Chris MacArthur, The Well-known Gourmet Scholar

I have always enjoyed sharing my enthusiasm for ramen and good cuisine with others. It gives me a big thrill when my sharing leads to someone trying something new or developing an interest for ramen or good cuisine.

2015年11月

小雨が降り、随分寒さを感じるようになった中、恵比寿から急な坂を下り、中目黒へ。目黒川を越えて、すぐのところにある。

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食べたのは、羅麺 細麺+サービス味玉 750円。 

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麺は、ストレートの中細麺。デフォルトで頼んだのだが、若干ボソボソした感じの麺。これは、全粒粉を使用し、粒感がしっかりと残っているからだろう。スープの粘度が高いため、スープとの絡みは良好。小麦の香りはそこそこだが、存在感のある面白い麺だ。

スープは、豚骨、豚足、モミジから動物系の出汁を採り、煮干、昆布から魚介系の出汁を採る。これを醤油ダレで返す、もうお馴染みの味。豚足、モミジでしっかりと粘度を出しているため、麺とスープの絡みは良い。トッピングの味噌ひき肉、生姜がしっかりと味の深みを出しており、香りもよい。

チャーシューは、大ぶりのロース。素材の味を上手く引き出しており、なかなかの味。

その他、海苔、メンマ、味玉、ネギ、味噌ひき肉が入る。海苔も香りのよい上質なもの。メンマは太メンマ。味噌ひき肉には刻み玉ねぎが練り込んであり、タマネギの甘みも豊潤だ。

店内はカウンターとテーブル席。本町二丁目の「室壱羅麺」と比較すると、若者向けのお洒落な作り。

 

師走も近づいてきて、徐々にせわしなさを感じる上野で、ほっこりしにこちらへ。

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食べたのは、カキフライ定食 950円。 

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定食の内容は、カキフライ+キャベツ+ご飯+味噌汁+漬物。

カキフライは6個。レギュラーのとんかつと比較して、その容積が小さいからか、相対的にキャベツの量が多くなっている。タルタルソースがつくのだが、量が少なく、少な目に使用しても3個分でタルタルはなくなる。なので、後半はソースでフライを楽しむ。店もそれを見越しているようで、タルタルの反対側には、辛子がついている。

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カキフライは、その容積がとんかつと比較すると小さいので、ご飯とのプロジェクトマネジメントに気を使うことになる。カキフライ1個につき、やや多めにご飯を消費していかなければ、最後に、ご飯が余ることになる。
今回は、最後一口分を漬物用に残し、なかなかの按配でプロジェクトを終了することができた。 

味噌汁は、蜆の味噌汁なのだが、あまり出汁が出ていない。950円で多くを望むことはできないが、依然と比較すると、ややグレードダウン。

今日は、元気なお姉さんがおらず、シニアスタッフ。次回は、お姉さんの元気な接客を楽しみにしたい。 


長野市の温泉で湯治。軽井沢ではすでに雪が積もっていたのだが、長野市もグッと冷え込んできている。そんな中、駅前のこちらへ。

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食べたのは、石臼味噌 750円。 

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カウンターにあったお品書きを見て、思わず注文。麺が変わるらしい。

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麺は、若干捻りの入った極太麺。長野県産小麦を石臼でじっくり挽いたらしいのだが、弾力がありもっちりしたコシのしっかりした麺が出てくる。太さでは、若干「二郎」に似たところもあり、もちろん「二郎」と比較すると細めなのだが、十分に存在感のある麺。浅草開化楼が二郎インスパイア系で出す麺にも似ている。

スープは、豚骨、鶏がらから動物系の出汁を採り、それに信州味噌を合わせる。フライパンで野菜と共にしっかりと炒められており、野菜の甘みも十分。とても美味しいスープだ。
これに卓上のニントンを加えると、スープの輪郭がはっきりし、更に旨味が増していく。

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チャーシューは、ばら肉ロールを炙ったもの。薄く小さなものだが、トロトロで肉の旨味が活性化している。

その他、モヤシ、ネギ、ニンジン、タマネギが入る。これがてんこ盛り。「二郎」並みのサービス。 

店内は、カウンターのみ。大体どんな時間でもしっかり席が埋まっている。長野市を代表する人気店の一つだと言えるだろう。 


軽井沢の別宅へ向かうのだが、小雪を迎え、さすがに軽井沢も本格的に寒くなってきた。で、新幹線に乗る前に、モーニングをこちらで。

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食べたのは、東京ボルシチ+石釜パン 500円。 

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東京ボルシチは、ファーストコンタクトで酸味が前面に来るタイプ。タマネギ、ニンジンはしっかり煮込まれ、原型をほとんどとどめていない。後乗せのジャガイモと、しっかり煮込まれた牛すね肉は、小ぶりながら存在感を発揮する。スープのサイズは、モーニングなのでS。でも、これで十分だ。

石釜パンは、外はパリパリ、中はしっとりのさすがの出来。小麦の香りも豊かで、小ぶりながら十分満足できるもの。

店内はテーブル席のみ。先にテーブルを確保し、その後オーダー。経費削減のためなのか、ワンオペになっており、オペレーションがやや忙しそうだった。
しかし、ワンコインでここまで満足できるのは、日本ならでは。コストパフォーマンスの良い朝食だった。

 

