Chris MacArthur, The Well-known Gourmet Scholar

I have always enjoyed sharing my enthusiasm for ramen and good cuisine with others. It gives me a big thrill when my sharing leads to someone trying something new or developing an interest for ramen or good cuisine.

2014年12月

水天宮まで足を延ばすと、ここでもすっかりお正月の準備。お正月の準備をせわしなく進める店、年末年始の休暇を取っている店、大掃除をしている店、いろいろな店の表情を伺うことができる。日本橋人形町から新大橋通りを渡り、こちらへ。

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食べたのは、らーめん(一番) ハリガネ 650円。 

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麺は、ストレートの細麺。ハリガネで頼んだのだが、カタくらいの硬さか。低加水麺のため、ぐいぐいスープを吸っていく。「いっき」や「田中商店」の麺と比較すると、小麦の香りはイマイチ。でも、十分美味しい麺だ。

スープは、宮崎県産の豚骨を36時間煮出し、動物系の出汁を採る。東京の博多ラーメンは、フルボディの濃厚スープが多いが、実は本場博多のスープは「しばらく」のように意外にあっさりしている。あっさりしていながらも、コクがあり美味しいスープだ。

チャーシューは、肩ロース。モチモチしていて美味しい。

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その他、ネギ、キクラゲが入る。卓上にあるトッピングで、すり胡麻と柚子胡椒を投入。柚子胡椒はピリッとして、スープの輪郭をはっきりさせてくれた。 キクラゲは量が多く、食べ応えがある。

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店内はカウンターのみ。照明がついてお洒落なカウンターだ 笑。 



師走も押し迫り、年末。2014年の二郎直系は新橋で納めたが、今日は富士丸納め。夜の明治通りをひた走り富士丸へ。お店に到着し明かりを見ると、ちょっと血が燃え滾るのを感じる。

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年末は12月30日まで。何とか間に合った。

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入店。ちょうどカウンターに1席だけ空席が。ホール担当に「白」と告げる。

食べたのは、富士丸ラーメン 白+脂 850円。

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麺は、捻りの入った極太平麺。デフォルトで頼み、かつ写真を撮ったりしたのだが、全然ダレることがない素晴らしい麺。直系二郎と比較すると、ややパサ気味だが、それでも小麦を感じ、スープとの一体感を感じられる秀逸な麺だ。

スープは、豚骨をしっかり煮出したフルボディスープ。今日のスープは、非常にバランスが良く、豚骨、返し、脂の渾然一体としたマリアージュを楽しむことができる。やや辛めに振ったスープは、ヤサイを包み込み、ちょうど良い味に仕上げてくれる。

豚は、大ぶりのものが一枚と崩れたものが何個も入る。この崩れた豚が嬉しくて、豚の大きな塊を食べ終わったと思っても、どんぶりの中からまた豚に再会できる。何か宝探しをしているような気分にもなる。

その他、ヤサイと味玉が入る。味玉ハーフは、ちょうど良い箸休め。今日のヤサイはキャベツ比率が結構高かった。 

そして、白。

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今日は、唐辛子と黒こしょうを振り、その後、アブラを追加してみた。

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もう脂まみれ。ただでさえ脂が入っているのだが、それに脂を追加したので、ヌルヌルになる。それをグチャグチャにかき混ぜ食べると、下品だが至福。端豚のしょっぱさと相まって本当に美味しかった。

今年も多くの二郎と富士丸、その他インスパイア系を楽しめたことに感謝したい。 


年末も年末、次第にラーメン店も年末年始の休みに入り、選択肢が絞られてくる。しかし、今日も、積極的に「鶴若」を選択。「進化系」の文字を、鶴若のFacebook Pageで見つけたからだ。空気は乾燥し寒いのだが、暖かい日差しの中、到着。

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昼過ぎに訪れると、かなりの入り。近くのトイボックスと並ぶ行列店になっている。そして、 券売機を見ると「限定」の文字が。迷わず選択。

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食べたのは、限定 進化系王道中華そば 700円。 

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麺はストレートの中細麺。デフォルトで頼んだのだが、最高の茹で加減。口当たりはソフトで滑らかなのだが、噛みしめると、ふわっと歯が入り、最後に芯で歯を押し返してくる。そして、さらに力を入れるとプツンと切れる。たまらない噛み心地だ。口の中に小麦の香りが広がり、非常にレベルの高い麺。

何より驚いたのが、スープ。前回、王道中華そばを食べたときには、イマイチぼやけたスープと返しに感じたのだが、今日はドンピシャ。鶏の出汁感、返しのタレ、そのバランス。すべてが完璧だ。
レンゲを入れる前に、湯気とともに感じる香りで、今日のスープは美味いと確信したのだが、スープとのファーストコンタクトでのけぞりそうになった。スープを口にした瞬間に、鶏の旨味とバランスのとれた返しのコクが口の中に一気に広がり、味覚受容体細胞が活性化される。
あとは、スープと麺とのマリアージュを楽しみ続ける。恍惚のひと時だった。

チャーシューは、肩ロースと鶏の胸肉。鶏の胸肉は2枚。しっとりと仕上げ、鼻孔にかすかにチップの香りを感じながら楽しんだ。肩ロースは、肉の旨味を最大限に引き出すプレゼンテーション。このバランスが素晴らしい。

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その他、メンマ、ネギが入る。今日の出色は、ネギ。九条ネギと白ネギが入るのだが、この九条ネギを麺と一緒に食べると、非常に良い香りが口の中に広がる。ラーメンの具材としてこんなに美味しいネギを食べたのは初めての経験だ。メンマもコリコリで風味がよく、 美味しい。

今日の進化系王道中華そばは、本当に進化していて、これはまさに王道。すべてのバランスがしっかり取られていた。昼時の忙しい時間帯で、せわしなく作業しながらも、ここまでの作品を出してくるとは。そのプロ意識と、優れたオペレーション能力には、感服。

最後に店主と女性スタッフに挨拶して、店を出る。常に顧客に目配り、気配りを欠かさないその姿勢は、本当に素晴らしい。

 

日本橋人形町、水天宮界隈は、もうすっかり正月の準備。クリスマスのデコレーションが残る店は、時の流れから外れたような物悲しさがある。
快晴なのだが、寒気は東京にも届き、風は冷たい。そんな中、訪れたのが「やまらぁ」。

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食券機で、デフォルトのメニューを購入。

食べたのは、やまらぁ 750円。 

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麺は、ストレートの中太麺。デフォルトで頼んだのだが、モチモチした食感でありながら、しっかりとコシの感じられる麺が出てくる。小麦の香りも上々、スープとの馴染みもよく、このラーメンによくあった麺だ。桜井商店製。

