Chris MacArthur, The Well-known Gourmet Scholar

I have always enjoyed sharing my enthusiasm for ramen and good cuisine with others. It gives me a big thrill when my sharing leads to someone trying something new or developing an interest for ramen or good cuisine.

2015年03月

朝晩は寒さを感じるものの、日差しは着実に春の暖かさを感じる。そんな中、散歩がてら「鶴若」へ。

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限定メニューなどチェックしていなかったのだが、店の前に限定メニューの表示が。これは、行くしかない。

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食べたのは、10年熟成麹味噌そば+辛味タレ 800円。

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麺は、ストレートの中細麺。デフォルトで頼んだのだが、コリコリした食感の美味しい麺が出てくる。小麦の風味も十分で上質な麺だ。今回はトッピングで見えないのだが、綺麗に畳まれており、目にも美しい麺。

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スープは、豚骨、鶏がらから動物系の出汁を採り、これを麹味噌で返す。新潟の10年熟成麹味噌で、色合いから味噌というよりも濃厚な醤油のような感じ。味噌の仕込み過程でできる「溜まり」のような感じで、味噌と醤油の間の旨味が強い調味料のような感じだ。今回の2015ヴァージョンは、トッピングの具材が多いので、このくらい強いスープの方がよいのかもしれない。前回からさらに進化し、4種類の味噌をブレンドしているという。

チャーシューは、ばら肉とロースの2種類。炙ってあり、肉の旨味が活性化されている。素材の味の活かし方が素晴らしく、肉本来の旨味をダイレクトに味わうことができる。

その他、刻み玉ねぎ、岩海苔、メンマは、背脂中華そばと同じ。さらに、キクラゲ、モヤシ、ルッコラや水菜が入る。出色はルッコラと水菜。サーヴされた一杯は、まるでサラダのようだ。これをフレッシュなうちに食べるのも良いし、スープに浸すとしんなりと小さくなり、これはこれで美味しい。

サービスの辛みダレは、かなり辛い。素材が分からないのだが、唐辛子系の素材に辣油。これを加えることで、スープが一気に表情を変える。

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最初の目で感じるインパクトもそうだし、食べ進めた時の具材の変化、更に辛みの変化、面白いプレゼンテーションだ。鶴若店主のクリエイティブな作品を楽しむのは、毎回楽しみだし、次回訪れるのが楽しみになる。
いつものことながら、スタッフ含め目配り、気配りは素晴らしい。今日も存分に楽しませて頂いた。

 

日本橋から秋葉原まで散歩。やや速足ではあるが20分ほど歩けば到着する。最近、いろいろ忙しくなかなか運動する時間を取れないので、こういうときに運動がてらの散歩はよい。

今回、初訪問なのだが、なんと駐車場の奥 笑。凄い立地だ。

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で、なかなか混んでいる。さすが人気店であり、また、皆さんよくご存知だ。

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券売機で、チケットを購入し、注文。

食べたのは、まぜそば 醤油 ヤサイ+アブラ+カラメ+チーズ 700円。 

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麺は、ストレートの極太平麺。デフォルトで頼んだのだが、コシのある硬めの仕上がり。ゴワゴワした食感で、重量感のある麺。小麦がギュッと詰まっており、噛みしめるたびに小麦感が腔内に広がる。
「二郎 千住大橋」を思わせるような、タレにしっかり漬かった麺は、飴色の麺だ。スープと絡むというよりも、スープを吸い上げた麺。

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途中、カウンターにある黒胡椒と唐辛子をトッピングすると、麺の風味が変わり、更に楽しめる。

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スープは、豚骨、腕肉から動物系の出汁を採り、香味野菜で味を調える。まぜそばなので、返しが強い。動物系の出汁も感じるのだが、むしろ、返しの美味さで食べさせるタイプだ。しっかり混ぜて、麺にスープを吸い込ませると、非常に美味しい麺が出来上がる。

豚は、ばら肉。やや硬めの仕上がりだが、肉の旨味、脂の甘み、いずれも上手く表現されている。噛みしめると肉汁が口の中にジュワッと広がる。これは美味しい豚だ。 

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その他、ヤサイ、黄身、チーズが入る。

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いろいろな食べ方があると思うが、黄身は最初に潰した。そうすることで、麺がまろやかになり、スープも返しの尖がりがマイルドになる。
ヤサイは、増したため、量がある。しっかりスープに漬け、熟成して食べると、返しを吸い込み美味しいヤサイが出来上がる。

店内は、カウンターのみ。店員の接客も丁寧で、狭いながらも美味しく食べることができた。出色はBGM。秋葉原らしく、AKB系のアイドルソングがガンガン。二郎系の店で、この種のBGMは、初めて。驚いたが、場所柄をよく体現している。


茗荷谷で会議があったので、駅から近いこちらへ。地下へ階段で降りていく。

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カウンターもあったのだが、座敷が空いていたので座敷へ。メニューを見ると、いろいろ美味しそうな料理があり、頭を悩ます。しかし、女将が急かすので、考える余裕もない 笑。

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食べたのは、焼き魚定食 (クロムツ西京焼き) 860円。 

それほど時間もかからず、焼き魚以外にも、いろいろ小鉢のある膳が配される。

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メインの焼き魚は、クロムツの西京焼き。プリプリとした身で、粕の漬かりは浅いが、美味しい身だ。価格を考えると、コストパフォーマンスは高い。

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ご飯は、デフォルトでもしっかりした量。しかし、お代わり自由という文言を目にし、それを念頭にペース配分を計算する。

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味噌汁は、アサリ汁。アサリの出汁はそこそこ。女将が配膳のとき、味噌汁をこぼしていたのは頂けない。

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小鉢は、卯の花、トマト、漬物。卯の花は、あっさり味。漬物は、胡麻油に浸してあり、これが美味しい。この漬物だけで、バクバク行けた。

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で、予定通りお代わり。「どのくらいですか?」と、女将から質問されたので、年甲斐もなく、「大盛りで」と、答える。果して、大盛りのお代わりを頂くことができた。

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茗荷谷近辺は、まだ未開拓だが、いろいろ美味しい店がありそうだ。更に、いろいろ開拓していきたい。

 

日本橋堀留町の通りをずっと北進。清洲橋通りにぶつかる。その角にあるのが、こちら。割と入れ替わりの激しい場所で、「そら 曇天」があったのだが、その後、うどん店になり、再び「そら」が復活。

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まだ真新しい店内に入り、まずは券売機をチェック。

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食べたのは、台湾ラーメン 880円。 

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麺は、若干捻りの入った中細麺。玉子麺のような食感で、コリコリしている。風味の良い香港麺といった感じだ。小麦の香りは、そこそこ。不味くはないが、飛びぬけてもいない、安定した麺。

