2008年08月12日

きつかわゆきお 深呼吸神髄 深呼吸和歌集 No.2

kitukawasan
深呼吸和歌集No.2 深呼吸神髄















表現する人に向けた箴言集。
表現…といっても自分の場合は、短い言葉を、今のところ毎日重ねているぐらいなのだけど。
自分の中に、響いてきたものを、抜き出して、それぞれ一言添えてみる。

書くことの喜びより、
読まれることの喜びを大切に。

ひとりよがりな自己満足は無論、論外なれど。
せまい範囲だと、読む人のことを考えて、筆が止まってしまうことがある。
もちろん、読まれることはうれしいのだけど、読まれることにばかりウェイトを置くと、ありきたりのことしか出てこない場面もあって、なかなか突き抜けられません、バランスがむずかしい。

いつまでも「修行中」という言葉に甘えないように。

これは表現に限らないですよね。仕事もそうですよね。自戒もこめて。

言い訳でも現実解説でもない「言葉」を発しようね。

言い訳が現実解説をしがちなので、これも自戒をこめて。

選ぶより削る。
良い言葉を出そうとするより、
つまらない言葉は絶対に出さないという、
覚悟が必要。

け、削るほどあふれてきてません。
であっても、自分にとってすら納得のいかないものを
人目にふれさせない覚悟も、必要と。

人は誰でもそれぞれのカタチで
全集を残すべきだ。

目に見える作品集という形に限らず、ということかな。
何だろう…究極は、生きてることが全集、というような人生を歩むことだろうか。

本屋さんは逃げ場所ではない。
新しい世界を求めて、攻めに行く場所だ。

あの、たくさんの世界が、口をあけて待っている空間に足を踏み入れると、わくわくします。

言葉にならない想いだけが、
言葉にする価値がある。

本来、言葉にならなかったものだから、
言葉にするのには、ものすごく力が要るだろうな、
ということを念頭に置きつつ。

◇◇◇

現時点のことだから、時を経ていけば、また響いてくる言葉も違ってくるんだと思う。そんな風にして、折りを見て、何度も開いてみたくなる読後感でした。

いつ読むかによっても、誰が読むかによっても、それぞれひっかかってくるところは違うはず。その違いを、今の自分と未来の自分、今読んだ自分と今読んだほかの人と語ってみたい。

chokusuna0210 at 09:20│Comments(0)TrackBack(0)clip!短歌・詩 

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