山王病院で会合後、六本木駅へ戻る際に、途中東京ミッドタウンへ。綺麗な地下街で、たまたま見つけたこちらへ訪問。

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食べたのは、オニオンチーズ・ビスク 680円。 

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本当は、ロブスター・ビスクを食べたかったのだが、こちらのお店では取扱無し。ということで、残念ながらメニュー変更。もちろん、売りはクラムチャウダーなのだが、これはハーバード大学経営大学院へ通っていた頃、本場で何度も食べているので、今さら日本で食べることもないだろうということで選択肢から外した。

鶏がらベースのスープにオニオンが溶け込み、ちょうど良いコクと甘さを醸し出している。チーズはそれほど強くない。具材のマッシュルームが意外に存在感があり、むしろキノコスープという感じだ。

店内はカウンターとテーブル席。テイクアウトが主流のようで、昼時でもそれほど混んでいない。ちょっと寒い東京だったが、スープで体も心も温まった。 


長野市で温泉を楽しんだ後、お土産を買いに長野駅前の東急百貨店へ。すると、ちょうど目の前にカレーショップを見つけた。ということで、事前情報を持たないままこちらへ。

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食べたのは、ポークカツカレー 590円。 

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カツ+カレー+キャベツの構成。

カツは、揚げたてのものを出してくれる。これは素晴らしいサーヴ。しかし、カツのレベルは高くなく、大学のカフェテリアで食べるレベルとそれほど変わりはない。なので、冷凍ものチックな雰囲気が色濃く漂う。

カレーは、まずルーの多さに刮目。ライスをしっかりと覆い、カツやキャベツにかけても余りある量。これは素晴らしい。デフォルトで頼んだのだが、意外にスパイシーで、最初はそれほど辛さを感じないのだが、次第にスパイスの輪郭が見えてくる。

キャベツの千切りは、ルーと混ぜると美味しさが更に向上。

店内は、カウンターとテーブル席。所謂カレースタンド。地元のサラリーマンに人気のようで、お昼時は満員御礼だった。にもかかわらず、店主はワンオペで孤軍奮闘。その頑張りは、素晴らしかった。 
そして、カツカレーが590円というコストパフォーマンス。こちらも素晴らしい。 


恵比寿ガーデンプレイスで会合。その後、恵比寿南まで散歩がてら歩き、そのまま代官山方面へ。で、その途中に、こちらで小休止。

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食べたのは、濃厚ブリュレのパルフェ 600円。 

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ベースは、濃厚クリームブリュレ。表面はキャラメルでコーティングされており、焼かれている。この甘みが素晴らしく、思わずとろけそうになる。
クリームブリュレの上に、2種類のシャーベット。今回は、巨砲とラ・フランスを選択。いずれも果汁をしっかりと感じさせる美味しいシャーベット。ただ、小さい。これは女性にとっても小さいだろう。ベースのクリームブリュレが小さいので、あまり大きなシャーベットをのせられないのだろうが、もう少し大ぶりのシャーベットを食べたかった。

更に、メレンゲと生クリーム。メレンゲは、若干塩の効いた、あまじょっぱさを感じさせるもの。甘さを際立たせるために、少し塩を利かす。さすがの演出だ。
生クリームは、標高がかなり高い。「二郎」の野菜マシマシみたいな感じだ。トップには、スライスアーモンド。

全体的に量は少ないのだが、小休止にはちょうど良い。ほっと一息つける感じだった。

店内は、基本的に持ち帰りをイメージしたつくり。申し訳程度に、カウンター席がある。でも、今回はこのカウンター席で、ゆっくりとスイーツを楽しませてもらった。こじんまりとした可愛い店で、雰囲気の良い店だった。 


寒い日もあるのだが、今日は穏やかな日差しを感じることができる。そんな中、ふと思い立ち、こちらへ。人気店で店内行列。

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食べたのは、濃厚そば 烏賊白口背黒鯵 780円。 

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麺は、ストレートの中細麺。デフォルトで頼んだのだが、パッツンパッツンした食感の歯切れの良い麺。しっかりとコシがあり、小麦の香りも豊潤。素材のよさを感じる。村上朝日製麺。

スープは、今日は烏賊白口背黒鯵ということだが、烏賊の風味がかなり前面に押し出されている。そのままだと臭みを感じるかもしれないが、苦みを軸として重層的な味わいに仕上げている。麺との絡みも上々で、とても美味しいスープ。前回、中華そばを食べ、イマイチ輪郭のはっきりしないスープだなぁと思っていたが、今日は、しっかりと主張するスープ。本当に美味しかった。

チャーシューは、ロースのレアチャーシュー。しっとりとした肉の旨味を感じられるチャーシューで、これも出色の出来。

その他、岩海苔、三つ葉、刻み玉ねぎ、味玉が入る。岩海苔の風味は主張が強いが、濃厚スープに良く合う。味玉は、黄身がゼリー状で極上の仕上がり。全く隙がない。

店内は、カウンターのみ。店主の目配りは素晴らしく、常に目が行き届いている。さすが人気店は、一味違うというところをしっかり見ることができた。台東区を代表するお店であるのにも納得だ。 


仕事が終わり、水天宮あたりで夕食をと考えていたのだが、小雨模様ということもあり、近場を選択。そこで、訪れたのが、こちら。以前、お隣の「日乃出」には訪問していたのだが、今回は未訪のこちらを選択。

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食べたのは、スモークバーベキューカレー 大盛 864円。 

最初にサーヴされたのは、コールスロー。酸味はそれほど強くなく、あっさりしたアメリカンタイプ。これは美味しい。

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そして、カレーがサーヴされる。ルーとライスのセパレートタイプ。

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ライスは大盛400gにしたので、しっかりと盛ってある。硬めの炊き上がりで美味しい。