スープは、丸鶏からしっかりと動物系の出汁を採る鶏白湯。これに、鰹節や昆布などから魚介系の出汁を合わせる。というと単純なWスープのように感じられるかもしれないが、はやりの鶏白湯+魚介と比較すると、かなり軽さを感じる。
それは、ジャガイモやタマネギなどの野菜からもスープを採り、軽さを出しているからだ。老年期を迎えているせいか、こういう軽さを感じるスープだと、肉体的にも負担が軽い。

チャーシューは、肩ロースを軽くあぶったもの。炙ることで肉の旨味が活性化し、美味しいチャーシューだ。

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その他、カイワレ大根、メンマが入る。メンマは薄味に仕上げてあり、バランスが良い。

店内はカウンターのみ。店主はちょっと変わった雰囲気だが、これもまたこの店の味なのだろう。 


足立市場へ年末の仕入れに。築地市場は相当混んでいることを予想し、今回はこちら。しかし、足立市場もなかなかの入り。で、食堂街の中からこちらへ。

食べたのは、豪華盛り丼 1300円。 

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こちらのお店は、鯵が得意なようで、ベースには味のたたき。フレッシュなので臭みもない。頂上にはウニが鎮座し、甘エビ、カニの爪などが入る。
そして、マグロ、イクラも。しかし、マグロは筋。イクラは申し訳程度。新鮮な具材を使用しているのは分かるのだが、豪華盛りというには、それぞれの具材の盛り方が貧相。また、卵焼きや海老、貝が出来合いの業務用寿司もので冷たいのも頂けない。

味噌汁は、鯵の頭が入っている。しかし、魚の出汁感が弱く、これはもったいない。

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ちょっと辛口のコメントになったが、食堂街にはコストパフォーマンスの良いライバルが多い。メニューの隣にあるとくだ屋丼と比較して、300円の差は感じないし、ライバル店と比較するとコストパフォーマンスは悪い。

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素材を見る目はある店なので、コストパフォーマンスの良さが、カギになるだろう。


 

汐留の大手広告代理店での打ち合わせが終了。ということで、新橋を横断し虎ノ門方面へ。おそらくこれが2014年の二郎の食べ納め。今年の食べ納めは、新橋。

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鉄製扉に、ウエルカムされ、入店。

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食べたのは、ラーメン アブラ+カラメ 700円。

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麺は、ストレートの極太麺。ほうとうのような食感で、粉感が強い。噛みしめると、しっかりした弾力で、歯を押し返してくる。小麦の香りはそこそこなのだが、この食感は素晴らしい。これもまた二郎だ。他の店舗の二郎は、このようなグミグミ感ではなく、デロに寄りスープとの一体感を楽しむものが多い。一方、新橋は、スープとの馴染みはそこそこだが、麺自体で十分に美味しい。

スープは、腕肉、豚骨を十分に炊き出して野趣あふれる動物系の出汁を採る。かなり乳化の進んだスープでトロトロ。但し、二郎のスープとしては、もっと出汁感があって良いと思う。十分美味しいスープなのだが、場所柄か?ややマイルド目に仕上がっている感じだ。

豚は、腕肉。デフォルトのラーメンなのに、豚が6,7切れ入る。結構な量。ただ、肉質が硬い。肉自体の旨味はあるので、これがほぐれてくると、更に一段美味しくなるだろう。

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その他、ヤサイ+アブラが入る。ヤサイはクタ系。デフォルトで結構な量。十分だ。アブラは、甘み、旨味十分な美味しいアブラ。麺に絡ませて食べると、至福だ。

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店内は厨房スペースが大きく取られた、カウンターのみ。広めのカウンターで、かつサラリーマンばかりで殺伐としていない。のんびり味わって、美味しく頂いた。

 

クリスマス・イヴまでは日本もクリスマス一色なのだが、25日からはもはや正月への準備が駆け足で始まる。スーパーからしめ縄を抱えた主婦が出てくるなど、日本ではめまぐるしくデコレーションが変化する。そんな中、日本の正月の風物詩の一つでもある浅草へ。25日ながら、かなり正月色が濃くなってきていた。こちらのお店も和の雰囲気がよく出ている。

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お店に到着後、まず目に入るのが製麺場。柄木田製粉を使用しているらしい。

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カウンターだけの店内に入り、食券機でチケットを購入。
食べたのは、らーめん+サービス味玉 680円。 (奥のチャーシューにピントが合ってしまった)

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麺は、ストレートの中細麺。デフォルトで頼んだのだが、コリコリした食感の期待できる麺が出てくる。表面も滑らかで上質な小麦を使っていることが窺える。
ところが、とにかく潅水臭い。茹で汁が十分ではないのか、交換が足りないのか、気温や湿度により潅水の配合バランスが崩れたのか、とにかく臭い。上質な麺で、こだわりのある麺だと分かるだけに、これはもったいない。この麺の持つ力を十分に味わうことができなかった。

スープは、豚骨、豚足、モミジから動物系の出汁を採る。非常に丁寧にスープが採られており、クリーミーな美味しいスープだ。まさに博多豚骨でもなく、横浜家系でもない、新たな独自のスープを作り上げている。

チャーシューは、肩ロース。

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柔らかく仕上げているのは良いのだが、ややツナ気味。出し殻ではないものの、肉の旨味が十分には感じられない。

その他、ネギ、海苔、メンマ+サービス味玉が入る。サービス味玉は出汁も十分で美味しかった。

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丁寧な仕事をしようとしているのはよく伝わるのだが、それが結果に表れていない。個人的には、ちょっともったいなく感じるラーメンだった。 


日本海側では荒れ模様の天気で雪がひどいようだが、この時期の東京はすっきり晴れている日が多い。今日の御徒町もすっきり晴れている。年末も近づき、なんとなくすべてが忙しなく動いている雰囲気がする。

そんな中、久しぶりに希へ。今日は豚を増そうかどうか考えながら、こちらへ。

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食べたのは、ラーメン 辛目+脂マシマシ+唐辛子マシマシ サービス豚1枚 650円。 

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麺は、浅草開化楼のおなじみの麺。旧 城東系でよく使用されていた、本当に美味しい麺だ。この麺だけは、いつも安定していて美味しい。

スープと返しについては、店頭に案内があった。

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豚骨と岩手地鶏から動物系の出汁を採るということだが、直系や他のインスパイア系と比較しても、相当ボディが弱い。強い麺や、大量のヤサイがあるのだから、それと張り合えるだけの強いスープがないと、どうしても印象がぼやけてしまう。
返しは、利尻昆布と枕崎鰹を醤油に漬け込んでいるらしい。昆布の旨味はよく出ているし、こちらには言及されていなかったが、味醂の甘みが、旧 城東系の伝統を引き継いでいる。

但し、今日のスープは駄目だ。絶対的にぬるい。返しの薄いスープなどは、卓上のタレでなんとかリカバーできるのだが、ぬるいスープだけはどうしようもない。

豚は、増していないので、国産豚ではないのかもしれないが、個人的には、内部被曝の可能性を考えると、 国外豚が嬉しい。早口でよく聞き取れなかったのだが、豚をさらに1枚サーヴされたので、ありがたく頂いた。