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スープは、予想と違った。台湾のスープは、基本的に紅焼+牛骨出汁。独特の風味なのだが、これは台湾のラーメンを解釈しているのではなく、名古屋発祥の台湾ラーメンを解釈しているようだ。なので、ひき肉とニラが入る。
ベースのスープは、豚骨と鶏がらから動物系の出汁を採る。ここまでであれば、普通の台湾ラーメンと変わらないのだが、鰹節、サバ節の風味が非常に強い。魚粉を入れている感じだ。これにパウダー状の唐辛子が入り、辛みを出す。辛み自体は、それほど強くないが、「魚辛」のベクトルで輪郭を上手く出している。

チャーシューは、存在しない。

その他、ひき肉餡、ニラ、白胡麻、メンマが入る。ニラの量は、表のサンプルよりかなり少なく、これは表示に偽りありという感じだ。ひき肉餡は、思ったほど辛くない。

店内はカウンターとテーブル席。カウンターは高さがあり、テーブル席の方が落ち着くだろう。

 

3月11日、忘れられない日である。この日、震災復興を願い、「二代目 にゃがにゃが亭」では、500円で2種類の中華そばを提供していた。

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食べたのは、中華そば さんま香油入り 震災復興祈願 500円。 

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麺は、捻りの入った中平麺。ピロピロした食感で、とても優しい。表面は柔らかめながら、芯に近づくとグッとコシを感じる秀逸な麺。自家製麺で、手作業で麺を切っている。手作業で麺きりをすると、機会製麺の3倍くらいの時間がかかるらしい。小麦の香りも上々で、とても美味しい。

スープは、鶏がらから動物系の出汁を採り、煮干し、鰹節などから魚介系の出汁を採る。返しは醤油ダレ。こちらも非常に優しい味わい。鶏清湯スープは滋味深く、飲み進めるにつれ、体の芯まで旨味が伝わってくる。
表面は、焼き秋刀魚の香油が浮き、非常に香りが良い。ラーメンのスープでありながら、体に負担を感じない、否かで味わう味噌汁のような感じだ。

チャーシューは、肩ロース。硬めの仕上がりだが、噛みしめるたびに肉の旨味が口の中に広がる。素朴な味わいながら、力強い。

その他、2種類のネギ、ほうれん草、ナルトが入る。

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店内は、カウンターのみ。静かで落ち着いた空間で、3月11日のことを思い出しながら、復興を祈り、美味しい中華そばを頂いた。

 

Twitterで超極太麺が出たという情報を得、早速こちらへ。

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前回の「辛」もよかったのだが、今回は基本メニューを頂いた。 

食べたのは、普通盛 (240g) ヤサイ+カラメ+アブラ 750円。

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麺は、捻りの入った超極太麺。店主が丁寧に茹で加減を見ながらベストの状態でサーヴしてくれる。果たして、出てきた麺は、若干硬めの僕好みの麺。重量感たっぷりで、割りばしなら箸がたわむだろう。小麦がギュッと詰まった感じの麺で、普通のスープなら絡みにくいだろうが、後述する濃厚スープなので、この麺でもバッチリ一体感がある。

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スープは、豚骨、腕肉から動物系の出汁をしっかりとったフルボディスープ。完全ド乳化スープで、「富士丸」も結構乳化タイプなのだが、その上を行く。「二郎 千住大橋」や「アカリケン」は、ここまで乳化していないので、これはよい個性を出せているスープだと言えるだろう。
アブラを足してみたのだが、アブラ自体にはそれほど甘みがない。結構あっさりしたアブラだ。

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豚は、大きくカットされたばら肉ロールが3枚。1枚はサービスだろうか?肉厚で、噛みしめるとジュワッと旨味が口の中に広がる。硬めなのだが、肉を噛みしめる喜びを感じることができる。

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その他、ヤサイが入る。今回は、珍しくヤサイを増してみた。前回普通盛を食べたのだが、割とこなせそうな気がしたからだ。「二郎 千住大橋」で感じる限界ギリギリのスリルを味わってみたくて、増してみた。そうしたら、ちょうど良い感じに。9割がた走り終えたところで、最後のひと頑張りという感じでよいプレッシャーが来る。心地よいチャレンジをすることができた。

今日は店主1人のオペレーション。真摯に麺とスープ、豚に向き合い、美味しいラーメンを出そうとする気迫を感じる。今日もとても美味しいラーメンだった。

 

今日は午後から弱い雨が続いていた。それが夜になり、次第に雨足を強める。こんな時は、なかなか遠出をする気にもならず、頼みの綱である「はしや」へ。

食べたのは、チキン南蛮丼 大盛 580円。 

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毎度毎度のサービス盛りだ。今日は、マカロニサラダが、やや下に埋まっていた。味玉はいつものようにピカピカで健在。しっかり茹でられた味玉だが、少しだけタルタルをつけると、更に味わいが増す。

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丼にした場合、キャベツの層は薄めになる。しかし、ご飯とカツの間に挟まれたキャベツを上手に蒸すには、このくらいの層の厚さがベストなのだろう。

肉は今日も非常によかった。580円でサーヴされる肉質とは思えない。肉厚ながら柔らかく、プリプリ。タルタルも相変わらず贅沢に盛ってくれる。

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味噌汁は、今日もウェルダン。完全に熟成された赤出汁である。中に入る小さな豆腐は、これ以上ないくらい味噌汁色に染まっている。カツとベストフィット。

人気店で、雨の夜であるにもかかわらず、ほぼ満席状態が続く。素晴らしいお店だ。 


数年ぶりに北千住の青葉へ。仕事がないとなかなか訪れる機会のない街なのだが、この日はちょうど会議が北千住で。会議が終了した後、近くだったので訪問した。マルイのレストラン街にある。

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店内は、広めのカウンターのみ。フランチャイズなので、サービスもフランチャイズっぽい。

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食べたのは、中華そば 730円。 

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麺は、捻りの入った中太麺。モチモチした食感で悪くはない。しかし、良くもない。言い換えれば、フランチャイズ独特の70点の麺。どこかで尖がって90点を目指そうという麺ではない。大成食品。

スープは、年々劣化している。豚骨、鶏がらから動物系の出汁を採り、煮干、サバ、鰹から魚介系の出汁を採るWスープ。美味しいスープなのだが、これだけではウリにならない。
まだ携帯電話にカメラがついていなかった頃、携帯電話にカメラがつき写真を撮れるということは大いにウリになった時代があった。しかし、今やあたりまえ。ガラケーやスマホで写真を撮れることは、当たり前の機能でしかない。
同様に、青葉のスープも、ラーメン屋としては、現在は当たり前のレベル。
そして、それが変わらない。変わらないということは劣化しているということだ。なぜならば、ライバルの多くは進化しているのだから。

チャーシューは、肩ロース。柔らかく仕上げてある。これも美味しいのだが、もっと美味しいチャーシューにいくらでも出会えるので、相対的に劣化している。

その他、メンマ、ネギ、ナルト、海苔が入る。途中で、柚子唐辛子を使ってみたのだが、なかなか美味しい。柚子の爽やかな香りと、唐辛子の辛みがスープの輪郭をクリアにする。

