Chris MacArthur, The Well-known Gourmet Scholar

I have always enjoyed sharing my enthusiasm for ramen and good cuisine with others. It gives me a big thrill when my sharing leads to someone trying something new or developing an interest for ramen or good cuisine.

カテゴリ: 香港旅行

香港での仕事も、無事終了。香港国際空港は活気にあふれ、メインランドの中国人が、免税店で最後の買い物に勤しんでいる。
基本的に館内放送はないはずだが、日系の航空会社は丁寧にエリア放送を行い、乗客を誘導している。これは、ある意味丁寧だが、そうしないと搭乗すらできない日本人が多いということだろう。改めて、日本人の海外旅行リテラシーの低さ、英語リテラシーの低さを感じる。

今回のフライトは、往復エコノミー。飲み物の種類の少なさについてCAに聞いてみると、アジア路線はほとんどこんな感じらしい。しかたないので、レセルヴ・デオリ・カベルネ・ソーヴィニオンで、一息つく。

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その後、ディナー。といっても、まだ17:00くらいだが。
食べたのは、白身魚のソテー チャイブクリームソース。 

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白身魚は、鱈。クリームソースによく合うし、パスタと和えると、クリームパスタに一応なる。

サラダは、パサパサのレタスはどうしようもないが、ペッパーハムはワインにも合わせられる。

パンも水分がない、米国内のローカル線でよく見かけるもの。バターを大量につけて、なんとかごまかす。ただ、ビルが進むので、そういう意味では悪くはない。

香港の気温は20度前後だったのだが、成田は雪模様。まず、この気温差に慣れなければならない。

 

香港での仕事を終え、さっと軽く一杯「飲む」のではなく、「食べ」ようと考え、尖沙咀を歩く。潮州料理は、その名の通り魚介料理が有名なのだが、あえて牛でいくことにした。

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店内は、ローカルな食堂という感じで、観光客はほとんどいない。 

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食べたのは、五香牛肚麺 HKD32=550円。 

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麺は、捻りの入った細麺。典型的な香港麺。「池記」と違い、茹で加減が良い。かん水臭さもなく、これぞ食べたかった香港麺だ。

スープは、鶏からしっかりと動物系の出汁が採れている。香港ラーメンのスープは、薄い出汁で卓上の調味料で調整するものが多いのだが、こちらのスープは相対的に濃厚。ベースのスープだけで、グングン飲ませる。

チャーシューは、存在しない。その代りに、ホルモンが入る。実は、牛肚肉というのは牛のばら肉であることを期待していた。ところが、出てきたのは、ホルモン。あぁ、確かに、牛のお腹の中に内臓はあるからなぁ。
ちょっぴりがっくりしたが、でも、このホルモンがコリコリで臭みもなく、出汁の染みも良くて、美味しい。非常に丁寧に肉の処理をしていることが窺い知れる。

その他、ネギと青梗菜が入る。

店主が気さくな人で、僕が記録用にメニューの写真を撮っていたら、俺も撮ってくれ!と言わんばかり 笑。

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こういうコミュニケーションがとれる中国の店はそう多くはない。楽しく食事をさせてもらった。


朝の尖沙咀海濱長廊は、とても気持ちが良い。ヴィクトリア湾は穏やかで、これでメインランドに由来する靄さえなければ、ベストの眺めだ。気持ちよく散歩を楽しんだ後、香港文化中心へ向かい、こちらへ。

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最近の飲茶は、オーダーシートに記入するスタイルで、こちらもそう。さすが観光地、写真付きのオーダーシートで分かりやすい。ただ、オーダーすると、昔ながらのワゴンで運んできてくれる。これは嬉しいサービスだ。

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サンミゲルがあったので、食前酒に一杯。

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食べたのは、原隻鮑魚蒸燒賣。 

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基本は豚の焼売なのだが、上にオイスターソースで味付けされた鮑が乗っている。もっとも、鮑というサイズではなく、トコブシといった感じだ。噛みしめると、磯の香りと肉の旨味が口の中にジュワッと広がる。さすが、鮑を売りにしているだけあり、その調理は素晴らしい。

店内は光が入りこみ、とても穏やかな感じ。ヴィクトリア湾を望み、眺めもとても良い。

本来であれば、ゆっくりいろいろな皿を楽しみたいところなのだが、この日はスケジュールが立て込んでおり、また、連食の予定もあったので、一皿だけ楽しんで、店を後にした。