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その他、ヤサイと脂が入る。職人によって違うのだが、今日はヤサイの入りがずいぶん少なかった。

この日も客の入りが弱く、なかなか苦戦している感じが窺われた。至近距離のラーメン横丁もリニューアルし、周囲にライバルは多い。せっかく美味しい店なので、ライバルに負けぬよう、頑張ってほしい。

 

高島屋と丸善で買い物。高島屋の特別食堂という選択肢ももちろんあるのだが、冬の嵐の中、わざわざこちらへ。どこまで、ラーメン好きなんだろう 笑。



店外の券売機でチケットを購入後、入店。カウンターだけのウナギの寝床のような店。椅子も固定式で融通が利かないのだが、この椅子の座り心地が良い。クッションがよく効いていて、快適な座り心地だ。

食べたのは、らーめん 脂多目 780円。 



麺は、ストレートの極太麺。デフォルトで頼んだのだが、グミグミした食感で、小麦がギュッと詰まった感じ。噛みしめると、その弾力が歯を押し返してくる。二郎直系では、最近、緩めのデロ麺を出すところも多いが、このくらい弾力のある麺も、本当に素晴らしい麺だ。

スープは、濃厚豚骨を雑味を取ることなく、ワイルドに炊き上げる。店内に入ると、かなりワイルドな豚骨臭がするのだが、果たして、ワイルドな豚骨スープだった。デフォルトでは、返しはあっさりしている。卓上の返しでタレを濃くするという選択肢もあるが、僕は、唐辛子でスープの輪郭をはっきりさせてみた。
唐辛子を投入しても、スープが壊れることはない。しっかりしたフルボディのスープだからこそ、唐辛子でスープが引き立つ。



脂を増したので、スープ表面は背脂が覆う。さらに、ヤサイの上には、固形の背脂を大量に投入してくれた。もちろん全部は食べられないのだが、この背脂を麺に絡めると、背脂の甘みと麺がマッチし、油そばを食べているようだ。



豚は、ばら肉。デフォルトで3枚入る。そのままだと脂が活性化せず、旨味を十分に感じられないのだが、熱々のスープに埋め、しばらく時間を経ると、見事に脂が活性化する。タレの染みも上々で、肉の旨味も十分。これは美味しい豚だ。



その他、ヤサイが入る。デフォルトで十分な盛なので、「増しますか?」と質問されたが、気持ちだけ頂いた。

寒空の中、体の中家から温まる。素敵なラーメンだった。


 

日本銀行での会合を終え、日本橋高島屋へ。日本海側は相当荒れ模様のようで、東京は雪こそないものの、かなり寒く、風も強い。夕暮れの中、到着すると行列は無し。ランチタイムは相当並ぶようだが(「金子半之助」プロデュースなので当たり前だが)、夕方6時くらいの時間帯は狙い目のようだ。

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店内はカウンターのみ。厨房スペースが大きく取られていて、座席は背後のスペースを含め、それほど余裕はない。

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食べたのは、ぜいたく丼 梅 990円。 

まず最初に、鯛の刺身と黄身醤油がサーヴされる。これは後の鯛茶漬けで活躍してもらうので、そのまま。

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そして、いよいよぜいたく丼がサーヴ。

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二郎の野菜マシマシばりにピラミッド型になっている海鮮具材は、マグロの中落ち、白身の中落ち、烏賊、北寄貝、牡丹海老、イクラ、カズノコ、ネギ、キュウリ、海苔など様々な具材が混ぜ合わされている。
このままでは食べにくいので、 ピラミッドを崩し普通の海鮮丼にする。ご飯の量もそこそこあるが、具材が意外に多く、これは嬉しい。
中落ちの鮮度もよいし、ご飯にかけてある胡麻やキュウリのコリコリ感が心地よい。

美味しいのでガンガン食べ進め、完食。ここで、鯛茶とご飯の追加をオーダーする。

そして、鯛茶がサーヴされる。これは、一度で二度美味しいパターンだ。 

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鯛茶にここまで出番を待っていた鯛の刺身に登場してもらう。辛目のゴマダレをよく絡ませ、鯛茶にイン。

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スープが熱々で、寒空の中訪れた身には、本当に嬉しい。鯛30匹分を5時間炊いて作ったスープらしい。

これで990円。非常に良いコストパフォーマンスで、これは人気店になるのも頷ける。素晴らしい料理だった。

 

鶯谷の橋のふもとにあるという、絶妙のロケーション。こういうところを女性と歩いていると、あらぬ勘繰りをされそうだが、妙齢の女性を同伴し入店。



店の前には、浅草開化楼の麺箱が。この太麺が美味しいんだよなぁ。



食べたのは、味噌ラーメン 太麺 大盛 700円。 



麺は、ストレートの中太麺。デフォルトで頼んだのだが、モチモチの太麺で、スープとの絡みも素晴らしく良い。噛みしめると小麦の香りが口の中に広がり、これは美味しい麺だ。

スープは、豚頭、豚骨と鶏がら、モミジをしっかり煮出し、濃厚な白湯スープを作り上げる。これに白味噌を合わせる。若干スモーキーな香りがして、これが味噌の香りと相まってたまらない。モミジから出るコラーゲンがたっぷりで、お肌によさそうなスープだ。
天下一品のスープにも似ているが、天下一品ほど重さがなく、スイスイ飲めるスープだ。

チャーシューは、ばら肉。スープの中に埋めて温めると、これがトロトロになる。肉の旨味も十分で、レベルの高いチャーシュー。



その他、海苔、ネギ、メンマ、モヤシが入る。 ネギは白ネギ。シャキシャキしている。モヤシは、しっかり炒められ、しっとり。いずれもよい脇役だ。

店内は、カウンターのみ。場末も場末の、すごい立地だが、支持の高い人気店。ボリューム満点で美味しいし、なによりもコストパフォーマンスが高い。どう考えても人気店になるだろうという感じだ。

 

前回、汁なし坦々麺で、その辛さに撃沈しかけたのだが、今回は、赤を試そうと思い、再訪。

今日もジャスミンティーがサーヴされる。美味しいお茶を飲み、ホッと一息。



食べたのは、赤 から味噌 大盛 750円。 



麺は、ストレートの中太平麺。デフォルトで頼んだのだが、コリコリした食感の麺が出てくる。小麦の香りも十分で、これは美味しい。札幌製麺。

スープは、豚骨と鶏がらから動物系の出汁を採り、これを味噌で返す。赤は、麻辣のバランスが非常によく、花山椒の麻がよく効いている。
スープの中には、大量のひき肉が入っており、これがコクを出すし、スープに厚さを出してくれる。最後、麺を食べた後、スープに残ったひき肉を食べるのは至福の瞬間だ。