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1990年代のラーメン、2000年代のラーメン、それぞれに良いところはある。しかし、そのままでは、周囲が進化する以上、相対的に劣化する。今でも名店と言われる店が変わらないように見えるのは、変わらなく見えるように進化しているからだ。
少なくともライバル以上に進化し続けなければ、競争力を維持できない。ラーメン屋も消費財業界も、エレクトロニクス業界も、どこも同じだ。

 

1990年代、東京では背脂チャッチャ系が一世を風靡したという。僕がシカゴから東京へ来たのが1990年代の終わりなので、残念ながらその当時の様子は知らない。たまたま書籍で、背脂チャッチャ系の情報を得、その雰囲気を味わいたいと思い出かけた。

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まず券売機でチケットを購入。

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食べたのは、元らーめん ネギ多目 650円。

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麺は、捻りの入った中太麺。デフォルトで頼んだのだが、コリコリした食感で、コシのある麺が出てくる。スープの色が着いているのか、飴色の麺。小麦の香りはそこそこだが、このスープによく合った美味しい麺だ。駒形軒製麺所。

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スープは、豚骨、鶏がら、拳骨、モミジから動物系の出汁を採り、ニンニクなど香味野菜で味を調える。3日間煮込んで完成させるスープは、雑味を取り除いているので、意外にすっきり。現代のドロ系スープとは違う濃さを持つ。
返しの醤油ダレは結構強く、印象的。90年代のスープを基本としているので、2010年代に味わうと、単調なのかと思ったら、意外にいける。
表面は、背脂が覆う。甘みがあり、液体油と相まって、かなり濃いが、これがこのスープの特徴。脂肪分の塊だが、これは美味しい。

チャーシューは、ばら肉。硬めの仕上がりで、しっかり噛みしめるタイプだ。肉の旨味は、そこそこ。この辺は90年代のレベルなのだろう。

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その他、ネギ、メンマが入る。メンマは、濃い味付けで、硬めのもの。ネギは、シャキシャキ。

店内は、昭和の雰囲気を色濃く残す作り。

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蔵前という、下町の雰囲気によくフィットしている。この穏やかな空気は、それだけで癒される。よい空気を胸いっぱい吸い込み、元気が出た。

 

長野市温泉旅行2日目。昨日は「」で、美味しいラーメンを頂いたが、今日はこちら。さすがに3月になると、次第に暖かくなり、随分過ごしやすくなった。



まずハイテク券売機で、チケットを購入。



食べたのは、味噌富士ラーメン サービスチャーシュー 820円。



麺は、ほぼストレートの太麺。デフォルトで頼んだのだが、モチモチした食感。小麦感はそれほどない。二郎インスパイア系であるのだが、麺量は実は多くない。おそらく200gないだろう。でも、満腹になる。それは、後述するモヤシのせいだ。



スープは、豚骨から動物系の出汁を採り、香味野菜で味を調える。今日は、その後のスケジュールのため、ニンニクをトッピングしなかったのだが、その際、店員が「スープにもニンニクが入っていますが」と、確認をしていた。
ニンニクをトッピングしないと、かなり大人しめのスープになる。完全に乳化させたスープで、表面には小さな背脂も。返しの味噌は、あまりつよくない。醤油にしても味噌にしても、そんなに味は変わらないだろう。

チャーシューは、ばら肉スライス。サーヴ直前に炙ってくれるので、旨味が活性化している。サービスチャーシューで合計4枚。肉質自体はそれほど良いものではないが、なんとか美味しく提供しようと工夫を凝らしている。



その他、ヤサイ。二郎直系とは違い、キャベツは皆無。浅茹でのモヤシがぎゅうぎゅうに詰め込まれている。頂上にはネギ。それだけでは美味しくないので、一度取り皿へ移し、ニンニク醤油をかけ、馴染ませる。その後、徐々にラーメンに戻しながら、食べ進める。


麺1に対し、モヤシ2くらいで食べていくとちょうど良いバランス。だから、麺量が二郎系にしては少なくても、最終的には満腹になる。

店内はカウンターとテーブル席。テーブル席と言っても目の前に仕切りがあるので、カウンターのようなもの。カフェ風の雰囲気で、お洒落な感じだ。

 

この日も温泉三昧。軽井沢の別宅から向かったのだが、軽井沢も長野市も随分暖かくなってきた。東京と比較するとまだまだ寒いが、着実に春が近づいている。



まずは券売機で、選択。利尻昆布塩そばとか羅臼昆布塩そばとか、魅惑的なメニューもあったのだが、今日はこちらを選択。



食べたのは、枯本節中華そば 大盛 780円。 



麺は、ストレートの中太麺。デフォルトで頼んだのだが、コシもあり、何よりも噛みしめた瞬間、口の中に小麦の香りがブワッと広がる素晴らしい麺。麺肌もツルツルで、滑らかな食感。これはレベルが高い。ここしかないという茹で加減で、ベストの仕上がりで出てくる。



スープは、豚骨と鶏がらから動物系の出汁を採る。すっきりした見た目ながら、出汁は濃厚。これに、魚介系の出汁を合わせる。本枯節は、わざわざ小鍋で出汁を採ってくれる。



券売機横には、土佐節の段ボールが。



このクリアな動物系、魚介系を、醤油ダレで返すのだが、このバランスが素晴らしすぎる。出汁との一体感が素晴らしく、とてもまろやか。思わず、最後の一滴まで飲み干してしまった。

チャーシューは、大ぶりのロースが3枚。噛み応えがあり、噛みしめるたびに旨味が口の中に広がる。

その他、海苔、 ネギ、穂先メンマ、ホウレンソウが入る。穂先メンマは柔らかく、味わいもベスト。ホウレンソウは、うーん、スープに合わない。海苔の香りは素晴らしい。

店内はカウンターのみ。お洒落な雰囲気で、BGMも良い。とにかく美味しいラーメンで、長野市では、図抜けた存在だ。ここ最近レビューが多いのも大いに納得。

 

新宿でイベント。で、新宿三丁目へ。表通りはそうでもないのだが、路地に入ると、猥雑な雰囲気が残る。



店内はカウンターのみ。

食べたのは、希望軒ブラック 大盛 780円。



麺は、捻りの入った中太麺。プリプリの麺で、捻りがあるために、口の中で麺が躍る。小麦の香りは、そこそこ。麺単体で考えると、これは美味しい麺。しかし、加水率も高いし、なかなかスープと馴染みにくい。なので、全体のバランスはイマイチで、整合性の面で考えると、もう少し。

スープは、鶏がらから動物系の出汁を採る。若干、「新福菜館」っぽい感じもある。西日本の醤油のせいか、やや甘みも感じる。返しの醤油は、ド真っ黒。でも、「新福菜館」同様、そんなに濃くはない。

チャーシューは、ばら肉。トロトロ。柔らかい。肉の旨味は、まあそこそこなので、食感を楽しむのがよいだろう。

その他、ネギ、メンマ、モヤシが入る。卓上の海苔や、ニラキムチは入れ放題。関西のラーメンのデフォルトであるニラキムチを入れると、全く味が変わってしまうのだが、これはこれで美味しい。