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男人街のナイトマーケットを楽しんだ後、夜食を食べに尖沙咀を散策。で、この日最後の食事になったのが、こちら。通称、クリスタル・ジェイド。

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海城港の3Fにあり、ランチを食べたの並びにある。香港では有名店で、ミシュランの星も獲得している。

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食べたのは、四川擔擔拉麺 HKD54+茶HKD8+服務費HKD6=HKD68=1160円。

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麺は、ストレートの中太麺。デフォルトで頼んだのだが、ヤワヤワ。まさに拉麺で、麺帯から麺を捻り出し、麺を作ってくれるのだが、それでも、コシがなく、単なる細長い小麦状の食べ物だ。
香港麺はゴワゴワなくらいコシがあるのだが、なぜ本土の麺は、こんなにコシがないのだろう?
本来は長い麺なのだが、事前にはさみでカットしてくれている。

スープは、かなり酸味のある特徴のあるスープ。もちろん濃厚な胡麻ペーストの味わいはあり、さすが本場のスープという感じなのだが、それ以上に酸味が強く感じられる。酸辣湯麺も有名な店なのだが、ベースの返しに共通性があるのかもしれない。
辣油に由来する辛みはあるが、それほどきつくはない。麻も辣も、それほど感じられず、本来の擔擔麺を独自に解釈したスープだ。ピーナツはペースト、砕いたものなど、相当入っている。これがコクを出す。

チャーシューは、存在しない。

その他、ネギと胡麻が入る。ネギはレンゲに別皿で入る。

日本のラーメンのようなコシはなく、香港麺のような弾力もない。中国本土の麺という感じなのだが、これはこれで郷に従う。なので、こういう料理として評価をしていかなければならない。 

 

土鍋炊き込みご飯の有名店。男人街のナイトマーケットのすぐそばにあり、なかなか猥雑な雰囲気。

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僕が口開けの客だった。でも、夕方5時過ぎにもかかわらず、次から次へと客が入り、あっという間に満席。

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缶ビールの青島ビールがあったので、それを飲みながら出来上がりを待つ。

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食べたのは、章魚雞粒煲仔飯HKD36=610円。

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土鍋炊き込みご飯なので、出来上がりまで結構時間がかかる。厨房から長粒米を炊き込む独特の香り(これはこれで慣れると美味そうな匂いに感じる)がしてくると、間もなく出来上がりだ。

章魚とはタコのこと。雞粒とは、鶏肉のこと。鶏肉とタコの出汁が、長粒米に染み込んでいるのだが、結構淡泊な染み込み方なので、専用醤油とチリソースで味を調える。
土鍋のおこげが最高で、これをスプーンでこそげ取りながら食べると最高の味。ご飯も然ることながら、おこげが美味しい。

場末の定食屋という感じだが、なかなかどうして。美味しい土鍋ごはんで温まり、ナイトマーケットの散策に出かけた。

 

大規模なショッピング・モールの海城港(ハーバー・シティ)を訪れた際に、こちらへ伺った。とにかく大きなショッピング・モールで、日本にも郊外には御殿場や軽井沢に大きなモールがあるが、海城港の場合は、ヴィクトリア湾岸を再開発し、都心のど真ん中にこれだけ大きなショッピング・モールを開いたところに価値がある。

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アジア諸国は、貧民層がなかなかそのセグメントから脱出できない一方で、アッパーミドルクラスが、次々とアッパークラスへステップアップしている。彼らの所得は、日本の東証一部上場企業のサラリーマンのように、企業から搾取された所得金額ではなく、しっかりとその成果に対する報酬を手にしている。なので、アッパークラスでは、一般的に日本の上場企業のサラリーマンの数倍の報酬を得ている。
そういう層をターゲットとしているので、ショッピング・モールには、有名ブランド店が立ち並び、一見若そうで所得が低そうな香港人が実は高所得で、ポンポン買い物をしている姿を見ることができる。

と、いろいろ現状調査をしたところで、ランチタイム。

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食べたのは、辣子香江子鴨 HKD120+青島ビール HKD38×2+服務費 HKD20=HKD216=3670円。

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もともと北京料理の店で、得意とするのが、北京ダック。なので、鴨を使った料理を食べようと思った。北京ダックは、一人では食べきれないので、メニューを見て、美味しそうなこちらに。