チャーシューは、ばら肉を炙り、肉の旨味を上手に引き出している。



その他、海苔、ネギ、味玉、メンマが入る。味玉は、黄身がゼリー状でタレの染みも上々。

ホール担当の女将さんは、とてもフレンドリーで、目配り気配りが素晴らしい。今日も、本当に美味しくラーメンを頂くことができた。 

 

大塚で会議があったので、その前にこちらへ。小雨が降ったりやんだりのあいにくの雨模様だった。外観は、場末のラーメン店の雰囲気。決してお洒落な雰囲気ではない。



しかし、店内に入ると、さすが人気店。雨の中でも満席。2階もあるようだが、1階はカウンターだけのかなり狭い作り。
券売機で、チケットを購入。

食べたのは、激辛チャーシュー麺 中 麺硬め+油多め+サービス小ライス 880円。



麺は、ストレートの中太麺。麺硬めで頼んだのだが、コリコリした食感の美味しい麺が出てくる。小麦の香りも上々で、なかなか。中にすると麺量は200g。結構食べごたえがある。

スープは、豚骨、鶏がらから動物系の出汁を採り、昆布から魚介系の出汁を採る。これに玉葱、ニンニク、生姜など香味野菜を加え、味を調える。油多目にしたので、表面はコクのある甘みが広がり、細かな背脂に覆われる。ベースのスープ自体は結構あっさりしているのだが、激辛の肉みそを混ぜていくと、スープの輪郭がはっきりし、その表情を変えていく。

チャーシューは、ばら肉。その量は10枚以上。柔らかく、タレの染みも上々で、噛みしめると口の中にジュワッと肉の旨味が拡がる。これは素晴らしく美味しいチャーシューだ。個々のチャーシューは、一口サイズなのだが、口に入れるたびに、幸せな気分になる。

その他、肉みそ、メンマ、茹で玉子が入る。肉みそは、唐辛子、辣油と和えてあり、独特の香辛料も感じる。茹で玉子は味玉ではなく、茹で玉子。



サービス小ライスは、スープやチャーシューとの相性が最高。ご飯とチャーシューを口の中で咀嚼すると、至福の瞬間だ。



モンゴル人夫婦が真摯に、そして仲良くラーメンを作っている様子は、とても微笑ましい。お腹も心も満足し、店を出た。 


今年一番のビッグイベントを無事大成功に収めることができた。この上ない達成感と充実感、そして疲労感。ちょっと時間ができたので、ランチでお祝いしようということになり、乗換駅の近くでお店を探す。すると、こちらのお店がヒット。まあ、本格的なお祝いはまた別途するとして、今回はこちらへ。

駅前は再開発され、「あしたのジョー」感が、随分薄れている。ピカピカの駅ビルの2階に、こちらのお店はある。

食べたのは、特上にぎり1.5人前 3500円+特上ちらし 2800円+生ビール 大 900円。 

まず、生ビール 大。確かに、大だ 笑。



ビッグイベントを前にして、緊張のあまり朝食は取らず。プレミアムコーヒーのみ。だから、ちょっと多めに注文。

まず、特上にぎり1.5人前



しっとり感があるのは中トロくらいで、残りのネタはそれほど新鮮さがない。まあ、特上で3000円台の値段なので文句も言えない。疲れを癒しながら、つまむにはちょうど良い。

次に、特上ちらし



ちらし寿司パートと刺身パートに分かれる。疲れからか、なかなか箸が進まず、もっぱら刺身パートでビールを進める。まあ取り立てて特筆するネタもないのだが、回転すし以上一流店未満の大衆店。気軽に使えるセグメントである。



結局、ちらし寿司パートはあまりお腹に入らず、お土産に。自宅に戻って疲れも癒され、改めて食べてみると、これが一番美味しかった気もする 笑。

なにはともあれ、素晴らしい1年の終わりを迎えられたことに、本当に感謝したい。
 

町屋に出かける機会があり、どこでランチを食べようか迷ったのだが、すでに何度か訪れているこちらへ。キラキラ電飾なので、遠くからでもよくわかる。



店内に入ると、静か。いや、静かではないのだが、以前のように店員がノイジーではない。なんかちょっと活気のあるラーメン屋さんという感じ。これまでのようなシャウト系の接客ではなくなったようだ。

食べたのは、ラーメン 並 麺硬め+味濃いめ+油多め+サービスライス 680円。 



麺やスープ、チャーシューのインプレッションは、これまでと変わらない。本格的な家系ではないのだが、手軽にランチを済ませるには、これで十分だ。
今回は、卓上の刻み玉ねぎをトッピングしてみたが、最初はやや辛みを感じるものの、スープに馴染ませると、ほんのり甘くなり、なかなかよい塩梅に。

ランチタイムはライスが無料。しかも、おかわり自由。



なので、ライスをお願いする。一杯目は、あまり盛りもよくなく、ちょっとベチャ気味の残念ライス。



しかし、次にホール担当の女の子にお願いすると、盛りがよくなり、ちゃんとしたライスが来た。お櫃が違う?



荷物入れの籠もあり、これから衣類がかさばる季節には、ありがたい。

開店してから四半期が経ったが、客の入りも悪くなさそうだ。このまま人気を継続できれば、地元に根付きそうな雰囲気でもある。

 

北千住には大きな踏切があり、渡るのに結構時間がかかる。一方でたくさんの電車を観ることができ、なかなか壮観な踏切だ。その踏切の近くにあるのが、こちら。



店内に入ると、午後2時近くだというのにほぼ満席。さすがの人気だ。残念ながら、今日は店主不在。しかし、厨房のスタッフは、しっかりラーメンを作っていた。

食べたのは、醬油らぁめん 800円。 



麺は、ストレートの中細麺。デフォルトで頼んだのだが、やや柔らか目の仕上がり。しかし、コシがないということではなく、コシを感じさせるギリギリのところで、しっかり茹でているという感じだ。最後までダレることなく、さすがの麺。全粒粉で、プチプチかみ切れる感じ。小麦の香りというよりも、穀物の香りがする。三河屋製麺。

スープは、牛骨、牛筋、もみじから動物系の出汁を採り、飛魚節、シジミ、利尻昆布から魚介系の出汁を採る。これを、マッシュルームで味を調える。 返しはちば醤油。
牛骨特有の甘みのあるスープで、非常になめらか。舌の上で十分に旨味を感じることができる。絶品の清湯スープだ。

チャーシューは、存在しない。しかし、チャーシューの代わりに、牛筋がある。とても柔らかく、筋のところはゼラチン状になり、噛みしめると、肉の旨味が口の中に広がる。



その他、ネギ、タケノコ、タマネギのみじん切りが入る。タケノコはメンマの代わりだろうが、コリコリした食感で、面白い。タマネギのみじん切りは、スープにコクを加える。

店内はカウンターのみ。調理の手際はよく、ショーを見ているようだ。


 