店内は、カウンターとテーブル席。とはいえ、テーブル席もカウンターのような感じだ。売りは、笑顔で元気のある店ということなのだが、店員は覇気がなく疲れ切っている。大丈夫か?と思ったが、頑張って美味しいラーメンを提供し続けてほしい。 


昨年末以来の「大申」。なかなかの賑わい。ご近所のサラリーマンと思しき客層が、ひっきりなしに訪れていた。人気も定着したようだ。

今まで、赤や担担麺など辛系で攻めてきたので、今日は看板メニューを頂くことに。

食べたのは、大申淡麗鶏ラーメン 塩+大盛+ライス+餃子 1260円。



麺は、捻りの入った中細麺。赤の太平麺とは様相を異にする麺だ。太平麺はしっかりした噛み応えなのだが、こちらは後述する繊細なスープを持ち上げやすい、スープとの一体感を重視した麺。太平麺ほど小麦の香りを感じないが、十分に美味しい麺。大盛にしたので、量も十分満足できるレベル。

スープは、鶏がらから綺麗な清湯を採る。表面には鶏油が浮かぶ黄金スープ。返しは塩で、鶏出汁とのバランスが良く、鶏の旨味を上手に表現している。清湯でありながら、出汁のボディはしっかりしており、十分に旨味を感じる。
旨味が十分ありながら重くないので、ごくごく飲んでしまった。今日のスープは、完飲。

チャーシューは、鶏チャーシューを巻いたもので、中心にチーズ。どんな味かと思ったが、コクのあるチーズはトロトロで、上手く鶏チャーシューとマッチする。これは美味しい。鶏肉はプリプリ。噛みしめると、肉汁が口の中にほとばしる。

その他、ネギ、水菜、海苔、味玉が入る。海苔は大ぶりのもの。香りが良い。水菜は相当量入っているのだが、シャキシャキでスープを壊すこともない。味玉は、タレの染みも上々。

餃子は、手作り。餡には野菜の割合が多く、ニンニクも効いている。皮もモチモチ。小麦の扱いが、とても上手い。焼き加減も上々で、これは美味しい餃子だ。



ライスも甘みがあり、炊き加減もよい。餃子にベストフィット。

この店の一番の売りは、女将さん。ホスピタリティ抜群で、心地よく滞在させてくれる。目配り、気配りが利いていて、素晴らしい。楽しく、美味しい料理を頂いた。

 

仕事帰りに楽しみな一杯。しかし、「ますたに」に20年通ってきて、一番下振れの残念な一杯だった。



食べたのは、ラーメン大盛 麺硬め+辛いの多目+ライス普通 880円。 



最近、あちこちの店で経験しているが、地味に値上げされている。

麺は、捻りの入った細麺。「ますたに」から独立した「あかみ」と比べると、相当細い素麺のような麺。硬めで頼んだので、コリコリした食感だ。小麦の香りは、まあそこそこ。この20年の麺のレベルの向上を考えれば、オールドファッションな麺だが、それはそれで懐かしい。



スープは、鶏がらから動物系の出汁を採り、これに唐辛子、背脂を加える。今回の下振れの原因は、スープ、鶏がらが全然出ていない。醤油唐辛子のお湯割りを飲んでいるような感じだ。
多くのラーメン屋が原材料費の高騰に苦しむ中、他店ではチャーシューが小さくなったりと、いろいろあるが、ガラを減らせば、スープの味は大きく損なわれる。返しや背脂は相変わらず美味しいのだが、それだけに出汁の弱さが際立ってしまう。

チャーシューは、肩ロースが数枚。こちらは、相変わらずの出来。まあ、これが「ますたに」のチャーシューだ。

その他、ネギ、メンマが入る。

なぜか今日の客層は女性客が多かった。女性雑誌か何かでプロモーションされたのであろうか。まさか女性向けにライトな仕上がりと考えたわけではないだろうが、スープの弱さは残念。次回に期待したい。

 

Twitterからプロモーションがかかった。3月一杯は、Web限定でらーめん並or中が500円。(http://asakusa-kurumeya.net/coupon.html
なので、早速出かけてみる。開店早々入店したこともあるのかもしれないが、前客0、後客0。うーん、浅草の好条件にしては厳しい。なんとか、このプロモーションの効果が出てくれるとよいのだが。



で、券売機では「Web」を選ぶ。クーポンの画面を店員に見せてオーダー。

食べたのは、Web限定 らーめん 中 味濃いめ+麺硬め 500円。 

着席後、おしぼりで手をふき、早速茹で玉子へ。殻を剥きながら待つのだが、調理に時間はかからない。殻を剥いたくらいで、目の前にラーメンがサーヴされる。



麺は、ストレートの中細麺。コリコリした食感。中盛までサービスなので中盛でオーダーしたのだが、なかなかの麺量。硬めで頼んだので、コリコリした食感。小麦の香りも、そこそこ。

スープは、豚骨、豚頭を煮出す。豚骨は髄まで煮出し、スープを飲み終わった後は、丼底に髄がたまる。呼び戻しで重厚さを出す、久留米伝統のスープ。濃厚だがくどくないスープで、とても美味しい。


チャーシューは、肩ロースの超薄いスライスが4枚。旨味は抜けていて、チャーシュー自体に味は残っていない。しかし、スープに浸すと、上手くスープを吸い上げ、そこそこのチャーシューになる。

その他、ネギ、海苔、揚げラード。揚げラードはカリカリで、風味もよい。そして、茹で玉子。食べ放題なので、たくさん食べたのだが、ラーメンが出来上がるのも早く、毎回2個でおさまる。まあ、このくらいが適量か 笑。

久留米らしさを感じたのがBGM。なんと、チェッカーズ!素晴らしい久留米愛だ。

 

日本橋堀留町、日本橋人形町、水天宮界隈は、もう10年以上、軽井沢にある別宅に離れている時以外は、滞在している。なので、勝手知ったるところではあるが、「キラク」VS「そよいち」の問題はつゆ知らず。ミシュランにノミネートされたという話を聞いたあたりから、「あっ!キラクの厨房の!」と思っていた。

で、とうとう時間を見つけることができ、訪問。



白木のカウンターで、「キラク」と比べると、席の間隔が広くゆったりと座れる空間。厨房を眺めると、不機嫌そうなおばちゃんは相変わらず 笑。もっとも、僕は幸いなことに、先代の振るうフライパンを味わうことができた最後の世代だった。

食べたのは、ビーフカツ 1800円。



ビーフカツは、小ぶりのものが2セット。「キラク」時代はもっとレアだったが、おばちゃんの揚げは、ミディアムレア。しかし、これでも十分に美味しい。外側は牛肉の歯ごたえを感じ、中はグミグミっとした感じ。噛みしめると、腔内に肉汁がほとばしり、甘みを感じる。
その瞬間に、ライスを頬張ると、この上ない幸せを感じる。



ライスは、小盛り。しかし、問題ない。お代わり自由だからだ。この盛りで、まず1セット目のビーフカツをやっつける。そこで、お代わりをオーダーすると、「結構食べるね!」という感じで、お代わりの量が増える。
今回は、一皿目の1.5倍くらいのライスがお代わりで届き、非常に良い感じで、存分にライスを楽しむことができた。