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四川料理の辣子鶏のような感じだ。上海で食べた辣子鶏と比較すると、唐辛子の量は少ない。しかし、代わりに青ネギとタマネギ、パプリカなど香味野菜がふんだんに入る。これがほとんど生なので、「食べ終わったら、口臭いだろうなぁ~」と思いながら、でも、美味しいのでガンガン食べる。

鴨肉は、身が締まっていて、結構歯ごたえがある。噛みしめると肉の旨味がジュワッと広がり、皮の近くは肉がプリプリしている。肉自体の量はそれほど多くないが、素晴らしく美味しかった。

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店内は新しく、清潔。日本のお洒落なレストランと全く遜色ないレベルだ。

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香港のアッパークラスが、手軽に北京料理を楽しむ雰囲気で、周囲では新興富裕層とみられる若者が、スマホ片手にランチを楽しんでいた。
 

エアポート・エクスプレスの香港駅があるIFCモールの地下にある。すでに「蘭芳園」で、出前一丁を食べていたので、ここでは軽く食事。

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香港フォーシーズンズのミシュラン3ツ星レストラン「龍景軒」の元点心チーフだった麥桂培氏が、2009年3月に第一号店を旺角にオープンしたのが、この店の始まり。すぐに、行列店となりミシュラン一ツ星を獲得する。
ミシュラン掲載店の中では、世界で一番安い店だともいわれる。さすがに人気で、開店からずっと満席状態が続いていた。

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食べたのは、韮王鮮蝦腸 HKD28+茶位 HKD3=HKD31=530円

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ライスクレープは、モチモチで絶妙な美味さ!ライスクレープ自体にはそれほど味がないので、醤油をかける。九州の醤油のような、甘い醤油だ。中に入る海老もプリプリで、「池記」といい、さすが名店と呼ばれるところは、海老の扱いが上手である。

かつての点心は、ワゴンが回っていたようだが、現在は、伝票に欲しいものを記入し、それをオーダーする仕組み。

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なんとなく味気ないが、合理的な仕組みであり、自分の欲しいものが確実に手に入るのだから、これでよいのだろう。

この後は、スターフェリーで、九龍側へ戻ることにした。

 

今日は朝ごはんを食べに、香港島へ。九龍側と比較して、香港島は坂が多い。なので、中環駅から、坂を上ってお店へ向かう。毎日上り下りをしていたら、相当足腰が鍛えられるだろう。

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で、向かったのがこちら。僕以外、全員が香港ローカルのディープな店だ。

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食べたのは、出前一丁餐 餐肉煎蛋+通粉 HKD31=530円

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なんと日清食品の出前一丁をサーヴしてくれる店。オープンキッチンで調理しているので、調理を見ていると、麺を熱湯で湯がくだけである!ほぐしもしない。で、スープをかけるだけ!

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麺は、捻りの入った中細麺。というか、そのままインスタント麺である。ほぐさないので、袋に入ったそのままの形を、ほぼ保持している。でも、異国の地でインスタント麺を食べると、意外に美味しい。

スープは、出汁云々ではなく、粉スープ+お湯。でも、これでいいんだ 笑。

チャーシューは、餐肉=スパム。醤油味の濃いスパム肉だが、意外に出前一丁に合う。これはこれで悪くない。

その他、目玉焼きと冷凍食品のミックスベジタブルが入る。ミックスベジタブルは、冷凍ピラフなどに入っているそれと同じ。目玉焼きは、アジア諸国、米国同様、黄身の色が薄く、明るく見えるもの。一応、半熟 笑。

これで、日本円にして530円。でも、現地の金銭感覚でいえば、これは安いおやつ価格。で、香港ローカルの貧民(といっては失礼だが、ロウワー)クラスの主食になる価格だ。
この感覚をそのまま持ち込めば、日本人で円ベースの所得を受ける年収400万円から500万円クラスは、香港でいえば、貧民クラスと同レベルといったところだろうか。非正規雇用の年収200万円台は、もはや香港では暮らすことは難しく、日本でないと生きられないだろう。


香港での仕事が長引き、終わったのが午後9時前。急いで晩ご飯に向かう。ワン・ペキン・ロードの10階へ、エレベーターで。
1987年に、上海で創業。中国各地に、支店を展開している。スタンダードな上海料理というよりかは、アレンジを加えた創作料理を得意としている。