東京も寒いのだが、信州は軽井沢も長野市も相当寒い。そんな中、新幹線で長野市を訪れた。ということで、恒例のランチ。今日も「茶寮志もだ」へ。



食べたのは、ランチ (鱈の野菜あんかけ+鶏の親子煮) 850円。



鱈の野菜あんかけは、鱈が片栗粉で揚げられており、その衣があんを吸い込んでいて、とても美味しい。また、鱈もプリプリ。あんも上品な味付けで、この辺の出汁の取り方などが、やはり茶寮だ。格安のランチでも美味しい皿が出てくる。あんに絡むタケノコやエノキもコリコリで食感が良い。



一方、鶏の親子煮は、それほど特徴がない。 まあ親子丼のアタマという感じ 笑。



そして、印象的だったのが、ご飯。お米の炊き上がりが非常によく、新米の甘さが引き立っている。この辺は、さすが良い素材を使用していることが伺える。

小鉢は、ホウレンソウのお浸し。

味噌汁は、揚げが入った家庭的な味。

今日も満足のランチだった。 


澄んだ晴れた空、これから気温がグッと下がると天気予報では言っていたが、意外にも日差しはしっかりとしており、日向にいるとポカポカしている。そんな中、2時間近く散歩をしながら、こちらへ。



ランチタイムだったが、それほど混んでいない。

食べたのは、王道中華そば 680円。



麺は、ストレートの中太麺。写真を見ての通り、非常に綺麗にデコレートされている。デフォルトで頼んだのだが、コリコリした食感で、噛みしめると、小麦が香る。背脂中華そばでもそうだが、非常にレベルの高い麺だ。龍製麺。

スープは、鶏がらから動物系の出汁を採り、鰹節など魚介系の出汁に合わせる。淡麗系で美味しいのだが、今日のスープは、イマイチだ。ピントがぼやけていて、スープの輪郭がはっきりしない。店主はタレで悩んでいるようだが、むしろ出汁のピントがずれているような気もする。タレのバランスと出汁のバランスが合ったときの、「鶴若」は最強なので、そういう一杯をまた期待したい。

チャーシューは、豚ばら肉と鶏胸肉。ばら肉は肉の旨味を上手く出す方向で非常によかったのだが、鶏の胸肉はしっとりはしているものの肉の旨味が抜けてしまっている。 

その他、ネギとメンマが入る。メンマは軽く炙ってある。その他の具がこれだけというのは、ちょっと寂しい気も。

店主と女性スタッフの目配り気配りは相変わらず最高で、とても良い気分で食事を楽しむことができた。

 

牛丼業界と同じようなビジネスモデルだが、上手く機能しているのが「はしや」だ。とんかつインダストリーは、大きく3つのセグメントに分類される。

ひとつは、2000円から3000円の高級セグメント。白木のカウンターで、本格的なとんかつを食べるセグメントだ。肉汁あふれるとんかつはブランド豚を使っており、客の半分はビールを楽しみながら食べるような雰囲気。

次に、 1000円前後の普及セグメント。チェーン店でも多い価格帯だが、それなりのとんかつをテーブル席で家族で楽しむような感じ。ソースが2種類、野菜用のドレッシングが選べたりする。

そして、アンダー1000円セグメント。「いもや」に代表されるとんかつ店や、「かつ家」のような格安チェーン店だ。

こちら「はしや」は小規模ながら、アンダー1000円セグメントで成功している。アンダー1000円セグメントは、ある程度顧客ボリュームがないと、スケールメリットを活かすことができず、低価格調達が難しくなる。

「はしや」の場合は、高回転率で勝負をかけている。この日訪れたのは、夕方6時過ぎ。夕食の時間としてはやや早めの時間帯だが、それでもカウンター席は8割が埋まる。次から次へと顧客が訪れ、途切れることがない。その回転率の良さが、これだけの低価格で、コストパフォーマンスの高いサービスができる理由だろう。



食べたのは、ロースかつ定食 ライス大盛 680円。 



ロースかつは、肉汁あふれるものではないが、噛みしめると肉の旨味を感じられるし、脂も甘く美味しい。肉自体が素晴らしく良いものとは、もちろん言えないのだが、揚げたてを提供することで、素材の美味しさを最大限発揮している。 



ライスの盛りも上々。個人的には、もう一声ライスが欲しいところだが、後述するキャベツの量が多いので、結局満足できる。



付け合せのマカロニサラダが絶品で、これだけでもお持ち帰りしたいレベル。キャベツは量が多く、食べごたえがある。

味噌汁は、赤出汁。今日はお揚げが多かった。



厨房では、職人が常に忙しそうに、肉を揚げている。


そのきびきびとした動きを眺めているのも楽しい。素材の味を活かしきって、多くの顧客を引き付けるビジネスモデルは、今後も成功していくだろう。

 

なんか食べるだけでラッキーになれそうな店名!ということで、上野松坂屋に出かけた帰りに寄ってみた。すぐ近くに「武骨」「京めん 壱慶」などラーメン店が並ぶ。そんな中、後発でこのエリアにエントリーしたのが、こちら。



店内は、カウンターのみ。券売機でチケットを購入。

食べたのは、ラーメン 大盛+サービス味玉 780円。 



麺は、捻りの入った太平麺。デフォルトで頼んだのだが、モチモチとした麺でコシのある麺が出てくる。小麦の香りもそこそこあり、これは美味しい上質な麺だ。太平麺の外側は、ちょっとピラピラしており、喜多方麺のような雰囲気もある。三河屋製麺。

スープは、豚骨魚介のWスープ。最近鶏白湯魚介スープをよく飲んでいたので、改めて原点に戻ってきた感じだ。魚介系の出汁では、煮干しも然ることながら、昆布の旨味がよく出ている。動物系の出汁も、豚骨フルボディのスープとなっており力強い。
実は豚骨以外にも、鶏も使っており、その割合は8:2。ベースは拳骨をしっかり煮出して、モミジ、鶏がら、豚の背ガラを加えていく。

チャーシューは、肩ロース。柔らかくタレの染みも上々で、これは美味しいチャーシューだ。燻製した香りもする。



その他、ネギ、メンマ、海苔、味玉が入る。メンマは細切りのコリコリタイプ。味玉は黄身が半熟ゼリータイプで、これも標準以上。

途中、カウンターの上にあった「タマネギの粗みじん」を加えて見たのだが、スープに浸すと甘みが増して、美味しかった。



全てに隙のない、纏まり感のあるラーメンだ。このラーメンなら激戦区でも十分に戦っていけるだろう。

店内はカウンターのみ。狭い店内だが、オペレーションの仕切りもよく、回転もよさそうだった。
 

小雨の降る夜、浅草橋へ。この界隈も俄かにラーメン店が増え、ミニ激戦区の様相を呈している。近隣のラーメン店はすでに訪問済みなので、今回はこちらへ。

交差点の角にあり、店は見つけやすい。



店内に入り、食券を購入。座席に座ると「大盛り無料」の文字が。そこで、大盛を注文。



食べたのは、味噌らーめん 大盛+サービス味玉 850円。



麺は捻りの入った中細麺。 デフォルトで頼んだのだが、やや柔らか目の仕上がり。一般的に味噌ラーメンには、中太麺や太麺のイメージなのだが、こちらは中細麺。後述するスープが意外に濃くないため、このバランスなのかもしれない。小麦の香りも弱い。あまり印象に残らない麺だ。熊さん製麺。

