伝い。
お片づけの虫が大騒ぎって感じです。分類という作業や、優先順位を考えるという作業が小さい頃から好きだったんだと思います。ひたすらジャンルに分ける・・・この作業をしているときが一番幸せかも。
 一度、決心しちゃうと、手放すのも平気。お役に立つなら、その人の所でもう一度。想いをこめて時間をかけて集めたものが再生されるなら本当に嬉しいです。

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本日の輝き <インド資料を手放す>
★★★★★

Studio HAGA
お片づけコーチングのStudio HAGA
お片づけが苦手、モノが多くて整理に困るそんな人のために、ご自宅へお片付けのコーチングに伺います。
お問い合わせは、
Studio HAGAのお片づけコーチング
http://www.okataduke.net/


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Studio HAGA主宰。お仕事の依頼はhttp://www.okataduke.net/へ
写真提供:(C)小学館

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