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ヴィクトリア・ベイを望む、素敵なロケーションだ。目の前にきれいな景色が広がる中、食事を楽しむことができる。
お腹がペコペコだったので、ここはご飯でいくことにした。

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食べたのは、生拆蟹粉石頭鍋飯 HKD198+青島ビール HKD55×2+服務費 HKD30=HKD338=5750円。

まず、ビール。青島とサンミゲルの選択肢があったのだが、この日はサンミゲルがなし。ワインは豊富なのに、ビールには力を入れていないのだろうか。
しかし、ビール小瓶でHKD55=935円とは。銀座の資生堂パーラーのエビスビール小瓶並みだ 笑。昨年の台北でも、一昨年の上海でも、青島ビールは本当に安かった。なぜ香港では、ビールがこんなに高いのだろうか?

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まあ、美味しいおつまみがついてきて、ナッツに蝦入り辣油をかけたもの、日本の沢庵風の漬物に八角を効かせたものが出てくる。実は、これがなかなか美味しくて、これだけで軽くビールを1本いってしまった。

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そして、メインが登場。石焼窯に熱々の炊き込みご飯が入っている。蟹味噌と蟹肉が惜しげもなくふんだんに使われており、しかも辛みもある。

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これを、ホール担当が目の前でしっかりと炒めてくれて、「おこげが美味しいよ」などと、アドバイスをくれた。

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確かに、おこげはカリカリで、日本米でも長粒米でも美味しいおこげができるのだと、改めて認識する。蟹味噌が濃厚で、箸がグングン進む。中華料理のポーションなので、量は非常に多い。4,5人前はあるだろう。
もっとも、普段、二郎や富士丸で鍛えているので、このくらいの分量であれば問題はない。今回は単身の出張なので仕方がないが、数人で来れば、更に楽しめるはずだ。
 

香港では有名な雲呑麺の店。食べに行ったら大行列でしばらく入れそうにないので、とりあえず足裏マッサージで時間をつぶし、その後、入店。今度は行列はなかった。

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しかし、食事の時間を完全にずらして入っているのに、ほぼ満席。大人気の店だ。店内は、香港の店にしては小奇麗。ただ、テーブルは中国仕様で、汁の残骸が目に入る。

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食べたのは、鮮蝦雲呑麺 HKD35=600円

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麺は、細かく捻りの入った、所謂香港麺。地元では、全鮮蛋麺という。日本でいう卵麺なのだが、かん水バリバリで、コリコリした食感の麺だ。茹で汁が十分ではないのか、茹で方が適当なのか、かん水臭さが抜け切れておらず、いささか辛い。香港麺を味わおうと思い選択したのだが、平打麺の方がよかったか。

スープは、豚骨、鶏がらから本当に薄い出汁を採り、蝦、大地魚から魚介系の出汁を採る。この蝦出汁が前面に出ている。返しは、塩。しかし、基本的に薄いので、卓上の調味料で加味。蝦の入った辣油は、スープとの相性も良く、こちらで味を調える。

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とはいえ、ベースの味が薄いのは如何ともできず、スープの評価はそこそこ。

チャーシューは、存在しない。

その他、蝦雲呑が入る。写真では3個しか写っていないが、実際は4個。プリプリした蝦の雲呑で、これはさすがに美味しい。

しかし、蝦雲呑麺で、日本円にして600円とは!器を見ても分かるように、基本的に小吃=おやつである。台湾には同様のおやつで、擔仔麺がある。今から10年前の2005年に、台湾に出張したころは、擔仔麺は100円。まあ、そんなもんだろうなという感じだった。
しかし、わずか10年で、日本の国力、経済力は、劇的に衰退した。何を食べても、日本円ベースで考えると、信じられないような金額になる。これは、香港だけに限らない。EU諸国で食事をしても、アジア諸国で食事をしても、同様の感想になる。
あと10年後、ほとんどの日本人は、海外旅行など無理な状況になるのではないかと危惧されるような日本の国力の衰退に、強い危機感を感じる。


錦華坊 香港たまご麺 454g

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香港にも二郎インスパイアがあると聞き、わざわざ出かけてみた。深水埗は電気街で、秋葉原の裏道のような雰囲気。不思議なデバイスや、ギラギラのLEDなど、中国らしさを醸し出している。

