東秩父村は埼玉県で唯一の村で、外秩父山地の山々に囲まれた穏やかな山里です。古くから伝統産業として手漉き和紙が受け継がれていて、「細川紙」としてユネスコ世界遺産に登録されています。

東秩父村の西隣にある皆野町との境に大霧山と言う山があり、その東側は全体的に緩やかな斜面になっています。山頂近くには秩父高原牧場があり、その麓の斜面に朝日根、皆谷(かいや)、子安戸集落の家々が点在しています。東秩父村の斜面集落を巡る里山ウォークを計画。山里の秋の風景を求めて、出かけてみることにしました。

村の中を南北に県道が走り、一日数本ですがバスが運行されています。東武東上線小川町からバスに乗り、まずは一番奥にある白石集落まで行きます。周辺にはハイキング向けの山も多く、週末はハイカーに利用されているみたいです。白石から、しばらくは県道を歩いた後、県道の西側の斜面にある集落を巡るルートを歩きます。

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バス終点の白石車庫を出発

◆県道に沿って◆
紅葉にはもう少し早いようでしたが、途中、陽に照らされるススキなど秋の風景を眺めながら、のんびりと歩きます。県道沿いには、槻川が流れています。人里を流れているのですが、透き通ったきれいな水に少し感動してしまいした。しばらく進むと道路の防災工事がされた斜面の一部に、自然のまま残されている箇所があり、石仏が鎮座していました。のどかだなあ。

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槻川の透き通った水

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斜面工事と一体になって佇む石仏

◆朝日根集落◆
県道を離れ、集落の方に向かい坂を上っていきます。集落に続く道を歩いていると、道端で枯れ木の片づけをしているお父さんとお母さんに出会いました。少しの間、立ち話。最後まで残っていた茅葺きの家が火事で焼けてしまったこと、昔の道の様子や、山を越えて町まで出かけていたことなど、いろいろと話を聞くことが出来ました。隣の群馬県は、総理大臣を何人も出していて、道もよく整備されているのになんて愚痴も。楽しいひとときでした。

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斜面の上にある集落に向かいます

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道で出会ったお父さんとお母さん

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◆皆谷集落◆
朝日根から、谷間を抜けると皆谷集落です。

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◆子安戸集落◆
斜面上の集落を巡ってきましたが、ここから県道へと下りていきます。

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再び槻川へ

◆柴集落◆
子安戸集落の下りた所にあるバス停をゴールにするつもりだったのですが、帰りのバスまで小一時間。ボーっと過ごすのもなんなので、近くにある柴集落に上ってみることにしました。

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斜面集落は、空が大きく開けていて天気がいい日は青空を満喫できます。遠くの山もすぐ近くに感じられます。畑と家々が造る里山の風景。秋の風景は格別です。また、計画しようと思います。