付け合せは、キャベツとマカロニサラダ。マカロニサラダは、かなり薄味。これは完全に「はしや」に軍配が上がる。味が薄いと、小麦粉を食べている感じしかしない。



そして、豚汁。かなりウェルダンな仕上がりで、豚肉などはカチカチ。しかし、この煮詰められた時間の経った豚汁も、「キラク」ならぬ「そよいち」の豚汁 笑。

店舗が新しいだけあって、広々としている。ただ、「キラク」と「そよいち」のどちらが美味しいかは、後日「キラク」を訪ね、判断したい。

 

芝浦での会議を終わらせた後、銀座へ移動。当初は、串カツを食べる予定だったのだが、あまりにも寒い。ということで温かいものが欲しくなり、急遽ラーメンへ変更。で、でかけたのがこちら。



なんだ!この通りは!一つのブロックにラーメン店がひしめき合っている。数軒ごとにラーメン店があるという凄い立地だ。早速入店し、レジで注文する。

食べたのは、からぼん 粉落とし+しそごはん 930円。



麺は、ストレートの細麺。粉落としで頼んだのだが、今日の麺はイマイチ。まず小麦感が少ない。そして、一番の、問題は、じゃんがら特有のコリコリ感がないことだ。
今から20年近く前、シカゴから東京へ来て、じゃんがらを食べた。その時驚いたのが、この麺だ。シカゴにもラーメン屋はあるものの、いずれも業務用の麺を茹ですぎていて、コシも何もあったものではなかった。しれが、東京で出会ったじゃんがらの麺は、驚きのコリコリ麺。
その当時と比較すると、ずいぶん麺のレベルが落ちているように感じる。

スープは、相変わらず濃厚。豚骨からしっかりと髄まで出汁を採り、旨味は十分である。からぼんの辛みも良好で、ちょうど良い辛さだ。

チャーシューは、ばら肉。肉の旨味自体があまりなく、じゃんがらのチャーシューはいろいろ変遷しているが、現在のチャーシューは、イマイチ。

その他、茹でキャベツ、ネギ、キクラゲが入る。さらに、卓上のすり胡麻、辛し高菜を大量に加える。これを混ぜ合わせ食べると、僕オリジナルの美味しいからぼんが出来上がる。

しそごはんは、辛いスープとよく合う。これは、20年近く変わらず美味しい。 



人気は高く、近くのサラリーマンがひっきりなしに入ってきている。さすが安定した人気だ。僕も20年近くのファン。これからも変わらず美味しいラーメンを提供してほしい。

 

千住大橋で助手をしていた経験を持つ店主。千住大橋によく通っている僕としては、期待が高まる。吉祥寺から移転してきた店舗は、西新井。



店内に入ると、湿度が非常に高い。スープをしっかり採っていたからだろうか。券売機でチケットを購入し、オーダー。

食べたのは、辛普通盛(240g)辛さレベル3+アブラ 800円。 



麺は、ほぼストレートの極太麺。小麦がギュッと詰まった感じの重量感のある麺だ。重量感の割に小麦の香りは弱いのだが、箸から伝わるその重みに、インスパイア独自のこだわりを感じる。


スープを吸い、絡まるタイプではなく、結構独立派。しかし、後述するスープが、かなりフルボディで力があるので、麺自体の絡む力が弱くても、結構一体感はある。
デフォルトで結構硬めの仕上がり。僕はこういう麺が好きだ。千住大橋とは、かなりベクトルを変えてきた麺。

スープは、豚骨、豚肉から動物系の出汁を採り、香味野菜で味を調える。しっかり煮出されたド乳化のタイプ。これに独特の風味がある香辛料を加える。単純な唐辛子ではなく、ハバネロペーストっぽい仕上がり。
辛普通盛のデフォルトは、辛さレベル2。今回はレベル3にしたが、結構な辛さ。僕は辛さ耐性が高いので大丈夫だが、普通の人には相当辛い辛さだろう。
香味野菜は、デフォルトでニンニクが相当入っている。なので、ニンニクをトッピングしなくても、スープだけで十分にニンニクを摂取できる。

豚は、見事な厚さの豚。重量級だ。ばら肉ロールタイプで、硬めのタイプ。しかし、噛みしめるとジュワッと口の中に肉汁がほとばしる。最近の二郎直系でパサ豚が多いことを考えると、レベルが高いと言える。



その他、ヤサイは結構キャベツ比率が高い。ロットごとにヤサイを茹でるので、フレッシュなヤサイ。

店内は、広めのカウンター席のみ。店主は茹で加減も真剣にチェックしていて、真面目にラーメンに取り組んでいる姿勢がみられる。新しく美味しい店を発見し、嬉しい気持ちで店を後にした。

 

前回の衝撃的味噌との出会いから10日。再び夜の「ろく月」へ。



さすがの人気、店内に並びが発生している。前回夜限定の味噌を頂いたので、今日は基本の豚骨でいくことにした。



食べたのは、らーめん 680円。 



麺は、ストレートの細麺。デフォルトで頼んだのだが、コリコリとした食感の小麦の香る麺が出てくる。最初、若干かん水臭さが残っていたが、次第にそれも薄れていった。せっかく美味しい麺でも、茹での処理が下手だと台無しになる。今回はギリギリ大丈夫だった。

スープは、本当に丁寧な作り。豚骨を何度も煮出し、落ち着かせ、煮出し、落ち着かせる。この混じり気のない素晴らしい出汁を、昆布やアサリ、干しシイタケ、スルメなど旨味を抽出した4種類の丸大豆醤油で返す。 ファーストコンタクトからグッと引きがある。それが化学調味料の力ではなく、出汁を研ぎ澄ませた力で引き付ける。素晴らしいスープだ。
卓上にある胡麻や柚子胡椒を試してみたが、不要。純粋にスープだけを楽しむのが、一番美味しく頂ける方法だ。

チャーシューは、ばら肉ロールタイプ。厚めの切り口。若干硬めだが、噛みしめるたびに肉汁が口の中にほとばしる。肉それ自体の旨味を最大限引き出している、秀逸なチャーシュー。



その他、キクラゲ、ネギ、海苔が入る。ネギは厚切りで、一つひとつに存在感がある。

素晴らしいラーメンを丁寧な作りで提供する素晴らしい店。ただ、丁寧であるということはどうしても時間がかかる。効率的なオペレーションをしている他店と比べると、作業は遅い。だから、客をずいぶん待たせる。
店主もそれをわかっていて、毎回「大変お待たせしました」と客に詫びている。この辺は、店主のこだわりであり、譲れないところなのだろう。そのこだわりたるや、良いと僕は思う。だから、時間があるときに、この店は訪れたい。

 