で、驚いたのが、なんと中国でもシャッターしているジロリアンがいることだ。近くの学生を中心に、開店前に5,6人はシャッターしていた。で、僕も接続。

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食欲はあるし、背脂も好きなので大丈夫だろう。 

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店内は、カウンターだけで20席前後ある。

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食べたのは、混乱ラーメン ヤサイ2倍+大蒜正常+背脂先生2倍 HKD75=1280円

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麺は、中太麺と太麺から選択できるが、もちろん太麺。

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麺は、ストレートの極太平麺。麺硬めの項目がなく、英語と日本語でオーダーしてみたのだが、通じなかった。しかし、デフォルトでもなかなか。表面はツルツルした、ややスープと絡みにくい麺。最初のインパクトは柔らかいのだが、中心でしっかりとコシを残し、歯を押し返してくる秀逸な麺。小麦の香りはそこそこだが、これはこれで香港で食べる麺としてはレベルが高い。

日本の作法に則って、天地返し。艶々した綺麗な麺肌が目の前に広がる。 

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スープは豚骨から動物系の出汁を採り、香味野菜で味を調える。一番痛かったのは、味濃いめがないこと(卓上にタレもない)。日本の一般的な二郎インスパイアのレベルに届かず、ベースの出汁が弱い。なので、返しでなんとかしたいところなのだが、それができない。
大蒜を混ぜると、やや回復。背脂先生を2倍にしたのだが、背脂ではなく、肉の脂身を細かくカットしたものが入るので、スープのコクを増すわけではない。

豚ではなく、チャーシュー。ばら肉と、固形ブロックのロースが数枚、数個。タレの染みが弱く、肉の旨味も抜けていて、これはイマイチなチャーシュー。「豚王」のレベルが高すぎたので、比較するとどうしても弱い。

その他、ヤサイが入る。ヤサイは、100%モヤシ。で、このモヤシが中国モヤシで、とても細い。細いモヤシが2倍で入り、確かに量はあるが、二郎のように山はできない。また、麺の量が200gのため、ヤサイを2倍にすると、バランスが悪い。

もっとも、異国の地でシャッターして、トッピングして、インスパイア系を食べる経験はなかなかできない。とても楽しい時間だった。


香港の朝食は、麺、粥などいろいろ選択肢があるが、しっかりと糖分を補給し1日の活動量を上げようと考え、フルーツにすることにした。両替で有名な重慶大厦の目の前の交差点を、ネイザンロードから側道へ入る。
香港では朝、新聞をフリーで配っている。まだまだ新聞がメディアとして生き残っていて、広告収入で事業を回せるからこそできるビジネスモデルだ。(後の調査で、これはフリーペーパーであり、といっても、ほとんど新聞と同様のコンテンツで、既存メディアの新聞を凌駕する勢いで普及していることがわかった)

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そして、伺ったのはこちら。

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フルーツのみならず、点心、麺、粥とメニューが豊富なので、目移りする。しかし、当初の予定通りオーダー。

食べたのは、綜合鮮果雪糕饼+茶+服務費 HKD62=1050円

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オーダーから15分程度で到着。お茶を飲みながらのんびり待つ。お茶は勝手に持ってくるのだが、別料金。でも、美味しいし、体が温まるので、僕はウェルカムだ。 

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マンゴー、イチゴ、キウイ、スイカ、ライチ、メロンが周囲に並び、真ん中にマンゴーアイスとペリカンマンゴーが入る。ペリカンマンゴーは独特の酸味が舌に広がり、これは美味しい。
日本のスイカやメロンは、かなり甘みが強く濃厚な味なのだが、米国やアジアのスイカやメロンは、かなり淡泊な味。甘みを楽しむというよりも、水分を補給するという目的の方が強い。

地下にエスカレーターで降りていくのだが、店内は意外に広い。

店員のサービスは典型的な中国人のサービスで、レベルは高くない。でも、こういうサービスにであうと、ようやく中国に来た気分になる。これはこれで悪くないサービスだ。

この後は、近くの九龍公園へ散歩に出かけた。

 

尖沙咀スターフェリー乗り場横の観景台でシンフォニー・オブ・ライツを楽しんだ後、ネイザン・ロードを北上。尖沙咀The Oneの18階にあるこちらへ。2013年9月にOPENした、新しいお店。 