ルーは、ビーフブリスケットとポークベリーをBBQスタイルで仕上げる。ビーフブリスケットとポークベリーは米国料理だが、それをカレーの具材とするのは、米国料理ではない。この辺りの発想が、ユニークだ。
米国のBBQでカレーを煮込むのは一般的ではないが、日本のBBQではそういうスタイルも見られ、その融合は、言われてみれば納得する。
ふんだんにトマトを使用しているため、かなり酸味の効いたルー。これはこれで美味しい。パプリカの皮も残っているが、相当煮込まれているようだ。

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スモーキーな香りはあまりしないが、面白い組み合わせを存分に楽しんだ。

店内は、カウンターのみ。明るい雰囲気で、美味しい料理を楽しむことができた。 


三ノ輪の名店「鶴若」が閉店してからしばらくたった。そこに居抜きで新店が入ったことを知り、どんなものかと訪問。果たして、内装は変わらず、でも雰囲気は全く変わったお店となっていた。

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食べたのは、らーめん+サービス味玉 700円。

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麺は、ストレートの細麺。事前に学習していなかったので、デフォルトで頼んだのだが、久留米系や熊本系のイメージ。なので、デフォルトではやや緩く、硬め、バリカタでいったほうが、この麺との相性は良かったかもしれない。そういった九州系で考えるとやや多めの麺量。

スープは、豚骨を16時間煮出す。これが意外に悪くなく、しっかりしたスープ。返しは、醤油が出ていて、茶濁したスープだ。返しとのバランスも良く、なかなか上質。

チャーシューは、ばら肉スライスが3,4切れ。柔らかくトロトロで、肉の旨味とタレの染みも上々。ちゃんと美味しいチャーシュー。素晴らしい。

その他、キクラゲ、ネギが入る。卓上の辛もやしと辛キャベツを足すとピリッとしてスープを引き締める。

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店内は、「鶴若」時代と変わらずカウンターのみ。最近、ラーメンに入ってくる中華資本が多いので、またそんな感じかと思っていたのだが、なかなかどうして、ちゃんと美味しいラーメンを出している。
営業時間など、まだ試行錯誤しているようなので、ちゃんと確認してから訪問したほうがよいだろう。

 

キャロウェイでの会合を終え、その後東向島へ。墨東奇譚の雰囲気を未だ残す界隈を散歩しながら、こちらへ。

まず、刺身盛り合わせ。 

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マグロは、赤身でしっとりとした濃厚なもの。

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鮑は、煮鮑で旨味が活性化している。

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次に、茹で蟹。 

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毛ガニの棘に難儀したが、美味しく頂いた。

そして、海老天エビフライ

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大ぶりのブラックタイガー。かなり肉がしっかりしている。

最後に、〆のマグロ丼

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これが絶品で、漬けマグロの上に、中トロがたっぷり。甘みのある濃厚な脂でこれは美味しい。飯は、酢飯ではなく炊き立てのご飯。マグロとの間には海苔で緩衝を設けている。いやぁ、〆のマグロ丼が最高に美味しかった。

店内は、テーブル席と座敷。落ち着いた雰囲気で、のんびり楽しむことができた。

 

スケジュールがかなりタイトな中、限られた時間の有効活用を考えると、「はしや」は有力な選択肢。ということで、小雨模様の中、こちらへ。

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食べたのは、メンコロカレー 大盛 430円! 

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ルーは、家庭用を髣髴とさせる辛みを全く感じないカレー。大人から子供まで、誰でもこのカレーなら食べられる味だ。ライスを大盛にしたのだが、ルーが増えるわけではなく、ルーとライスのバランスは崩れている。だから、タイミングよく終わらせるためには、高度なプロジェクトマネジメント能力が求められる。

付け合せのキャベツの千切りは、ルーと混ぜることにより戦力化する。キャベツもまた、おかずの一つとしてしっかりと活躍してくれる。
メンコロは、メンチカツとコロッケ。コロッケは、クリームコロッケを期待したのだが、普通のポテトコロッケ。それでもこの皿の中では有力な選手だ。メンチカツは、コロッケと比べるとやや小ぶり。しかし、数少ない肉系なので、存在感は大きい。

味噌汁もつかず、カレーのみということで、かなりシンプルな一品だが、驚愕の430円。これまで、最低価格の一皿が、チキン系の580円だったので、一気にワンコインを割り込んだ。
しかし、それでも、十分満足できる一皿。ライス大盛も無料で、腹いっぱい食べさせようというお店の優しさを感じる。もちろん今日もお腹いっぱいになり、身も心も大満足だった。 


大きな仕事を恙なく終え、次第に年末の足音が色濃く聞こえてくる頃になってきた。大仕事を終えたときに食べたくなるのが、やはり「ますたに」だ。ということで、日光街道を上り、こちらへ。 

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食べたのは、ラーメン大盛 麺30秒硬め+辛いの多目+ライス普通 880円。 

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麺は、捻りの入った細麺。この細麺だと30秒がやはりベストフィットだ。少々時間が経ってもダレることがない。濃厚なスープとの絡みも上々で、最適な美味しさとなる。

スープは鶏がらから動物系の出汁を採る。いろいろな食べ方があるだろうが、僕は、最初に天地返しして、底に沈む唐辛子の層を表に引き上げてから食べる。スープの三層構造は崩れるのだが、最初から唐辛子の辛みを楽しみたいからだ。表面は背脂だけでなく、液体油も多く、かなりオイリー。しかし、この濃厚なスープが、麺も然ることながら、ライスとのバランスがとてもよい。

