写真の奥の間には、お薬師さんがまつってあります。
手前が本堂の外陣(げじん)。ここは畳が敷いてあるだけです。
外陣と薬師如来の間の、畳の線がズレてますね。分かります?
薬師の間の畳の区切りは、部屋の中心です。
外陣の畳と一直線なら、どんなにスッキリするだろうと思います。
畳屋さんはこのズレが気になります。
ぼくは今回指摘されて、初めて気付きました。
見る目がないというのはまさにこういうことです。
薬師の間は部屋の中心ですから、合わせようとすれば、手前の外陣の畳を細工するしかありません。
しかしこれには特注の畳が必要。
そこまでして合わせる必要があるのか。
むろん、ありません。
器(建物)はメートル法、畳はいまも尺貫法の世界なので、こういうことが起こりがちです。