さすがに20:00を過ぎると、1月の香港は、いささか寒い。オープンテラスの眺めはよく、ここからでもシンフォニー・オブ・ライツは楽しめそうだ。

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1月の香港は、日本のGW前の4月下旬や10月の運動会シーズンくらい。昼は暖かいが、夜は冷える。なので、ストーブの横に陣取る。

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照明はなく、テーブル上のろうそくだけが頼り。メニューを読みこなすのもなかなか難しい 笑。 

オーダーは、Classic Sangria Harf Jar HKD220=3740円。

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イチゴベースのサングリアで酸味と甘みのバランスが良い。ロゼで軽めの仕上がり。メニューを見ると60種類以上のサングリアがあり、まさに専門店という感じだ。
HKD220で大体4杯分くらい。スペイン風タパスも豊富で、いろいろ食べたかったのだが、すでにお腹は一杯。なので、サングリアだけで。アルコール度が高くないので、ジュース感覚でスイスイ飲める。

でも、香港とはいえど、1月の夜はさすがに寒い。18階は風も強く、早々に退散した。

 

尖沙咀のシェラトンに滞在。そこから徒歩5分、シグナルヒルガーデンの裏手に店舗がある。やや寂れた暗めの通りだが、人気で、ひっきりなしに香港ローカルが訪れていた。

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食べたのは、豚王 味濃いめ+脂多め+チャーシューばら肉+ネギ+3辛+平打麺+麺硬め HKD88=1410円

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最初にカードを渡され、細かくカスタマイズオーダーをする。残念ながら中国語に明るくないので、一部よくわからないものもあったが、想像力を働かせてオーダー。

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麺は、ストレートの太平麺。ファーストコンタクトで、驚いた。コシがあり、小麦の香りがしっかりした、日本の麺以上に美味しい麺が出てくる。水の質も違い、日本と同じ味を出すのは大変だろうが。素晴らしいレベルの麺だ。

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スープは、豚骨から動物系の出汁を採り、香味野菜で味を調える。このスープもしっかりフルボディ。日本のトップランナーと比較しても遜色ない。唐辛醤の3辛を選択したのだが、一蘭のような唐辛子ベースの醤が出てくる。これがスープの輪郭をしっかりさせ、スープを彩る。

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チャーシューは、ばら肉。トロトロで、肉の旨味自身を活かした、美味しいチャーシュー。いやぁ、レベルが高い。日本以外でもいろいろなところでラーメンを食べているが、ここまでレベルの高いラーメンには初めて出会った。

その他、ネギ、キクラゲが入る。キクラゲはコリコリ。ネギも日本ネギだ。

とりあえず「いらっしゃいませ」と「お客様がお越しです」は日本語。それ以外は、中国語。オーダーは日本語も通じるが、会話は、英語ベースがお互いにストレスなくコミュニケーションできる。サービスレベルも高く、満足できるラーメンだった。


ANAしかりJALしかり、日本の航空会社のサービスは、年々貧弱になっていっている。業績がイマイチなので仕方がないともいえるのだが、日系以外の航空会社と比較して、相対的に高い料金を取りながら、サービスがプアなのは納得できない。
僕の場合、日本語のサービスを受ける必要はなく、英語のサービスがあれば十分なので、オンタイムスケジュールであること以外、日系を使う理由がない。

で、機内食。今回のフライトはエコノミー。ヴォッカとトマトジュースをオーダーしたら、ビールとワイン、ウイスキーしかないと言う。いやぁ、あんまりだろう。

仕方がないので、レゼルヴ・ド・ラ・ボーム・コロンバール・シャルドネを選択。つまみは、おかき 笑。

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洋食か和食を選択できたので、洋食を選択。

食べたのは、洋食屋さんのカツカレー
 

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構成は、カツカレー、サラダ、ピクルス、パン、シナモンケーキ。

結論から言うと、エコノミークラスにしては悪くない料理だった。

カレーは、野菜を煮込んだルーをベースにし、しっかりと香辛料を使ってある。決して出来合いのインスタントではない。カツも成形肉のような感じだが、柔らかくカレーにあう。ジューシーなしっかりした肉でも、カレーに馴染まない肉もあるが、この肉はジャストフィットする。

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サラダもシャキシャキ。鮮度も良好。ピクルスはカレーにも良く合う。

食後のシナモンケーキは、コーヒーによく合い、これも悪くない。

食事のレベルだけで見れば、決して悪くないレベル。あとは、サービスレベルを10年前の国際線レベルに戻して頂ければ文句はない。

 

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