スープは、北海道から取り寄せ、4種類の赤味噌、白味噌をブレンドする。濃くもなく、油が多いわけでもない。非常にオーソドックスな間口の広いタイプ。子どもから老人まで楽しめるようなタイプで、だから、何か尖がりがあるわけではない。尖がりがあるわけではないので、先述の麺も、中細麺でスープに馴染ませようとしているのだろう。
豚骨、鶏がらから出汁を採る。スパイスも入れているというが、それほど感じない。卓上の唐辛子を入れてみたが、あまり入れすぎるとスープが壊れそうなので、少々入れておいた。チャーシューの上には、生姜が乗るのだが、この生姜がスープに効きすぎる。生姜を効かせるなら、もっとスープのボディを強くすべきだ。

チャーシューは、ばら肉棒タイプ。トロトロの部分もあるのだが、基本的に肉の旨味が抜けている。なので、ボリュームは良いが、チャーシューを食べて楽しむというわけではない。

その他、キクラゲ、ネギ、白髪ネギ、ひき肉、メンマ、糸唐辛子、胡麻、味玉、キャベツ、タマネギが入る。キャベツやモヤシ、タマネギなどは中華鍋で傷め、その後、スープを加える、伝統的な味噌ラーメンの作り方。野菜が多いのは嬉しいのだが、あまり特筆すべき点も見当たらない。
デフォルトで850円という、ラーメンにしては高価格帯を攻めてきているが、トッピングが高価格の理由であれば、これはあまり支持できない。どこにも尖がりがないからだ。

非常に間口が広いラーメン。老若男女誰しもをターゲットとできるラーメンだ。しかし、それは言い換えれば、あまり特徴のないラーメンということであり、これを求めて!という惹きは強くない。

 

浅草の国際通り沿いにあるお店。ROXの近くだ。この日はどんよりと曇っていたのだが、日本橋から散歩。良い運動になった。黄色い看板はよく目立つ。なので、一発で発見。



食べたのは、ラーメン 並 麺硬め 味濃いめ ニンニク 680円。 



麺は、ストレートの中細麺。博多ラーメンのような細麺ではなく、もう少し太い。博多と熊本の中間くらい。硬めで頼んだのだが、コリコリした食感で、小麦の香りも上々。これは美味しい麺だ。

スープは、豚骨を数日間かけて髄まで煮出し、しっかりとフルボディのスープを採る。呼び戻しで濃厚なスープを作り上げ、久留米の「大砲らーめん」に似た雰囲気のスープだ。表面には泡が浮き、久留米らしさが感じられる。
ニンニクはクラッシャータイプ。クラッシュした後、スープに投入すると、コクが増した。



チャーシューは、くず肉。くず肉というと美味しくなさそうな響きだが、そうではない。肩ロースを薄く切るので、途中で切れて細かくなってしまっている部分もある。そして、出し殻なので、肉の旨味はない。しかし、スープの表面を覆うラードに浸けると、スープの旨味を纏い、美味しいチャーシューになる。これはこれでありだ。

その他、ネギ、海苔が入る。卓上のトッピングで胡麻を足してみたのだが、スープよりも胡麻の味が勝ってしまい、これは却って入れない方がよかった。 

そして、このお店の特徴は、茹で玉子無料サービス。


ラーメンが出来上がるまで、茹で玉子をどうぞというが、ラーメンが1,2分で出来上がるので、殻を剥く余裕もない 笑。しかし、ラーメンを食べながら、2個楽しませてもらった。

浅草にも美味しいラーメン店が増えてきているが、こちらもその一つ。久留米ラーメンを楽しみたいときに、良さそうだ。 



食べログで長野市のランチを検索していたら、何となく「大食い」系のお店がヒットした。ちょうどお腹がすいていたこともあり、行ってみようかと。閑静な住宅街の中にある歴史を感じさせる佇まい。



店内に入ると、昭和の香りが濃厚に。テーブル席とカウンター。座席には、座布団!田舎町に行くと、まだまだこういう雰囲気のお店が残っており、日本の歴史を感じさせる。

なんとメニューが鏡文字。読みづらい 笑。



食べたのは、ラジオ丼 870円。 



まず丼が大きい。この丼は、一般的な親子丼やカツ丼の丼ではない。ラーメン用の丼である。しかも、大きめのラーメン丼。
その中に、ご飯が敷き詰められている。ご飯の上には、刻み海苔と千切りキャベツ。やはり、ソースかつ丼の文化圏だからか、千切りキャベツをご飯の上に乗せるのが標準なのだろう。

まず、海老フライ。冷凍物の海老なのだが、非常に大ぶり。中身はそこそこ大きく、衣が大きい。かなりウェルダンな揚げ方で、衣は硬くなっている。



次に、チキンカツが2枚。いずれもササミ。こちらも相当大ぶり。通常のチキンカツ定食の1.5人前くらいあるだろう。



更に、コロッケ+カレールー。コロッケは、ジャガイモのコロッケ。カレーは家庭的なカレー。ホッとする味だ。



とにかくボリュームが多く、最初にカレーを半分くらいやっつけて、次にチキンカツを攻める。すでにソースがしっかりかかっており、かなりしっかりした味だ。衣が硬いので、小さくかじりながら、食べ進めていく。
チキンカツを1個クリアしたところで、海老フライへ。海老フライは、チキンカツよりもあっさりしているので、難なくクリア。
ご飯と、おかずのバランスが非常によく、ちょうど同じタイミングで完食した。二郎で言うと、「小 ヤサイまし」と同じくらいの量だろうか。

味噌汁は、家庭的な味噌汁。



田舎の定食屋で、ストーブに温まりながら、穏やかな時間を過ごす。至福のときを頂いた。

 

二郎というのは本当に大きな山であり、登頂するのに毎回苦労する。苦労するのに、しばらくすると、また昇ってみるかという気になるから不思議だ。今回は小雨の中、千住大橋店へ。

食べたのは、小 脂少な目 700円。



麺は、ストレートの太麺。今日の麺は、千住大橋標準でいうと硬めの仕上がり。デロ麺ではなくシャキッとしている。噛みしめると、弾力のある麺が歯を押し返してくる。それを更に噛みしめると、口の中に小麦の良い香りが広がる。これは素晴らしい麺だ。久しぶりに、ここまで美味しい二郎の麺に出会った。

スープは、相変わらずフルボディの濃厚豚骨スープ。返しも、ショッパめの仕上がりで、麺を天地返しすると、見事に色づいた麺が表に出てくる。このスープを吸った麺がまた、たまらない。 