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チャーシューは、ロース。関西系のくず肉だが、スープに浸すと素晴らしいマリアージュを生み出す。麺と一緒に頬張ると至福の瞬間だ。

その他、ネギ、メンマが入る。ライスは、かなりパサついたライス。ライスだけで食べるのは、相当辛い。しかし、スープと一緒にライスを食べると、そのパサついたライスにスープが浸透し、非常に美味しいライスになる。

店内はカウンターのみ。相変わらず中途半端な時間に行っても、ちゃんと客が入っている。本当に根強いしっかりした人気を誇っている。 


なぜ目の前にチャレンジがあると、思わず挑戦してしまうのだろう。この日は、JR御徒町駅を超え、下谷神社近くの店へ向かおうとしていた。しかし、御徒町駅を通り過ぎる際、限定メニューの文字が。しかも北極を超えた「11辛」だという。よせばいいのに、足が勝手に入口へ 笑。ということで、訪れたのがこちら。

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食べたのは、北斗星 950円。 

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麺は、捻りの入った中太麺。デフォルトで頼んだのだが、モチモチした食感で存在感がある。スープの存在感が強すぎるので、麺の個性が相対的に目立たないのではないかと考えたが、今回の北斗星の場合は、正に「逃げ場」。スープが強烈なので、麺にしか逃げ場がない。小麦の風味は弱いが、麺を中心にラーメンを楽しんだ。サッポロ製麵。

スープは、豚骨、豚足から動物系の出汁を採り、海老、ホタテ、アサリなどから魚介系の出汁を採る。これを秘伝の味噌で返すわけだが、この北斗星は唐辛子で返している感じ。非常に粘度があり、ドロッとしているのだが、そのドロは豚足由来のドロというよりも、唐辛子が溶け切らないで固形物が残っているという感じだ。 
で、驚いたのが、ここまで辛いにもかかわらず、ちゃんと出汁を感じること。通常、激辛ラーメンは激辛タレでのっぺりした平面的な味付けになりがちだが、このスープは、ちゃんと出汁を感じ、奥行きが理解できる。さすが「中本」。素晴らしいスープだ。

チャーシューは、存在しない。

その他、辛みネギ、ニンニク、バター、アサリ、ホタテ、烏賊、味玉が入る。アサリもホタテも烏賊も煮込まれて、赤黒い。そして、バターは甘さすら感じる。味玉は半熟で、逃げ場に使える。

店内は、カウンターとテーブル席。よく訓練されたオペレーションで、安心してみていることができた。 


銀座のCOLE HAANで買い物の後、松屋の裏のこちらへ。お昼を過ぎた時間だったが、まだまだ混んでいる。今回は1階が満席だったので、2階席へ案内。ホール担当の職人はいるが、厨房に職人はいないので、2階はかなり静かな雰囲気だ。

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食べたのは、づけあなとろろちらし 1.5人前 1950円。 

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着丼したのは、かなり大ぶりの丼。「1.5」にすると、さすがにボリューム満点だ。トップには、漬けマグロと穴子が鎮座する。この両方が丼の主役なのだが、いずれも良質。漬けマグロはコクがあり、穴子はフワフワ。そして、サイドを大葉、ガリ、沢庵、キュウリが固める。漬けマグロの上にはウズラの卵が鎮座するので、これをマグロにかけて更にコクを出す。

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シャリとの間には、刻み海苔が。刻み海苔の量も相当多い。

そして、シャリを掘り進めると、中から宝箱が出てくる。イクラ、飛びこ、海老、玉子、蛸、炙りサーモン。しかし、以前と比較するとずいぶん量が減り、宝探しが楽しくない。以前は、掘れば掘るほどGOLDが出る、ゴールデンラッシュのような様相だったが、現在は掘り尽くされた金山で残りかすを探しているような感じだ。

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グレードダウンは、シャリの中だけではなく、味噌汁にも。かつては、本格的なあら汁を楽しむことができたのだが、現在は吉野家とさほど変わりのない若布の味噌汁。さすがにインスタントではないが、相当なグレードダウンだ。

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銀座の店舗を維持するコストは相当だろうし、赤坂への出店、閉店を経て、コストダウンが必要なのかもしれない。しかし、具材のコストダウンをここまで進めてしまうと、もはや「まる伊」が「まる伊」ではなくなる。そうなると支持するのは、「まる伊」を知らないインバウンド系が主流となってしまう。 


日本橋堀留町へ戻る途中、急遽上野で会合が入る。本当は東日本橋でディナーを考えていたのだが、上野の近場のお店でラーメンを食べようということになり、こちらへ。

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食べたのは、スぺ 750円。 

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麺は、捻りの入った中細麺。デフォルトで頼んだのだが、コリコリした食感の結構硬めの仕上がり。このコリコリ感が素晴らしく、小麦の香りも十分。これは美味しい麺だ。浅草開化楼。

スープは、豚骨から動物系の出汁を採り、香味野菜で味を調える。表面には、唐辛子+ニンニクの油が入る。結構赤い色をしているのだが、唐辛子由来の辛さはほとんど感じない。むしろニンニク由来のピリッとした辛さが相当強い。
豚骨はしっかり煮出してあり、スープにはとろみがある。そのため、麺との絡みがよく、丼の中で一体感がしっかりと出来上がっている。

