2012年06月03日

このブログ、長らく放置しておりましてすみません。
この6月に2つの本番がありますので告知させていただきます。

震災復興おうえんコンサート
日時:6/10(日)12:00開演(我々の出番は14:30頃の予定です)
会場:戸田市後谷公園(戸田市役所隣り)
曲目:ウェスト・サイド・ストーリー 他
入場無料
我々の他に管楽器系アンサンブル7団体が出演します。
(野外コンサートになりますので雨天の場合は中止です)


金管まつりベストテン
日時:6/30(土)13:30開演
会場:さいたま市プラザウエストさくらホール
曲目:ヘンリー・マンシーニ・ポートレイト 他
入場無料
毎年恒例の金管まつりも今年で10回目。
我々としては4年ぶりの参加となります。

メンバー皆忙しい合間を縫って練習に励んでおります。
お時間がありましたらぜひお立ち寄り下さいませ。

(18:32)

2011年09月04日


次の本番は11/19「金管まつりスライダーズ」というアマチュアトロンボーン奏者が集う演奏会です。この機会に他出演団体の協力を得て、念願だったホルストの「アヴェ・マリア」を実演できることになりました。この曲については、3年前mixiの日記に書いたものがありまして、ちょっと恥ずかしい感じもしますが、以下に貼り付けてみます。

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アヴェ・マリアと言えば、多くの巨匠たちが書いてますよね。超有名どころで言うとグノー(バッハ)、シューベルト、カッチーニ、マスカーニとか。ほかにも名だたる作曲家たちの作品がたくさんあります。その多くが、非常に美しいメロディとハーモニーに満ちていて傑作ぞろい。まるで俳句や短歌のような潔さといいますか、賛美歌として「短くシンプル」という制約された仕様のなかに、大作曲家たちはこぞって、自身の音楽性のエッセンスというものを競いあって表現したのではないかと思うくらいです。

ホルストも女声合唱曲でアヴェ・マリアを書いてます。
ホルストというと「惑星」が有名ですね。吹奏楽だと2つの組曲も有名。でもウィキペデイアを見ると「合唱の作品を多く残し、独特の温かみがあり、隠れた傑作としてファンの間で知られている。」とありました。なるほど…。

ホルストのアヴェ・マリアは傑作だと思います。
私のなかでは、これ系統の曲だとモーツァルトのアヴェ・ヴェルム・コルプスに匹敵する崇高さとセンスの良さが光る作品という位置付けです。この曲をトロンボーン8重奏(Tb4重奏×2群)に書き換えてみました。オリジナルは女声合唱曲ですが、オクターブ下げたらトロンボーン音域にジャストフィット!キーもEbメジャーで、まるで当初はトロンボーン用に書いたんじゃないかと思うくらい。そういえばホルストは若い頃トロンボーン奏者だったようなので、もしかしたらそういうこともあるのかも知れませんね。

どういう曲かというと、オリジナルの合唱曲はこういう感じです。


そのうち演奏してみたい曲がまた増えてしまいました。
実演に協力してくださる方いらっしゃいましたら気長に募集中です。
なにせトロンボーン8人を要しますので…。
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という文章を書いたのが3年前でしたが、ようやく実現できそうです。

譜面づらは簡単。ですがトロンボーンアンサンブルで、合唱的な繊細なアプローチを試みる挑戦的な意図もあります。限られた練習時間の中で、果たしてうまくはまったサウンドが作れるか、この曲の世界観を出すことが出来るか…、楽しみです。

(19:58)

2011年08月19日

南大沢文化会館ロビーコンサート20110813_3

南大沢文化会館ロビーコンサート2


南大沢文化会館でのロビーコンサートが終わりました。
当日は約50人のお客様にご来場いただきました。お暑い中コンサートに足をお運びいただいた皆様に心より御礼申し上げます。

このロビーコンサートは南大沢文化会館の主催事業で、我々の出演申し入れを会館に受け入れていただきこの日の演奏となりました。つまり今回のコンサートは自主公演ではなく「自分たちが楽しむ発表の場」というだけでは済ますことができない、演者としての責任を負う場であったということ。大げさかも知れませが、実際そういう発表の機会でした。

この日はお盆のとても暑い日で、おそらくお客様の入りは少ないだろうと予想しておりました。ところが開演前になると並べられたイスはほぼ埋まり、ロビーコンサートとは言っても、立派なコンサートの体を成したイベントでした。開演前には会館スタッフの方々が、会場内外を行き交う人々に「トロンボーン四重奏のコンサートです。良かったらお立ち寄り下さい」とチラシを配布している姿を目の当たりにし、こうした主催者の文化事業への熱意ある取組みがあってこその演奏会であることを、演者の立場の者はしっかり理解してステージに立つべきだと強く再認識しました。

会場の南大沢文化会館の主ホールロビーは、トロンボーンカルテットにとって絶好の響きが得られる空間でした。演奏する立ち位置の頭上が吹き抜けになっており、響きがステージに留まってくれるため、とてもアンサンブルがし易く気持ち良く演奏することが出来ました。
1曲目のMr.Jumsはちょっと硬くなってしまったか、(特に私のアルトは惨敗、メンバーのみんな申し訳ない…)それでも2曲目以降は積み上げたものがある程度表現できたように思います。(2曲目アンレーセンの録音の一部をアップしてみました)


