ご無沙汰してました。今日からブログ再開します。
2か月、一時帰国してました。
もちろん、その間もファームはお仕事を続けていましたよ。
その間も時々ここをのぞいてくれていた皆さん、ごめんなさい。
先日タイに戻り、早速ファームに行ってきました。
私が帰国していた間の日本でも天候不順のため、
野菜の根が跳ね上がり、野菜の特売に行列ができたり、
普段は売れない規格外の野菜の販売に人気が出たり、
安いもやしが毎日のように売り切れていたり、
とんかつ屋さんが根を挙げていたり、
さまざまなニュースがありました。
タイでも、このごろ「スーパーの野菜元気がなく小さいなあ」とか
「市場でもちょっと野菜がいつもより高いし、少ないな」と思ってる方は
いませんか?
正解です!
うちのファームでも「サラダ菜が足りない!!」
「オーダーにストップをかけても、どんどん注文が来る」と
頭を抱えている状態です。
今日のファーム、いつもは青々しているのに、
空っぽのグリーンハウスが目につき、ちょっとさびしい感じ。
3月から一番暑い時期に入り、水耕栽培を含めて野菜作りが大変な時期が続きました。暑すぎて、頑張って作っても、涼しい2月までの乾季に比べると、どうしても野菜の成長が小さく軽くなり、すべての農家がそうなのでどこも出荷が間に合わず、完全に成長しないまま収穫して出荷しなければ間に合わない状態です。
特にサラダ菜はほかの野菜に比べ、収穫まで4~5週間かかります。
そして雨期が始まった今、今度は雨が問題です。
うちは屋根のあるグリーンハウスで栽培しているので問題がないのですが、
まだまだタイの水耕栽培は規模が小さい農家が多く、
屋根のない、あっても風で吹き飛ばされそうだったり、
周りに囲いがないので雨が吹きつけるような場所で栽培されているところがほとんどです。
水耕栽培で栽培されるのは主に葉ものなので、この雨が大敵。
雨にあたると葉がだめになるし、栽培に使われている溶液に雨が混ざるとそれでphなどいろんなことに影響が出て多くの農家で栽培が困難な状況で、スーパーでは品薄状態が続いています。
また、タイではサラダを食べる習慣が根付いてきたのか、
年々サラダ菜の需要もうなぎ昇り状態です。
なぜだか、種市場もサラダの種が品薄状態だそうです。
では、ここで問題です。
サラダ菜は収穫まで4~5週間かかりますが、2週間で収穫できる野菜もあります。さて、その野菜は何でしょう?
ヒント
棚がえしたばかりのころはこんな感じ
答えは
空芯菜
日本で売り切れるもやしのように、
こちらでも気軽に手に入る野菜ですね。
タイ風の「パップンファイデーン」もいいですが、
ニンニクと塩だけで炒めてもおいしく召し上がれますよ!
また、私の友人はダイエットとデトックスのために
毎日空芯菜山盛りのスープを昼食代わりに摂っているそうです。
興味のある方は、ぜひお試しあれ!