チャーシューは、ばら肉。やや旨味が逃げ気味。柔らかく、トロトロだ。

その他、海苔、ネギ、メンマ、胡麻、味玉が入る。海苔はかなり大ぶり。味玉はトロトロで美味しい。メンマは、コリコリのもの。

店内は、カウンターのみ。夜は居酒屋モードになるようで、馴染み客と店主は歓談。緩やかなのんびりしたムードで、癒される空間だった。

 

北千住の東京芸術大学へ向かう途中、日光街道でノスタルジックな店を発見。急遽、タクシーを止め、こちらへ訪問。

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食べたのは、かつ丼 430円。

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アタマは、カツレツ、タマネギ、卵の構成。カツレツは肉質も、この価格なのでそこそこだが、それほど硬くなく十分満足できるレベル。ただ、衣がはがれやすいのがご愛嬌。タマネギや卵は十分な量で、この価格を考えると全く文句のつけようがない。

トップには、刻み海苔とナルトが。なぜナルト? 笑。しかし、よいアクセントになっていて、ラーメンでは脇役でも、この丼の中では存在感を発揮する。

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見た目、丼が小さく見えるが、実はライスが十分な量。むしろアタマに対して大盛であるともいえる。そのライスをコントロールするために、デフォルトで汁だく。しっかりと汁がかけられ、仮にアタマを早めに消費してしまったとしても、上手くコントロールできるようになっている。

店内は、非常にノスタルジックな雰囲気。聞けば、大正3年の創業だという。かつて日光街道が正に日光街道だった時代から、このお店は茶屋としてたくさんの旅行者に食事を提供してきたのだろう。

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なんと店内にもショーケースがあり、それを見ながら注文できる。

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とにかく穏やかな、東京にいるとは到底思えないような心安らぐ雰囲気。丼以上に、その雰囲気を楽しむことができた。


久々に時間ができ、遠出が出来そうな雰囲気。そんな中、足立区のこちらを選択。足立区は広く、かなり奥の方まで入るのだが、なんとなくのんびりした空気が漂い、穏やかな気分になる。

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食べたのは、らーめん ハリガネ+サービス替え玉 バリカタ+サービス替え玉 普通 650円。 

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麺は、ストレートの極細麺。本当に、何度食べても、いつも変わらず美味しい。小麦の香りも豊かで、スープとの絡みも抜群で、至福の瞬間だ。

替え玉は、麺だけのそっけないものだが、スープとの馴染みも良く、これまた至福。今日は替え玉のバリエーションを変え、バリカタ、普通といってみたが、普通でも柔らかくなるものの、しっとり感が増え、これも美味しい。

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スープは、ド豚骨。やはりお昼を過ぎた時間に来店するのがベストコンディションのようで、スープの出汁の出具合、乳化具合など、素晴らしい出来となる。

チャーシューは、ロース。素晴らしい麺やスープに隠れて存在感は薄いが、しっとりとした風味の美味しいチャーシューだ。

その他、ネギ、海苔、キクラゲが入る。ただ、これらの具材のみならず、素晴らしいのが、卓上のすり胡麻と辛し高菜。これらをトッピングすることで、自由に自分のラーメンにカスタマイズできる。

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店内はカウンターとテーブル席。無骨なラーメン屋だが、サービスのきめ細かさは天下一品。本当に素晴らしい。全くどこにも隙のない、豚骨ラーメンでは日本最高レベルだと言えるだろう。 


久しぶりにIBMで会合。で、その後、近くのこちらへ。店内は相変わらず湿度が高い 笑。

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食べたのは、カレーチャーハン 大辛 大盛 サービス割引 950円。

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今回は5倍、10倍と言う聞かれ方ではなく、「大辛でいいですか?」という聞かれ方だったので、それでOKということにする。そしてしばらくしてサーヴ。

いやぁ、相変わらず大海の中に美しい島が鎮座している。この炒飯の島は、見た目小さく見えるのだが、実際はそんなことはなく、かなりの大盛。おそらく大盛にするだけで2倍の量に増えていると思われる。すごいサービスだ。
炒飯だけだと若干薄味なのだが、キーマカレーの大海とバランスよく混合していくと、ちょうど良い味付けになる。

半熟玉子は、黄身がかなり緩いもの。そして、冷たい。しかし、この冷たさも計算されており、非常に熱いチャーハンとキーマカレーの箸休めにちょうど良い。

店内は、カウンターと小さなテーブル席。重要な会合を終え、ほっと一息つける素晴らしい空間だった。 


上野の国立科学博物館での会合後、三ノ輪まで足を延ばす。かつて「鶴若」が健在だったころはよく足を延ばしたのだが、久しぶりにこちらへ。

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食べたのは、味噌ラーメン 800円。 

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麺は、ストレートの中細麺。デフォルトで頼んだのだが、緩くなるギリギリのところでシルキーさを追求してくる。非常に滑らかで、舌触りの良い麺。小麦の香りも上々で、これは美味しい麺だ。龍製麺。

スープは、川俣シャモの鶏ガラ、名古屋コーチン、会津地鶏の丸鶏から動物系の出汁を採る。返しの味噌は、花山椒っぽい風味のぶどう山椒など、様々なスパイスが加えられており、味噌スープなのだが、カレースープに近いフレーバーを感じる。