今回久々にK's時代のリーダーSlidingCafeマスターにお越しいただき「カルテットとしての一体感、4人でアンサンブルをしている感じが良かった」との感想をいただきました。常々このアンサンブルで体現したいと考えている点を評価いただけたのは嬉しかったです。

マスターにアンサンブルしてる感を感じ取っていただけたのは、メンバーがある程度同じ方向を向けているということだと思います。ただ、もう一歩踏み込めるかどうかは課題がある、と言うか不安も感じています。それは技術的、音楽的側面とは別次元のもの。どうでしょう、クリアできるでしょうか…。

次は11/19金管まつりスライダーズです。


(18:38)

2011年06月20日

我々にとって今年は本番目白押しのシーズンで、
年内に2回の本番を予定しております。

8/13(土)八王子市南大沢文化会館ロビーコンサート
時間:12:15〜12:45
曲目:
そしてすぐに花咲くときが(アンレーセン)
人生のメリーゴーランド(久石譲)
ミスタージャムズ(ヘイゼル)
ゴスペルタイム(アグレル)
見上げてこらん夜の星を(いずみたく)

前回、草加市民音楽祭で演奏した2曲をベースに
新たに3曲ほど加えて練習中です。

「そしてすぐに花咲くときが」はデンマークの作曲家アンレーセンの
「3つのスウェーデンの調べ」という曲集の中の1曲。
いわゆる印象派の音楽と言うか、タイトルと織り成す音から、
具体的な映像を表現している感じで、ある意味トロンボーンらしくなくて、
以前からやってみたいと思ってました。

ミスタージャムズは、業界では超有名なブラスアンサンブル曲
「猫の組曲」の中の1曲。
もともと10重奏曲をトロンボーン4人でやるので基本きついんですが、
それをも増して、ミスタージャムズの曲想がTb四重奏にバッチリはまることが
分かると俄然やる気になりました。
この曲をやるにあたっは、自分自身技術的な課題を残してますが、
本番には何とかクリアしたいです。

そして昭和の名曲「見上げてごらん夜の星を」。
これも以前からトロンボーン四重奏へのアレンジを思い巡らせてましたが、
震災後に放送していたサントリーのCMに再び触発され、
ゴールデンウィーク中に譜面を作りました。
アレンジ自体はいたってシンプル、ボニージャックスのような
往年のアカペラコーラス風にトロンボーンのハーモニーを全面に出しつつ、
原曲の素材の良さを出せればと思います。

お盆の初日で、またいつもより少々遠い場所でもあるのですが、
我々にはめずらしい単独コンサートとなりますので、
ぜひ聴きに来ていただければ有難く思います。


そしてもうひとつの本番。

金管まつり*スライダーズ
11/19(土) 
開演:14:00(予定)
会場:さいたま市文化センター小ホール
詳細:http://d.hatena.ne.jp/kinkanmatsuri/20110619

こちらのイベントに参加することになりました。
参加団体メンバーが入り乱れての大編成トロンボーンアンサンブルなど
我々も経験したこと無いイベントになりそうです。
カルヴァリー単体のステージでは、この機会に思い切って、
長年したためていたタンゴの企画を実現したいと思い準備中です。
このイベントについてはいろいろ整いましたら、また紹介していきたいと
思います。


(11:54)

2011年05月05日

このブログ、だいぶ放置してしまいましたm(_ _)m
その間、大震災という未曾有の災害が起こり、
我々の練習も一時中断(と言ってもリハ1回飛んだだけですが)、
メンバーの実家が茨城や福島の者もいて一時は心配しましたが、
大きな被害は無く、2月の本番が終わってから2ヶ月ぶりに練習を再開しました。

今頃ですが2月の本番の総括。
一年振りに本番のステージに立ち、カルテット独特の緊張感と満足感を味わうことが出来ました。演奏自体は、細かい部分に綻びはあるにしてもイメージしていたものを形にすることがある程度出来たのではないかなと思っております。

U君、良かったんじゃないかな。今回グンと伸びたように感じました。
とにかく良い方向に向かっていると思うし、この調子でブラッシュアップ願います。お薦めはリップスラー、それとフォーカスされた芯のある音をイメージして練習するといいかもよ。
F君は今回も良いサウンドしてましたね。ソロを含め本番にバッチリ間に合わせてくるところはさすが。やはりこのアンサンブルが求めるサウンドの要だと再確認できたし、逆に言うとF君の好不調が全体に大きく影響するってことでもあります。普段からある程度の調子を維持できるとアンサンブル自体のクオリティがさらにアップするのかなと思います。
で新メンバーのTさん、このアンサンブルに来てくれてありがとう。
おかげでアンサンブルの可能性が広がったと感じています。
とにかく技術がしっかりしていて、音楽が要求するものへの適応が早く的確。
今後メンバーとして末長く定着してくれると嬉しく思います。

私個人の反省点は多く、ダメ出し箇所多数。音程やテンポ感の精度を高めたいところです。でもカルテット全体としては、みんな調子が上がってきて、次に繋がる本番だったような気がします。
実はちょっと難易度高いかと思っていたお蔵入り企画がいくつかあり、今後少しずつ蔵出ししていきたいと考えています。


(17:25)