豚は、一つは良いコンディションだったのだが、もう一つは見た瞬間に硬いパサ豚であることが分かってしまった。以前の千住大橋は、口の中で踊るようなプリプリの豚を出していたような気がするのだが。

その他、ヤサイは今回も絶妙のクタ加減。素晴らしい。

麺量がとにかく多く、正直ギリギリのライン。もはや2000m級の山に登る力しかないのに、3000メートル級にチャレンジし続けている感じだ。もう老年期に入っていることだし、自分自身のコンディションを考えながら、今後も二郎にチャレンジしていきたい。

 

上野駅から鶯谷へ。といっても、猥雑なエリアではなく、むしろ住宅街に近い根岸の方へ。大きな交差点の目の前にお店がある。鶯谷店は、夜だけのOPEN。



そして、入店。カウンターだけの小さな店。

食べたのは、醤油豚骨ラーメン 麺硬め 630円。



麺は、捻りの入った中太麺。硬めで頼むと結構ハードな仕上がりで、これならデフォルトでちょうどよさそうな塩梅だ。小麦の香りもそこそこして、また、スープとの相性が非常に良い。標準だと麺量がそれほど多くない。博多ラーメンと同じくらいだろうか?だから価格が安い?

スープは、豚骨からフルボディの出汁を採り、ニンニクなどの香味野菜で味を調える。表面は背脂が覆い、これが甘くて美味しい。典型的な90年代の東京背脂豚骨の流れを汲み、90年代にシカゴから東京に来た当時、よく楽しんだ味だ。懐かしい。
途中、卓上にある万能辛味噌を入れて見たのだが、結構ピリッときて、スープが引き締まった。



チャーシューは、ばら肉ロール。残念ながら出し殻で、やや干からびた感じ。

その他、ネギ、モヤシ、メンマが入る。

消費税率UPと原材料費の上昇で、あらゆるものが値上げされている中、630円でこのレベルのラーメンを提供するという心意気は素晴らしい。麺とスープのバランスが非常に良い、すいすい食べられるラーメンだった。 

この界隈には、特にランチタイムに定食を食べることができる店が多いのだが、夜になると居酒屋モードになり、所謂「晩ご飯」を食べられる店が、極端に減る。そんな中、夜でも定食=晩ご飯を食べられる貴重なお店が、こちら。

日本橋堀留町は、近年マンションも増えてきたが、一方で、伝統的な繊維卸問屋街でもあり、サラリーマンが多い。彼らが残業するときの、「晩ご飯」需要としても、十分に機能している。だから、夜でも大人気。カウンターは、ほぼ埋まっている。

カウンターに座ると、まず麦茶。特に夏場にこの麦茶をサービスされると、一気に生き返る 笑。



ほっと一息ついて、オープンキッチンを眺める。職人がオーダーしたフライを揚げ始める。出来上がりが楽しみだ。

食べたのは、チキン南蛮丼 大盛 580円。 



このご時世、580円でディナーができるということも驚きだが、そのコストパフォーマンスにも驚く。

チキン南蛮というが、所謂宮崎の伝統的なチキン南蛮とは違う。むしろ、ソースかつ丼。チキンカツに、甘辛いタレをかけ、市販のタルタルソースをたっぷりかけてくれる。ササミ風の厚さだが、実は胸肉。肉汁はそれほど感じず、ジューシーではないのだが、でも、値段を考えれば十分なクウォリティ。

ご飯とチキンカツの間には、キャベツがたっぷり。だから、ソースかつ丼(南蛮風)というのが正しいメニューだろう。なんとマカロニサラダと味玉がトッピングされる。このマカロニサラダがとても美味しい。そして、味玉。なぜ味玉?完熟に茹でられた味玉だが、タレの染みも上々で、これは美味しい。

大盛のご飯とのバランスを考えながら、完食。

味噌汁は、赤出汁。



かなり発酵が進んだ赤出汁で、若干納豆風味を感じる。表面には揚げが見えるが、底には豆腐が。非常に小さくカットされた豆腐は、完全に赤出汁に染まっている。 でも、これが美味しい。付け合せとして最高だ。

下町、日本橋で、最高にコストパフォーマンスが良い店。それが、「はしや」である。

 

なぜか11月28日は、創業記念が多い。日本橋の「ますたに」もそうだし、本郷の「用心棒」もそうだ。しかし、一度に全部回ることはできないので、お昼は「ますたに」、夜は「じゃんがら」、「用心棒」は3日間記念イベントを行っているので、別の日に行くことにした。

夕方6時過ぎに到着すると、大凡20人程度の行列。


「じゃんがら」の記念イベントは、無料の替え玉。なので、回転は普段よりも悪い。そのため、並びは大したことなかったのだが、着席まえは30分ほどかかった。

食べたのは、からぼん 粉落とし+30周年記念無料替え玉3回 780円。 



着丼したときに気づいたのだが、まずどんぶりが違う。普段より大きめのどんぶりでスープの量も多い。これは、今回サービスの無料替え玉を意識してのことだろうか?

麺は、ストレートの中細麺。粉落としで頼んだり、バリカタで頼んだり、いろいろ変えてみた。もともと「じゃんがら」の麺は、コリコリした食感が特徴なのだが、今日はイマイチ感じられない。まあ僕も替え玉を急ぐあまり、しっかり味わって楽しまなかった。普段とは違うオペレーションのため、茹で湯のコンディションや、麺揚げのタイミングなど、異なっていたのだろうか?

スープは、豚骨をしっかり煮出したフルボディに、様々なスパイスを加える。普段は、濃厚なフルボディスープを楽しむのだが、今日は、スープの量が多い割に、濃厚さが欠ける。ぼんしゃんではなくじゃんがらを飲んでいるような感じだ。
具がほとんど沈んでいることから、普段とは違い、スープの量が多いことが分かる。辛し高菜や胡麻を投入したりして調整したが、これもまた普段の表情とは違った。

麺と、スープの表情が違う中、チャーシューは同じ。トロトロのばら肉で、小ぶりながら味は良い。

その他、茹でキャベツ、キクラゲが入る。卓上のあたり胡麻と辛し高菜を投入すると、スープが引き締まる。

まず、替え玉1回目。スープも飲まず、具も食べていないので、ほぼ原形をとどめている。



次に、替え玉2回目。替え玉1回目で具の大半を食べ、辛し高菜を投入しているので、スープの色が濃くなっている。



最後に、替え玉3回目。具はほとんどない。スープの量も減ってきたので、スープと合え麺のようにして、食べ進めた。



相変わらず狭い店内だが、活気がある。名物の丸いおじちゃんも健在。15年ぶりくらいにお会いしたが、相変わらずお元気そうだった。

事業を30年継続するということは、並大抵のことではない。素晴らしい事業力だ。支払い時に「おめでとうございます!」というと、笑顔で「ありがとう!」と答えてくれた。これからも、末永く美味しいラーメンを楽しませてください。 