チャーシューは、鶏の胸肉と豚のロース。いずれもしっとりと肉の旨味をしっかりと蓄えた状態で出てくる。上質なチャーシューでとても美味しい。

その他、メンマ、ネギ、糸唐辛子、パセリオイルが入る。パセリオイルの量は、前回よりやや少な目。

店内は、カウンターのみ。店主のオペレーションは無駄がなく、見ているだけで美しさを感じる。美味しい一杯を、下町ののんびりした雰囲気の中楽しんだ。 


慶應義塾大学での会合を終え、「二郎 三田」とも思ったが、若干時間が遅すぎる。ということで、散歩がてら麻布十番へ。で、訪れたのが、こちら。

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食べたのは、トンコツ正油ラーメン 麺硬め+味濃いめ+油多目 750円。 

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麺は、捻りの入った中太麺。硬めで頼んだのだが、ちょうど良い塩梅。シカゴから東京へ来た2000年前後によく見た黄色い麺。なんだかノスタルジックな気分になる。小麦の香りはそこそこなのだが、かつてのラーメンの麺は、こんな風味だった。

スープは、豚骨をしっかり煮出したフルボディスープ。背脂も完全に乳化するまで炊き込んでいる。返しは、味濃いめにするとちょっと濃すぎ。なので、味は普通でオーダーするのが、このスープのポテンシャルを最大化すると思う。

チャーシューは、ばら肉ロールタイプ。肉の旨味は抜け気味。しかし、トロトロで大ぶりのもの。そこそこ美味しい。

その他、海苔とメンマが入る。それだけではつまらないので、卓上のネギとキムチモヤシをトッピングする。

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すると、このマリアージュが素晴らしい。キムチモヤシは本格的に辛めのもの。この辛みがスープの輪郭を明らかにし、重層的な味わいを加えていく。

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店内は、カウンターとテーブル席。本来アイドルタイムの時間帯だったが、常に客が入っており、根強い人気を伺わせる。かつての東京で流行した豚骨+背脂。それを地で行く、ノスタルジー溢れるラーメンだった。

 

東京大学で会合後、次のアポイントまであまり時間がない。ということで、こういうときの味方、立ち食いうどんのこちらへ。

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食べたのは、かけうどん ひやひや 390円。

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麺は、打ちたての麺で、ぷるっぷる。ひやは水で〆てあるので、弾力と歯ごたえが凄い。小麦の香りもばっちりで、あまりも美味しすぎる麺。店内の一角で店主が麺を打ち続けている。手切りで重労働そうだが、そのおかげで美味しい麺を頂くことができる。

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出汁は、イリコ、鰹節、昆布などから魚介系の出汁を採る。透明で綺麗な出汁。冷やにしたので、シャープな味わいで香りが立つということはないが、グイグイ飲ませる出汁だ。
トッピングの天かすは、入れすぎると出汁を濁らせるので、ほどほどにしておいたほうがよいだろう。

今回は、かけうどんを頼んだのだが、天かすと生姜は入れ放題。しかも、天かすは、天かすではなく、野菜天の切り落とし。だから、小ぶりではあるものの、野菜天として楽しむことができる。

店内は、カウンターのみ。しかも立ち食い。サッと食べて、サッと出る。美味しいうどんを短時間で堪能することができた。 


尾久在住のアフリカ系フランス人との会食後、まだ少しお腹に入りそうだったので、新店情報を得たこちらへ。非常にノスタルジックな情景で、ちんちん電車が走る傍を歩いて訪問。

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食べたのは、ワンタン中華そば 白だし 920円+そば屋の昼ミニカレー丼 200円。 

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麺は、ストレートの中細麺。デフォルトで頼んだのだが、若干緩い。決してダレているわけではないが、若干のコシの弱さ、緩さを感じる。同じことを「トイ・ボックス」でも感じ、「鶴若」では最後まで感じることがなかった。小麦の香りは、そこそこ。

スープは、豚骨、鶏がら、モミジから動物系の出汁を採り、鯖節、宗田節、煮干し、昆布などから魚介系の出汁を採る。さらに、蛤、アサリから貝出汁も採り、重層的なスープ。ただ、重層的ではあるのだが、トッピングが多様であることもあり、基本は美味しいという前提で、何かまとまりのない印象を受ける。

チャーシューは、鶏胸肉と豚ロース。いずれも燻製の工夫が。特に、鶏胸肉の燻製が効いており、香りも味もとてもよい。

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その他、肉雲呑、蝦雲呑が入る。肉雲呑は生姜の香りがフレッシュで、蝦雲呑は、ペーストと粒のバランスがとてもよい。いずれも大ぶりな雲呑で食べ応えがある。穂先メンマは、とても柔らかい。そして、ネギは白と青、柚子、三つ葉が入る。少々具材が多すぎで、何を軸にこの丼を表現しようとしているのか、ちょっと分かり辛い。

ミニカレー丼は、和風出汁にカレー。燻製されたチャーシューが惜しげもなく入っていて、アクセントになる。ジャガイモ、ニンジンなど野菜も豊富。

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店内は、カウンターとテーブル席。町屋にしてはお洒落な静謐な空間が作り上げられていた。 


マンダリンオリエンタル東京での会合を終え、そのまま会食に進んでも良かったのだが、堅苦しい席ではなく、軽く一杯と考え、神田へ。で、評判のこちらへ訪問。

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食べたのは、担担麺 辛口 850円。

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麺は、ストレートの中太麺。デフォルトで頼んだのだが、コシのあるコリコリした食感で、いかにも自家製麺らしい若干、生パスタを思わせるような麺。ただ、小麦の香りが非常に乏しく、中国のメインランドや香港で食べる担担麺の麺の香りに良く似ている。そういう意味では、本場の麺によく似せてあるのだが、日本のラーメンとして期待すると肩透かしを食らう。