前回の訪問から間が開いてしまった。新年、初千住大橋。冬も終わりを迎えつつあり、次第に暖かくなってきている。開店数分前で、ファーストロット4番目。



食べたのは、小 脂少な目 700円。 



直系の新橋、富士丸などのインスパイア系では脂を増すのに、千住大橋では脂少な目。この辺りが、僕のこだわりだ。というのも、デフォルトでは、液体油層が結構厚く、これはこれで美味しいのだが、スープを飲み始めてしばらくの間、油だけになってしまうからだ。
脂少な目にしても、直系他店のデフォルトくらい脂は入っており、液体油層が薄くなるため、豚とFZのスープをダイレクトに味わいやすくなる。 

麺は、ストレートの太麺。極太の麺を出すインスパイア系が増えている中、相対的に細い直系の麺は、太麺レベルだ。この2年くらいデロ化が進行していた千住大橋だが、今日の麺は、標準的。デロではなく、しかし、スープを良く吸い、褐色に変化している。小麦の香りも上々で、さすが千住大橋、美味しい麺だ。



スープは、FZ醤油がしっかり出ている、直系の中でもカラメのスープ。だから、カラメにする必要はない。これだけ辛いと醤油の味だけで塗りつぶされそうなスープだが、その強い醤油に対抗するだけの動物系の出汁がある。これが千住大橋の魅力だ。
ボディのしっかりしたスープがあり、それを麺が吸い上げ、渾然一体とすることに、千住大橋の素晴らしさがある。表面の小さな背脂もアクセントになり、旨味を増している。

豚は、2切れ。ひとつは、ホロホロの当たり豚。もうひとつはパサ気味のツナ系豚。昨年末あたりは、イマイチな豚に当たることが多かったが、上振れ傾向。



その他、ヤサイが入る。やはり千住大橋のヤサイは美味しい。臭みもなく新鮮で、茹でたてのヤサイを楽しむことができる。

いつもBGMはFM。今日は癒し系の音楽が流れていて、心地よく二郎を頂くことができた。 


若干雨が残る中、入谷の交差点から稲荷町方面へ。しばらく行くと右手に、こちらのお店が。インスパイア系としては、ベテランの部類だろう。



券売機で、味噌を選択。



食べたのは、味噌ラーメン 麺硬め+アブラ 730円。 



麺は、捻りの入った極太平麺。硬めで頼んだのだが、ゴワゴワ麺が出てきて、これをワシワシ喰らう感じだ。小麦の香りも、そこそこ。相変わらず美味しい麺である。



スープは、豚骨から動物系の出汁を採り、香味野菜で味を調える。返しの味噌は、ノーマルでオーダーしたので、それほど濃くない。卓上の唐辛子と豆板醤で味を調整する。この豆板醤が意外に美味しい。
表面は液体油で覆われている。脂増しにしたのだが、油増しになったか?
絶対的に残念なのは、スープがとにかく温いこと。どうもインスパイア系に行くと、たまにこういうことがある。温いスープは、美味しくない。熱く出すものは、ちゃんと熱く出さないと。

豚は、ばら肉。豚と呼べるほどの大きさではなく、随分こじんまりとしてしまった。以前は、もっと豚らしい豚を出してくれていたのだが。



その他、ヤサイが入る。クタ系で、デフォルトでも結構な量。トップには、刻み玉ねぎが。ただ、ヤサイも茹でてから時間が経っているからか、あまり風味はよくない。

店主は、ワンオペ。とても腰が低く、丁寧な接客。それはもちろんよいのだが、スープをちゃんと温めて提供してほしい。

 

東日本大震災後、一時茗荷谷近辺で仕事をすることが多かった。そのため、こちらにもよくお世話になっていた。久しぶりに茗荷谷へ出かけたところ、何かおかしい。



「牛丼太郎」だったのが「〇丼太郎」になっていて、「牛」の文字が消されているのだ。おかしいと思って調べてみたところ、経営母体が変わっていた。
http://rocketnews24.com/2013/04/22/320447/) 
内装は、依然と全然変わっていない。カウンターだけの武骨な作り。



食べたのは、牛丼 並 つゆだく 270円。



牛丼大手三社と比較して、肉質は遜色なく、やや硬めながら、十分食べられるもの。特徴は味付けで、かなりストレートに醤油を効かせてくる。味醂などで甘めの味付けにするところ、基本的に薄味なところ、大手にはいろいろあるが、こちらの味つけはストレート。辛目だ。
汗をかいたブルーワーカーが、ご飯をモリモリ食べられそうな味付けで、肉がなくてもタレだけでガンガン行ける。

味噌汁も濃いめの塩分高めの味付け。でも、これでよい。僕も汗をかかなければ!身体を動かさないと!そう思わせてくれる料理。なんだか元気が出てくる。



この10年、牛丼業界は、低価格競争を仕掛け合い、消耗戦を繰り返してきた。その波にのまれたのが、「牛丼太郎」だ。しかし、名前は変わろうとも、往年の味を失ってはいない。残った貴重な2店舗のひとつとして、末永く頑張ってほしい。

 

今日はギリギリまで仕事。ということで、晩ご飯を優雅に食べる時間もない。そういう時は、日本橋から近いこちらで、ささっと食事。サーヴまでの時間も短く、さっと食べられるので、本当に重宝する。

券売機でいろいろ目移りしたのだが、やはり王道のこちらを注文。

食べたのは、チキン南蛮丼 大盛 580円。



カツは胸肉だが、しっとり仕上げてあり、とても美味しい。これに大サービスのタルタルソース。絶対足りなくならない大ボリュームだ。



サイドには、本当に絶品のマカロニサラダと味玉が鎮座する。今日、マカロニサラダを別皿で追加注文していた客がいたが、その気持ちはよくわかる。通常の皿にマカロニサラダはついている。でも、美味しいので、更に追加注文!その通り!お土産をやっているので、僕も次回から、お土産で持って帰ろうと思う。



また冬でも冷たい麦茶なのがよい。というのも、熱々の揚げたてカツを食べるので、真冬でも体の芯から温まる。なので、冷たい麦茶でないと汗をかいてしまうからだ。そういう心配りも素晴らしい。

どんなに仕事で忙しくても、「はしや」に来て、お腹いっぱいになり、エネルギーを注入して仕事に戻る。素晴らしい料理を今日も堪能できた。 


次の海外出張が入り、プロジェクトメンバーで、詳細を検討することになった。そこで、東京大学から近い、こちらで検討することに。

店に入ると驚くのだが、とにかく狭い。小さな席と小さなテーブル。2,3皿の料理を置くと、もはやスペースがない。うーん、店選びを間違えたか。

で、今回は焼鳥コースをオーダー。皿を矢継ぎ早に持ってきて、「早く食べろ!」と、ブロイラー状態。1時間15分くらいの間に、コース全部を出された。

最初は前菜。カボチャのポタージュとササミの胡麻和え。カボチャのポタージュは、甘く濃厚な味わい。



次に、サラダ。半熟卵のシーザーサラダだ。



そして、レバーパテ。パテは2種類。臭みもなく、ワインに合いそうな感じだ。



ここから、焼き物。まず、ササミ。しっとりしていて、上手く焼いている。



はつ。新鮮なのでプリプリ。その弾力がたまらない。



つくね。炭火の香りとのマリアージュが素晴らしい。



京鴨。脂も美味しい。肉がギュッと詰まっていて、旨味が濃厚だ。



せせり。プリプリしていて、噛みしめるたびに、肉汁が腔内にほとばしる。


〆のご飯。今回は、鶏出汁の梅茶漬け。鶏のコラーゲンがたっぷりのスープは美味しかった。



皿自体はいずれも美味しいのだが、今回はとにかく急かされて、味わうどころではなかった。厨房のレベルは高いが、ホールはイマイチ。人気店なのは分かるが、客を詰め込み過ぎだ。
まあ、今回の目的は、ミーティング。美味しい料理をつまみながら、プロジェクトの意思決定はきっちりなされたので、よかった。