長野駅から徒歩5分くらい。この辺りも長野市の繁華街エリアなのだろうか?若干寂れ加減もあるが、ファッションビルなどがある。そのビルの地下にあるのが、こちらのお店。金曜日、土曜日、日曜日のみランチを食べることができる。たまたま週末に長野市へ出かける機会があったので、立ち寄ってみた。

食べたのは、広島産特大牡蠣フライランチ 1080円。 

まずサラダ・スープ・ドリンクバーへ。



サラダやスープ、ドリンクが食べ放題で飲み放題。といっても、そんなに量はいらないので、僕はそれぞれ適量を。ドリンクは、オレンジジュース。スープはキノコ野菜スープ。滋味深く美味しかった。 



そして、しばらくすると、牡蠣フライが登場。確かに大ぶりな牡蠣だ。牡蠣フライが3個とハムカツ。レモンも3個。それぞれのフライにレモン汁をかけられるよう、用意されているのだろう。



ただ写真を見てもわかるとおり、牡蠣フライは揚げ過ぎ。衣が硬くなってしまっている。中の牡蠣がジューシーで美味しいだけに、もったいない。



ライスはお代わり自由。牡蠣フライをたっぷりのライスで食べたいので、お代わりをした。 

こちらのお店の素晴らしいところは、スタッフの目配り気配りがとても良いこと。ご飯のお代わりをオーダーした時に、タルタルソースが少なくなっていることに気付く。そして、「タルタルソースもお代わりをお持ちしましょうか?」と提案できる。ということで、ありがたく頂く。



少ないスタッフでホールを回すのは大変だと思うが、常に気配りをし、顧客を見ているのは素晴らしい。最後お店を出るときも、階段を上がりきるまで入り口でお見送り。サービスレベルは非常に高かった。

 

ますたにラーメン 日本橋本店、20周年記念。上野松坂屋で所用を済ませた後、散歩がてらこちらへ。普段は目にしない大行列。最大100人前後?

僕が並んだときは40人~50人前後で、30分ほど待って、目の前にラーメンがサーヴされた。

食べたのは、ラーメン 麺硬め+辛いの多目+ライス普通 20周年記念 200円。 



今日の麺は、いつもと違う。オペレーションが早めなのか、いつもの硬めよりも更に硬め。でも、これはよい。細麺でコリコリした食感で、口の中でプチンと切れる。15年くらい前の最盛期のますたにに戻ったようだ。

スープは、辛いの多目にしたが、更に卓上の唐辛子をトッピング。



昆布の旨味が全面的に出ているスープで、これも美味しい。関西系の出汁には昆布がよく使われるが、その旨味成分が口の中に広がる。鶏がらの出汁との相性も非常に良い。

チャーシューは、いつものように出し殻。でも、気持ち美味しい 笑。

その他、メンマ、九条ネギが入る。

ライスも沢庵付き。普通サイズでも200g。ボリューム満点だ。



店頭には、20周年を祝うお花が。



一般的にある事業の寿命は30年だと言われる。もちろん、100年を超える長寿事業もあるわけだが、多くの事業は、継続が難しい。 そんな中、20年事業を続けてきたことには、敬意を表したいし、これからも頑張って頂きたい。
何よりも、この20年近く、美味しいラーメンを提供してくださり、辛いときも嬉しいときも、元気をくれた「ますたに」のラーメンに感謝したい。いつも美味しいラーメンをありがとうございます。

 

六義園でのんびり過ごした後、こちらへ。二郎インスパイア系のお店のようだ。下町風情溢れる商店街を歩き、ビルの前へ。ビルの中にお店があるという面白い作り。



ビルの中に入り、券売機でチケットを購入。

食べたのは、あかつき麺 (250g) ヤサイ+辛目+脂 680円。 



麺は、捻りの入った極太麺。デフォルトで頼んだのだが、中心に芯を感じるワシワシ喰らうタイプの麺。太さ的には、ほうとうと同じくらいの太さだ。ただ、小麦の香りが弱く、噛みしめたときに口の中に旨味が広がらない。また、後述するスープが二郎系とは思えないくらい弱いので、独立した麺で、小麦が香らない麺をひたすら食べることになる。

スープは、豚骨から出汁を採るのだが、その出汁がとても弱い。観た感じ、ちゃんと出汁が出てそうなスープなのだが、飲むと口の中に返しの味は広がるのだが、出汁が全然来ない。豚骨の量が少ないのか、肉の量が少ないのか、いずれにせよ、出汁が薄い。
辛目で頼んだのだが、返しもややぼやけ気味。麺が極太でよく主張する麺なので、スープが弱いと、ラーメンとしての一体感がなくなる。

豚は、ばら肉ロール。タレの染みはそこそこなのだが、肉の旨味が抜けていて、あまり評価できない。

その他、ヤサイ+脂。脂は、背脂を濾して、小さくしてくれる。しかし、それでもあまりこってり感は出てこなかった。ヤサイは増すと、ちょうど良い感じに。スープが強ければ、美味しくなっただろう。

まず天地返しを。



しかし、スープが弱かったので、卓上の唐辛子を追加投入。しかし、ボディの弱さは如何ともし難く、一体感は最後まで生まれなかった。



厨房には、中国系の女性が二人。男のイメージが強い二郎系では、なかなか見られない組み合わせだ。 

日本橋堀留町の路地を入ったところにある店。車も通る道なので「わかい」のように秘境系の店ではない。しかし、間口が狭く見つけにくい店なので、そういう意味では、ある意味秘境系。



狭い階段を上り2階へ。スタッフから「สวัสดี ค่ะ」全員タイ人で、スタッフ同士ではタイ語を話している。タイ語はわからないので、何を話しているのかさっぱり 笑。もちろんホール担当は日本語をしゃべるので、僕も日本語でコミュニケーションをとってみる。

夜に訪れたのだが、夜でもご飯ものをオーダーできる。

食べたのは、カオマンガイ 900円。 
蒸し鶏と鶏スープで炊いたジャスミンライス、そしてスープがつく。



蒸し鶏は非常に柔らかく、肉汁を保持している。噛みしめると口の中に肉汁と旨味がジュワッと広がる。これは美味しい。



ライスは、パッと見少ないかと思ったのだが、意外にボリュームがある。長粒米はパサつきがちなのだが、これは日本人の調理法のせいであり、鶏スープの炊き込みご飯にすると、あっさりしながらも旨味十分で、これがジャスミンライスの活かし方という王道を見せてもらった。

パクチーは一切れ。これは少ない 笑。

鶏スープも美味しく、ちゃんと旨味を引き出している。立派な鶏スープだ。



細い急な階段を上り、2階にお店があるという隠れ家のような店だが、店内は明るく、バンコクに来たとまでは言わないが、それなりの雰囲気を感じる。



カオパッなど、まだまだ試してみたいメニューも多い。楽しみだ。
 

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