スープは、鶏がらから動物系の出汁を採る。鶏白湯がベース。そこに、醤油+辣油で返すという、担担麺として標準的な作り。数種類の唐辛子を中心に、花山椒など17種類のスパイスをブレンドしているというが、辛口でもそれほど辛みを感じないし、花山椒も非常に穏やか。そういう意味では、日本の担担麺の域内で美味しさをブラッシュアップしている感じだ。

チャーシューは、存在しない。

その他、モヤシ、ナッツ、ニンニクチップ、小松菜、自家製辛味噌で和えた肉みそが入る。肉みそを溶かすと、さっぱりしたスープにコクが加わる。クラッシュナッツは食感が良い。

店内は、カウンター中心。高さの違うカウンターで、厨房側は低い。神田の猥雑とした雰囲気の中、奇をてらわない美味しい担担麺を頂くことができた。

 

朝からしとしと秋雨が。そのせいか、朝からすごく寒い。ということで、満を持してこちらへ。こんな寒い日に、こちらは絶対ぴったりのはずだ。

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食べたのは、豚カレー(味玉付き) 920円。 

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麺は、エッジの効いた四角い断面の極太麺。ランチタイムも随分すぎていて客足もそれほどではなかったことから、フレッシュな麺を頂けると思ったが、予想以上に早いサーヴ。それが意味するところは茹で置きの、再加熱か。まあ、これだけの極太麺を茹でると相当な時間がかかるわけで、それはそれで待ちきれないだろう。なので、やや残念だが、時間も大切なので、呑み込む。茹で置きであるにせよ、弾力もありコシも感じられる秀逸な麺。もちろん、小麦の香りはバッチリ。

出汁は、ベースは鰹出汁がしっかり香る和風出汁。ここにカレーと牛乳を返していく。かなりミルキーな仕上がりで、カレーでありながら甘みを感じる。イマイチなのは、温度。温い。茹で置きの麺といい、回転率を重視し過ぎな様相だ。卓上の七味唐辛子で調整し、辛みを演出した。

具材は、豚肉と味玉、ネギ。味玉は半熟だが、冷たいもの。なんか、ラーメンチックだ。

食後に、柿のサービス。心温まるサービス。しっかり客が入っているので、そのあたりの余裕を感じる。本来経営は、このように余裕を持ちながら、ちょっとした付加サービスをし、顧客を喜ばせる。このサイクルが重要だ。

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店内は、カウンターのみ。夜は居酒屋のようで、酒やつまみの種類も豊富だった。谷根千に近いこともあり、かなり観光地仕様の回転率重視の店になっているところが、地元客からしてみれば、普段使いにはややハードルを感じるかもしれない。 


今日は朝から講談社で会合。美味しい朝食を食べて会合へ向かおうと考え、護国寺ではなく茗荷谷で朝食。ほぼ開店と同時にお店へ入り、のんびりした朝を過ごした。

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食べたのは、パストラミ+アイスコーヒー 1500円。 

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パストラミは、英国風十穀パンでサーヴされる。パン自体は若干パサついた感じも感じるが、穀物の香りは十分で、これは美味しいパン。そして、具材の水分をパンが受け止めて、結局とても美味しいサンドウィッチに仕上がる。

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具材は、パストラミ、ゴーダチーズ、ピクルス、レタス、マスタード、マヨネーズ。レタスは新鮮でパリッパリ。この食感がたまらない。パストラミもふんだんに入れられていて、ボリューム十分。
チーズ、マスタード、マヨネーズのバランスが良く、深みがありながら一体感がある。

かなり大ぶりのサイズで、パストラミは実に200g。食べ応えがあり、ランチまで十分にエネルギーが持ちそうだ。

アイスコーヒーも美味しく、料理として抜かりがない。

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店内は小さなテーブル席がいくつか。簡易的に食べられる感じだが、雰囲気作りは上手で、小さいお店ながら、米国らしさを醸し出している。朝から素敵な時間を過ごすことができた。

 

護国寺の講談社で出版会議。その後、大塚まで坂を上がるのが若干面倒だが、美味しいラーメンの誘惑には勝てず、こちらへ。とはいえ、この辺りは大塚というよりも東池袋でもあり、表現が難しいロケーションだ。

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食べたのは、鯵ニボそば(醤油)+サービス味玉 750円。

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麺は、ほぼストレートの中細麺。デフォルトで頼んだのだが、ちょうど良い茹で加減で、小麦の香りも上々。何よりも後述する麺との絡みが抜群に良く、これは満足できる美味しい麺。フジキン光栄製。

スープは、動物系の出汁を採らない。名前の通り鯵干し、九十九里の背黒、片口、白口の3種の鰯、根昆布から魚介系の出汁を採る。根昆布のとろみがかなり強く、そのおかげで粘度が高い。その結果、スープの温度を保持するし、麺とスープの絡みが非常によくなる。
表面は煮干し油が覆い、生姜が入っているため、後味もすっきりしている。しかし、動物系がなくても十分に旨味があり、ラーメンのスープとして成立している。素晴らしいチャレンジだ。

チャーシューは、ばら肉スライス。タレの染みも上々で柔らかいのだが、獣臭さがかなり残っている。今回、ほぼ完成された一杯の中で、唯一チャーシューだけが、弱点だった。

その他、大葉、三つ葉、柚子、ネギに唐辛子がトッピングされ、更に山クラゲが入る。山クラゲは、コリコリした食感が面白い。サービス味玉は、黄身がゼリー状の素晴らしい出来のもの。まったく隙がない。

