小松菜に続いて、今日はダイトーキョーのお話。

ダイトーキョーってすごいネーミングですね。
実際、バンコクのスーパーの表記ではそうなっています。
実は台湾ではよく食べられている野菜で、台湾名は小白菜。
結球しない白菜の一種です。

以前、青さんがベジフルBKKのブログで一度取り上げられていて、それによると、日本からタイに入ってきたお野菜でそのネーミングがらしく、日本では「山東菜」または「べか菜」という中国野菜らしいです。
みなさんは日本で見かけたことがありますか?
        0082        
「東京べか菜」
野口の種のWEBサイトから

そこには小松菜と並び東京を代表する野菜とありますが。
私は関西人なのでファームで初めて見て、
義母に料理を教えてもらってます。



うちのファームではもっと若いうちに収穫するので、葉だけではなく茎までやわらかです。生でもいけそうですが、台湾人はあまりサラダ食べないので、うちではもっぱら生姜といためてます。


seiiku4この野菜も味はくせがなく、歯はしっとりとした歯ごたえでやわらかくなんにでも使えます。
おみそ汁の具、つけもの、鍋物(白菜の代わりに)、白和えなどのお浸し、台湾風では生姜と豚肉と炒めて麺類の具としてもよく出されます。


何かお料理の写真があればいいのですが、大家族なので料理が一瞬で消えてしまうんです。

 ダイトーキョー 一口メモ
1)選び方
  葉茎に張りがあってみずみずしいもの

2)栄養
 栄養はホウレンソウと似ているが、カルシウムはこちらのほうが高い。
そのほか、ベーターカロチン、ビタミンC、鉄。

3)保存
 根付きのものは呼吸しているので、袋の口を折って野菜室へ。
葉から水分が蒸発しやすいので、湿らせた新聞で包んでやるとより長持ち。

4)調理のポイント
 生でも食べられるので、火を通しすぎないこと。
白菜だ!と思っておつかいください。

こぼれ話
 台湾の姪っ子はベネッセ(台湾版)の子どもチャレンジで小白菜の種が届き、栽培中らしいです。それほど親しみがあり、育てやすい野菜ってことですね。