八重洲ブックセンターで、久しぶりに本を物色。最近は、ほとんどAmazonで書籍を購入するので、なかなかリアル店舗に行く機会がない。しかし、リアル店舗を何気なしに、散歩がてらいろいろな本を眺めるのも、やはり良いものだ。

そして、こちらへ。 大正10年創業。まさか当時の建物ではないだろうが、年季の入った歴史を感じさせる店だ。開店から10分で満席、人気の程を伺える。食後に、店構えを撮ってみたのだが、大行列。



カウンターに座ると、まずお茶とおしぼり。おしぼりは熱々で、はしたないが顔をふくと、とても気持ちが良い。



ちょうど目の前が焼き場で、職人が真剣に焼き加減を調整している。さすがプロの技で、見ていて無駄がないし、計算し尽くされた動きは美しい。



食べたのは、焼鳥4本丼 (ささみ、もも肉、団子、皮身)  1450円。



伊勢廣の特徴は、炭火で肉をしっかりと焼き上げることなのだが、一番レアに近いのがささみ。他の肉の焼き時間の半分くらいで仕上げる。しかし、中はレアではなくミディアム。天城のワサビを都度すりおろしており、香り豊かだ。
もも肉は、間に千住ネギを挟む。ネギも風味豊かだし、肉はプリプリ。とても美味しい。
団子とは、つくねのこと。最近、つくねをミディアムレアで出す店も多いが、こちらはウェルダン。しっかりと焼き上げる。しかし、パサついたところはなく、噛みしめると肉の凝縮された旨味がジュワッと広がる。コリコリの軟骨もよい食感だ。
皮身は、個人的には一番好き。プリプリの皮と、それに繋がる肉。噛みしめると口の中に脂が広がる。そこにご飯を掻き込むと、もはや至福だ。

一緒にサーヴされる鶏スープは、油多めのあっさりスープ。 



変な表現だが、出汁が濃厚ではないのだが、表面を覆う油はやや多め。卓上の塩を少しだけ加えると輪郭がはっきりする。

プロの職人が緊張感を持って、仕事をする。その中で食べる焼鳥丼は、至福の一杯だった。