 

この日は、朝からゴルフ。昨日雨が降ったため、コースコンディションはそれほどよくない。しかし、そのためか、コースが空いていて、のんびりとラウンドができた。で、ゴルフの帰りに軽く食事をしようと考え、訪れたのがこちら。



開店記念のチラシで割引券を頂いていたので、それを使うことにした。

食べたのは、特みそこってりらーめん 割引券 500円。



麺は、捻りの入った中太麺。デフォルトで頼んだのだが、モチモチとした食感で、やや硬めの麺が出てくる。麺の茹で加減というのは難しいものだが、今日の麺はやや浅茹で。なので、小麦の香りを十分に開花させることができず、ポテンシャルを十分には発揮できていない様子だ。

スープは、豚骨、鶏がらから動物系の出汁を採る。最初の印象は、出汁がぼやけている、だ。前回訪問した開店日は、動物系の出汁がしっかり出て、フルボディスープだったのだが、今日は返しの味噌ばかりが目立つイマイチなスープ。なので、唐辛子と山椒で、カスタマイズしてみる。



しかし、スープがしっかりしていないので、香辛料に簡単に左右されてしまう。結局、味噌、唐辛子、山椒に翻弄されるスープとなってしまった。

チャーシューは、ばら肉、ロールタイプ。こちらも、前回からレベルダウン。肉の旨味が抜けており、柔らかいだけのチャーシューになっている。

その他、茹で玉子、モヤシ、コーン、海苔が入る。茹で玉子は半熟なのだが、単なる茹で玉子。なぜ、味玉ではないのだろうか?海苔は、前回同様風味が良かった。 

もっとも、厨房からは元気な挨拶が飛び交い、接客はしっかりしている。まだ割引券も残っていることだし、次回に期待したい。

 

東京は雪の予報だったこの日。結局、一時的に雪が降ったものの、大半は小雨。その雨も上がりそうな中、こちらへ。ガード下の店で、店名がない。何しろ、無銘なのだから。



店内に入り、券売機でチケットを購入。前回、看板メニューの熟成練り醤油らーめんを試したので、今回はこちら。

食べたのは、塩らーめん トリュフオイルがけ 大盛+サービス味玉 750円。



麺は、ストレートの太平麺。デフォルトで頼んだのだが、しっかりとコシのある存在感のある麺が出てくる。


今回の茹で加減はやや浅めで、ゴワゴワ感が残るが、それでも、とても美味しい麺だ。噛みしめると、口の中に小麦の香りが広がり、上質な小麦を使っていることが窺える。無料の大盛で240g。食べごたえも十分だ。関谷城南食品製。

スープは、鶏がらをしっかり煮出して動物系の出汁を採る。コラーゲンたっぷりのプルボディスープ。しかし、丁寧に処理されているため、フルボディでありながらも余計な重さがない。これにジャガイモ、タマネギ、青ネギなどのヤサイを加え、味を調える。
ジャガイモ感が結構前面に出ているが、丁寧に裏ごしされているため、ざらつき感はない。返しの塩は薄めだが、スープから十分に旨味が出ているので、このバランスで十分だと思う。

チャーシューは、ばら肉。とても柔らかく、また、素材の旨味を上手に引き出していて、タレではなく、肉の旨味で食べさせるチャーシューだ。

その他、ベビーリーフを中心としたサラダが入る。


最初は、ラーメンにサラダ?という感じだが、これが意外にあう 笑。ルッコラも入るこのサラダには、揚げエシャロット、トリュフオイルがかかる。トリュフオイルは、ちゃんとその香りを醸し出し、十分にトリュフオイルがけサラダになっている。
このサラダとスープの相性はよい。スープがポタージュなので、かなり洋風に寄っているが、その中で上手くまとまっている。

店内はカウンターのみ。店主は一見、愛想なさそうに見えるが、真剣に真摯に調理と接客に取り組んでいる。 


この日は東京でも雪が降るという予報だったが、長野はまさに雪景色。



もっとも、気温が高いので、積りはするが、すぐに溶ける。雪なので、あまり遠くへ出かけるわけにもいかず、長野駅到着後、まっすぐこちらへ。雪を払いながら、入店。



食べたのは、ランチ (カキフライ+鶏の醤油焼き) ご飯大盛 850円。 



山間部に位置する長野市において、魚介類はプレミアムな食材。なので、価格の割に、その品質は期待できない。今回のカキフライも都心部で食べる牡蠣と比べると、相当落ちる。



鶏の醤油焼きは、醤油があまり前に出てこないあっさりタイプ。しかし、プリプリで肉の旨味がしっかり保持されている。付け合せのマカロニサラダは、結構あっさりしていて、日本橋堀留町「はしや」のマカロニサラダには、到底及ばない。



小鉢は、山芋マグロ。これは嬉しい。マグロは漬けで、そのままの味付けで、十分ご飯に合う。マグロにやや筋が多いのは、ご愛嬌だ。



ご飯は、大盛。美味しい長野米で、長野が新潟と並び、素晴らしい米どころであることが窺える。

安い食堂と、まがりにも茶寮を別けるのは、味噌汁の出来だ。しっかりと出汁を採られた味噌汁は、本当に美味しいし、ホッとする。

唯一、イマイチなのは、サラダ。喫茶店で出されるようなサラダで、美味しくない。

しかし、雪の中、暖かい美味しい料理を食べると、体の芯から元気になる。本当にありがたい料理だった。

 

2014年の二郎納めが、新橋店だったのだが、2015年の二郎始めも、新橋店。インスパイアや富士丸には、ちょこちょこ出かけていたのだが、直系訪問は意外に遅くなった。


小雨降る中、入店すると、ちょうどラスト1席残っていた。食券をカウンターに置いた後、ありえない早さでコール。これは、見込みで茹でていたな!