店内は、カウンターのみ。お洒落な雰囲気で、ゆったりと過ごすことができた。 


連続していた大きな仕事を一つひとつきちんとこなし、自分へのご褒美。ということで、近くのこちらへ。

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食べたのは、中華そば(並)+焼き飯(小)セット 950円。 

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麺は、ストレートの中太麺。今回はデフォルトで頼んだのだが、やはり東京ではデフォルトの茹で加減がベスト。硬めにすると、芯が残り硬すぎる。茹で加減がちょうど良く、スープの浸透も良くなっている感じがする。小麦の香りは、そこそこ。

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スープは、豚骨、鶏がらから動物系の出汁を採る。前回と比較すると、出汁感が弱い。「麻布十番店」と同様で、すっきりしているが、出汁感の弱い、前回と比較すると下振れしたスープとなった。

チャーシューは、ロース、ばら肉の混合。薄くスライスされた関西仕様だが、肉の旨味も残っており、美味しいチャーシュー。関西系としては出色のチャーシューだ。

その他、モヤシ、ネギ、メンマが入る。モヤシは、前回豆もやしだったのだが、今回は普通のモヤシ。良くない意味で「麻布十番店」に近づいた感じ。経営母体は違うはずなのだが。
せっかくの「人形町店」なので、それらしさを出してほしい。他店と同じような作品を出すのであれば、「人形町店」にこだわる理由がなくなる。また、正直、東京にある他店は、お手本にならない。

焼き飯は、ちょっと絶句。これは「新福菜館」の焼き飯ではない。普通の焼き飯だ。新福菜館の焼き飯は、醤油ダレの焼き飯。美味しいけど、これは「新福菜館」の焼き飯ではない。

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今日は、2階で食べた。2階の方が広いが、それでもテーブル席が4つほど。相変わらず厨房のオペレーションはイマイチで、要改善。しかし、ホール担当の日本人のオジサンは非常にきめ細やかで、サービスの質はよかった。 


この日は、政策大学院大学で会合があったので、六本木でラーメンを食べようと思ったのだが、次の東京大学での会合まで時間がない。ということで、とりあえず御徒町まで移動。で、時間が読めるようになったところで、こちらへ。

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食べたのは、ランチ ライスセット 麺硬め 760円。 

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麺は、ストレートの中細麺。硬めで頼んで、ちょうどよい仕上がり。スープとの絡みが尋常ではなく、麺をリフトするだけで、ほぼスープも一緒に持ち上がってしまう。なので、もちろん麺を食べているのだが、半分はスープを食べているのと同じだ。しかし、これがとても美味しい。

スープは、鶏を十分に煮出し、野菜や果物が混在したスープ。セントラルキッチンで、「上野店」はやや薄目の傾向があったのだが、今日は非常に濃厚なスープ。しかし、とにかくスープの量が少ない。煮干しの名店「伊藤」と同じくらい少ない。まあ、最後は上手く調整できるのだが。
卓上の辛子味噌だけでなく、オーダーすれば、ニンニク唐辛子も出してくれる。それらを追加でトッピング。これでジャンク度が増す一方、スープは全然壊れない。さすがのスープだ。 

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そんな中、チャーシューは、ほぼ存在感がない。もともと、関西系のくず肉なので、あまり影響を感じない。

その他、ネギ、メンマが入る。
ライスは、ややパサ気味だが、濃厚スープに非常にマッチして、上手に計算されているといえる。

店内は、カウンターのみ。こちらもご多分に漏れず、店員も中華系がちらほら、客も中華系が結構入っている。中華系のサービスはやや心もとないが、今回は日本人がサーヴしてくれた。この1,2年で、上野の雰囲気も随分変わってきた。 


なんなんだろう、この感覚は。分厚い壁をなかなか超えられないのに、しばらくしたら挑戦したくなる感覚。今日もそんな感覚で、明治通りをひた走り、こちらへ。

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食べたのは、富士丸ラーメン+白多め+脂 850円。 

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麺は捻りの入った極太平麺。デフォルトで頼んだのだが、相変わらずの上質な麺で、スープの中に入っていても、ちょっとやそっとでダレることのない麺。若干、パサついたような感じもあるのだが、その分スープの吸い上げが良く、一体感がある。白にすると、その美味さが全面的に出てくる。素晴らしい麺だ。

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スープは、豚骨、腕肉から動物系の出汁を採る。返しの醤油と味醂が甘めのタイプで、このスープの特徴を形作る。しかし、最近はもっぱら白メインで食べているので、スープはほとんど口直し程度。せっかくのスープがもったいないのだが、胃の許容量を考えると、なかなかスープまでは容量が十分ではない。贅沢な悩みだ。

豚は、腕肉。ホロホロで、柔らかくタレの染みも上々。肉の旨味もしっかり保持していて、もはや完全に本家である「二郎」を超えている。

その他、ヤサイ、茹で玉子が入る。かなりクタで、甘めのスープをよく持ち上げる。キャベツの含有量が多いのは嬉しいのだが、やはり白に集中するためには、胃の容量との相談だ。

そして、白。素晴らしい料理。今日はトッピングを忘れてしまったが、胡椒や胡麻との相性も良い。トッピングの脂を豪快にかけ、ワシワシと楽しむ。

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途中、脂にダメージを感じるのだが、そこを、トクホのお茶でコントロールしながら頂く。このマネジメントが白登頂の成否を分ける。

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今回も本当に美味しい一杯だった。今回もギリギリ踏破。いつまで現役でいられるかわからないが、これからも体調と相談しながら頑張っていきたい。

 

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