食べたのは、ラーメン アブラ 700円。 



麺は、ストレートの極太麺。見込みで茹でていた割には、ちょうど良い茹で上がり。極太麺でありながら、芯が残ることもなく、表面はモチモチしている。小麦の香りも、そこそこ。ただ、今日はイマイチ麺量が少ない。そのため、天地返しも楽だったし、イージーな挑戦となった。



スープは、豚骨から動物系の出汁を採り、香味野菜で味を調える。直系他店と比較すると、やや動物系の出汁が弱い。一方、返しはデフォルトでも存在感があり、カラメの必要はない。
乳化傾向が強いと思っていた新橋だが、今日のスープは、微乳化。その分、返しがストレートに感じられた。

豚は、小ぶりのスライス豚が3枚程度。前回、夕方に訪問した際は、5,6枚入っていたので、こちらも少ない。もっとも、この量がデフォルトであり、前回は年末のお歳暮だったのかもしれない 笑。



その他、ヤサイが入る。ヤサイはキャベツの割合が高いのだが、芯の部分の硬めのものも多い。

店内は、近辺のサラリーマンでにぎわっている。客層がジロリアンっぽくないが、これはこれで新橋らしさを感じる。今日はライトな二郎をカジュアルに味わった。

 

この1,2年で、浅草橋はあっという間にラーメン激戦区になった。激戦エリアには何度も足を運んでいたが、今日は、ちょっと離れたこちらへ。



夜に伺ったので、夜限定をGET。

食べたのは、濃厚豚骨味噌 800円。



麺は、ストレートの中太麺。デフォルトで頼んだのだが、ツルツルした食感で、しかし、スープとの絡みが非常に良い麺が出てくる。小麦の香りも十分で、これは最高レベルの麺だ。後述するスープとのバランスが非常によく、麺のしなやかさを腔内で感じることができる。



スープは、豚骨から動物系の出汁を採り、白味噌で返す。このスープも出色。濃厚なのだが、くどくない。調理過程を見ていても、豚骨スープを丁寧に煮出し、雑味を取り除いていることが分かる。
得てして、こういう濃厚スープは、脂が濃いことが多いのだが、このスープは、旨味が濃い。このスープと、味噌、野菜を中華鍋で炒め、ポタージュのような濃さのスープを作り出す。

チャーシューは、存在しない。

野菜炒めは、人参、玉ねぎ、ひき肉をベースにする。これに白髪ネギ、青ネギの途中の部分、根元の部分と、いろいろなネギで彩る。更に、糸唐辛子、ローストトマトが加わる。



ゴマ油とブラックペッパーで味付けされていて、ローストされていることから、グルタミン酸の旨味が存分に出ている。すごい存在感のトマトだ。
味噌ラーメンにトマトが合うことは、「マタドール」で知っていたが、これは驚きの組み合わせ。

立地条件は必ずしも良いとは言えないが、人気の店で満席状態がずっと続いていた。次回は、基本の豚骨を試してみたい。

 

今日は、午前中に東京駅で会議。で、午後は本郷で会議。ということで、ランチは御徒町を経由することにした。上野・御徒町には、いろいろな選択肢があるのだが、今日は久しぶりにこちら。



相変わらず、大人気。食べ終わった後、店を出ると行列ができている。僕が入った時は、たまたまエアポケットのように空いていて、カウンター最後の1席をGETできた。

そして、メニューを見上げる。ロースかつ定食 700円は素晴らしいのだが、いつでも食べられるので、冬季限定のこちらを注文。



食べたのは、カキフライ定食 900円。 



オーダー後10分ほどで、目の前に。

カキフライの後ろにそびえるキャベツは結構量が多い。とんかつソースをかけながら、配分を考える。味噌汁は、シジミの味噌汁。シジミの出汁が良く出ていて、900円の定食の味噌汁とは思えない、出色の出来。お新香は、最後の調整用にとっておこう。

では、カキフライから。 



カキフライの中には、小粒のものを寄せて大ぶりにする方法もあるが、「山家」のカキフライは、大ぶりのものを一つで揚げる。ジューシーで噛みしめると、口の中に肉汁がほとばしる。
タルタルソースと、辛子がトッピングされるが、辛子は不要。そして、タルタルソースも申し訳程度の量なので、すべてに行き渡らせることは難しい。そこで、今回の戦略を検討する。

カキフライは、全部で5個。なので、2.5個をタルタルで、残りの2.5個を醤油で行くことにした。半分の2.5個で考えると、タルタルをかなり贅沢につけることができる。うん。美味しい。
3個目のカキには、タルタルが申し訳程度にしか残らなかったので、醤油を少々。タルタルと醤油の相性も悪くない。これも絶品。
後半戦は醤油で、和風にチェンジ。あっさりとした風味に変わり、磯の香りも活きてきて、これはなかなかヒットした戦略だった。

ご飯は、デフォルトで大盛。お椀の水平面を超えている部分を、最初の2個でこなすことにする。タルタルの油分の引きもあり、難なくクリア。その後、キャベツや味噌汁で調整をしながら、後半戦へ。お椀の中のご飯の量は、なかなか推計しがたいのだが、ちょうど良いバランスでフィニッシュを迎えた。 



900円で、お腹も心も大満足。軽い足取りで、春日通りの坂を上り、本郷へ向かった。

 

冬の東京は天気は良いのだが、北風が強い。そんな中、日本橋から散歩がてら浅草へ。目的地は、こちら。



店内の券売機で、チケットを購入後、カスタマイズオーダーしようとして、一瞬戸惑う。



数字のカスタマイズオーダーではなく、シンプルに「アブラ、ニンニク、……」となっている。ということで、それに倣い、オーダー。

食べたのは、ぶんすけ裏 アブラ 750円。 



麺は、捻りの入った極太麺。浅草開化楼が得意とするゴワゴワ麺で、小麦の香りも十分。デフォルトで、硬めの仕上がり。最後まで、ダレることがない。 まさに二郎系のために生まれてきたような麺だ。麺量も多く、250g程度はあるだろうか。十分満足できる麺だった。



スープは、豚骨から動物系の出汁を採り、香味野菜で味を調える。何よりも特徴的なのが、返しの濃さ。かなりショッパ目の仕上がりで、千住大橋と肩を並べるくらいのカラさ。カスタマイズオーダーに、「カラメ」が入っていないのも頷ける。
非乳化のスープで、表面には液体油と背脂が浮く。かなり辛めのスープなので、スープを直接飲むよりも、麺にスープをかけながら食べるスタイルが、ちょうど良い。

豚は、小ぶりのものが2つ。ひとつは、脂部分が多く、タレがかなり染みたしょっぱいもの。もう一つは、ツナ感のあるパサ豚。今日唯一残念だったのが、この豚だ。当たった時には、柔らかい肉汁あふれる豚になるので、次回に期待したい。



その他、ヤサイと味玉が入る。ヤサイはデフォルトでかなりの量。キャベツも意外に入っている。シャキヤサイなので、しばらくスープに埋めておくとよい。強い返しを吸って、とても美味しく仕上がる。

味玉は、完熟。ランチタイムはサービスされる。箸休めにちょうど良い。



そして、今日の出色は、BGM。NHKの「のど自慢大会」がずっと流れていて、一瞬「ここは本当に東京なのか?」と感じるほど、ゆったりしたローカルな空気が流れる。しかもAMラジオ。たまらない。のんびりと穏やかな気持ちで、ゆったりとラーメンを楽しむことができた。


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